SSブログ
鈍感日本人への警鐘 ブログトップ
前の30件 | 次の30件

地方行政は大丈夫ですか? [鈍感日本人への警鐘]

大阪市長選挙も終わりました。
想像通り低投票率だったようです。

評価はさておくとして、来年度予算は歴史的にも最高額だそうです。

消費税増税、景気回復による税収増等で大判ふるまいになったようです。


ところで、私はここ1年、ある地方の田舎町の運営ぶりに興味をもってホームページを見たり、時々は実際に行ってみて、住民の皆さんのお話を聞いてみることがあります。

ホームページの掲載振りや「議会の中継」を見ていて、「これ変だよな」と思うことが多いからです。

住民の皆さんの中には、やはり「現在の町長礼賛型」の人たちがいる反面、「こんなことでいいのか?」という不信・不安型の方も数多く見受けられます。

理由はといえば、マスコミ等でちやほやされるタイプの町長ではあるけど、一向に生活や将来への期待が向上しないからです。

とにかくマスコミ受けするような行事や発言が目立っているようです。

住民の方に聞いてみました。

「どうして町長を変えないのですか?」
と。。。。

こんな答えが返ってきました。

「ほかに人材がいない」と。。。。

「人材とはどんな人のことですか?」と聞き返すと、

「やはり、県や国から予算をとってきてくれる人」のことだそうです。
「普通の人がなっても、そうそうは役人は会っても、取り合ってもくれない」
ともおっしゃっていました。

なんだかおかしくないですか?

「不満なんだけど、予算をとってこれない人が町長になるよりはまし」と言いながら、そのお金の使い道には不満があるようです。

この町にかけているのは、

①5年10年後のビジョン

②お金の管理

です。

町議会の中継を見ていて気が付いたのですが、

①バランスシートが読める議員も行政のお役人もいない
・事業の「赤字」ぶりについて頓珍漢な質疑がなされていました

②「何のための」「誰のための」行政施策なのかさっぱりわからない

ということが特徴的でした。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

また「通学児童」が犠牲になった [鈍感日本人への警鐘]

日本中が小保方話を話題している中、また悲しい事故が起きてしまいました。

登校途中の小学生に車が飛び込んでいったのです。

私も車を運転するので他人事ではないのですが、なんと悲しい、なんて痛ましい事故なんでしょう。
ニュースを見る限りでは、明らかに
「ぼーっと」していたのか
「居眠り」なのか
携帯とかカーナビを操作していたのか

真相(原因)を公表していただきたいものです。

春の交通安全運動の最中です。
街頭で「交通安全」を唱えることも必要ですが、交通状況の隘路の点検等もぜひなさってください

・交差点の横断歩道のところでは、はみ出すように信号待ちしている人も少なくはありません。
横断歩道上に停車するタクシーのなんと多いことか。

もうこういうニュースは聞きたくありません。
※昨夜のニュースでも控えめな採り上げ方でした。

この悲しさをなんと伝えればいいものでしょう。。。。

ご冥福をお祈りいたします。

P4080862-01.JPG



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

個人情報はかくして弄ばれる(契約の相手方が誰だかわからない) [鈍感日本人への警鐘]

先日、ある契約をしました。

Wという会社の商品を、

Xというお店で契約しました。

ところが、代金の請求はYという会社から来ました。

そして、次のセールスのためZという会社を名乗る方から電話をいただきました。

「Wを契約されていますね」「私はYのものです」「Zという商品はいかがでしょうか?」

という調子です。

丁寧に話を聞いていると、この方は、Zの仕事を委託されたOという企業の方のようでした。


さて、私は一体誰と契約をしたのだったのでしょう。。。。。


当初、Xのお店で、何度も「個人情報」に関する説明をされ、承諾書にサインをさせられたことを思い出しました。

「個人情報を大切」にするのではなく、「個人情報を流用する」了解だったのです。


さてさて、このW、X、Y、Z、O という企業は一体どんな企業なのでしょう。。。。

私の個人情報は、いろんな企業に行きわたっているにもかかわらず、これらの企業の情報はさっぱりわかりません。

この電話の相手に最後に一言申し上げました。

「まるで『おれおれ詐欺』みたいですね」と。。。。

P4260049-01.JPG


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

中小企業向け「法人税減税」について考えたいこと [鈍感日本人への警鐘]

新聞を見ると「法人税減税」の記事に目が行きます。

よくわからないのは、
だれのための
何のための
減税なのかということです

そもそも中小企業には「損金算入」が幅広く認められています(私にはそう思えます)。

「中小企業」という美名のもとに、「中小企業経営者」のための優遇策となっているものが少なからずあります。

・・・・詳しい方ならご存知のはずです。


「法人税を納める企業が約30%くらいである」とよく言われますが、「損金算入」が幅広く認められていることから利益を圧縮しているためです。

ここを変えないと、法人税減税の有効性も薄くなってしまいます。
また、中小企業で働く人たちの賃金上昇も絵に描いた餅になってしまいます。

「頑張る企業」を真に応援するための法人税減税及び支援策であってほしいものです。

P4250038-01.JPG



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「集団的自衛権」:今、国会中継が面白い [鈍感日本人への警鐘]

昨日(H26.7.15)は、参議院の予算委員会のテレビ中継がありました。
「集団的自衛権」のことで、白熱した質疑が交わされています。

特に、民主党の大塚議員と福山議員の質問はよく整理されていました

安倍首相、岸田外務大臣、小野寺防衛大臣、横畠内閣法制局長官も「たじたじ」に。。。。

なかには「集団的自衛権」と「個別的自衛権」の混同かなとも思えるような答弁もあるようです。

委員の皆さんも、必死の形相でやり取りを聞いていらっしゃいます。
失礼ながら、お一人を除き「居眠り」などなさっていらっしゃる方も見受けられません。

マスコミの皆さんにお願いがあります。
平日の昼間に国会中継など見ることができる人は少ないかもしれません。
ぜひとも、各議員と大臣のやり取りを、簡潔箇条書きでご報告していただきたいものです。

あるテレビのニュース番組では、大塚議員の「理路整然かつ巧みな整理」が省略されていました。残念です。こんなに難しいテーマなのですから、丁寧に伝えてほしいものです

P7140783②.jpg


ちなみに、居眠りのお一人は、〇〇大臣でしたが。。。。



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「補助金バブル」は誰がチェックするのか? [鈍感日本人への警鐘]

一昨日の報道ステーション(テレビ朝日系)では、「財源難のなか『地方創生』という名のもとに『公共工事』がばらまかれるおそれがある」というようなニュースを報じています。


確かに、街を歩いたり地方を旅すると、全国的に公共工事が活発化しているような様子も窺われます。


ただ、箱ものや構造物の建設(いわゆる公共工事)にばかりに目が行っていますが、実は、地域活性化のための「補助金」もかなりばらまかれているような気がします

地方によっては、「言ったもん勝ち」のようなバラまきの様相も見え隠れします。
そんな事業、5年後10年後のスパンで考えたら本当に必要なんだろうか?
というような気もしてきます。

来年は統一地方選挙もあるようです

「箱もの」にばかり目を奪われがちですが、この補助金も曲者です。

そもそも「補助金」は、「私」ではなかなか立ち上がらないような事業の背中を押したり、前からひっぱたりするような役目があります。

『補助金』をばねに独り立ちして、将来の雇用増や納税につなげてくださいね

というような役目もあるはずです。

そのためには、公平にかつ合理的に「補助金」が活用されることを期待するとともに、国民としてチェックしていかなければいけません。

あの〇長は、補助金を取ってくるので優秀だ!」的な評価はよく吟味してほしいものです。

まるで「道楽息子に小遣いをやってばかりの親」のように見えてしまうこともあります。
自立」とか「努力」という言葉も忘れないでいただきたい。。。。

「補助金が切れたので。。。。」とその事業が雲散霧消することだけは避けたいものです

P7230864-01.JPG

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「他人(ひと)のお金」「自分のお金」そして「借りたお金」 [鈍感日本人への警鐘]

どこかの国の独立話の陰で、静かに報じられたもう一つの「独立」話があります。

P9181191②.jpg


一昨夜配信された

・<8独立行政法人535億円回収不能 出資先が経営破たん(毎日新聞)
独法出資89社経営行き詰まり…5百億回収不能(読売新聞)

この「独立」話です。

検査院は、業者に出資している9独法を対象に、2003~12年度の運営状況などを調査。その結果、8独法の出資した92業者のうち89業者が清算や解散に追い込まれ、出資金計約535億円が回収不能になっていることがわかった。
(14.9.18毎日新聞)
農林水産省など5省が所管する八つの独立行政法人が出資した関連会社のうち、経営の行き詰まりで89社が清算するなどして、出資総額の9割近い計約535億円が回収不能となっていることが、会計検査院の調べでわかった。
(14.9.18読売新聞)

国が直接「補助金」を出しているのではなく、いわば国の出先である「独立行政法人」が出資した企業が破たん等により約535億円の回収不能(焦げ付き)が生じていたという話です。

「独立行政法人」と言えば、高級官僚様の天下り先として有名です。

こういう方々は、お金をどう思っていらっしゃるのでしょうか。。。。。?

国家予算95.8兆円(平成26年度)からみれば小さい小さいことですが、街中にある銀行の1店舗の預金総額くらいの規模です。

お役人様は、税金を「他人(ひと)の金」と思って、特に気にもかけずにお使いになっているのでしょうか・・・・

彼らのお給料だって、もともと私たちの税金から生まれています。年金や健康保険の企業負担分も私たちの税金から出ています。

「人(ひと)の金」と思うことなく「自分の金」と思って使っていただきたいものです

なんでまた「独立行政法人」などを経由しているのでしょう。。。。
補助金でいいんじゃないでしょうか!


ひょっとしたら、国から「借りたお金」だったのでしょうか。。。?
もしそうなら、お返しください!


P9181182②.jpg




nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

日本の庭を変えたイギリス人:ポール・スミザーさん [鈍感日本人への警鐘]

先日、大手ハウスメーカーの方とお話をしたところ、「草が生えるのを嫌い、庭をつくりたがらない人が多い」と彼は話していました。

「露地にするよりも、コンクリートなどを敷き、草が生えるのを防ぐ」ということのようです。
そして、お花はプランターで楽しむと。。。。


私は花が好きなので、「広くもない庭をどうしてコンクリートで隠しちゃうんだろうねプランターなんかよりも地植えのほうがはるかにいいし、楽しい。」と答えました。


そんなやり取りをしたこともあり、昨日(2014.12.1)のNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げた「大事なものは、足元にある~ポール・スミザー」を興味深く見てしまいました。

実は、彼のことは、ある企業経営者の方からも知らされていました。
「家にも何度か来て、庭を作ってもらった」と。。。。


番組の中で彼は、

来日25年、日本人よりも日本の草木を知り尽くすユーモアあふれる男
見向きもされなかった日本の草木に光を当て、この国のガーディニングに旋風を巻き起こす
日本と草木をこよなく愛す
イギリスからやってきたガーデンデザイナーと紹介されています。

山に分け入り、その土地にあった植生を一から調査する」彼が作った庭は、

農薬や化学肥料を一切使わない常識破りの庭を作り上げる
年を重ねるごとに美しさが増し
自然より自然らしい理想の庭
と評されているようです。



依頼さる現場は鮮やかな花をつける海外の植物ばかり

・・・・夏暑く冬寒い日本の気候に適応できず病気に侵されていた。大量の農薬と肥料で何とか花を保ち、枯れたらすぐ新しい苗を植え替えるという繰り返し。。。
この植物は日本の気候に合っていない。。。

・・・・彼は、一年草をほとんど使わず、多く用いるのは多年草
   

日本は世界有数の豊かさを誇る緑の国

足元の(かつ地元の)自然に目を向けてほしい」と。。。。。


でも、

洋風の花が咲き誇る花壇」や「築山の造形美」を楽しむ日本人が多いのも事実です。

これは悩み迷いますが、せっかくの土の庭を「雑草が生えるから」という理由でコンクリートで固めてしまうのは少しさびしいかも。。。。。

人の力を借りることなく自ら育つ草木はたくましく美しい

ルールづくめの毎日の中でお庭くらい自由でもいいか。。。。

明後日、明々後日のことはどうでもいいの 2年後3年後10年15年単位で考えなくてはいけない」「今のほとんどの庭を見てると、今きれいに見せなくてはいけないって感じで植えている人が多くて それが変わればもっと庭はきれいになるよね

とも彼は言う。。。


PB271752-01.JPG



※再放送 2014.12.5(金) 0:40AM~1:30AM NHK総合テレビ

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「九死に一生」・・・・また交通事故に合う (その①) [鈍感日本人への警鐘]

ここ一年は、時間もたっぷりできたので、愛車を駆ってロングドライブを楽しんでいます。

私の愛車は、トヨタの「アクア」。

燃費も 25k/ℓ くらいは普通に出ますから、走る楽しみが増えました。

アクア友達の近所のお宅の息子さんも、「燃費の良さを楽しんでいる」と話していました。

※二人の共通認識は、
①制限速度で走り、スピードは出さない。
②馬力の弱さはあきらめる。
ということです。


そんな中、ある田舎の国道で、大事故に遭遇してしまいました。
1月13日午前9時頃のことです。

CIMG2205-02.jpg

みなさんがおっしゃるには「よく死ななかった」と。。。。

(事故現場)
CIMG2198-02.jpg

(先方の車はエアバックが。。。)
CIMG2193-02.jpg
CIMG2195-02.jpg

車を引き取りに来た自動車修理工場の皆さんも「もう廃車しかないですね」と。。。。

CIMG2204-02.jpg

昨日は、トヨタの販売ディラーに行ったのですが、

副店長、サービス担当者、営業担当者からも「よく死ななかったですね」「廃車しかないですね」と、、、

私はというと、「お宅の車に乗っていたので、車はこんなに傷んでも座席あたりは守られており、何のとか怪我だけで済んでいる」と、「トヨタの車でよかった」的なお礼を言いました。

(事故後の車内)
CIMG2201-02.jpg

電話で加害者の方の保険屋さんから電話がかかってきました。

「車の査定に行ってきました。修理するなら〇〇〇万円、買い直すなら〇〇〇万円」「私ならさすがに修理して乗るのは躊躇する」と。。。。。


事故は、私が工事用の赤信号で停止している中、後方から猛スピードで来た車がブレーキも踏むことなく私の車に追突(突っ込んできた)ことが原因です。

CIMG2194-02.jpg

明らかに、0:100の交通事故です。

信号を待つ私には、ルームミラーの中にこの車が突っ込んでくる姿が見えました。
下り坂道でもありどうしようもありません。

「交通事故死者は減った」とはいうものの、こういうように「死なない事故」の恐怖もあるのです。

この事故でまた勉強してしまいました。

①その時私はどうしたか

②保険はどうなのか

③当事者(加害者、保険会社、警察、病院の医師)等々の話

などを、日を改めて書いていきましょう。。。。。。


CIMG2196-02.JPG


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「自動車保険の不備」に気づく・・・また事故に合いました (その②) [鈍感日本人への警鐘]

私が遭遇した交通事故は、

CIMG2206-02.jpg

赤信号で停止していた私の車に、後ろから猛スピードの車がブレーキも踏まず突っ込んできた
いわゆる「0:100の交通事故」です。
「0:100」とは、当方(被害者)の責任割合は0、先方(加害者)の責任割合は100。

しかも、私の車は全損です。
ディラーやJAFの人の話によれば「廃車が妥当」というものです。
※査定をした相手方の保険会社の方も「修理を選ぶのは躊躇する」と言っていました。

私は、「今回の事故がなければ車の買い替えはしなかった」と考えていましたが、今回の事故で車を買い替えざるを得なくなりました。

ところが、新車を買い直すには「お金が足りない」のです。


事情はこうです。

たとえば、私の車が、1年前に200万円で買ったものだとしましょう。

今回、加害者の加入している保険会社からは、査定価額は150万円だと言ってきました。
中古市場での販売価額想定額だそうです

ただ、理屈は、
私の車が、減価償却期間が4年だとしたら、1年あたりの減価額は50万円となります。
ということで、

200万円-(200万円/4年 ☓ 1年) = 150 万円

という計算です。


困りました。
新車に買い直すとすれば、200万円必要です。

ですから、新車を買い直すためにはあと50万円必要となってくるのです。

加害者に請求するのが一番いい方法なのですが、トヨタのディラーの担当者によれば、
「多くの人が『泣き寝入り』」「いわば『ぶつかられ損』」
ということのようです。


実は、私は、自分の保険に「新価特約」をつけていますが、

①自分の保険を使うと、来年からの保険等級が3ランク下がり、保険料が値上がりしてしまいます
②この等級は、3年たたないと元に戻りません。(すごい損失です)
③「新価特約」も、税金とか手数料は支払いの対象にはなりません

ディラーの担当者いわく、「『新価特約』をつけている人は珍しい」そうです

加害者の「自動車保険でいくら出るか」が問題ではなく、「加害者がいくら損害を賠償するか」が問題なのですから、
加害者が大金持ちであることを祈るばかりです

CIMG2187-01.JPG


体調や後遺症のことを心配する前に、車を買い直す資金の心配をしなければいけないという情けない話です(トホホ)。

今のうちに、お付けになっている「自動車保険」を見直しておかれることをお薦めいたします。

※「よく死ななかった」と多くの人に言われてしまうような事故だったのに、この程度のことで思い悩む私は、ひょっとしたら「幸せ者」かもしれません。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

首都高速の制限速度はいくらだ [鈍感日本人への警鐘]

週末のテレビのニュースでは、首都高速中央環状線山手トンネルの開通(中央環状線の全線開通)を新鮮な感じで伝えていました。

新宿や渋谷から羽田空港に行くのがずいぶん早くなるそうですから、飛行機をよくお使いになるマスコミ関係者の方には、人一番身近なニュースだったのでしょう。

そもそも中央環状線というのは、皇居を囲む三つのリング状の高速道路の一番内側のもののようです。

ところで、首都高速道路の制限速度はいったいいくらくらいなのでしょうか。。。。

「首都高ドライバーズサイト」によれば、

首都高速道路の制限速度は、最高速度が時速100kmの東名高速道路、東北自動車道などの高速自動車国道と異なり、約8割の区間が時速50km又は60kmです。また、道路構造に比較的余裕のある高速湾岸線、6号三郷線、高速川口線、高速埼玉大宮線でも、制限速度は、時速80kmです。


大橋ジャンクションの制限速度は40㎞です


などと説明してあります。


今回の中央環状線の全通で「渋滞がなくなる」との説明もありましたが、

渋滞は、

交通量渋滞
工事渋滞
トンネル渋滞
坂道渋滞
※馬力の弱い車だとどうしてもスピードが落ちてしまいます。
そして何よりも
事故渋滞

などがあげられるのではないでしょうか。


この中で、一番深刻なのは「事故渋滞」です。

高速道路が網の目のようにできると、やはり、「進路変更や合流が難しく」なってきます。

合流地点で「ヒヤッ」となさったご経験者も多いはずです。



よーく考えてください。

スピードさえ出していなければ、あんな不幸な事故は起きていなかったはずです


道路に「大きく制限速度を書き込む」か、「色塗りを変える」かそういうことがあってもいいと思います。


PC151891-01.JPG




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「鬼ごっこしていた小1男児、ワゴン車にひかれ死亡」という交通事故の考え方 [鈍感日本人への警鐘]

最近では、「安全・安心」という言葉が、「当たり前」のように使われる時代になっています。

そんなご時世なのに、残念ながら、どう受け止めていいのかよくわからない事故がまた起きてしまいました。

事故の模様を伝えるニュースを抜粋してみましょう。

(産経)
・8日午後0時45分ごろ、東京都の区道で、近くに住む小学1年生がワゴン車にひかれ死亡した。
・警視庁〇〇署は自動車運転処罰法違反(過失致傷)の現行犯で、ワゴン車を運転していた近くに住む会社員(37)を逮捕した。
・同署によると、現場は一方通行で、〇くんは友人数人と鬼ごっこをして遊んでいたという。
・容疑者は車の修理に向かう途中で、同署の調べに「気付いたらひいていた」と話しているという。


(TBS)
・鬼ごっこをしていた小学1年生の男の子がワゴン車にはねられ、死亡しました。
・8日午後0時半すぎ、病院に運ばれましたが、頭を強く打つなどしてまもなく死亡しました。
・友達数人と現場周辺で鬼ごっこをしていたということです。


(NNN)
・鬼ごっこをして遊んでいた小学1年の男の子が車にはねられて死亡しました。
・8日午後1時前、路上で、鬼ごっこをして遊んでいた小学1年が車にはねられました。〇〇君は、まもなく死亡しました。
・警視庁は、車を運転していた容疑者(37)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。取り調べに対し、容疑を認めています。


ご不幸事を前広にお話しすることには忸怩たるものがありますが、

この事故を伝えた記事の掲示板には、

〇道路で遊んでいたお子さんの非を問うもの

〇親御さんの非を問うもの

〇運転手さんの非を問うもの

が入り乱れており、

1トンの鉄の塊を運転しているということの自覚はあるのか

〇住宅街の狭い道路を車で走るというときはスピードを出してはいけない

〇今、東京の子どもたちは、公園では「ボール投げも、自転車乗り入れも禁止」されていて、「家ではゲームをやっても叱られる」状況にあり、子どもはどこで遊ぶのだろう


という意見も見られました。


さて皆さんは、この事故をどう受け止められるのでしょうか。。。。。。



先日、不動産業者の方とお話をした時のこと、私より、

「皆さんは、商業地と同じ発想で住宅地の売買をなさっている。
日本の地価は公示価格や路線価などを参考に隣接道路の状況や建付けを重視されるが、子育てや高齢化を踏まえると「家の前を車や自転車が頻繁に行き来しない」「静かに暮らす」ということを重視するという考え方があってしかるべきだ。」

と、申し上げたばかりです。


この狭い日本です。車の走行速度をもう少し落としませんか!

統計的には交通事故の死者数は減少傾向にあるようですが、ご遺族の悲しみの深さや加害者の後悔等々には変わるものはないはずです


ご冥福を祈ります。


P2212050-01.JPG


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

ネット投稿は、なぜ「出自」の議論に偏るのか!! [鈍感日本人への警鐘]

ネットの発達によって、気軽にニュースが読めるようになり、また、ブログやツイッターやフェースブックなどでいろいろな人のお考え(考え方)が具体的にわかるようになりました。

ところで、大手のニュースサイトには、読者のコメント欄があるのはご存知ですか?

このコメント欄を読めば、読者の皆さんの受け止め方もより明確に伝わってくるようです。

「だがしかし」です。

このところ少しうんざりするコメントが続いています。

ニュースの本質とは異なる、登場者(ニュースの話題になっている人)の「出自」を非難・嘲笑するようなコメントがとても多いことです。

こういう投稿をなさる方の、年齢とかお仕事とかの属性はよくわからないのですが、出自問題に光が当たりすぎているようです。
こういう方のコメントには説得力を感じるわけにはいきません

投稿なさっている方にとっては、愉快なのかもしれないのですが、読み手には、もううんざりです。
特に、大手ニュースサイトにおいて顕著なこともまたまたうんざりです

過渡期なのかどうかはよくわかりませんが、サイトの信頼性まで損ないかねません


そもそも、「出自」等が関係するような話題でもないと思いますし、「これからオリンピックを開催しよう」などと考えている国の話とも思えません。

まさしく人権問題です。

私の場合、学校時代は、「差別はいけない」というように抽象的には教わってきました。

就職して驚いたのは、私のいた銀行は、

〇年に何度も人権研修が定期的に開催される。

〇人権団体、警察、障害者の方等々の講師を招いていろいろな話を聞く。

〇「支店長会議」等の定例会議にも、人権研修の時間がある。

〇セクハラ、パワハラ等の研修もこの人権研修に織り交ぜて行われる。

ということです。


どうなっているんだろうという思いです。


そういえば、私の大好きな「韓流 時代劇」(たとえば「トンイ」「馬医」など)の中では、「両班(やんばん)」とか「選民」「奴婢」等々の言葉が飛び交っています。

歴史の舞台の中で、そういう差別を乗り越えて主人公が出世していくというところにも面白味があるのですが、この「ニュースサイトのコメント」を見るにつけ、「いつまでやっているんだ!」という怒りがこみ上げてきます。

P4152164-01.JPG






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「議論」しなくてもいいのですか。。。。。 [鈍感日本人への警鐘]

最近はネットが発達したせいか、いろいろな意見を言う人は増えてきました。

それはそれでいいことなのでしょうが、はたしてそういう意見を戦わせているのでしょうか?
結局は、「人それぞれ」ということで言いっぱなしのものも多いようです。

ネットを見ていると、中には、ヘイトスピーチ中傷のような醜いご意見も多いようです。

ところで、政治の世界では、次の国会では、

安保法制
・・・・「あなたの息子さんが戦場に行く」ことも現実になるかもしれません。
「憲法9条があるから、他国が攻めてこない」という議論もあります。

戦後70年談話
・・・・すでに「戦争をまるっきり知らない」こどもたちがずいぶん増えました。
どのように受け止めていくものなのでしょうか。。。。。

韓国問題
・・・・「どこに課題があるのか」すらわからないままかもしれません。

TPP
・・・・この前の米議会での安倍発言では、「米国と、日本のリーダーシップで、TPPを一緒に成し遂げましょう。」ということでした。

農協改革
・・・・「農業改革」なのか「農協改革」なのかよくわかりませんが、これはこれで議論がかみ合わないところも多いでしょう。しかしながら「時代の要請」はなんなんでしょう。

雇用制度改革
・・・・「ホワイトカラー・エグゼンプション」とかいうものもありました。
「お金の問題」だけでしょうか?片方で「労働時間の短縮」ばかりが美化されている現実もあります。

原発再稼働
・・・・「福島の教訓」はどのように生かされていくのでしょうか。

沖縄問題
・・・・「傲慢中国」のことを考えると、「沖縄だけの問題」でもないのです。
「何が必要なのか?」というのが伝わってきません。

思い浮かべるだけでもこれだけの「重要課題」があります。

ただ、
〇景気は?
〇地方創生は?
〇国債は?
〇オリンピックは?
〇年金は?
〇介護は?
〇税金は?
〇政治資金は?
〇少子化問題は?


こういう問題も絶えずあります。
知らない間にスルスルスルっと決まっていくのかもしれません


まぁ、「すべてがうまく回っている」と理解しておきましょうか。。。。。。


かつて、ある企業で「会長」と「社長」の意見が合わず、一日中議論されていた(口論に近い)会議に立ち会ったことがあったのが懐かしいなどと思ってしまいました。


P5072322-01.JPG





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「生活困窮」の入口はどこだろう? [鈍感日本人への警鐘]

昨夜は、テレビのある番組を見ていてなんだか「しゅん」としてしまいました。

その番組とは、

NHKの特報首都圏 「“生活困窮”出口はどこに? ~始まった“貧困新法”~」

(15.5.15 午後7:30~午後7:55)

[TV]http://www.nhk.or.jp/tokuho/program/150515.html


番組の案内には、

〇過去最高水準に上る生活保護の受給世帯。
〇先月、生活保護に至る前段階での自立を促進する「生活困窮者自立支援法」が施行された。
〇大きな特徴の一つは、自治体が地域目線で独自に貧困施策を実施するよう促している点。
〇若年層のホームレス対策、ひとり親家庭の学習支援など、地域の実情に合わせた施策が各地でスタート。
〇一方で、財源や意識の違いによる自治体間の「支援格差」という課題も。新たな貧困施策をめぐる現場から報告。

と。。。。。



なんだかんだと言いながら「豊か」になった日本ですが、その陰にはやはり「貧困」に悩む人たちの姿がありました。

夫のDVから隠れ住む母子、親の介護を終えた息子さん。。。。。。

しかし、敢えて「生活保護」を選ばない人たちでした


番組は「出口」という言葉を使っていましたが、その「入口」はどうだったのでしょうか


ふと私が小学校の頃のことを思い起こしてしまいました。

時々、(設備の工事などの理由で)給食が休みの日がありました。
その日はみんながお弁当を持ってくる日でした。
でも、クラスメートの中に一人だけ「毎回、弁当を忘れた」という子がいました。

そういう彼を見て、こども心に「忘れるなよ!しょうがないなぁ」という思いでいました。
他の級友がどう思っていたのかはよくわかりません。
当時はだれも話題にしたことはありませんでした。

ただ、彼のおうちは、「お母さんが住み込みで働き、お父さんは働いていらっしゃらないうえに兄弟も多い」と聞いたことがありました。

彼は弁当を忘れていたのではなかった」ということに気づいたのはほんの先日のことでした


昨日はこんなニュースも流れていました。

「『男女5人の遺体、無理心中か』・・・・・マンションの一室で、親子と見られる男女5人の遺体が見つかりました。30代の母親と高校1年生の長女、小学6年生の次女、小学5年生の三女、小学4年生の長男の親子見られるということです。」

と。。。。。

原因や事情はよくわかりませんが、なんだか悲しすぎます。

私にできることは、ちゃんと税金をお納めることだけかも。。。。

P5112359-01.JPG




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「悪質・危険自転車運転者への罰則強化」をご存知ですか? [鈍感日本人への警鐘]

先日の夕刻のことでした。
車で近所を走ったのですが、相変わらず、

①無灯火
②スマホ運転
③進行方向逆走
④信号無視

等々、ほんの15分ほど走っただけなのですが、自転車運転のマナーの悪さが目立ちます
というか危険です。

ところで、皆さんはご存知でしょうか。。。。。

この6月1日より、自転車運転者への罰則が強化されます。
私的には大歓迎ですが、少し周知が足りてないようです

[本]http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/bicycle/image/kousyu.pdf

具体的には、

悪質・危険な自転車運転者に対する講習制度

が設けられます。

危険行為(14類型)とは、

①信号無視
②通行禁止違反
③歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
④通行区分違反
⑤路側帯通行時の歩行者の通行妨害

⑥遮断踏切立入り
⑦交差点安全進行義務違反等
⑧交差点優先車妨害等
⑨環状交差点安全進行義務違反等
⑩指定場所一時不停止等

⑪歩道通行時の通行方法違反
⑫制動装置(ブレーキ)不良自転車違反
⑬酒酔い運転
⑭安全運転義務違反

のようです。
何となくわかったようなわからないようなそういうことも多いようです。

こういう行為を3年以内

〇違反切符による取締り
〇交通事故

2回以上繰り返して行った場合は(講習)受講命令を受けるようです。

幼稚園の保護者会などでは「説明会」が必要ではないでしょうか。。。。

P5242414-01.JPG

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「イルカの追い込み漁」と「スペインの闘牛」の話 [鈍感日本人への警鐘]

イルカの追い込み漁」の話については、そんな特別な問題だとは考えていませんでした。
イルカが多いと普通の魚が減る」という話を釣り人からも聞いたことがあります。
まぁ、その程度の知識の受け止め方でした。


ところが、コラムニストの深澤真紀さんの「イルカの追い込み漁と水族館」という話をラジオで聞いてすっかり考えさせられてしまいました。

※文化放送「大竹ゴールデンラジオ!」(15.6.2 13:00~)


話しの内容は、

1.和歌山県の太地町の「イルカの追い込み漁」の歴史は50年。

・実際にどれくらいの歴史があるのかはよくわかりませんが、昭和になってからのもののようです。
・太地町の追い込み漁は静岡から移入されたもので、さほど歴史があるものではない

※確かに、和歌山県のホームページには「食料」という言葉も使われていますが、「イルカ料理」というのはあまり一般的ではない。


2.イルカは知能が高く「賢い動物なのにかわいそうだ」という発想が根底にある。

知能が高い動物は「苦しみが恐怖を覚える」。だから「苦しみの恐怖」を与えたくない
・日本人は、長らく「イルカは魚」だと思っていた。
・魚ではないので、「苦しませないようにしないといけない」という考え方がある。
・なお、太地町の「追い込み漁」もすばやく殺せるように改善されている。


3.日本は世界一の水族館大国。

・世界に水族館は500個あるが、そのうちの2割の100が日本にある。(とても多い)
その水族館では「イルカショー」がビジネスの中心である
最近の動物園はショーをやらなくなっているが、水族館は相変わらずショーが中心。


4.イルカは水族館や動物園では繁殖が難しい。

水族館で育った個体どうしでは繁殖しない。どちらかが「野生」でないと繁殖しにくい。あるいは流産、生まれても小さいうちに死ぬ。
日本の水族館には300頭くらいイルカがいるが、そのうち1年に1割くらい死ぬ。寿命が40年~50年から考えると死にすぎ。
・野生のイルカをとるのは。経費削減のため。
イルカが死なないような育て方や繁殖するための研究にはコストがすごくかかる
・そのため「追い込み漁」でとったイルカを購入している。(アジア、ロシアくらいしか野生のイルカを購入していない)
・アメリカでは、人工授精でイルカを中で増やす研究が進んでいる。(江ノ島水族館も頑張っている)


5.今の「動物園は野生に頼らない」流れになっている。

・ライオンとかパンダも野生に頼らず中で繁殖している。
・イルカの飼育とショーは伝統でもなくビジネスである。(「見世物」小屋の娯楽施設)
・今は、旭山動物園のように「行動展示」になっている。
(なるべく生育環境にあったような展示)
「イルカのショー」は人気なので、切り替えられない。(「イルカの生育」にあっているわけではない)

・単純に「追い込み漁」だけが問題なのではなく、「水族館に野生のイルカを入れること」と「ショー」も問題にされている。


6.「人間が動物の方に行く」という発想に変わっている。

・「ホェールウォッチング」、「ドルフィンウオッチング」、「ホェールスイミング」「ドルフィンスイミング」と言って「こっちから行く」という流れになっている

・「シルク・ド・ソレイユ」というサーカスは「動物を使わない」というのが大きな特長(人間がやる)。


7.「捕鯨問題」の考え方には、白人による日本人・アジア人差別は確かにあるが、欧米人は建前を大事にする。

・毛皮、キツネ猟、スポーツハンティング、闘牛には同じように反対している。
スペインの闘牛も絶滅に近い(都会では闘牛はしない)。

・「芸をやらせない」「野生から供給するのはダメ」という考え方。
・他の動物も「動物園」で繁殖している。


8.「アニマルライツ(動物の権利)」という考え方はあるが、「動物の権利」をどう決めるかは「人間のエゴ」である。

・「中にいるイルカ」は外に出されるのが罰ゲームになっている。
・「飼いネコ」も外に出すと死ぬ。
・外のものが中に来るのはストレスがたまりやすい(死ぬ)。

・本来は「野生のものは野生のまま」にが原則。
・そうなると「ニワトリ小屋」「牛の放牧」「犬を飼う」「ネコを飼う」のはどうなのか?という線引きは難しい。
・・・・最近は食べる動物も「苦しませずに殺そう」という考え方になっている。
・日本では「動物愛護」という考え方があるが曖昧。
・ただ、動物と人間が付き合うための「エゴの中にもましなエゴ」があると思う。

・「追い込み漁」だけの問題ではなく「アニマルライツ」については世界中でいろいろな意見がある。「ましなエゴ」を探すしかないが単純化しすぎると難しい。
「水族館は必要」だけど、「イルカショーが必要か」は疑問。
・「(ライオンの火くぐりなどの)ライオンショー」はなくなっている。


さてさて、わかったようなわからないような議論でしたが、今回の「イルカの追い込み漁」の問題は、

マグロはどうなのか?
牛肉はどうなのか?
犬に「お手」を教えるのはどうなのか

というような問題に広がる可能性もあるようです。

というような話だったのかもしれません。
ここから先はみなさんでお考えください。


昔々、バンクーバー(カナダ)の水族館でシャチのショーを見たことがありました。
おそらく、ショーというよりは「シャチの生態説明」の講義だったような印象がありました。

「鴨川シーワールド」(千葉県)の、「シャチのジャンプ」とか「背中に人間を乗せて泳ぐ」ショーを知っている私にはとても退屈なものでした


P6020045-01.JPG


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

日本年金機構の「情報漏えい」問題と「ご意見番」 [鈍感日本人への警鐘]

日曜日の私の好きな番組の一つに、「サンデーモーニング」(TBS 8:00~9:54)というのがあります。
そして、その中でも、「御意見番 スポーツ」という元巨人の張本さんが、「!」とか「あっぱれ!」と評するコーナーがあります。


張本さんが、サッカーなどの他のスポーツに「喝!」とかあるいは批判的なコメントをされると、ネットの投稿は大盛り上がりになります

その投稿には、

①張本さんが「在日」であることをなじるもの。(敢えて書きました)

②「老害」だというもの。

③「門外漢がコメントするな」的なもの。

がかなりたくさん見受けられます。

確かに内容によっては、「見方が自分とは違う」というものもあるかもしれませんが、「違う部分」を専門的に切り返さない投稿には時に辟易してしまいます。

世の中には、素朴な疑問をズバッという人が必要」と私は考えています。

そんなこともあり「張本さんのコメント」は「おもしろいなぁ!」といつも思っています。


さて、日本年金機構の情報漏えい問題です。
経営トップの方の「謝罪会見」をテレビでご覧になった皆さんは何をお考えになられましたか?

私の感想は、この偉い肩書の皆さんの中に「現場の仕事の流れ(実務)をご存知の方はいらっしゃるのだろうか?」ということです。

この実務がわかる(現場がわかる)人が経営上層部にいらっしゃらないかぎり、「情報漏えい」のようなきわめて現場の仕組みや仕事の流し方の改善は図られないからです。

現場の実務がわかる人が意見を言っていない改善策は、「屋上屋を重ねたマニュアル」ができてしまって「よし」となってしまうことが多いものです。


こういう「現場の実務のわかる人の意見を引き出す方こそ張本さんのような「はっきりとものをおっしゃる『御意見番』の役目」なのです。

御意見番」の優れたところは、基本を押さえていらっしゃるからです


番組の中で、あるコメンテーターの方が「私は社外理事なのです」と申告なさっていらっしゃいましたが、画面に向かって「またあなたですか?あなたでは無理だと思いますよ!」と申し上げたくなってしまいました。


経営幹部の重要な仕事は「謝罪会見」の時に頭を下げることではありません。

「謝罪会見」をするような事案を作らないこと

「謝罪会見」をするような事案が起きた時は迅速に対応すること

二度と「謝罪会見」をしなくていいような「実のある経営」をなさること

なのです。


そういえば、今回の事案は、「機構が会見をする以前に職員の方がネットに投稿されていた」という問題もあります。

ネットに投稿した職員さんは、「組織の風通しの悪さ」に思い余って投稿なさったのではないでしょうか。。。。

上から風の吹かない組織は下からは風は吹かない」というのが私の持論です。


P6060065-01.JPG



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

まだ「こんな運転をする」人がいるのですね [鈍感日本人への警鐘]


先日の日曜日の昼下がりのことでした。
お天気も良かったことから、駅前にはそれなりの人出がありました。


そこからは少し離れていたので、詳しくはよくわからなかったのですが、

杖を突いて踏切を渡るおばあちゃんの姿が見えました。


あろうことか車が進入し、そのおばあちゃんに向けてクラックションを鳴らしています

おそらく、「おばあちゃん」に気づかないで進入してしまったのでしょう。

都会の踏切ですから次の電車もすぐ来るはずですから運転者の方は気が気ではなかったのでしょう。たぶん冷や汗ものだったはずです。

でも、クラクションを鳴らさなければいけないほどの狭い踏切ではなかったと思います


交通ルール的には、

歩行者への安全配慮を欠いています

踏切への進入も無理があるものでした


私のように唖然としながら足を止めて見てしまった人が何人かいらっしゃったようです。


何年か先には高架または地下化するらしいのですが、まだまだ時間はかかります。

運転者が配慮するとともに、鉄道会社さんも踏切の渡り方ルールを定めてほしいものです

歩行者優先とはいえ、特に若者の歩き方には課題が残ります

・斜めに横切ったり
・左右関係なく歩いたり
・前方も確認しないで
・車が来るのを意にも介さず

等々目に余ることもあります。


今回は、次の電車が来るまで余裕があったために大事には至りませんでしたが。。。。。


その車は、白色、トヨタのエスティマでした。

※遠くで見ていたので、運転者の年齢や性別やナンバーまではわかりませんでしたが、車のタイプから言えばファミリーユースの方だったのではないでしょうか。。。。。。

おそらく、地元の方はここは車では通らないようなところでした。

P7150429-01.JPG

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

ついに「町のホームページに『ふるさと納税額』カウンターを掲げる自治体」が出てきた [鈍感日本人への警鐘]

ある田舎町のホームページを開いたら、トップページに¥14,000という数字が目に入りました。
町長さんの笑顔の横にです。

どうやら「ふるさと納税」の寄付額のようです。

単位は円。

おそらく、寄付があるたびに寄付額合計額が加算されていくカウンターなのでしょう。


「可視化」を評価する人もいるかもしれませんが、「なんだか『品がない』なぁ!」と思ったのは私だけでしょうか。。。


今年になって、「ふるさと納税」の見返り商品競争に少し批判が出てきたことは歓迎するべきことですが、こういうわけのわからない仕組みにそろそろブレーキをかける時が来たのではないでしょうか!

「なにが悪いか」というと、

①恩恵を被る人とそうじゃない人の公平感がない。

※日本では、この「公平感」が重要なのです。


②各地域産業の「自立化」に資するとも思えない。

※「国による地方産品の買上げ」という見方もできる。

※宣伝効果は認めますが、期限を定めて自立化の糸口(ドアノック)とするべきである。


③結果的には、「国につけ」が貯まる。

「ふるさと納税」で、国民の納税額が増えたわけではない。



「ふるさと納税」に成功した自治体は、

①その地域だけの施策の資金調達が楽になる。

②見返り「地域産品」の生産者の所得が増えたり、雇用が増えることから、地元の産業振興、住民生活の向上や税収増が期待できる。

などのメリットがあるのでしょう。



これをよしとするのか?なんか変じゃないのかと思うのか?

うーむ!難しい。。。。。。

ただ、そういう時代なのかもしれない。





nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「〇〇有料道路」の救援ツイートの真偽⇒本物でした [鈍感日本人への警鐘]

9月10日午後9時台の出来事でした。
テレビでは今回の大雨被害のニュースが流れていた頃のことです。


ある有名人のツイッターを見ていた時のことでした。

戸惑うようなツイートが流れてきました。

代理通報が必要でしょうか?

〇〇有料道路で救助待ってます 娘も小さい子供もたくさんいます 警察にも消防にも電話つながりません 車も水没して橋の上からおりれません…

〇〇有料道路で救助を待っているとの情報があります、警察にも消防にも電話つながらず車も水没して橋の上からおりられないとのことです。小さな子供と合わせて20名ほど。状況の確認もとれないままツイートしてます。どうするべきでしょうかね。

〇〇有料道路で救助待ってます 娘も小さい子供もたくさんいます 警察にも消防にも電話つながりません 車も水没して橋の上からおりれません はやくたすけてくれーい

〇〇有料道路の陸橋 避難求めてます 子供大人合わせて20人以上います 自分は大丈夫なんですけど周りの人達小さいお子さんもいますのでほんとにお願いします みんなRTお願いします



ちょうどNHKのニュースを見ていた時間だったのですが、なんだか変です。

該当の〇〇市は確かに大きな被害に見舞われているニュースが流れていますが、この話は出てきません。


午後10時を回り、報道ステーション(テレビ朝日)が始まってもこの話題は出てきません。

それどころか、該当する自治体の担当の方と生中継が行われています。


気になるので「〇〇有料道路」のサイトをググってみました。

〇〇有料道路が開通しました

通行止めとなっていました〇〇有料道路が、開通しました。

引き続き無料で通行できます。

と書いてあります。

※そもそもこの文章もなんだか変ですが意味は分かります。


ひょっとしたら、上のツイートは「拡散」狙いの悪戯だったのかもしれません。

そもそも「みんなRTお願いします」というのもなんだか変です。

この著名人はややあってから、このツイートすべてを削除なさいました。
(その後無音ですが。。。。)


テレビのキャスターをして興奮気味に話すようなニュースの間隙を狙った悪戯だったのでしょうか

それとも、本当にこの暗闇の中の悲鳴だったのでしょうか


今私がこういうことを書くことが、いいことかどうかはよくわかりませんが、ツイートのマナー(ルール)がわからないと大変な混乱が起きてしまいます。


東日本大震災の後、マスコミに登場する方々が「『ツイッター』は災害に役に立つ」と一様にお話しされていましたが、こういう問題も起きてしまうのです。

夜を徹した救援活動が行われている中、これ以上、何事もなければいいのですが。。。。。。


リツイートされた方は、2時間ほど経ちますが削除なさったまま無言です。
おそらく真偽を確認なさっているのでしょう。

テレビ・ラジオではっきりとコメントをなさる方だけに、次の意見を楽しみにしています。
もちろん私もこの方のファンです。


※気になったので、「〇〇有料道路」の状況を調べたら、
9月10日19時30分から道路冠水のため全面通行止め
との記載があります。
事実はどうなんでしょうか?

9月11日0時41分現在、ニュースでは被害が拡大していることを伝えています。
テレビも「昨日の昼間の映像」と、「今のニュース」が混在しており、事実がわかりません。

事実だったようです。
元のツイートに当たってみました。
無事自衛隊とレスキュー隊にボートで救助してもらいました!ご心配おかけしました。娘もみんな元気です。気にかけてくれたかたありがとうございます
と。。。。(23時頃の救助だったようです)



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「森林」管理と「耕作放棄地」管理は丁寧かつ早急に行う必要がある [鈍感日本人への警鐘]

都会にいると気が付かないことですが、地方に行くと大きな問題が待っていることはたくさんあります。

地方の課題は「地方創生」や「消滅市町村」の問題で抽象化されてしまいましたが、

1.荒れた森林

2.耕作放棄地

問題です。

「人」は移動できますが、「山」や「農地」は動かせません

そこで「若者」「移住者」などという言葉に光が当たっているようですが、もう少し組織的にやっていかないと、いわゆる「虫食い」が起きてしまいます。

また、「不都合なだれかに買い占められる」というリスクがあります。

農地は「農地法」で少しばかり歯止めがありますが「山林」には歯止めがありません


「山林」は少々放置していても大変動はありませんが、「農地」は一度荒れたらもとに戻すのがたいへんです

また「山林」は、伐採まではできても、次の「植林」にはかなりのエネルギーが要ります。

「自伐型林業がいい」などとおっしゃる方もあるかもしれませんが、方法論に過ぎません。
かつて生業的な山林地主が来た道を戻るだけです。


やはり、組織的な取り組みが必要です。

たとえば、

農地」であれば「第三セクター」等で共同管理、共同耕作していく

山林」であれば「森林組合」を核として、「経営委託」を受けることで共同管理、共同育樹をしていく。

ということが考えられます。

当然のことながら、こういう組織が買取(所有)していくことも考えなければいけません。


「若者」や「移住者」などの意欲的な皆さんは、そういう管理とコラボレーションしながら、あるいはそういう仕組みの傘下に入りながらゆくゆくは独立していくというやり方もあるはずです。


新しい働き方」も考えながら、「林業」や「農業」に取り組んでいくことも喫緊の課題です。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

お役人様の収賄 ・・・ 上司のチェックは? [鈍感日本人への警鐘]

昨日(10月13日)は、
マイナンバー関連のシステムなどを担当する厚生労働省の室長補佐の男が、業者に便宜を図った見返りに現金100万円を受け取ったとして警視庁に逮捕されました。(JNN)
というニュースが大きく報じられていました。


容疑者の「人となり」については、(産経新聞より抜粋)

ノンキャリアながら民間の医療関係者やIT関係者に太いパイプを持ち、その服装や言動などから「異能の官僚」とも呼ばれた。

19年以降は部署間を大きく異動することはなく、システムの導入や企画立案を担当した。医療分野のIT化の旗振り役として、政府の医療情報政策を主導してきた。

「情報を電子化することで将来の医療の質は間違いなく高まるはず」。雑誌のインタビューにもこう持論を展開した。大学の客員准教授を務めるほか、贈賄側のIT関連会社なども入っていた産官学による研究団体にも所属していた。

ワインレッドのシャツに黒のネクタイ、くるぶしまでの長いトレンチコートと高級ブランドで身を固めた姿で省内を歩いていたことを覚えている。「金回りがいい人だな」。この職員はそう感じたという。

「外にもパイプがあるので、いつでも役所は辞められる」「自分に近い国会議員もたくさんいるし、人脈は持っている」。

一緒に数回、仕事をしたことがあるという厚労省職員は「能力が高く、代わりの人材がいないからずっと同じ部署に置かれていたのだろう。上司も彼があまりにベテランで、逆らえない雰囲気があったのではないか」と推測。

「うーん」サラリーマンとしては「違和感ありあり」です。


こういう部下を「上司の方はどうチェックするのか?」というのも大きな課題です。


かつてこんな記事を書いてみました。

「営業マンの「靴」を良くみてください。。。。(銀行員の服装)」

[本]http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2009-04-02-1

役に立つかどうかはよくわかりませんが、今回のケースをあてはめてみてください。


※チェックのポイントは

1.ヘアースタイルを良くみてください・・・・パンチパーマとか茶髪はいません。

2.Yシャツは地味です。

3.ネクタイのネック(Vゾーン)は小さな三角形。

4.カフスボタンは、よほど偉くないとしません。

5.クリップタイプのタイピンをしています。

6.靴はウオーキングシューズがベター。

7.ローレックスなどの高級時計は控えています。

8.身体から離れにくいバッグです。

9.手帳は必需品です。

10.ポケットに手を入れる暇はありません。

もう少しおまけを言うと、

同じ部署での長期勤務者はいない

単独では決裁できない

というのも銀行員の特長です。


「かっこう」で仕事を評価するのが適切かどうかはよくわかりませんが、サラリーマンならばこそ求められる姿勢もあるものです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「傾斜マンション」問題の一つの事情 [鈍感日本人への警鐘]


ここのところ毎日マスコミで取り上げられていることの一つが、横浜のマンションが傾いたことに代表される「くい打ちデータ流用」問題ですね。

ここ半年ばかり工事業者の方と親しくなったので、彼らにも聞いてみました。
いずれも現場で作業をなさっていらっしゃる方々です。

横浜の問題の原因は、やはり「工期」の問題だと。

最初にマンション販売ありきで消費者と契約が終わっていて、、そのあとで工事が行われたため、お尻(工期)を伸ばすことができなかったことが大きいと。。。。。
ああいう工事なら、「私らもどこかで手を抜かざるを得ない」とでも言いたそうです。


たしかに工期の問題も大きいのでしょう。
特に、今年のように夏から秋にかけて大雨が降ったような時は工事は大きく遅れてしまいます。

ただ、私が見る限りではもっとほかのところにも原因があるような気がします。

はっきり言うと、「施主」と「現場の下請け」さんをつなぐ人が「弱い」ということです。
現場はそれなりに一つ一つの仕事を「まじめ」になさっているようですが、受注した元受の現場監督の力がずいぶん弱いのです。

お会いしてみると皆さん人柄良好の好青年が多いのですが、CS活動の影響なのか「強く言えない」という特長が共通しています。
そして、少しでも苦情があればそちらにかかりっきり、優先順位もぐちゃぐちゃになってしまうようです。

こんな状態で工事が行われているのです。
現場の職人さんたちは、孫請け筋なので立場も弱く、何も言えないようなのです。

これでは現場の風通しも悪くなり、気が付いたら「手抜き」が行われていたということも起きているようです。

私が見たほんの一面ですが、こういうこともあるようです。



ラジオのある番組で、コメンテーターの佐藤優氏がこんな面白い話をなさっていました。
「私は収監中、検事からこんなことを言われた。
『談合』は日本の文化だ。『談合』がなくなると、きっと手抜き工事が起きるだろう。駐車違反と同じで、『駐車場がないから』ということは理由にならない。見つかれば『談合』も『駐車違反』もたらえなければいけない。と。。。。

今から13年前のことだったが、今話題の横浜の傾斜マンションができたのは、この検事の話の後のこと。
現場の管理者も『手抜き工事』を見て見ぬふりをせざるを得ない状況だ。

彼らは、『耐震偽装問題の姉歯事件』のように、時がたつのをじっと待つしかないと思っているはずである」
などと。。。。


なお、ある情報によれば「姉歯事件の対象となったマンションは、東日本大震災でも被害はなかった」そうです。
しかしながら、今回のマンションはすでに傾いているので厄介なのです。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

優しいけど筋を理解するのが下手・・・・・現代若者考 [鈍感日本人への警鐘]

こらー何やってんだよう! そうじゃねぇだろう

自宅の隣の工事現場での話です。

ユンボで土地を掘り起こしていたおじさんが、別の水道工事業者の不手際に大声を上げているのを見てしまいました。

ユンボのおじさんは道路に青いビニールシートを敷きダンプに土を詰め込んでいます。
道路汚さないための配慮です。
見ていて、「今の工事現場はここまでやるんだ」と感心していたところでした。

そこへ水道工事屋さんが来て道路の舗装を掘り起し、後片付けのため道路を水で流し、この青いビニールシートの上に水でぬかるんだ土をためたまま立ち去ろうとしたところでのおじさんの大声でした。

水道工事屋のおにいさんは、「これは私らのではない」と言い張ります。
ユンボのおじさんは「こんな濡れた泥は俺たちがやるわけがねぇだろう」とまた大声です。

このやり取りを聞きつけた水道工事屋の年配のおじさん2人がやってきて謝りながら片付けていました。
さっきの若者は、何もせず見ています。

誰でもわかるようなことに何をムキになっていたんだろう」と思わずにはいられません。

ユンボのおじさんが怒るのもよくわかります。


このところ若手の営業マンや現場作業員や公務員さんや諸々の方と話す機会が増えましたが、二つのタイプがあるようです。

Aタイプ:とにかくすぐ謝って現場や事の成り行きを理解しない。

Bタイプ:筋が通らないことを平気で言う。


どちらのタイプにも共通するのは「根っから悪いヤツではない」ということです。

想像するに、

職場で、筋の通った(理にかなった)指導を受けていない
・・・・上司に相談する姿が見えない

わかったふりをしながら、腹の中では理解していない
・・・・おそらくツイッターなどで持論を呟いているのでしょう

上司の姿が見えない
・・・・上司の包容力が窺われません

と思えてしまいます。


ある時、私が若者に意見した後で、下請け業者の方が私におっしゃったのです。

あいつらはいつもこう
・・・・公務員の方を指してでしたが。。。。。
誰かがピシャッと言わないとだめだ
・・・・・自分らは下請けの立場なので言えない
年々レベルが下がってきている
・・・・・知的レベルや意欲は高まっているようですが、何か足りないのです
おかげで仕事の効率もどんどん悪くなっている
・・・・・とにかく「だんどり」とか「根まわし」不足で「全体像を考える」とか「次の一手が足りない」のです


何かをあると「パワハラ」「キレタ」という風潮の中、筋の通った指導なさったり意見をおっしゃる方が明らかに減ったのだと思います

そういえばツイッター好きの政治家の方がいらっしゃいますが、主張がよくわからないのもこういうことなのかもしれません


ここのところ感じてしまう私の若者考です。
ポイントは、「若い人に任せることも必要ですが、人生の大人が時々軌道修正をしなければいけない」ということかもしれません。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

中国系資本による「日本買い」…「ふるさとの山」は大丈夫か [鈍感日本人への警鐘]


北海道の「トマムリゾート」が中国資本に買収されたというニュースが先ごろ報じられました。


若手のコメンテーターとして売出中のX氏によると、

①「星野」は経営を受託しているだけ(少しだけ資本を持っている)
②今度買収した企業グループの母体は中国の「復星国際」(ふくせい:フォースングループ)集団である
③この「復星」は、中国政府直系のファンド(コングロマリット)である
この企業のトップは「全人代」のメンバーである
※「民間企業」とはいえ「中国政府」の考えが反映しやすい

と。。。。。


あるいは、全国展開をしているコーヒーチェーンの「〇〇〇コーヒー」のバックは中国系で、名前を隠してあるいはこのコーヒーチェーンの名前で長野の森林を取得しようとしていた。

水のいいところの50万坪くらいの森林がほしい」的な買占め意向があり、水のいいところでリキッドコーヒーを作りたいとの話があったそうです。面積等から考えると「これはおかしい」と背景を調べた市長が待ったをかけた結果、この話を断ったそうです。


かつては「中国系であることを隠して見えないように」買収していたが、最近は中国政府の意向が反映しやすいグループが表に出るようになった


中国系の資本は明確な意図をもって日本の土地を買いに来ている

日本では、土地所有者の権利がものすごく強いままで規制ができない。


なお、こういうファンドの一部と「与党」の大物政治家が「非常に近しく付き合っている」ということもあるようです。


X氏いわく、「外向けの『安保』もいいのだが、内向けの『安保』問題は大丈夫なのか」とのことでした。

中国人観光客による「爆買い」ばかりに目が行きますが、実は静かに深くこういう「実効支配」にも似た土地所有が進んでいるらしいのです。


ところで、地方創生で活気づく田舎でも「空き家」とか「山林」が売買されることが珍しくなくなり、歓迎されていますが、「気が付いたらふるさとの森林が中国系に買い占められていた」ということはないのでしょうか?

日本の中に、「中国の飛び地」ができるようなものだそうです。

水のいい森林」は狙われているそうです。



私は、山林管理を「森林組合に経営委託した方がよい」と考えています

理由はいろいろありますが、誰かが組織的に山林管理をしていかないと、知らぬ間に山林が意図しない人手に渡ってしまうという不安があるからです


※中国では日本人は土地は買えないのです。

※※「空き家」の売買も何かルールがあるのでしょうか?
土地所有の問題はそうそう簡単には解決しないものだと思います。


昨日(17日)の記事で、「東京の土地が売られ新しい家がどんどん建っている」と書きましたが、住民の思いは「中国の方に買われないように」ということもあるのです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

「消えた11億円」・・・・誰も気づかなかったのかなぁ! [鈍感日本人への警鐘]


何年に一度かはこういう話が新聞に載るもののようです。

昨日(2015.11.22)の読売新聞の社会面にはこんな話が出ていました。

「リゾートマンション前理事長、11億円超着服か」

かなり大きな見出しでした。
内容は、

〇大型リゾートマンション(576戸)の管理組合前理事長(68)が約16年間にわたり、組合の管理費など総額約11億7800万円を着服していた疑いがある

〇前理事長は組合に「個人的な投資に充てた」などと着服を認めた

前理事長は公認会計士で、99年から理事長を務めていた

〇前理事長は自分が管理する組合の預金通帳や印鑑を悪用し、昨年秋までの約16年間にわたり、管理費や修繕積立金などの約11億7,800万円を自分の証券口座や銀行口座に送金したり、現金で引き下ろしたりしていた

〇年1回の総会で会計報告は行われていたが、前理事長は口座の残高証明書を改ざんして提出し、発覚を免れていた

等々。。。。。


こういう事件が起きるたびに「誰も気づかなかったのか!」と思ってしまいます。


今回の事件は、

〇前理事長が「公認会計士」で信用力が高かったこと

戸数が多く、誰かに任さざるを得なかったこと
  (1戸あたり200万円くらいの被害になるようですが。。。)

〇リゾートマンションだけに、実際の定住者は少なく理事長任せになっていた

などもあるのでしょうが、


監査はなされなかったのか

なぜ、一人が印鑑や預金通帳を持っていたのか

銀行は気づかなかったのか

④いわゆる「うるさ型」はいなかったのか

なぜ一人の人が長く理事長をしていたのか?

という素朴な疑問はあります。


銀行の残高証明書が改ざんされていたのでなかなかわからなかったのでしょうが、「通帳までは改ざんしていなかったはず」です。

「命までとられるような話」ではありませんが、しかも人ごとながら「悔しい」じゃありませんか!

そして、お金に限らず「運営のインチキ」はこんな風に埋没してしまうことが儘あるものです


以前、ある団体の決算報告の相談に乗ったことがあるのですが、その時に申し上げたのは、数字の単位を簡単にして(今回なら百万単位くらい)大づかみに見る癖を作ってくださいと。。。。。

こういうことだって、数字に親しむコツです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

税金がかわいそう・・・・「民でやることは民で」「民でできないことは官で」 [鈍感日本人への警鐘]


「民でできることは民で」

これは、かつて小泉内閣の時にしきりに喧伝された言葉です。



私はこの考え方に基本的には大賛成です。

もっと言えば「民でやらなければいけないことは民で」ということかも知れません。


ところがどうでしょう?

最近は「民でやることも官で」という色彩の強い行政施策が時々目につきます。

ふと「官でやらなければいけないこと」「官がやらなければできないこと」はちゃんとやってあるのだろうか?

という思いもあります。


地方創生」という言葉が生まれて以来、

必要性

優先順位

持続性

十分に吟味されずに、もてはやされている地方もあるようです



消費税引上げ」施策を前に「軽減税率適用」の攻防があったばかりです。


新聞への軽減税率適用に関して、「新聞よりも水道や電気が必需品だ」との発言もそれなりに親近感があります。


こうなると「何のための消費税引上げか?」「消費税は引き上げなくてもいいのではないか!」という話も応援したくなってしまいます。


そういえば、

平成27年度の歳入予算96兆円のうち(税収で一番多い)消費税は17兆円

みなさんが納めた消費税のうち3,294億円は、納税義務者である事業者の新規滞納額(平成26年度)になっています。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

新聞の「社説」読んでいますか? [鈍感日本人への警鐘]


皆さんは新聞の「社説」というのをお読みになりますか?

私は、以前からほとんど「社説」なるものは読んできませんでした。


なんだかむつかしいことが書いてありそうで。。。。。



ふと目をやった日曜日の新聞(⒗.3.13読売新聞)の「社説」の薄ぺら論旨でつまらないことか。。。。

SNS全盛のこの時代、素人のブログやツイッターのほうがはるかに読み応えがあるようです


この日の社説テーマは二つ。

一つは、「金融政策頼みだけでは危うい

アベノミクスのことかと思ったら「欧州中央銀行の追加金融緩和策」のことのようです。

「各国の金融当局は細心の注意を払わなければならない。」と謳ったところで、欧州の金融政策担当者が読むはずもないし、読んだところで笑われるだけのような整理です。
いったい誰に何を言いたいのかと思えるような文章です。

ひょっとしたら、欧州が金利下げを行うとアベノミクスの金利下げ効果が薄まってしまうとでも言いたいのでしょうか?


一つは、「不適切な指導が追い詰めた


広島県府中町の中学校で起きた男子生徒の自殺事件をコメントしたもののようです。
今までの記事を並べたような文章にどんな重みがあるのでしょう。

「指導を誤れば、生徒の心に深い傷を負わせることがある。教師は肝に銘じねばなるまい。」と結ぶご意見にどんな重みがあるのでしょうか?

世の中の教師すべてが危ういのか?それともたまたまあの学校の先生たちだけが問題なのか?

あるいはどこが悪かったのか
あるいはどうしたらよかったのか

そして、今後はどうすべきなのか


もっと自己主張をしていただきたいものですね。


新聞だからと言って「素晴らしい意見や取り上げ方ではない」ということかもしれません。


出来栄えの悪い絵葉書に「素晴らしい」「私も行ってみたい」というように身びいきな感想を述べるようなものなのかもしれません。



そういえば、「アベノミクスはうまく行っている」と言っていたマスコミ人の多くが、普通の口調で「景気が悪い」というのもいかがなものかと思う。


わが身に置き換えて「書いたり」「見たり」「読んだり」しなければ。。。。。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

田舎町は「投資ピッチ」が早すぎる [鈍感日本人への警鐘]

企業というのは調子がいい時には「投資」をしたがる傾向があったりするものです。

特にマスコミが持ち上げたりすると、「出店」とか「工場増設」と言った賭けをいとも簡単になさることもあるようです。


私が知っている田舎町の場合はこんなことがあるようです。

たとえば、とにかくマスコミが持ち上げている田舎町です。


あろうことか、このところ投資案件が目白押しです。


まず、「中学校」が新築されました。

総木造の校舎です。

強度がないのか、教室の高い天井の間に梁が露出して台無しになっています。


町長様は「木造づくり」が自慢の種のようです。


そして、「保育園」の工事が始まろうとしています。

やはり木造です。

使い勝手を考えたら、そう拘らなくてもいいはずです。



さらには、「図書館」を作りたいという計画もあるようです。

ただ、さすがに周りが抑えにかかっています。

特に、ブームとはいえ「図書館」の利用実績もよくわかりません。


そうこうするうちに、「庁舎」の建築の声も見え隠れします。


まさに、投資ピッチが速すぎます。


やはり。。。。

「裏金」話が伝わってきました。
どこまで本当のことかその真実はよくわかりませんが、「あの町は金権体質」と業者間では有名そうです。


たまたまなのか、

①工事費の補正追加が議決されました(資材価格の高騰だとのこと)。

②用地取得に行政の執行部関係の方の土地が高額で売買されたとも。

③二酸化炭素排出権取引にまで建設業者のお名前が見え隠れしています。


ある若者がつぶやきました。

「身の丈に合ったものでよい」と。。。。


「町債」も増加しています。

メンテナンスの時期も同じようなサイクルでやってきます。



この手の話を住民の皆さんはあまりご存じないようです。


ノー天気にマスコミは「木造校舎」を伝えているようです。

誰かがブレーキをかけなければ、このように税金は無駄に使われていき、町長だけが有名になる構図があるのかもしれません。



nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事
前の30件 | 次の30件 鈍感日本人への警鐘 ブログトップ