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「地方公務員の給料」は高いのか安いのか? [どう受け止めたらいいのか]


アベノミクスの一環として「給与の引上げ」が報道されていたような気がします。
実際にはどうなったのかよくわかりませんが、「公務員」様の給与はいかがでしょう?

ある田舎町の広報誌を見る機会がありました。
そこには、

(一般行政職)・・・平成31年4月1日現在
平均給料月額 284,600円 (平均年齢 39.1歳)

(期末・勤勉手当)・・・平成30年度
期末手当 6月 1.225月分 12月 1.375月分 計 2.6 月分
勤勉手当 6月 0.850月分 12月 0.950月分 計 1.8 月分
 計   6月 2.075月分 12月 2.325月分 計 4.4 月分

というような記述がありました。
期末・勤勉手当や初任給は国と同額だということも書いてあります。

人口が10,000人に満たない人口減少自治体です。
転勤もある国家公務員とめぼしい大企業もない小さな自治体の給与や期末・勤勉手当の水準が同じだということをどう理解したらいいのでしょう?

平均給与月額から年収を単純計算してみると、
@284,600円/月 × (12+4.4)月 = 4,667,440円/年
ということになるようです。
それに残業代も含めればこの地域では相当の収入のようです。
ひょっとしたらこの町有数の高給サラリーマンになるとのことです。

退職金や有給休暇や休日数まで加味すれば好待遇ということになりそうです。

この町にはこんなうわさもあるそうです。
「子どもを役場に入れたかったら町長に100万円持っていけばいい」
とか。

あくまでもうわさの域を出ませんが、生涯所得から考えると100万円は「安い」ものだそうです。


この所得レベルをどのように受け止めるのがいいのかよくわかりませんが、この地域の相場観ではかなり安定した職場で報酬も高額だそうです。
「年金」も「健康保険」もそれぞれ「国民年金」や「国民健康保険」ではありません。


「地方公務員」の皆さんも地域のため「地方創生」「地域の活性化」を旗印にいろいろとご尽力されているのでしょうが、

「次から次へと種は撒くけど、花が咲いたのを見たことがない
「移住者中心の施策も大失敗に終わっているが誰も責任を取らない

と住民のみなさんからはこんな声が聞こえてきます。

地元紙の記者に聞くと、
「花が咲かないどころか、育ちぶりを検証する人もいない
と。

記者氏には「育ちぶりを検証して伝えるのはマスコミの仕事なのでは?」と申しておきましたが。。。。


地域住民の暮らしを豊かにするお手伝いをなさる皆さんがいちばん豊かという笑えない話があるようです。


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