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「地方創生」は大人のママゴト [どう受け止めたらいいのか]


「地方創生」と聞いて何を思い浮かべますか?

最近では、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」という形で名前が出ることの方が多くなりました。

地方創生」という言葉が盛り上がったことの担当だった当時の石破大臣は「PDCAを回す」とかおっしゃっていましたが、その後どうなったのかもさっぱりわかりません。
石破大臣ご自身も「PDCA」なる言葉を初めてお使いになったような説明ぶりでした。

そもそも民間企業では普通に行われていて、もはや「PDCA」などと言わない時代です。
当時、「それできるのかなぁ」「わかって言っているのかなぁ」と思ったものでした。

PDCA:Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)

こういうのをやったという話も聞いたことがありません。


地方に行くとその姿を垣間見ることがありますが、そこには「儲ける」とか「稼ぐ」という印象はありません
まるで「大人のママゴト」のようなところもあります。

夢中になって遊んでいた時期もありますが、大きくなる(時の経過)とともに卒業していくのがママゴトです。
子どもの場合は大きくなり成長していくのですからそれでいいでしょう。


さて、大人のママゴトのような「地方創生」の現場はどうでしょう。
意気盛んにスタートした話も「どうなったのか?」「どうなっているのか?」等々、いわゆる「情報公開」もされないままのところもあるようです。


地方議員選挙の時の候補者のポスターやリーフレットには「地方創生」という言葉が踊っていますが、「はて?」ということもあるようです。

PDCAなどと言っていた「地方創生」の正体は何だったのでしょう?
私が思うのは「そこにはビジネスという言葉や稼ぐという言葉がない」ということです。

「金の切れ目が縁の切れ目」と言いますがそんな側面もあるようです。
「なぜ石破さんが沈んでいったのか?」ということがわかって来るような気がしてきます。


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