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飛行機の理論 (その3) 飛行機が墜落する時・・・・成功者が躓く時 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

飛行機は目的地に到着したら静かに着陸していきます。
いわゆるソフトランディングです。

しかし、
①途中でエンジンを大きくしすぎた時・・・・・強烈過ぎて空中分解をしてしまいます
・・・・・すなわち、出店過多・設備投資過多の状態で、身の丈以上の業容拡大をされたケースです。

②目標を急に変えて、月まで行こうとされた時・・・・ロケットではないので、月には行けません。 そのうち燃料もなくなってしまいます。 技術的にもオーバーワークです
・・・・・すなわち、①と同じで、身の丈以上の業容拡大を目指したケースです。 たとえば、自転車屋さんが急に車を売り始めるようなものです。 スズキやホンダは自転車屋さんから大きくなった自動車販売店もあるのかもしれませんが、原付(スーパーカブ)とかを売りながら、業容拡大の地ならしが必要です。

というようなことが起きてしまったら、飛行中に失速したり、空中分解したり、うまく着陸できず炎上してしまいます。

実際に小生が見てきた優良企業の躓き(つまづき)の例を列挙してみましょう。
アトランダムですが
1.業容過大
・・・・業績が良くなると、銀行も寄ってきます。 金利が安いのなら借りようか。。。。というようなことで、使わないお金を借りてしまいます。 結果的に借り入れが増えてしまいます。
オーバーキャパで、経営管理もできにくくなってしまいます。

2.慢心
やはり、周りからちやほやされ始めますから、油断や緊張の糸が緩むことがあるようです。
ゴルフ会のお誘いや、ロータリークラブとかライオンズクラブに注力してしまいがちです。
若い時はJCというものもありますね。
すべてを否定するわけではありませんが、油断のきっかけになります。

3.飲食店を始める
4.ホテルを建てる
5.ゴルフ場を建設する
本当に不思議なことなのですが、
成功した経営者の方はなぜか、
飲食店をなさる方が多いです。
計画的にビジネスを積み上げてこられた経営スタンスが、ここから「水もの」に変わっていきます

ついには「ホテル」を始められたりもします。
副業のホテルで成功したという話は聞いたことがありません

そして、話が大きくなり、「ゴルフ場」建設に向かって行かれます。

自らが成功した証を形で残したいとでもいうかのようにです。。。。。
成功のシンボルはせめて銅像くらいにしてください(いちばんいいのは病院とかの公共施設への寄付です)

何度か言ってきましたが、HPにそういう様子を垣間見ることができる会社があります
資源のない、かつ、移り気な日本では、なかなか、多角経営は成功しにくいものです

「その道を極める」というのがベースになり
「極めた道」が複数になっていくというのが成功した企業像です

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納豆に「しょうゆ」の理論 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

最近の「優れモノ」の一つに納豆パックについているゼリー状の醤油(たれ)があります。
初めて目にした時には、「これはグッドアイデア!」と感動したものです。
おそらく、ここ最近のヒット商品の一つかもしれませんね。

たぶん「かもしれません」。

皆さんはこのお醤油のことをご存知でしょうか。。。。?
最近の納豆には、「おしょうゆ」と「からし」のビニール製の小袋がついているものが多いようですね。
納豆にはおしょうゆをかけて食べる人が多いので、このサービスもむべないかな。。。。と思います。
納豆メーカーの御配慮でダシまではいっているようです。

たしかに、このおしょうゆを使う時の不快感は何とかならないものか! というのも本音でした。
ビニール袋を破いた瞬間に、
①おしょうゆが飛び散ったり
②そのしょうゆが着ている洋服についたり
③テーブルの上にこぼれたり
等々不愉快な思いをされたかたも多いことと思います。

そこで登場したのが、このゼリー状に加工されたおしょうゆです。
飛び散ることもない優れモノです。
納豆と混ぜ合わせると、普通のお醤油をかけたようにしょうゆが溶け出してきます。
納豆ファンなら救世主のようなおしょうゆです。

しかし、最近の我が家の食卓には、やはり、以前のしょうゆパック付きの納豆が並んでいます。
例の「優れモノ」しょうゆ付きの納豆ではありません。

なぜでしょうか。。。。。
ひょっとしたらお気づきの方もいらっしゃいますでしょうね。

要は、たかが納豆なので、メーカーによって大きな違いがあるものでもありません。
違いといえば、このしょうゆと値段です。
つまり、我が家には、近所のスーパーで一番安い納豆が並んでいます。

ところで、納豆を遠足のお弁当とかにお持ちになる方はいらっしゃるのでしょうか。。。。
よーく考えてみると、自宅でしか食べません。
自宅には、醤油もからしも普通にあります。

ダシいりの醤油で食べると納豆の味が格別おいしくなるというわけでもないようです。
この「不快なしょうゆパック」がないと、中には、納豆を食べるのに困る人もいらっしゃるのかもしれませんが
普通の家庭にある醤油でも困ることはありません。
思い切って、しょうゆの小袋もからしの小袋も省略されたらいかがでしょうか!!

「優れモノ」の醤油をつけるよりも、醤油抜きで価格が安い納豆を希望される消費者のほうがきっと多いのではないでしょうか。

このゼリー状のおしょうゆを開発された方の工夫と苦労には頭が下がりますが、
ただ、
①なくてもいいもの
②なければ価格が安くなる
という点をもう一度検証されるのもいいかもしれません。

①おしょうゆよりも、あの無粋な発砲スチロール入れ物(=容器)を工夫すること
②限りなく価格を安くすること
に努力されたほうが人気が出るような気がします。


どんなに「優れモノ」でも、なくてもいいものの商品寿命は短いのかもしれませんね。
あなたのビジネスでもそういうことはありませんか。。。。。

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三階建てのビルの理論 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

かつて、メーデーのテーマは「家よこせ!」でした
大きなおしゃもじの形をしたプラカードにそんなことが書いてありました

今は昔です。。。。。。

昔と言えば、住宅(家)を建てる時、かつては注文建築が多かったのではないのかと思います
大工の棟梁に任せて、家を建てるのです
棟上げをしたら、あとはお金と相談で、お金が払える部分だけ最初に造作をするのです
外から見たら立派な家でも、中に入れば、階段のない二階屋、むき出しの粗壁などの家も多かったものです
いわゆる身の丈にあった家造りだったのかもしれません

いつになっても完成しない家もありました
家の主に言わせれば、「可能性が無限に残っている」と自慢そうでした

さて、三階建てのビルの話に戻しましょう
ここで言いたいのは、企業経営は「三階建ての家」を目指されたい!ということです

いきなり3階建ての立派なビルのような企業にするのではなく
[1]まず、平屋の家を建ててみませんか
身の丈にあった住む場所として「家」を確保できたら〆たものです
企業として、まずまずの業績だということです

[2]業績がよくなったら、2階建てを目指しましょう
財務内容的にいえば、今まで、銀行から借りてばかりであったのに、私募債なんて出してみましょう!
ということです
私募債は特定少数者が直接引き受ける社債です
銀行が引き受けることが多いですから、借りるのと実質的には同じかもしれませんが

私募債を発行するには、適債基準をクリアする必要があります
最近は、この基準もずいぶん低くなったようですが。。。。。
※適債基準(広島銀行のHPより)
http://www.hirogin.co.jp/service/sibo/index.html
①純資産額=資本の額(資本金を含む)
②純資産倍率=資本の額(資本金を含む)÷資本金
③自己資本比率=資本の額(資本金を含む)÷(資本の額(資本金を含む)+負債の額)×100
④使用総資本事業利益率=(営業利益+受取利息・受取配当金) ÷ 資産の額×100
⑤インタレスト・カバレッジ・レシオ=(営業利益+受取利息・受取配当金) ÷ (支払利息+割引料)
が決められた数値以上であることです
なんか難しそうですが、資本の額と総資産の状況と利益の状況を組み合わせた比率です
貸借対照表を見ながら電卓でも簡単に算出できます

私募債もかつては優良企業のステータスのように語られていましたが
もっと簡単にいえば、財務内容を公開・公表しなくても、適債基準をクリアした財務内容良好の会社である
と言わしめる効果があります

[3]2階建ての家の次は3階を作りましょう
2階建よりも柱も階段も使い勝手も見栄えも良い家でなければいけません
財務内容でいえば、私募債を出せるレベルよりもはるかに上級です
今度は、公募債です
私募債は特定少数向けの社債ですが、公募債は不特定多数向けの社債です
金額も多額になり、金利も低くなります
格付が必要ですが、公募債が出せるということは間違いなく財務内容が良好だから心配ありません
電力債などが有名です

さてさて、3階建の家が出来上がりました
[4]今度は屋上に出てみましょう!
これこそが、公開(上場です)
店頭市場、二部、一部とステップはありますが、公開することにより
返済のいらない資金調達ができます
マーケットの投資家が注目してくれるからです
上場基準は、債券の発行よりもかなりハードルが高いですが
とりあえず、このクラスを目指してみませんか。。。。。
(海外市場に上場するという次のステップもあるにはありますが。。。。)

参考までに、東証の上場基準を記しておきましょう
・形式基準
http://www.tse.or.jp/rules/listing/stlisting.html
・廃止基準
http://www.tse.or.jp/rules/listing/stdelisting.html
・なお、上場すると企業内容(会社情報・決算情報)を適時開示するというルールがあります
http://www.tse.or.jp/rules/listing/stlisting.html

資金調達の方法で企業の評価をしてみました
それも企業経営の目標の一つです

[1]誰も貸してくれないレベル[soon][2]親兄弟・親類縁者・友達が貸してくれるレベル[soon][3]銀行が貸してくれるレベル[soon][4]私募債を発行するレベル[soon][5]公募債を発行するレベル[soon][6]株式公開レベル
と財務内容は充実・上昇していきます

こんな風に企業の成長度合いを見据えて見るのも楽しいかもしれません

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「コーヒーには砂糖」の理論 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

これは以前書いた話です
少し書きなおしておきます
①世の中は変わったというけど、そんなに大きくは変わっていない
②変化は緩やかにやってくる
③結果からみれば、ある日突然変化していた
ということでしょうか。。。。

昔々、昭和50年ごろのことです
コーヒーを喫茶店で飲むと、必ずペットシュガーというのがついてきました
グラニュー糖が小さな袋に入っていたのです
縦横が3センチ×5センチくらいの透明な袋です
ホテルなどでは上品に白い紙の袋のこともありました

それ以前には、
角砂糖であったり、シュガーポットが置いてありました
シュガーポットから砂糖をスプーンで取り出す時も、「お砂糖は何個ですか。。。。」などと上品におっしゃる方もいらっしゃいました

このペットシュガーも、今では、スティックタイプのものに置き換わっています
おそらく、この長方形のペットシュガーも
①破きそこなってテーブルの上に砂糖をまき散らす方が多かったからでしょうか。。。。。。
②あるいは、コーヒーカップの中に砂糖を流し込むのに不便だったからでしょうか。。。。。。

一部の飛行機の機内サービスでは、中途半端な袋に入っているのは不思議と言えば不思議です

さてさて、このペットシュガーも、時代の流れとともに
10gから8gへ
 8gから6gへ
 6gから4gへ
 4gから3gへ
ついには2gというものもできたようです

最近では、3~4gのものが一般的なようです

今から30年ほど前のペットシュガー10g時代でも
①私はコーヒーには砂糖は入れないというひとがいました
②中には、私は半分でいい!という人もいました
この「半分でいい」という人は、不思議なことに、ペットシュガーの内容量が変化しても相変わらず半分のままでした

このコーヒーの話で何かお気づきになりませんか?
30年くらいの間に、コーヒーに入れる砂糖の量は、次第に少なくなってきましたが
コーヒーに塩を入れてお飲みになる方はお見かけしません

つまり、変化したといっても、緩やかに変化は起きるのであって、突然、今までとは違うものに変わっているわけではないのではないか!!
というのが「コーヒーには砂糖」の理論です

微妙な変化はやがて大きな変化になるかもしれないという予兆はあるかもしれませんが
今ならまだ間に合う変化が多いのかもしれません

かつて
『チーズはどこへ消えた?』 という本がベストセラーになったことがあります
たくさんのチーズに囲まれていたネズミの周りで急にチーズがなくなり、チーズを探しに動いたら、チーズがあったという話だったと記憶しています
この本が指し示す教訓はよくわかりませんでしたし、受け止め方もみなさんめいめいで異なったかもしれません

小生が、この本を見て思ったのは、
①チーズがなくなるという事態が起こった
②やむなく食べ物を探しに行った
③そしたらチーズがありました
ということで、

このネズミたちは、チーズがなくなるという変化に対応して行動を起こしたけど
やっぱり、見つけた食料はチーズであったということです
もっともっと深刻な変化であるのなら、チーズ以外のものを食料にしたのではないのかなぁなどと思ったものです

最近は、日本では評価されないものが、中国では評価されたりする時代です
変化はやってきていますが、変化に向き合う対策はいくらでもあるものではないかな。。。。などと思う次第です


[本]
「大きな変化は起きてないかも」 (消費はどうすれば活性化するか⑮) [感覚的消費論] http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-12-14-14


[本]
「チーズはどこに消えた?」 著:スペンサー・ジョンソン
http://www.fusosha.co.jp/senden/2000/03019X.php

[本]
ペットシュガー
http://www.showanavi.jp/madaaru/read/01/06.php
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メンフィス・ベルの理論 (ディズニーランドの駐車場の理論) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

「メンフィス・べル」というアメリカ映画がありました
第二次世界大戦のさなか、イギリスの米軍基地からドイツを目指して出撃する爆撃機チームの物語です。
「メンフィス・ベル」というのは、彼らの乗る爆撃機の名前だったと記憶しています。

機体に、それぞれのチームが名前を付けるのです。
機体にはシンボルのイラストなどが書いてあります。
編隊飛行する時の無線連絡の呼び名に使ったり、戦場から無事帰還する飛行機を気軽に識別するのに有効だったような気がします。

[リボン]
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD8985/story.html

このネーミングこそ、ストーリー以上に感動しました。

少し話題を変えてみましょう。
以前のことですが、ディズニーランドの駐車場には驚かされました
区画ごとにディズニーのキャラクターがいるのです
正確に言うと、ディズニーのキャラクターの絵が描いてあったのです。

ホームセンターとかデパートなどの大きな駐車場になると、自分の車を置いた位置をすっかり忘れてしまうことがあります。
特に「A‐15」とかのように記号で書いてあると、(小生などは)すっかり忘れてしまうことがよくあります
あのディズニーランドでは、ミッキーとかドナルドとか忘れられないキャラクターの絵が描いてあるのです
すごく驚きました・・・・
「これはすごい!」と感動してしまった記憶があります。

実は、これはある企業のオフィスの話です。
パソコンのプリンターに動物の名前が付けてあるのです
「LION」とか「CAT」とか「DOG」とか名前をつけてあるのです。
「CAN101」「SHA205」などのようにメーカーの名前にナンバーと言ったルールではありません。

「ライオンに置き忘れたプリントは誰のだ!?」
「ネコはトナーがない」
などと軽妙な会話です。

会議室の名前も、「銀座」とか「新宿」とか「北海道」等々呼び名を変えてみると、社内の雰囲気も変わってくるかも知れません

工場の機械や車両も、1号機、2号機と呼ぶのもいいですが、「太郎」とか「花子」とかと名前を付けてみたらいかがでしょうか・・・・・
楽しめますよ!
「花子が頑張ってくれた」
「新人の太郎君はよく働く」 等々

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「和」の理論 (和の基本は競争にある) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

企業を訪ねると、社長室などに、いわゆる社是が掲げてあります

あなたの会社にはなんて書いてありますか?
たとえば「和」という言葉一字が額に飾ってある企業もあります

「みんな仲良く、力を合わせて、ほのぼのと・・・・・」といった意味でしょうか
皆さんは、どんな風に受け止めていらっしゃいますか

最近、ふと思ったのですが、企業経営に必要なのは
①共通の明確な目標
②部門間の競争
ではないかということです

企業を興した方は、おそらくそのことを十分理解されていて、あえて「和」という言葉を掲げられたのではないでしょうか。。。。

「平和」という言葉は、「戦争」とか「争い」を経験したからこそ、その意義がわかるものです
「戦争」と「競争」の違いは
「戦争」は対立であり、「競争」は同じ目的に向かって競うことにあります 先陣争いかもしれません

ではなぜ「和」なのかというと
①いがみ合うことを止めること(しないこと)
②先陣争いをしても、結果についてはともにたたえ合い、全体としてレベルアップしていくこと
にあるのではないでしょうか

ただ単に、「ほんわかほのぼのアットホーム」と言うだけでは、ビジネスはうまくいかないのかもしれません
「戦い済んで美酒に酔う」ということでしょうか。。。。。
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アメリカで起きたことはいつか日本でも起きるかも!という(アメリカ先生)理論 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

経済とか産業構造の先進国であるアメリカはときどき日本の先生になることがありますね

あれは、平成3年(1991年)5月のことでした
出張でとまったニューヨークのホテルの部屋のテレビを付けたら、
二つのニュースが目にとまりました

一つ目は、ビッグスリーが3社そろって経常赤字になったというニュースです
ビックスリーとは、アメリカの自動車会社
①GM(ゼネラルモータース)・・・・
  ※2009年6月1日、連邦倒産法第11章の適用を申請
②フォード
  
③クライスラー
  ※2009年4月30日、連邦倒産法第11章の適用を申請
の3社です

こういった事態を受けてか、翌年1992年(平成4年)1月に、ジョージ・H・W・ブッシュ大統領が来日した際このビッグスリー3社の社長が同行したはずです

(たとえばクライスラーの社長はアイアコッカさんでした アイアコッカさん以外の二人は初来日だったと思います この時、ブッシュ大統領は、「首相官邸大ホールでの宮沢首相夫妻主催の晩餐会で倒れ」られたはずです)

そして、その直後から、トヨタがDUOというディラーを作り、フォルクスワーゲンやGMのキャバリエを販売し始めたのです
いわゆる日本車輸出過多による日米貿易摩擦の緩和策として、メーカーであるトヨタが外車販売店に変わったのです

アメリカ車を日本車が駆逐し、今度は日本車を韓国や中国やインドの自動車が駆逐していきそうな気配です

二つ目は、TWAの業績悪化という話です
TWAはトランス・ワールド航空 (英語: Trans World Airlines)というアメリカの飛行機会社です

そのニュースの中では、当時業績の良かったUAも「乗員ストが続き、それどころじゃない!」ということでした
結局TWAは、大きな事故も起こり、アメリカン航空に吸収合併されたようです。。。。。。

何年かたった日本の状況に出くわすたびに、以前のアメリカの状況を思い出すことがあるのは、小生だけでしょうか。。。。。。。
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目線のルール(営業マンに思うこと) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

今まで、あまり気にしたことはなかったのですが、最近、商談などで気がつくことがあります

もし、商談がうまく行かないことがあったとしたら、次の二つのことをチェックしてみてください

1.あまりにも話が調子よく、自らに都合のいいことばかりであること
①自分に都合のいい時だけの来訪
②自分に都合のいい話題
・・・・・これは日本を代表する企業の方でもそうですね
お会いしていると、なんかためになったなという空気がほしいですね

2.相手の目を見て話さない
①複数で話しているとよくありますね
②年配者の方に多いようです

もっとも小生が嫌われているということの証左かもしれませんが
今まで、商談でそんな風に扱われたことはありません
話し手の目は、すべてを語ってくれます

そんな時は、
①この方は関心がないのだな
②まぁ、それほど積極的でないのだな
③小生を信用してないのだな
などと感じてしまいます

これでは、商談はうまくいきません。。。。
当方も興味が失せてしまいます

もし、立場が逆なら、たくさんのビジネスチャンスを失ったのだと思います


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「やくざ映画」の理論(「ラブストリー理論」) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

少し不穏当な言葉をお許しいただきたい。

みなさんはいわゆる「やくざ映画」をご覧になったことがおありでしょうか。。。。
「網走番外地」「仁義なき戦い」などのことでしょうか。。。。。

やくざ映画に興奮して、映画館を出た瞬間には、「肩で風を切って歩いていた。。。。。」
でも、家に帰って、朝目が覚めたら、また普通の歩き方に戻っていた・・・・・
というようなことはありませんか。。。。。。?

女性の方なら、「恋愛映画(ラブストーリー)」を観て、「私もこんな恋がしたい(恋をしよう!)」などと思って日記に書いたりしても、やはり普通の(もてない)私がいた。。。。。などという経験はございませんか?

今の時期、新年会+講演会(セミナー)という行事も目白押しです。
あるいは、年がら年中研修会とかセミナーの案内を興味深く目に留め、
①自らが行き
②部下に行かせ
などということもよくあるものです。

研修(セミナー)会場では、「よし!やろう」などと熱くなり身体を奮わせたりすることがあります。
でも、実際に仕事に戻ると、日常に忙殺されたり、協力者がいなかったりでなかなかうまくいかないこともよくあるものです。

本来なら、セミナーに行く前に、身につけて来たい事柄を整理して緊張して会場に臨むのがいいのでしょうが、たかがセミナーごときでそこまで集中できるものでもありません。

「なんだかよくわからないけど、だれだかよく知らないけど、なんか面白かった」とか「引き込まれた」ということもよくあるものです。

セミナーを受けた後は、一度だけ、話を思い浮かべてください。
①印象に残ったことを上司に報告
②これはやってみたいということを部下に披露
するなりして実行にこぎつけてみてはいかがでしょうか。。。。。

講師の話を聞いている内に、あなたが主役になった絵(シーン)が思い浮かんだはずです。
もしそんなことがあったのなら、やってみてください。
そして、「いいか」「悪いか」答えが出そうになるまで続けてみませんか。
そのあとは、あなたにお任せします。

やくざにはなれなくても、一生懸命頑張るあなたに恋心を抱く方が出てくるかもしれません。


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男と女の距離30センチの法則 (ビジネスの現場に応用できること) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

「家族や恋人や好きな人なら何センチくらいまで接近できますか?」などという愚問を考えてみてください。
あるいは
「知らない人が近づいてきたら、その距離何センチまでなら許せますか?」という質問ならいかがでしょうか?

小生は、人間的に捻くれているせいか、空いている電車に乗った時などは、座席の向こう側に座っていらっしゃる男女カップルの関係などを想像して楽しむことがあります。

「この二人はできてるな!」
とか
「右手の薬指にリングがあるから夫婦かな。。。。」
等々です。

この時のお二人のお顔の距離がどの程度なのかと感覚的に測ってみてください。
おそらく、30センチくらいが、親密度の分かれ目かもしれません。

30センチよりも中に入れる関係なら「かなり親しい」と言えます。
皆様もそれなりに思い当たることが御有りなのではないでしょうか。。。。

ところで、この30センチがビジネスの世界では肝心なのです。
お取引のお相手に、初対面ながら妙に近づいたりしたら、やはりうまくいきません。
先方との距離感を見ながら、取引の深みに入っていかれるのがいいのではないでしょうか。。。。

これは、部下と上司との関係でも同じです。
いきなり、この親しい男と女の距離に踏み行ってしまうような人とは話疲れてしまうというのも実情です。

そうそう、当然のことながら内緒話の時は30センチ以内に入るのがエチケットです。
「内緒話もできる関係」というのは、それはそれで意味があります。

満員の通勤電車がなぜ疲れるのかというと、好きでもない人と30センチ以内に入らなければいけないことから始まるのです(ある特定の方々を除いたら。。。。)。

・・・・・「社内恋愛」と言った大それたことに言及するつもりはありませんが、部下とか同僚の男女の距離感をさりげなく見ていると、親近感の度合いがわかります。
・仕事のチームを組んだり
・社内の情報をチェックしたりする時
などには、人の噂以上に役に立つこともあります。




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バージン理論  (手垢のついたものはいや) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

バージンスノー とか、バージン飛行 とか という言葉をご存知でしょうか。。。。
なんとなく意味もおわかりではないでしょうか

手垢のつかない、初めての・・・・・というような意味でしょうか

みなさんの営業スタイルの中で
①パンフレット
②申込書
③契約書
などというものはお使いですか?

最近は「草食男子」とか「ビンテージ」ブームとかで、使い回しされたものでも構わない というようなことがあるのでしょうか

オフィスにあるパンフレットなどの状況を見ていると
①皺になっていても平気
②脂ぎった指先で触った様なものをお客様に送っても平気
③少々汚れていたり、折り目が入っていても気にならない
等々、かつてでは考えられないことも増えてきました

しかしながら
①駅の売店や、本屋さんに積み上げられた週刊誌は、上から2番目くらいのをとる
②衣料品店では、袋から出された品物を試着しても、買うのは封の開いていない新品をレジに持っていく
③電気製品やお茶碗なども、店頭に並んだ現物よりも、箱に入った誰も触っていないものがいい
などと言う方は多いはずです

「現品限り」と言うのは割引品の扱いです

最近は、こういう気質も薄れてきてしまったのでしょうか
オフィスにある「紙」の状況を見てるとそう思ってしまいます
そして、簡単にモノを捨ててしまいます

あなたのビジネスが、サービス業なら、特にこの点に注目してみてください
ひょっとしたら、
①コストが減るかもしれません
②いいお客さんがつくようになるかもしれません

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タクシー理論 (プロが必ずしもプロではないという話) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

時折、タクシードライバーのことを、「運転のプロ」とおっしゃる方がいます

小生は以前から「本当だろうか?」と思っています

たとえば
①小生の自宅付近の狭い道路を、ものすごいスピードで走るのは決まってタクシーです
・・・・危ないし不愉快ですね

②その狭い路地を無理やり入っていくのもタクシーです

③狭い道路で出会うとバックをしないし、避けもしないのもタクシーが多いです

④横断歩道の上でお客様を乗降なさる方も多いですね

⑤運転中に携帯電話にお出になる光景もよく見ます

⑥わき見運転をなさるのがお仕事です
・・・・そういう意味では、運転がうまいのでしょうね

⑦勤務時間も不規則で、たいへんだろうなとご心配します

「職業なのだから、そんな言われ方はされたくない」
とか
「そういうお前は何さまだ!」
と叱られてしまいそうです

プロならばこそ見落としてしまうこと
プロから見れば当たり前だと思っていること
素人だからわかること
プロでなければできない技

等々あるのではないかと思います

最近、とある業界の有名な老舗企業が、業界特有のやり方から、微妙に脱皮されようとする光景を目にしました

基本は変わらないと思うのですが、
この企業が、基本をブラッシュアップなさったら、凄い企業になってしまうんだろうなと思ってしまいます







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マフラー理論 (車のマフラーに開いた穴は中から錆ついた結果である) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

学生の頃、ものすごいポンコツ車に乗っていました
アクセルペダルを目いっぱい踏み込んでも最高速度が90㎞/時しか出ませんでした
何人か乗せて、山道を走る時なんかは、歩いた方が早いと笑われたこともあります

車検は2年付 買ってから手放すまでの2年間は事故も大きな故障もありませんでした

(どうしても車が欲しくて、出入りしていた自動車修理工場の社長から譲ってもらったのです)

ある日、車が暴走族状態になってしまいました
どうやらマフラーが壊れて、バォ~ン、バォ~ンと大きな、しかもはた迷惑な音がし始めたのです
恥ずかしいやら、はた迷惑になってしまうので、件の修理工場の社長のところに飛んで行きました

社長の診断は、「マフラーに穴があいている」とのことです
※マフラー=消音機  エンジンからの排気ガスと音を低減しながら車外に出す装置 多くの車の場合、車体の後ろにパイプが向けられている

社長曰く
①マフラーの穴は、外側から見れば小さな穴でも、内側は手もつけられないほど腐敗している(錆付いている)のが一般的です
②表面を取り繕うような修理はムダ
③そっくり新品に代えた方が
ということで、マフラーを取り換えることになりました

なお、彼は、「新車を買いなさい!」とは言いませんでした

エンジンもバッテリーもブレーキもタイヤもしっかりしていましたので、マフラーを取り換えただけで、元通りのポンコツ車に復帰、元気に街や山や海辺を走ってくれました

さてさて、企業や政治の「運営組織」や「やり方」に、こんな穴が開いていませんか?

その穴は
①マフラー同様、穴は腐蝕・腐敗の一部に過ぎず、内部は脆く疲弊したり腐っている 場合
②虫歯のように、穴は表面的なものにすぎず、そこだけをつまみ取ったり、磨き取ったりして詰め物をすればよい 場合
があります

車のマフラーの穴ような場合(①)
表面だけを取り繕っても、応急手当にもなりません
構造を理解して、その部分を取り換えるような対応策が必要ではないでしょうか

ポンコツ車でも、一部の取り換えでちゃんと走るようになりましたから。。。。




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宝くじ理論 (買わなければ当たらない) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

宝くじというのは何度買っても大あたりはしないものです。
「こんなことなら、もう買うのは止そう」と思いつつまた買ってしまうので不思議です。
「宝くじで1億円当たったら、仕事なんかやめてのんびり過ごそう!」などと考えている人もいらっしゃるかもしれません。

さて、ビジネスの現場でも宝くじを買う時と同じような思いをなさることはありませんか?

こんなことをやろう!
あんなことをやろう!
と提案したら、「無駄だから止めておけ!」という意見があったりするものです。

しかし、やらなかったり、動かなかったら、成功はありません

やっても効果がないとやる前にあきらめるのか。
やったけど効果がなかったと、やった後で後悔するか。
そこが問題です。

ただ、「ビジネス」と「宝くじ」が異なるのは、「宝くじ」は損失が事前に確定していることです



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幸せと不幸の方程式 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

週刊新潮の巻頭グラビアに、かの藤原正彦先生の「管見妄語」と言うコラムがあります
毎週の連載が楽しみです

昨日(2010年11月18日)発売の11月25日号では

「女性のIQとバストの積は一定である」
とアメリカで独身生活を謳歌されていた頃、吹聴されていたそうな。。。。

なんとなく思い当たる節があったりする人もいらっしゃるのではないでしょうか

先生曰く「危機管理能力の高い私は、バストの大きな女性の前ではこれを口にすることは決してなかったそうです

さて、藤原先生の足下には遠く及びませんが、小生も、いい加減な数式(方程式)で自分を慰めることがあります

つまり

(幸せ+不幸)/2= 一定

なんじゃないかということです
この方程式は、
①AさんとBさんの比較
②過去と昔の比較

と言った、横軸にも縦軸にも言えるような気がします

もし、異なったように見えるとしたら
「幸せの山」の高さ(振幅)と「不幸の谷」の深さ(振幅) が異なっているいるからだ!
とでも言っておきましょう


ただ、なんとなく、強がりを言ってみても
①不幸の谷が浅く
②幸せの山が高い
人も世の中にはそれなりにいらっしゃるような気もしますが。。。。。


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眼鏡(メガネ)が語る内緒話①・・・・・堅実なお金持ちがわかる方法 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

みなさんは眼鏡をかけていらっしゃいますか?(持ってらっしゃいますか?)
皆様の周りの方はいかがですか?

少し思い浮かべてください
おいくらぐらいのメガネでしょうか?


最近では、1万円くらいのお手頃な予算でオシャレな眼鏡がありますから、複数個お持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
中には、オシャレのアイテムだとお考えの方もいらっしゃるかもしれません?


実は、メガネはいろいろなことを教えてくれます

ひょっとすると、「お金持ちかどうか」と言うことまでわかってきます

メガネは、指輪や時計と違い
①毎日着替えるものではない
②他の人にプレゼントしにくい
③使う人が買いに行かないといけない
という特徴があります

なぜかと言うと
①レンズ(度数)が合うかどうか
②顔にフィットするかどうか
という個性を持った品物です

また、テリー伊藤さんに代表されるような派手なメガネはなかなかビジネスの現場ではなじみません
ファッショングラスをとっかえひっかえの方は、好感が持たれません
成金趣味と言われるのが落ちです

一度、デパートなどのメガネ売り場で一番高い(高額の)メガネを探してみてください
堅実なお金持ちは、そういうメガネをなさっています

小生が知る限りでは、
①松下幸之助さん
②三木武夫首相
などがそんな感じです (お会いしたことがないのでよくわかりませんが)

中には、古臭いメガネをなさっていらっしゃる方も多いかと思います
時計などと違い、買い直すのに手間がかかり、ほかの人に頼めない品物なので、堅実な方は時代を超えたメガネをかけていらっしゃることも多いのです

こういう方と言うのは、
①メガネをかけたまま転寝することのないような高額メガネの持ち主

②行儀のいい方
のどちらかです

こういう方と言うのは堅実なお金持と言えるのではないでしょうか?

世の中には「お金持ち」と言うのはたくさんいらっしゃいますが
堅実な(=お金持ちの状況が続いている)お金持ちと言うのは、メガネを見るとわかるものです

面談とかしている時、話題に窮したら「メガネの話」をしてみると意外な事実が発見できることがあります




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眼鏡(メガネ)が語る内緒話②・・・・・部下がメガネを買い替えた時 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

こうしゃべるとセクハラになるらしいのですが、
女性が長い髪を切った時には、「失恋でもしたのか?」などと言われてしまいます

実は、メガネを変えた時もなんだか気恥ずかしいものです
メガネを取り換えただけで雰囲気が変わってしまうからです

メガネを取り換えると言うことは
①単にレンズの度数が合わなくなった
②壊れた
③気分転換やおしゃれをしたくなった
などと推測できます

たとえ度数が変わったとしても、気を使う人なら、
①レンズだけを変える
②同じようなフレームのメガネを選ぶ
と思われます

銀行員のように、堅いと言われている職業の人は、敢えて目立つメガネはかけないものでした
あまりにも派手な あるいは 流行を追うようなメガネは、少なくとも勤務中はしません

もし、メガネを変えた部下がいらっしゃったのなら
①ひょっとしたら、目が悪くなったのかもしれない
・・・PC画面の見つめすぎかも(健康に配慮しなくちゃ)
②老眼かな?
・・・・・・・年は隠せない
③何か心境の変化が起きたのか?
・・・・・大胆になった

銀行員と言うのは大胆なことをしそうなタイプは嫌われます
お金を扱う商売ですから。。。。。。

内緒ですが、メガネなどは「仕事ぶりのシグナル」の役目を果たしてくれることもあります
「違和感」というサインを出している時があるようです


「細かい」と言うなかれ。。。。
微妙な変化を感じ取るのも銀行員の重要な仕事の一つなのです
特に貸出先の業況とか経営ぶりの。。。。。



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「バレーボール理論」(少数精鋭)。。。その実践 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

仕事の進め方として、小生は昔から「バレーボール理論」というのを提唱しています。

競技としてのバレーボールは、「9人制」よりも「6人制」のほうが面白い

というのが基本です。

同じようなコート、同じようなルールの競技なのに、「6人制バレー」のほうが何となく躍動感があるような気がします。


①同じようなコートに3人少ない6人で戦う。
②ローテーションがある。

という特徴があります。

仕事でいえば、「プロの技」のようなものかもしれません。


今担当しているセクションンも、着任してから、半分のスタッフになりました。

だからと言って
①業績は落ちていない
②スタッフから、目に見えた苦情はない
③スタッフにやる気が出てきた
というのが明らかにわかるのです。

人数が減ったことから、

①「他の人の仕事ぶり」が具体的に見えてきた
②「仕事の流れ」が明確になった
③仕事の隘路を、「他人のせい」にしなくなった
④「情報の徹底・共有」が容易になった
と言ったような効果が挙げられます。

人を減らすときのポイントは、

①本来やらなければいけない固有業務を見極めること。
・・・・「忙しい」という言葉の裏には、「やらなくてもいい仕事」が隠れています。

②部下一人一人の、「仕事ぶり」「仕事の能力」を見極めること。
・・・・部下の能力や特長を知らずに人材配置をするとそこに穴が開きます。

③「他の人から評価されている人材は他部門に移しやすい」ということを意識すること。
・・・・他人の評価よりも自分の見た評価を優先させることです。
「なぜ他人は評価しているのか?」「このチームで彼(彼女)の仕事ぶりはなんなのか?」と問うてみてください。

④マネジャーとかリーダーは、その部門の仕事を熟知すること。
・・・・「人を束ねる」ことだけに注力すると、部下に不満が残ります。
上に立つ者は、その部門の仕事を具体的に把握して置くことが必要です。
一見「無駄そうに見える仕事」も人が減ると役に立つ仕事であることがわかってきます。

⑤マネジャーとかリーダーは、「自分でできる仕事の範囲」を熟知しておくこと。
・・・・マネジャーやリーダーもスタッフの一人です。
余剰人員にならないように気をつけましょう。

⑥応援体制(補完体制)を意識すること。
・・・・人数が少ないと、休暇や退職があると仕事に無理が出てきます。
人が減った時の「仕事のまわし方」をよく考えておきましょう。
特に、「昼休み等をどうするのか」というのも大きなテーマです。

⑦基本は業績向上です。
・・・・人が減ったのに合わせて業績が落ちたのでは意味がありません。
まず、一人あたりの経営効率を考えましょう。
一人あたりの業績がアップしたら、人を増やすことを考えましょう。

くれぐれもご注意いただきたいのは、
「人を減らす」=「クビにする」
ということではありません。

「人を減らす」=「他部門に移ってもらう」
ということです。


仕事が楽しくなれば人は辞めません。
もし退職者が出るとしたら、「仕事が楽しくない人」です。


あなたの部門の仕事は楽しいですか?


[本]
バレーボール理論(マンパワーの合理化の話)

http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-10-16

をご笑読ください。



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営業は「駅弁売り」に似ている  (「幕の内弁当」を売ったことはありますか?) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

営業担当の部下の成績があまり芳しくないので、彼女にアドバイスをしました。

「『幕の内弁当』を売るにはどうするのか。。。。。考えてみなさい」と



彼女は妙な顔をしていました。

「なら、駅弁にはどんなものがあるのか言ってごらん」と、次の質問です。

①釜飯
②柿の葉寿司
③かにずし
④いかめし

等々、いろんな名前が浮かんできました。

こういうお弁当はそれなりに売りやすいものです。
名前と内容が一致しているからです。


地域の特性などを織り込んでいけばそれなりに売れるものかもしれません。
あるいは、一時的に(たとえば、マスコミが取り上げる等々で)人気が沸騰することもあります。


では、幕の内弁当はどうでしょうか。。。。

どこの駅弁売り場にも「幕の内弁当」はあります。

ただ、メインデッシュが微妙に異なっているのかもしれません。
作り方が、洋風、和風、中華風と味付けが異なっているかもしれません。


では、「幕の内弁当」と営業手法とどこが似ているのか。。。

取扱い商品が、単品であるなら「釜飯」と一緒です。
「名は体を表す」状況です。


多種目販売を行うビジネスは、
①全体像を
②それぞれのバランスを
③その中のメインディッシュを
説明していくことが必要です。

おなか一杯の人には売れません。(たぶんいらないとおっしゃるはずです)
好き嫌いが激しい人にも売れません(必要じゃない人は見向きもしません)


①量目、
②品質(栄養価)、
③割安感、
④匂い、
⑤鮮度、
⑥包装
⑦温まり具合
等々、チェックポイントは多いのです。


部下の彼女の場合、幕の内弁当には必要かもしれないけど、「このお漬物がどんなに美味しいか」ということを、あまりにも熱心に説明しているようです。

お茶漬け屋さんなら、そういう説明もいいのでしょうが、「幕の内弁当」を売るときの決め手がぼんやりしてしまっているのです。


彼女の場合、100個のお弁当を、息の合うお客様に1個だけ売って満足してしまう営業スタイルだったのです。






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雨の日のゴルフの理論 (日頃の努力の話)  [再] [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

雨の日のゴルフって嫌ですよね。強風でも吹いていたら最悪です。


でも、小生のようにゴルフの下手なものにとっては、このような状況は、スコアが悪かった時の弁明の好材料にも変わるのです。
「雨だったから」とか「風が強かったから」とかと言って、自分の成績の悪さを自慢してしまうのです。

でも、気がつくと、優勝した人は、いつもと同じようなスコアで上がっていらっしゃるのです。不思議です。


そういえば、小生は練習なんか行かないし、畳の上でパターの練習もしていなかったのです。
準備体操すらいいかげんでした。ギリギリの時間にゴルフ場にやってきて、素振りもせずにナイスショットとロングドライブを狙うのでした。

とり立ててうまい(得意な)クラブもなく、闇雲に飛ばそうとするのです。
「まっすぐ飛んでいたら、、、」とか、「ちょっとオーバーしたな」とか距離だけに注目してしまうのです。


そういえば、倒産した企業の経営者が必ずおっしゃる言葉があります。
「景気が悪くて、、、、」と言う言葉です。
もし、景気が悪いのが原因ならその業種のご商売の方は皆さん同時に倒産してしまうということなのでしょうか?

ゴルフで遠くに飛ばすのと同じように、売上の伸張だけに注力されていたような気もします。
それどころか、晴れの日と同じような打ち方をなさっていたかもしれません。

ゴルフは、ドライバー(ウッド)とアイアンとパターの組み合わせです。
その特性を理解しながら、そして、得手不得手を選びながらスコアメイクをしていくのです。

すべて「ホールインワン」なら問題ないのですが、やはり、クラブとか力の入れ具合とかボールの上げ具合とかスピンのかけ具合とか一打一打が工夫の連続です。

最近はボールも、距離を稼ぐものとかスピンがよくかかるものとかいろいろタイプがあるようです。

芸術家のように天性をお一人で独占されている方は別ですが、
企業経営は、ひょっとしたらゴルフに似ているのかもしれません。

景気がいいとか悪いとかというのは、天候のそれかも知れません。

クラブの選択は、社員の組み合わせとか得意分野・不得意分野の選択に等しいかもしれません。
下手なクラブの腕を磨く人もいれば、得意なクラブの腕をさらに磨く人もいらっしゃいます。
中には、クラブを買い替えてしまわれる方もいらっしゃるようですが。。。。。
あるいは、あのゴルフ場は苦手だといってそこにはいかれない人とかも。。。。


ともあれ、ゴルフは一人でするもののようですが、
実はパートナーがいて、そして、キャディもいるのです 芝目とか風向きとか距離とかいろんな条件のアドバイスをくれます。

ただ、条件を最終的に判断してプレーをするのが自分なだけです。
 (そうそう、コンペにはライバルもいました)

ゴルフのプレーが終わり、お風呂に入って、その後のパーティでは、成績発表・表彰式があり、そして優勝者のスピーチがあります。

優勝者のスピーチで必ずあるのは、お天気とか体調とかのコンディションの説明と「パートナーがよかった」というお話です。こつこつと努力されたこと練習されたことや工夫されたことは敢えておっしゃらない方が多いようです。

企業経営もよく似ているような気がいたします。
「景気が悪くて。。。。」というのは「お天気が悪くて。。。。」というのと似ています。

「いいパートナー」とは、同業者であったり、仕入先・販売先等々の金儲けの上での関係者です。
そのつもりはないのかも知れませんが駆け引きの相手です。

芝目を読んだり、キャディバッグを持ってくれるキャディさんの役目は、そうです、税理士さんとか社会保険労務士さんとか、それから銀行員とかです。
みんなあなたのための(経営のための)応援団です。

優勝する人は、このパートナーとか応援団と上手に接していらっしゃるようです
中には「お天気までも味方」につけていらっしゃるようです。

ストイックな経営者は素敵です。
得意なクラブがある人は羨ましいです。
得意分野に磨きをかけ、工夫をされる方は雨だろうが風だろうが、きっと賞品にありつけるのでしょう。

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仲居さん理論 (成果主義の話) [再] [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

お取引先の料亭の社長に聞いた話ですが、
よく働く仲居さんって、お給料のことにはあまり文句を言わないそうです。
その反対に、働かない仲居さんほどよく文句を言うそうです。

よく働く仲居さんは
①よく動くし、気が利くし、愛想もいいから評判がいいのです。
②評判がいいとチップも入るのです。
③評判がいいから次の指名もはいります。
④評判を聞いた亭主(店の主人)もボーナスを弾むのです。
だから、結果的に収入が多いのです。

働かない仲居さんは
①気も利かないし、愛想も悪いから評判が悪いのです。
②評判が悪いからチップも入りません。
③評判が悪いから次の指名はかからないのです。
④悪評判を聞いた主人(店の亭主)はボーナスを減らします。
だから、結果的に収入が少ないのです。

人事制度を見直す前に(たぶん教条的なものになるのでしょうが)、現場をよく見るといいですよ!
成果はおのずと出ています。

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バレーボール理論(マンパワーの合理化の話) [再] [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

昔、バレーボールは1チーム9人でするのが一般的でした。
今、バレーボールは1チーム6人でするのが一般的です。

なにが違うのでしょうか?

9人でバレーボールをやっていると、コートに人が多いから、
選手と選手の真中にボールが飛んでくると、「あれは○○さんのボールだから、私が取ったら悪いわ。ぶつかっちゃうし、、、」ということです。

6人でバレーボールをやっていると、コートに人が少ないから、
選手と選手の真中にボールが飛んでくると、「私が取らなきゃ誰が取る。頑張らなくちゃぁ!」ということです。
動きにも無駄がありません。
懐深く構えることも必要です。

ローテーションで得意分野がわかります。他人の仕事もよくわかります。
前衛が担う役割(仕事)、後衛が担う役割(仕事)を交換してみると、
「なーんだ、、言ってくれれば私がやったのに。。。。」と気づくはずです。
前工程と後工程の微妙な分担もわかります。

そうそう、最近は1チーム2人のビーチバレーと言うのもありますね。
少ないほうがいいといっても、毎日二人でやっていたら「死んじゃいます」。
その点は注意しましょう。

仕事の進め方ですが、
「仕事の分だけ人がいるのか」「人の分だけ仕事がある」のか悩ましい限りです。


バーレーボール理論は、仕事を合理化をするための考え方です。
もちろん、企業にはそれぞれの企業風土のところがありますから、一概に言えませんが。。。。。。


仕事をするグループの人数は決まっていますか?
定員とかはあるのでしょうか?

もし、グループの誰かが、辞めるとか、長期休暇をとるとかといった話があったときには、
すぐに人員の補充を行なっていませんか?
あるいは忙しいという声が出たら、すぐに人をシフトさせたり補充してませんか?

バレーボールも9人がいいのか6人がいいのか決め手がないように、
仕事の単位であるグループの人数も明確ではないのではないでしょうか?

しばらくは補充を見合わせて様子を見て見ましょう。
たとえば、
一人当たりの仕事量が格段・格別に増えてしまったり、
労働災害を招いてしまうほどの危険な状態になる場合は別として、
仕事の手順とか優先度を見直すチャンスです。

職場では、みんな一生懸命働いていますし、仕事が好きな人の集まりのはずです。

人が減ったらまずやることは、無駄な工程や仕事を減らすことです。
意外とあるのが、本来はやらなくてもいい仕事や手順を後生大事にやっていることもあるかも知れません。

仕事のプロセスを見直すことなく人の補充をしたら、
基本的には仕事の手順の改善は進みませんし、
一人当たりの生産性も向上しません!!

「『忙しい』という言葉があったら、まず人を減らしてみる」覚悟で人事・人材配置をチェックしてみるといいですよ!!


また、逆に「暇だぁ!」という部門があったら、人を増やすか、仕事を減らしてみましょう。
そこにいる人たちは、「仕事が少なくて楽でいいなぁ!」とはきっと考えないはずです。

一時的には生産性が落ちますが、そのときはボーナスを減らしましょう。
きっと「仕事をください!」という声が出てきます。
あるいは「別の場所に変えてください」という嘆願が出てきます。
そのときは、すかさず「忙しい」部門に配属を変えるのです。

ビーチバレーを一日中やっているのはしんどいことです。
ビーチバレーも6人制のバレーも9人制バレーも、コートの大きさやルールに大きな違いはありません。

仕事も一緒です。
そのセクションでの適正人員はなかなかわかりにくいものです。
一人当たりの労働量・仕事量を意識した人材配置が必要です。

なお、仕事を増やしたり減らしたりする時には、
金銭的・時間的・心理的負担度を説明できるように準備しておくことが必要です。

バレーボールには見習うところが多いのかも知れません。

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「ゴミ箱」が教えてくれるもの [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

私のように転勤を繰り返すと、ふと気づくことがあります。

「ゴミ箱」とか「ごみ入れ」のことです。


「ゴミ箱が多いオフィスは事務水準が低い」と。。。。。


品質とか事務レベルとかはゴミ箱が教えてくれるものです。

歩くと思わず「蹴飛ばすほどある」ところもありました。

しかもこぼれそうなほど、書類ゴミがいっぱいで。。。。



昔、ハイテク系の新設工場を見学したことがあります。

白衣を着せられて、キャップをかぶり。
部屋の中に入る時は、粘着テープのマットで泥を落とし、エアシャワーを浴びて入室するのです。

ふとゴミ箱を見ると、お米が入っていたと思われる紙の袋がゴミ入れ用においてありました。
不思議な気分になってしまいました。

後で聞くとこの工場では不良品の多いのが課題だと。。。。。


みなさんのオフィスはどうですか?
整理整頓はしてあっても、ごみ箱が多くないですか・・・・・・?

そのゴミ箱には何を入れるのですか?



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サラリーマンが散髪に行く日(散髪とか美容院にはいつ行きますか?) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

会社勤めをするようになると、みなさん何気に気づくことがあります。

休み明けの月曜日の朝の光景です。

そうです。
床屋(散髪屋)さんに行った美男氏や美容院に行った美女が多いからです。


部下に聞いてみました。
一人を除いて、みなさん週末に行くと。。。。。。


平日は、「お店が開いてない」ことと、「余裕がない」ことが支配的な理由でした。

こう考えると、
もしみなさんが、サラリーマン宛にDMとか案内を送るとした、「週末に読んでもらう」ように送るといいかもしれません


「平日に行く」と言った部下の女性には驚かされました。
確かに、先月、今月と平日に美容院(ひょっとしたら床屋)に行ってきたようです。

彼女は、孫の面倒と、自分の母親の面倒まで見るある意味“スーパーおばぁちゃん”です。
そんなこともあり、歓迎会や送別会、忘年会や打ち上げも彼女に遠慮してここのところやっていません。

にもかかわらず、彼女曰く「週末は忙しい」と。。。。。

普段から傍若無人な彼女ですから、みんなの心遣いなど関係ないようです。
みんなが唖然としたのは言うまでもありません。


最近では、女性の髪型のことを言うと「セクハラ」騒ぎにつながることもあるようですが、
美容院に行ったらしき翌日の髪型に「似合うね」というとみなさん笑顔になるのは間違いありません。






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「短気」なのか「せっかち」なのかそれとも「用意周到」なのか。。。。(ガソリンはいつ入れますか?) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

皆さんは、車のガソリンがどの程度無くなったら、給油しますか

私の場合は、15リッター程度減り(燃料計が1/4くらい減り)、行きつけのガソリンスタンドの近くを通ったらかなりの確率でガソリンを満タンにします。

理由はといえば、

1.たまにしか乗らないので、いざ車で出かけなければいけないときに空なのは嫌

2.たまにしか乗らない割には、高速道路によく乗るため、途中でガス欠になるのは嫌

3.最近はガソリン価格の変動が激しいため、コツコツとガソリンを入れておきたい。
(ドルコスト平均法的な給油です)

4.気のせいか、満タンのほうが燃費が良い気がする。


1年間で5,000キロも乗らないので、金額的には大したことはないのですが、要はメンタリティです。

①空になるのは嫌

②高い油を入れるのは嫌

というただそれだけの理由かもしれません。


部下に聞いてみたところ、

①空になったら入れる(いわゆる給油ランプがついたら入れる)派が約半数。

②給油計が半分くらいになったら入れる派というのが半分弱。

でした。


たかが自動車の給油というなかれ、それなりに性格が出てきます。

A.余裕派 (またはのんびり派)

B.せっかち派 (または用意周到派)

C.けちけち派

と言ったところでしょうか。。。。。


ビジネスの相手方にこのような質問をぶつけてみたら、攻略法がわかってくるかもしれません。


なお、クルマ通勤の人に聞いてみてください。

ガソリンは、出勤途中に入れるのか?帰宅途中に入れるのか? と。。。。。。

たぶん、帰宅途中に給油する人のほうがはるかに多いはずです。


そうだとすれば、ガソリンスタンドの多寡で、通勤街道の状況がよくわかるといえるのではないでしょうか。。。。


人のメンタリティや習性は、実はビジネスにヒントを与えてくれるようです。



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お客様のお店選びのパターン [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

ゴルフの好きな方とお話しすると「お客様のお店選びのポイント」について気付くことがあります。


ゴルフが好きな方は、メンバーコースのような行きつけゴルフ場があっても、必ず行ったことがないゴルフ場でやりたいとおっしゃいます。

特にプロの選手権などが開催されたところでプレーなさることを夢見ておられます。

手元に「ゴルフ場ガイド」を持って、「行ったところをマーカーで塗りつぶしていく」ということをよくなさいます。

ゴルフをなさらない方でも、たとえば「初詣」などに似たような行動が見られます。


整理すると、

パターンA:行きつけ(常連)コース

自宅から近い行きつけのよく慣れたコースです。
そこは、勝手知ったところで、仲間もいます。
なんだか居心地がいいのです。

だからリピートしてしまうのです。
こういうお客様を「常連」と言います。


パターンB:未体験コース

一言でいうと「あそこは行ったことがないから」というのが積極的な理由です。
マップの中で、まだマーカーで塗りつぶされていないコースです。
とりあえず「一回行ってみよう」ということです。

気に入ったら「リピート」し、人にも紹介していくのです。
こういうお客様を「一元客」と言います。


パターンC:絶対的な聖地

一生に一度くらいはあそこに行ってみたい!
フジサンケイが行われる「川奈」とか「フェニックス」などがそうです。

海外で言えば、「セントアンドリュース」とか「オーガスタ」などがそうじゃないでしょうか・・・・・

テレビで選手権などが行われるとそこが聖地化してしまいます。

初詣で言えば、「明治神宮」「高野山」「伊勢神宮」などがそうでしょうか。。。。

こういうお客様を「殉教者」と言います。


ゴルフ場しかり
いろいろな観光地しかり、
ひょっとしたらディズニーランドのアトラクションしかり

。。。。。。


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雨の日のゴルフの理論(日頃の努力の話)(再) [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

これらは、お取引先企業などでの勉強会や経営陣とのお話で話したことです
すでに掲載済みですが、棚卸方々再アップさせていただきました


雨の日のゴルフって嫌ですよね。 強風でも吹いていたら最悪です。

でも、私のようにゴルフの下手なものにとっては、このような状況は、スコアが悪かった時の弁明の好材料にも変わるのです。
 「雨だったから」とか「風が強かったから」とかと言って、自分の成績の悪さを自慢してしまうのです。

でも、気がつくと、優勝した人は、いつもと同じようなスコアで上がっていらっしゃるのです。
ほんとうに不思議です。

よく考えると、私は練習なんか行かないし、畳の上でパターの練習もしていなかったのです。
準備体操すらいいかげんでした。ギリギリの時間にゴルフ場にやってきて、素振りもせずにナイスショットとロングドライブを狙うのでした。

とり立ててうまい(得意な)クラブもなく、闇雲に飛ばそうとするのです「まっすぐ飛んでいたら、、、」とか、「ちょっとオーバーしたな」とか距離だけに注目してしまうのです。

そういえば、倒産した企業の経営者が必ずおっしゃる言葉があります。
 「景気が悪くて、、、、」と言う言葉です。
もし、景気が悪いのが原因ならその業種のご商売の方は皆さん同時に倒産してしまうということなのでしょうか?

ゴルフで遠くに飛ばすのと同じように、売上の伸張だけに注力されていたような気もします。
それどころか、晴れの日と同じような打ち方をなさっていたかもしれません。

ゴルフは、ドライバー(ウッド)とアイアンとパターの組み合わせです。
その特性を理解しながら、そして、得手不得手を選びながらスコアメイクをしていくのです。

すべて「ホールインワン」なら問題ないのですが、やはり、クラブとか力の入れ具合とかボールの上げ具合とかスピンのかけ具合とか一打一打が工夫の連続です。
最近はボールも、距離を稼ぐものとかスピンがよくかかるものとかいろいろタイプがあるようです。

芸術家のように天性をお一人で独占されている方は別ですが、
企業経営は、ひょっとしたらゴルフに似ているのかもしれません。
景気がいいとか悪いとかというのは、天候のそれかも知れません。

クラブの選択は、社員・スタッフの組み合わせとか得意分野・不得意分野の選択に等しいかもしれません。
下手なクラブの腕を磨く人もいれば、得意なクラブの腕をさらに磨く人もいらっしゃいます。
中には、クラブを買い替えてしまわれる方もいらっしゃるようですが。。。。

あるいは、あのゴルフ場は苦手だといってそこにはいかれない人とかも。。。

ともあれ、ゴルフは一人でするもののようですが、
実はパートナーがいて、そして、キャディもいるのです。
こういう人たちは、芝目とか風向きとか距離とかいろんな条件のアドバイスをくれます。

ただし、条件を最終的に判断してプレーをするのは自分です。
 (そうそう、コンペにはライバルもいました)

ゴルフのプレーが終わり、お風呂に入って、その後のパーティでは、成績発表・表彰式があり、そして優勝者のスピーチがあります。
優勝者のスピーチで必ずあるのは、お天気とか体調とかのコンディションの説明と「パートナーがよかった」というお話です。
こつこつと努力されたこと練習されたことや工夫されたことは敢えておっしゃらない方が多いようです。

企業経営もよく似ているような気がいたします。
「景気が悪くて。。。。」というのは「お天気が悪くて。。。。」というのと似ています。
「いいパートナー」とは、同業者であったり、仕入先・販売先等々の金儲けの上での関係者です。
そのつもりはないのかも知れませんが駆け引きの相手です。

芝目を読んだり、キャディバッグを持ってくれるキャディさんの役目は、
そうです 税理士さんとか社会保険労務士さんとか、それから銀行員とかです。
みんなあなたのための(経営のための)応援団です。

優勝する人は、このパートナーとか応援団と上手に接していらっしゃるようです。
中には「お天気までも味方」につけていらっしゃるようです。

ストイックな経営者は素敵です。
得意なクラブがある人は羨ましいです。
得意分野に磨きをかけ、工夫をされる方は雨だろうが風だろうが、 きっと賞品にありつけるのでしょう。

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仲居さん理論 (成果主義の話) 〔再〕 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]


お取引先の料亭の社長に聞いた話ですが、
よく働く仲居さんというのは、お給料のことにはあまり文句を言わないそうです。
その反対に、働かない仲居さんほどよく文句を言うそうです。

よく働く仲居さんは、
①よく動くし、気が利くし、愛想もいいから評判がいいのです。
②評判がいいとチップも入るのです。
③評判がいいから次の指名もはいります。
④評判を聞いた亭主(店の主人)もボーナスを弾むのです。
だから、結果的に収入が多いのです。

働かない仲居さんは、
①気も利かないし、愛想も悪いから評判が悪いのです。
②評判が悪いからチップも入りません。
③評判が悪いから次の指名はかからないのです。
④悪評判を聞いた主人(店の亭主)はボーナスを減らします。
だから、結果的に収入が少ないのです。

「人事制度を見直す」あるいは「ボーナス考課」をする前に、現場をよく見るとわかることがあります。
成果はおのずと出ています。

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「お客様は神様です」(三波春夫)の意味するもの [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

昭和を代表する演歌歌手の三波春夫さんは、

「お客様は神様です」

とおっしゃったようです。


その意味の解釈論はいろいろあるのでしょうが、

私はこの言葉が好きで、

神様・仏様にはどんなものをお供えしますか?」

おそらく神様や仏様が好きなものをお供えされるはずです

などという問答をよくします。


生前、お酒が好きだった方のお墓には「ワンカップ大関」などがよくお供えしてあります。

稲荷神社には「油揚げ」がお供えしてあります。


※多くのお寺や神社は「お金」が供えてあるようですが。。。。。

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ビジネスというのは究極「客商売」です。


ということは、「お客様がお好きなものを提供する」ことがビジネスの基本ではないでしょうか・・・・・・!

あなたのお商売(お仕事)はお客様から喜ばれていますか

そういうチェックをなさっていますか?

もし、「喜ばれている」としたらそれはなぜですか


最近、テレビやみなさんのブログなどで「グルメ紹介」がよくありますが、

食べる前から「美味しい、美味しい」と言われ過ぎると、少し興醒めな時がありませんか。。。。。


お口に合わないかもしれませんが。。。。」と薦められるものが、「とてもおいしかったりする」ことがよくあるものですよね。


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ご商売がうまくいかない方への役に立たない無駄話 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

アベノミクスで株価も上がる中、「商売はイマイチ」という方も中にはいらっしゃるのではないかと拝察いたします。

売り上げのあまり上がらない8月ですから、少し考えてみませんか?


ご商売をなさる上で、

1.「意識」はいかがですか?

 「死に物狂い」で働いていますか?
ありがちなのは、「方法論」の議論に偏りがちなことです。


2.商品・サービスに「必要性」はありますか?

 「いらないものは売れない」のです。


3.商売・サービスの完成度はいかがですか?

 「中途半端なものはいらない」のです。


夏休みを利用して検証してみてください。


もし、該当事項があったのなら、

1.私のブログの最初のほうを読み返してみてください。

昔々、「成功した企業トップ」の立ち位置について書かせていただきました。


2.「必要性」に疑問を持ったら、

「必要性」を高めてください。

「何かが変わればなにかが変わる」ということがわかるまで考えたり、人に聞いたりしてみてください。
「身内」の方ほど本当のことを教えてくれます。


3.「完成度」が低いのなら、

「完成度」を高めてください。

「完成度」についてはお客様がよくご存じのはずです。



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