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学校の先生もたいへん~パソコン配布 [どう受け止めたらいいのか]

「学校の先生は多忙」という話があったはずです。

ただ、
●なぜ、たいへんなの?
●なにが、たいへんなの?
という議論はあまり聞こえてきません。

そんな中、経済対策として「2023年度までにすべての小中学生がパソコンなどのIT(情報技術)端末を利用できるようにする」補正予算が閣議決定されたようです。


●時代の流れ
●いつか使うのなら早い方がいい
などと言う意見もあるようですが、

●本当に必要なのか?
●先生の対応能力はあるのか?
●学校でのパソコン管理はどうするのか?
●各家庭でのパソコン購入要請にはどう取り組むのか?
●基礎的な学力を身につけなくていいのか?
などと言った不安や心配も生まれてきます。

パソコン業界には「恵みの雨」状態なのでしょうが、素朴な疑問の議論も必要です。
また、初老の人たちの「パソコン利用力」は高めないのか!という思いも私にはあります。

「60歳代の方の中にはメールやデジカメすら使わない」という人たちもかなり目につきます。
長寿化を迎え、パソコンが使えない初老世代がこのまま年老いていくのを放置していいのでしょうか!


先日のことでした。
小学校の先生とお話しした際、「書道」とか「美術」とか「音楽」と言った教育は「塾でやるもの」「パソコンが普及すれば書道はいらない」的な発言がありました。

本当にそんな発想でいいのでしょうか?
「書道」や「美術」や「音楽」のセンスが高ければパソコンが生きてくるということをご存じないようでした。

学校の先生は「忙しいものだ」という発想からも抜け切れていないようでした。



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