「政府無策」 [新型コロナ]
新型コロナの感染蔓延につれてわかった来たことがあります。
「政府無策」
ということ。
たしかに、お金はバラ撒いたけど、
①感染対策の哲学がない
②感染対策の総責任者が不明
③「分科会」というメンバーの議事に信頼度が低い
という特徴があります。
長く続いた安倍政権の一つの特徴かもしれません。
①必要性や緊急性の優先順位がよくわからない
②本当に必要で急ぐことには及び腰
③全体像も各論も浮かんでこない
ということ。
財政予算を国が握っている以上は「お金のバラマキはどの政府でもできます」が、
①アベノマスク
~せめてデザインが良ければ救われたはずです
②各種補助金や給付金の配り方の狼狽
~一般的な行政資金の配り方と違う方法取っていたのではないでしょうか?
・税務申告ルートを使う
・健康保険ルートを使うGoTo
・郵便局や地域金融機関を使う
などの方法もあったと思います。
何せ方法論が固まるまでに手間がかかり過ぎました。
③「休業と補償」というのも今一つよくわかりません
・そもそも業績の悪い企業へのサポート力はいかほどか?
・反社会的勢力のフロント企業のようなところに補償が必要なのか?
・風営法対象企業にまで補償が必要なのか?
と思ってしまいます。
政策として用意すべきは「激変緩和」策だったのです。
・コロナを契機にスムーズな廃業を推進する
・さすがにコロナ激変には対応できない企業の応援
と言った哲学を明確に出すべきだったのです。
④不調のGoToトラベル
~菅官房長官の「東京の問題」「東京除外」発言や「前倒し」による準備不足がたたりました。
人気に偏りが出れば、「コロナ対策経費」の負担がたいへんだったかもしれません。
⑤お盆帰省の自粛増
~菅官房長官をはじめ政府筋は「自粛不要」と言っていましたが、世の中の空気は小池都知事の「特別な夏」を思考の基準にしたようです。
⑥学校問題が不透明
~この点はあまりにも情報がないのでよくわかりませんが、「学校休校」対策、「オンライン授業」の定着度などが伝わってきません。
「6月卒業」「9月入学」などを考える時間は十分あったはずです。
⑦医療体制の整備
~どの程度国が関与しているのでしょう?
・「お金は出すけど具体策は地方自治体任せ」でうまくいくようなテーマではありません。
・東京の「療養ホテル不足」問題についての菅官房長官の無責任発言は許すことができません。
⑧その他の「見える施策」不在
~GoToイート(農林水産省:元気いただきますプロジェクト)などはもっと早くやれば即効力があったはずです。
等々、「新型コロナ」対応についての「国のやっている感」が伝わってきません。
私は東京に住んでいますので、
●感染状況
●コロナに向き合う生活スタイル
については、
東京都の公表資料や小池都知事の記者会見ぶりを見聞きしていれば事足ります。
特に「医療体制」「重症者度合い」については都の「モニタリング会議」の報告のほうがわかりやすいという実情もあります。
「政府無策」に呼応するかのようにマスコミの対応もいただけません。
コロナ感染が蔓延した当初の小池都知事批判も今ではすっかり行き場のない状態になっています。
(本来なら政府を批判すべきところなのに小池都知事批判にすり替えていた節があります)
安倍内閣というか、この国の与野党の政治家には「緊迫した時の政策対応能力がない」のではないかと思ってしまいます。
大阪知事を持ち上げたマスコミも反省が必要です。
一生懸命しているというよりも内容に寄り道が多いのではないかと感じてしまいます。
長期政権の安倍内閣ですが、今、「これはすばらしい政策だった」と言うものがいくつあるでしょう。
お得意の「観光政策」「インバウンド政策」はものの見事にぶっ飛びました。
元に戻すには「時間」と「知恵」がずいぶん必要でしょう。
私は支持政党は特にありませんが、今後の政権運営者には、
「長い目で見た日本づくり」
「青写真のある日本づくり」
を是非ともお願いしたいと思います。
今のままでは、すべてがあまりにも中途半端すぎるような気もします。
「政府無策」
ということ。
たしかに、お金はバラ撒いたけど、
①感染対策の哲学がない
②感染対策の総責任者が不明
③「分科会」というメンバーの議事に信頼度が低い
という特徴があります。
長く続いた安倍政権の一つの特徴かもしれません。
①必要性や緊急性の優先順位がよくわからない
②本当に必要で急ぐことには及び腰
③全体像も各論も浮かんでこない
ということ。
財政予算を国が握っている以上は「お金のバラマキはどの政府でもできます」が、
①アベノマスク
~せめてデザインが良ければ救われたはずです
②各種補助金や給付金の配り方の狼狽
~一般的な行政資金の配り方と違う方法取っていたのではないでしょうか?
・税務申告ルートを使う
・健康保険ルートを使うGoTo
・郵便局や地域金融機関を使う
などの方法もあったと思います。
何せ方法論が固まるまでに手間がかかり過ぎました。
③「休業と補償」というのも今一つよくわかりません
・そもそも業績の悪い企業へのサポート力はいかほどか?
・反社会的勢力のフロント企業のようなところに補償が必要なのか?
・風営法対象企業にまで補償が必要なのか?
と思ってしまいます。
政策として用意すべきは「激変緩和」策だったのです。
・コロナを契機にスムーズな廃業を推進する
・さすがにコロナ激変には対応できない企業の応援
と言った哲学を明確に出すべきだったのです。
④不調のGoToトラベル
~菅官房長官の「東京の問題」「東京除外」発言や「前倒し」による準備不足がたたりました。
人気に偏りが出れば、「コロナ対策経費」の負担がたいへんだったかもしれません。
⑤お盆帰省の自粛増
~菅官房長官をはじめ政府筋は「自粛不要」と言っていましたが、世の中の空気は小池都知事の「特別な夏」を思考の基準にしたようです。
⑥学校問題が不透明
~この点はあまりにも情報がないのでよくわかりませんが、「学校休校」対策、「オンライン授業」の定着度などが伝わってきません。
「6月卒業」「9月入学」などを考える時間は十分あったはずです。
⑦医療体制の整備
~どの程度国が関与しているのでしょう?
・「お金は出すけど具体策は地方自治体任せ」でうまくいくようなテーマではありません。
・東京の「療養ホテル不足」問題についての菅官房長官の無責任発言は許すことができません。
⑧その他の「見える施策」不在
~GoToイート(農林水産省:元気いただきますプロジェクト)などはもっと早くやれば即効力があったはずです。
等々、「新型コロナ」対応についての「国のやっている感」が伝わってきません。
私は東京に住んでいますので、
●感染状況
●コロナに向き合う生活スタイル
については、
東京都の公表資料や小池都知事の記者会見ぶりを見聞きしていれば事足ります。
特に「医療体制」「重症者度合い」については都の「モニタリング会議」の報告のほうがわかりやすいという実情もあります。
「政府無策」に呼応するかのようにマスコミの対応もいただけません。
コロナ感染が蔓延した当初の小池都知事批判も今ではすっかり行き場のない状態になっています。
(本来なら政府を批判すべきところなのに小池都知事批判にすり替えていた節があります)
安倍内閣というか、この国の与野党の政治家には「緊迫した時の政策対応能力がない」のではないかと思ってしまいます。
大阪知事を持ち上げたマスコミも反省が必要です。
一生懸命しているというよりも内容に寄り道が多いのではないかと感じてしまいます。
長期政権の安倍内閣ですが、今、「これはすばらしい政策だった」と言うものがいくつあるでしょう。
お得意の「観光政策」「インバウンド政策」はものの見事にぶっ飛びました。
元に戻すには「時間」と「知恵」がずいぶん必要でしょう。
私は支持政党は特にありませんが、今後の政権運営者には、
「長い目で見た日本づくり」
「青写真のある日本づくり」
を是非ともお願いしたいと思います。
今のままでは、すべてがあまりにも中途半端すぎるような気もします。