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ご商売のバイブル「てんびんの詩」 (学生さんにお薦め) [シュウカツ]

先日、商店街でボランティアをやっていた学生さん(大学生+高校生)の皆さんと話す機会がありました。

地域の活性化のために行政がやっている行事のお手伝いだとか。


彼らに「てんびんの詩」って見たことがありますか?
と聞いてみると、

ある学生から「なんですかそれ?」との質問が。。。。。

近江の商人の修行物語だよ。

「商家の坊ちゃんが、お父さんから『鍋の蓋』を渡され、行商に出るという話だよ」

と説明すると、

へー!マニアックな話ですね」と即答が。


私は仕事に就いてからこのビデオを見ましたが、ずいぶん興奮したものです。
おそらく「企業研修」などでご覧になった方も多いと思います。

もしご商売に興味があるのならこの「てんびんの詩」は必見です。

おそらく、今でも「商売人のバイブル」であると思います。

・・・道ゆく人に突然声をかけても、まったく見向きもされない。親を恨み、買わない人々を憎む。
・・・行商人のようにもみ手をし卑屈な商いをしても、乞食をまねて泣き落としをしても、誰も彼の鍋蓋を買うものはいない。


就活」などで企業訪問をなさる学生さんも、この物語を知っていたら、きっと「面接」の時に役立つに違いありません。

まだ内定が決まっていないみなさんへ。
これからでもまだ遅くはありません。ぜひご覧になってみてください。

[TV]http://tenbinnouta.ciao.jp/tenbin1.html


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「就活の長期化」という誤解 [シュウカツ]


昨夜(10月12日)のテレビ東京:WBS(ワールドビジネスサテライト)では、「就活の長期化」と「採用方法の変化の兆し」を紹介していました。

今年から、「就活の早期化・長期化」を防ぐために、いわゆる「採用の後ろ倒し」が行われたはずです。

ある銀行の内定式のインタビューでは、

「外資が早くから始めた」

というような話も聞かれました。

笑ってしまいたくなりました。

「そんなに外資に行くのですか?」と。。。。。


「なぜ長期化するか」と言うと、

①アベノミクスのおかげで東証第一部上場企業を中心に業績好調なことから採用意欲が高まった。

②「団塊の世代」の卒業で人材が不足気味になっていること。

③若者の早期退職が増えており、人材構成がいびつになっていること。

などが、各企業の採用増につながっているのではないでしょうか。


となると、学生さんの方も、「もっといいところがありそうだ」ということで、「『内定』を持っていてもほかの企業を受ける」ということが起きているのかもしれません。


となると、「採用時期の問題ではない!」とも言えます。


〇「中途採用」の一般化もあり企業の採用スタンスも変わってきたこと

〇若年人口が少ないこと

〇人材構成がいびつな企業が増えたこと

〇大学生が増えたこと

〇男女差がなくなったこと

などを考えると、採用活動の時間(期間)の問題でもないようです。


それよりも何よりも、大学に入ったら、早い時期から「卒業後はどうするのか?」を考えて「就職する」ことと「大学生活」を近づけることの方が大切ではないでしょうか。。。。。


大学は、いろいろと勉強するところです。
大学時代の多くの時間を「採用活動」に費やすなんてナンセンスじゃないですか!


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「就活(就職)」と「受験(進学)」を勘違いしていませんか? [シュウカツ]

一昨日(22日)は、プロ野球のドラフト会議(新人選手選択会議)が開かれました。

いわばアマ野球のみなさんのプロ野球への就職窓口です。


かつてと違い、昨今では、
①希望球団を特定する(逆指名)も目立たなくなった。
②「米大リーグ」への転身を公言する。
なども起きているようです。

各チームへの人気の分散化傾向やFA制度も定着しましたから、「〇〇球団」に就職するという特定な意識も薄まっているのかもしれません。


さて、「就活」です。

世の中のしたり顔のコメンテーターは、今年の「繰り下げ就活」について意見具申をなさっているようですが、
議論を見聞きしていると、「まるでお受験」のような感覚から抜け出していない!とでも思いたくなってしまいます。

企業の側から言えば、「一緒に働く人材探し」の一つです。

プロ野球のドラフト1位の選手が必ずしも活躍するわけでもないのと同様に、「いい人」と思えても、「育たない人材」はある意味必要ではありません。

最近では、
①「ウツ」症状のような病気になる方も多い
②あっさりと転職していく人も増えた
③将来は「起業したい」という人もいる
傾向があります。
また、必ずしも「終身雇用」を保証できるものでもありません。


ひょっとしたら、「学生さん」や「コメンテーター」の皆さんの中には、

『就活』も『受験』の一つ

とお考えではないのか!と思えるような節があります。

「受験」は、偏差値や模擬試験などの結果で、ランクを調整できますが、「就職」はそういうわけにはいきません。
「人生80年」の中のきわめて長い時間を過ごす場所を決める入口なのです

となれば、

学生時代は、いろいろと基礎的な勉強や体験を行うこと

がとても重要です。

就職は、「自分の人生を楽しむための一番長い時間」だと考えると、その基礎体力を学生時代に培っておかなければいけません

そのためには「何が必要か?」「どのタイミングで何を考え、どう動くのか?」

というのを学校教育のプロセスの中で形で切るような体制こそ必要なのです。


もし、「就活の前倒し」が当たり前のように議論されてしまうと、

そもそも大学とはなんなんだ!

学生さんよ!もっと勉強しなさい!

勉強してない学生はいらないよ!

ということになってしまいます。


「就職」は「進学」や「お受験」とは違う

ということをベースに「シュウカツ」を考えていただきたいものです。







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ある「就活生」(大学生)と話したこと [シュウカツ]

近所のお宅の大学生の息子さんが今就活中のようです。

最近までスーツ姿をよく見かけたのですが、ここのところはカジュアルな普段着姿をよく見かけるようになりました。

彼に「内定出たの?」と声をかけたら、「一応内定は持っていますがまだ考えています」との返事。


売り手市場だから今年の就活も楽なのでは?」と聞くと、「うちの親もそういうんです」と。



確かに、ご本人にとっては初めてのことなのですから「不安」というか「もっといいところがあるのではないか?」という気持ちが起こってくるものなのでしょうね


面接のときとか注意することはありますか?」と彼から聞かれたのですが、さすがにストレートにいろいろ言うのもはばかれます

「その企業の玄関を入った時から審査が始まっていると思った方がいいよ」というのが精いっぱいでした。

「その話はよく聞きますね」と彼も相槌を。


「知り合い」に無責任なことを言うのは難しいと痛感



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「やりたい仕事」よりも「やれる仕事」を選べ [シュウカツ]


ここのところ「人手不足」とか「新卒学生の内定率が順調」というニュースをよく見聞きします。

そういう中にあって、新規に就職した若者の3割が3年以内に辞めてしまうという実情もあるようです。
それを「3年以内離職率」と呼び、学校を卒業した人が、就職後、3年目までに辞めた割合のことだそうです。
読売新聞(18.1.14)によれば、2013年度の大卒の「3年以内離職率」は32.3%だったとか。つまり、「せっかく就職しても10人のうち3人は3年以内にやめてしまう」ということのようです。

統計公表上のタイムラグがあるので今がどのような状況かはよくわかりませんが、「就職」ばかりに光が当たっていますが、「長続きする仕事に就く」ということにあまり目が向かなかった結果ではないでしょうか。


就職に当たって「やりたい仕事」という考え方がありますが、仕事はやってみないと「やりたかった仕事かどうか?」「向いている仕事かどうか?」「好きになれる仕事かどうか?」というのはなかなかわからないものです。

仮に「業種」的に「やりたい仕事」に就けたとしても、「職場との相性」の問題もあります。

私は銀行員でしたから、銀行の職場の話をすれば、
・融資(貸出)
・預金
と言った銀行員ならではという仕事もありますし、
・人事
・経営計画
・管財
・広報
・調査
・事務・システム管理
・検査
・資金運用・証券投資
と言った組織維持のために必要な仕事もあります。

「銀行員」になったからと言っても「やりたかった仕事」なのか?「向いている仕事」なのかはやってみないとわからに部分もあります。

銀行では定期的な「人事考課」「人事異動」を行いながら、「向き不向き(いわゆる適性)」を確かめながら職場の戦力として育てていきます。

こう考えると就職前に想定した「やりたい仕事」だったかどうかなどは問題外になってしまいます。


また、「3年で辞め」られるのだったら、そもそもあなたを採用しなければよかったという後悔も企業側にはあります。いわゆる「問題児」であれば、以前から働いている「同僚」に迷惑をかけますし、企業経営にまで影響が及ぼすことがあるのなら以前から働いている「社員」の皆さんのご家族までその影響が及んでしまいます。

若い皆さんの人生プランの中にそういう思慮配慮があるのかどうなのか?
就職の一喜一憂はそういう点も実は大切なのです。

100点満点の人生はなかなかありませんが、100点満点に近づくための克服努力というのは誰にも課せられているということを忘れてほしくないです。

若い皆さんが若いうちに鍛えなければいけないことの一つに「心身ともにタフ」であることというのも加えておいてください。
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「なりたい職業」「やりたい仕事」よりも「打ち込める仕事」 [シュウカツ]


3月になりました。
3月1日のテレビ・ラジオは「経団連に加盟する企業の会社説明会などの採用活動が1日に解禁となり、2019年卒業予定の大学生の就職活動」始まったというようなニュースを流していました。

私の頃は、大学4年の秋が解禁でしたからずいぶん早くなったものです。

「人手不足」だから「広き門」だと思いきや「人気企業」は相変わらず狭き門だとか。。。。


誰が言ったかよくわかりませんが、少し気になったのは、「なりたい職業」「やりたい仕事」を選ぶ的なコメントです。

「就職活動が解禁」と言ったところで「民間企業のサラリーマンになる道」を選ぶに過ぎないのですから、「なりたい」とか「やりたい」と言ったところで思い通りにはならないことがよくあると思います。


●「人事」「財務」「経理」「管財」のような職種はどの企業にもありますから、こういう部門に回されたなら「そんなはずではなかった」ということになります。

●プロ野球のドラフト会議よろしく「指名されて契約する」までは「エース」「4番」あるいは「将来の中心選手」という謳い文句が乱れ飛びますが、実際に入社すると「そんなはずではなかった」ということもありがちです。

●「新卒の3割が3年以内に辞める」と言われているご時世ですから、「そんなはずではなかった」という言葉も現実味があります。


採用の面接官をしていた時につくづく思ったのは、「自分も成長したい」という言葉をお話しされる学生さんが多いことです。

「成長する」ことを目的にしなくても「知らぬ間に大きく逞しくなっている」というのが順調に仕事にはまった姿のはずです。
そんなことは考えていいですよ」「そんなこと考える前にやることがありますよ」と言いたくなるほどでした。


もし私が学生さんにアドバイスするなら「どんな部門に配属されてもその仕事に打ち込む」という気持ちを持っていただきたいことです。

※「好きな人のことはなんでも大好き」的な状況に似た仕事への向き合い方かもしれません。


大きな企業なら必ず周期的に「人事異動」があります。
思ってもみなかった仕事の担当になることは間々あります。

タフであること
打たれ強いこと
負けず嫌いであること

若い皆さんにはそういうことを期待したくなってしまいます。

いろいろと「仕事があなたを鍛えてくれます」から、気軽に企業選びをすればいいのではないかと思います。


人手不足」が続くのなら、あなたの頑張りを活かせる職場は数多いはずです


ただし、「甘い言葉」にご用心かもです。

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英語で考えてみるとわかりやすいこともある [シュウカツ]


就活」に忙しい皆さんへ。。。
みなさんは〇〇という企業に入社したい「就社」希望ですか?それとも◇◇という仕事に就きたい「就職」希望でしょうか?


突然ですが「鳥取砂丘」などの「砂丘」を英語でなんというかご存知ですか?

したり顔の方に聞くと「Desert」ですか?という答えが返ってきました。
それって砂漠でしょ。サハラ砂漠などに比べたら砂丘ははるかに小さいはずです。

それなら「Sandhill」ですか?と答えた人がいました。
あまりにも直訳過ぎかもしれません。

実際には「Dune」「Sand dune」というようです。


では、「郵便局員」さんはどうでしょう?

「Postman」だと「配達夫」という限定的なイメージが強すぎます。
「Mail clerk」というのも限定的な感じがします。
どうやら「Post-office clerk」というようです。


では、「銀行員」ならどうでしょう?

「郵便局員」同様「銀行員」にもいろいろな職種があります。
人によって思い浮かべる「銀行員」のイメージも異なるのではないでしょうか?

「Banker」などと一括りにするにはかっこよすぎる感じもします。
やはり「Bank clerk」と言う方がぴったりします。

※今どきの銀行員のリストラ話も「AIに取って代わられた事務員さんが減る」と考えるととてもよくわかります。


私の英語力では十分には説明できませんが、世の中が複雑化あるいは多様化していく中では、単純な日本語では言い表せないあるいはかえってミスリード(mislead 誤解)してしまうことも増えてしまいました。


一度、日本語を英語に訳してみて、そしてもう一度日本語に戻す作業をすると意外とわかりやすくなったりしませんか?


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「就活ルール」のこと [シュウカツ]


「よく言った中西さん」という感じがします。

経団連会長、就活ルール廃止に言及「日程采配に違和感」
(日経新聞 18.09.03)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3491328003092018EA1000/

経団連の中西宏明会長は、いわゆる「就活ルール」について、
国境を越えた人材の獲得競争が広がり、経団連が個別企業の採用活動をしばるのは現実に合わないとの意識がある
経団連が採用の日程に関して采配すること自体に極めて違和感
・経団連がルールをなくせば自由な採用活動が一段と広がり、新卒一括採用を前提とする雇用慣行の転機となる
とおっしゃったようです。

テレビのニュース番組を見ていたら、「単に採用の問題だけでなく、終身雇用などの日本の雇用制度や大学側の問題も相当ある」と中西会長はおっしゃっていました。

※現行のルールでは、2020年春入社の学生までは前年の6月1日に採用面接を解禁し、10月1日に内定を出すという日程


私はとてもいい問題提起であったと思います。

その理由は、

●そもそも採用時期が早すぎる(これでは学生は勉強する暇がない)
新卒採用者の3分の1が3年以内に退職するという現実
●最近の大学生は就社後の育ちが悪い(大学で勉強していないし、メンタルも弱い)

●企業の側も、「人手不足」と言いつつ「一度に大量採用する時代ではなくなった」
AIの発達若手の退職増中途採用の一般化などからも一括採用による「研修」「育成」することが必ずしも必要でなくなった
●「雇用延長」で実は人員的には余裕がある
●定年退職者は誕生日の月末退職であり、人員のダブリもある

●「転職」の活性化を生む
●かえって「中小企業に有利」ともいえる

と言った事情を考えると「就活ルール」の見直しは、
大学での学生のあり方の見直しができる
企業の人材に流動性を持たせる
人口減少社会」における企業の人的構造問題に対応する
結果となることから是非とも実行するべきだと思います。

なお、「高校生」の新規採用時期には、大学生とは違う配慮は必要なような気がします。



※(参考)新聞各社の社説

毎日新聞
就活ルールの廃止表明 何らかの「目安」は必要だ」(18.09.05)
・採用ルールが廃止されると、人事担当の体制が充実している大企業が有利となり、中小企業が割を食うことは目に見えている。
・学生にとっては留学や課外活動の計画を立てることも難しくなる
今後の人口減少を考えれば、若い世代は産業社会全体の共通財産とも言える。学業を優先した就活ルールの確立と順守の方策を政府や経団連は考えるべき


日本経済新聞
中西氏の問題提起受け就活論議を深めよ」(18.09.05)
・学生の多くが就活の進め方の目安にしてきた経団連ルールがなくなることで、混乱を招く可能性は高い。経団連は大学や文部科学省などと就活のあり方について議論を尽くすべき。
・効率的な新卒一括採用が、他社の経験のない若者を自前で長期的に育てるという日本企業の慣行の土台になってきた。
・グローバル化やデジタル化が進み、企業は人材を外部にも柔軟に求める必要性が高まっている。環境変化に合わせ採用活動も見直すべき。
・就活がさらに早くから本格化する可能性がある。人手不足で以前より内定をとりやすいとはいえ、学業への影響が懸念される。一括採用が新卒者の雇用安定につながっているとの指摘もあり、その反動も考えた方がいい。
・通年型の採用が浸透し、学生の能力や適性をよく見定める企業が増えれば、採用のミスマッチが減って早期の離職を防ぎやすくなることも期待。


東京新聞
就活ルール 企業、大学もっと議論を」(18.09.05)
・罰則のない紳士協定で、解禁破りが六割に達しているとの調査があるほど現場では青田買いが横行している。
経済のデジタル化が世界に広がる中、これまでの採用方法では国際競争に勝ち抜くための人材を確保できない各社の経営方針に合わせた通年採用などの導入が不可欠との危機感が背景
・就職が人生を大きく左右する学生、送り出す大学からは早くも反発が出ている。形骸化とはいえ、指針は就職活動開始の目安になっており、歯止めがなくなれば「なんでもありになってしまう」との不安がある。
学生、企業の将来のために徹底した議論が必要。


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「OB訪問」など不要 [シュウカツ]


「就活アプリ悪用で大手社員逮捕」
これは昨夜(19.02.21)のNHKの「ニュースウオッチ9」(午後9:00~午後10:00)のトップに取り上げられたニュースでした。


トップに取り上げるほどニュースバリューがあるものなのか?
素朴に思いながらテレビを見ていました。
・今風の就職活動のリスク
・「大手企業」ということからの興味
・売り手市場なのにどうしたの?
と言ったようなポイントでもあったのでしょうか?


私も採用担当をしていた時期もありますので、当時のことで申し上げますと、

「OB訪問」など不要

ということです。
・OBを訪問したからと言って採用に手心を加えることはない
訪問したOBが自分の働いている企業のことを特別丁寧に話すことはない
・OBなどに会いたい希望がある場合は人事(採用担当)の方で紹介する
企業の将来を考える人は出身大学など気にしない(「人物本位」です)


それよりもなによりも
企業のホームページや採用ページを丁寧に読み理解する
※「有価証券報告書」が読めればなお結構
不明点があれば人事(採用担当)に質問する
本社(本店)や事業所(営業所)などを見に行く
・・特に曜日や時間帯などを変えて複数回訪ねたり、昼食時などは近隣のお店に入って様子を見る
といったことも有意義


「OBを訪問」したくなる気持ちはわからないでもないですが、どんな企業でも働いている人には長所を楽しみ、短所を克服するように働いています

例えば銀行でも「融資の最前線」の仕事もあれば、「人事」「管財」「総務」「調査」「国際」部門等々いろいろな部署・部門があります。希望したところに配属になるかどうかもわかりませんし、いわゆる「総合職」であれば同じ部署・部門に長くはいないと考える余裕も必要です。


なぜこの女性がマッチングアプリを利用なさったのかよくわかりませんが、
「ネット命」では、就職なさってから大変
だということも就活関係者の方はアドバイスなさった方がいいのではないかと思います。


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大学の「学園祭」に行く [シュウカツ]


11月の最初の連休はいろいろな大学で「学園祭」があったはず。
私はこの学園祭が楽しみの一つになりました。

今年も母校でもない大学の学園祭を覗いてみました。
たぶん「学生目線」で見ればそれなりのお祭りだと思いますが、なんとなく年々規模が小さくなっているような気がします。

いわゆる「模擬店」や「スタンプラリー」には関心がありませんが、私のお目当ては「ゼミの研究発表」のようなお部屋です。

大学に通っていた頃のレベル感はさておき、「稚拙な中にも相応の関心事」を見つけたりすると学生さんにいろいろと説明を求めたり質問をしたり提案をしたりとかなり楽しめます。
私が毎年立ち寄る教室は「指導教官」の方も臨席なさっているので深みのあるお話を聞くこともできます。

他の来場者の様子を見ていると「この大学に入りたいので来てみた」的な親子の姿もあります。
そういう人たちがどんなやり取りをしているのか?
というのを耳をそばだてるのもなかなか面白かったりします。
今さら大学に行こうとは思いませんが、「オープンカレッジ」のような面白さもあります。


学生さんたちに「トークショー」のような形もやって「社会人」の声も聞いてみたらと提案しておきました。

学生さんたちに必ず聞くのは「皆さんは何年生ですか?」ということ。
3年生の学生さんが多いようです。
こちらは毎年行ったとしても学生さんたちは毎年新しい人たちなので今年以上のレベルを求めるにはなかなか厳しいのかもしれません。


かつて訪ねたある大学では「かべ新聞」のような展示で済ませている教室もありました。
「これは誰が作ったのですか?」と聞いてみると「かつて先輩が作ったものを使いまわしている」という返事でした。
さすがにこういうところは「クオリティは低い」というしかありません。
もういくつか寝ると「就活」戦線に向う若者たちです。
就職面接で話せるような発表やってみたらいかがでしょう



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「自分を成長させたい」などと気軽に言わないで [シュウカツ]


採用の面接をしていてうんざりするのは「自分を成長させたい」と言うやり取り。

企業は必死です。
企業と言う集団を発展させたいというのは誰も同じ思いです。
破綻の道に向かうような人は採用したくないのです。

また、多くの従業員やその家族の生活や人生を支えているのも事実です。
若いおにいちゃんやおねえちゃんに手前勝手に「自分を成長させたい」などと気安く言ってほしくないのです。


いつのころからかこんな風におっしゃる学生さんが増えました。
企業内部の人間からしたら「そんなの知ったことか」「成長は結果論であり目的にするな」と言いたくなってしまいます。


なら、どうすればいいのか。
わたしなら「こんな私でも皆さんのお役に立ちたい」くらいで十分です。

そう答えたら、「あなたはどんなふうにお役に立てますか?」と聞かれるはずです。

そこが個性や今までの経験の見せ所です。

●学校で習った〇〇を現場で試したい
●バイトで培った××を活かしたい
●父や母に教えられた△△で頑張りたい

等々いくらでも具体的な話ができるはずです。

「ないようであるのが夢、あるようでないのが夢」です。
「仕事に夢中になりたい」と言ってほしいものです。


最近のマスコミは「働かないことが自己実現」のように伝える風潮があります。

「働くとき」と「自分の時間を楽しむとき」の区別ができる人生でありたいものです。

若者よ!仕事に夢中になる時があってもいいではないですか。。。。




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「人手不足」と「コロナ解雇」 [シュウカツ]


1年ちょっと前までは「人手不足」と叫ばれていました。

ところがコロナ禍の今では「人手不足」どころか「コロナ解雇」などという言葉まで生まれてきています。
厚生労働省は7日、新型コロナウイルス感染拡大の影響による解雇・雇い止めの人数(見込みを含む)が累計8万人を超えたと発表した。
6日時点で、解雇・雇い止めは前日比320人増の8万121人に上った。業種別の内訳が公表されている集計(昨年12月25日時点)によると、最多は製造業の1万6717人、飲食業(1万1021人)、小売業(1万399人)が続く。
(いずれも「時事通信」2021年01月07日)

ところで、あの「人手不足企業」と今回の「コロナ解雇企業」とはまさか関係はないといいのですが。。。

つまり「より景気変動の影響を受けやすい」という企業であり選べるならそういう企業には就職はよく考える必要もありそうです。
また企業の側から考えれば経営のどこかに無理があるあるいは保険がかかっていないということになっていそうです。

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自分は「成長したい」「成長する」などというやつは採用してはいけない [シュウカツ]

採用面接をすると
「自分が成長したい」「自分は成長する」
などとおっしゃる方がかなりいます。

身長じゃないんだからメジャーがありません。
植物が大きくなる時「自分のことを成長した」と自覚するのでしょうか?

つまり「成長とは他人から見ての評価」であり「自分が言うなよ」というものです。
80年を超える人生の中でゴールはどこにあるのでしょうか?
そう考えると「自らが成長と言うこと」の安っぽさがわかってしまいます。


それではどういえばいいのか?
答えは「採用する側から見た期待」を先取りして話せばいいだけのことです。
「人の成長など」という言葉は結果論なのです。
おそらく年齢や経験に照らせば「まだまだだな」と思うことのほうが多いはずなのですから。




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「就活生」の靴の音 [シュウカツ]


ご近所のお嬢さん。
聞けば大学4年らしい。
そして「まだ就職が決まっていない」のだとか。

お母さん曰く、「一人しか採用のないところばかり狙っているから」と。
まぁ、人の人生ですから他人の私があれこれ言う資格もありませんが、
今は
●雇用延長で従業員の回転は悪くなっている
●AI、ITの発達は目覚ましい
と言う現実を考えると、新卒と言えども採用の壁は厚いようです。


ただ、気になることもあります。
かつては気にしたことがなかったことですがそんなことでも「一人を選ぶ」と言うことでは選ばれてしまう基準になってしまうかもしれません。

それは、
「靴の音」がする
ということです。


面接会場で「カパカパ」「コツコツ」と音がするのを気にしたことはありませんでした。
おそらく音がする靴あるいは音がする歩き方にお目にかからなかったのでしょう。

ひょっとしたら「高級な靴」を履いていらっしゃるのか。


なぜ音がする靴が気になるのかと言うと
「気が利かないやつ」
と思われてしまうからです。

●うるさい
●滑る
●動きが悪そう

と伝わってしまうからです。


「それぐらいは。。。。」
と思うなかれ、あなたの職場の気になる方と言うのはそういう細かな気遣いが足りていないということもありがちなはずです。


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「アニメ声」 [シュウカツ]

世の中には「生理的に受け付けない」ということやものもあります。
特に組織で、チームで仕事をするような場合にはこういうことが障害になることもあります。

私の場合は「アニメ声」です。
アニメの声優さんのような話し方です。

仕事の上では「アニメ声」という方には今まで出会ったことはありませんが、最近のアニメ隆盛の世の中では時々「アニメ声」の方に出会ってしまいます。
正直に言うと「接客が伴うお仕事」の場合はイライラしてしまいます。

今まで採用の面接を何度もやりましたが、この「アニメ声」の人には出会いませんでした。
おそらく各銀行の店頭でも出会う方はいらっしゃらないのでは?

人の音声には高低がありますが、「アニメ声」の方の場合は「高い声」の方が多いようです。
別に「高い声」を嫌いというわけではなく、普通にしゃべる時まで「声優さん」のようにしゃべる必要がないのではないかと思います。

アクセントやイントネーションが違うのはよくあることです。
生まれ育った地域の差ですからそれは許容範囲です。

「活舌が悪い」人それなりに工夫をなさっています。
この「アニメ声」の話し方の方は少し工夫があってもいいのではないかと思うことも多々あります。

今はちょっとしたことが「差別」だと批判される時代ですが、ちょっとしたことで「改善」できることもあるようです。


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「自分を成長させたい」って何? [シュウカツ]


「わが社をなぜ選んだの?」と聞くと「自分を成長させたい」みたいな回答をする人がいます。
採用の面接をしている時のことです。

私の腹の中では「あんたの成長なんてどうでもいい」というのが本音です。
なぜかというと、
新卒の3割くらいが3年以内にやめる時代
②多くの従業員を抱えるわが社にとって大事なのは「すでにいる先輩社員の家族まで養う事業展開をしないといけない」ということ
仕事について行けない(あるいは素行不良の)新入社員を雇うのは多くの方の人生を左右することになりかねないのです
「自分の成長」を目的にした人で仕事ができる人は少ない
→ミッションを達成して初めて「自分の成長」を実感できるもの
成長は後からついてくる
ということ。


自分の就職した企業の仕事が嫌になる(やめたくなる)タイプの方の多くは「ミッションの達成」への考え方が甘いということが言えそうです。

自らが評価する「自分の成長」を目的にする限り、どんな仕事もあなたには向いていません
と申し上げたい。


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家族でも語れない「銀行員のオシゴト」 [シュウカツ]


自分の仕事を「ご家族が語る」ことはできますでしょうか?

銀行に限らずのこととですが企業にはいろいろな部門があります。
各部門の「重要度」「人気」と言った評価や序列も当たりません。

特に銀行のように転勤や人事異動が多いところでは「お父さんやお母さんやご主人あるいは奥様の仕事の内容」を語れるご家族は少ないのではないでしょうか?

かつてなら「預金集め」という部門が目立っていましたので「預金」「お金を預かる」「融資」と言った一括りの表現でも仕事内容を説明できた(聞くまでもない)時代もあるでしょうが、今は「保険」「投信」「証券」「外国為替」等々守備範囲も広くなりましたのでますます説明しずらくなりました。
「銀行で〇〇の仕事をしている」程度の説明をしないとよくわからないでしょう。

※丸の内界隈の本社・本店ビルを見る限り「名は体を表す」ことは薄れています。

実のところ融資というのは「テレビなどでも映さない」のでイメージほどにはわかりにくいのが実情です。
銀行の支店数も減りましたが、その店頭もパートさん、派遣さんそしてATMなどの機械が中心で「入社式の時の顔ぶれはどこでどんな仕事をしているのやら」状態です。

短期間で異動をすることも多い職場なので入社・入行してからの「学習」「勉強」は傍で見るよりははるかに重いものがあります。
それなりに得意分野を持つには10年くらいはかかるでしょう。

若い人に言いたいのは「もう少し就職を希望する企業のHPをよくみて企業研究をすること
「銀行」と一口に言ってもおそらくイメージとはずいぶん違う仕事内容なのですから。
また「法律」や「会計」の素養がない人は苦労するということも付け加えておきましょう。

なお、私についていえば「お金を数える」(札勘)はほぼやったことがありませんし下手くそです。
また政治家の略歴の中に「〇〇銀行 入行」などと言う記載がある方がいらっしゃいますが、5年程度でお辞めになった方の場合はまず銀行の仕事はおわかりにならないでしょう。

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「スマホ」より「パソコン」 [シュウカツ]


若い人で「スマホ」が使えないという人はいらっしゃらないでしょう?
では「パソコン」はいかがでしょうか?

エクセルやワードは使えますか?

企業の現場では「パソコン」が使えないとやはり「仕事ができない」と見られてがちです。

コロナで在宅ワーク・在宅授業が増えたせいか最近の大学生の方は以前よりはパソコン使いがうまくなっていると思います。


かつて残業の多かった職場もパソコンのおかげで残業が減ったように思います。
しいていえば「パソコンの使いの巧拙」で仕事が分析的になった方も多いようです。
※逆に残業が増える方もいそうです。

これらは「デスクワークに限らず、全職場共通」ではないでしょうか。。。。


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「就職氷河期時代」の採用の様子 [シュウカツ]


時々見聞きする「就職氷河期」と言う言葉

気になるのでウィキペディアを覗いてみました

以下ウィキペディアには
就職氷河期(しゅうしょくひょうがき)は、日本における新卒に対する有効求人倍率の低水準時期。主にバブル崩壊後の1993年から2005年に学校卒業・就職活動していた年代を就職氷河期世代という。
日本において1991年(平成3年)のバブル崩壊後の不景気(不況)以降に就職難となった時期のことであり、就職氷河期に該当する世代は「1970年(昭和45年)4月2日から1982年(昭和57年)4月1日まで」に生まれた世代である。
この世代は1993年から2005年に社会に出たり、2000年前後に大学を卒業し、2023年現在において40歳前後や30代後半から40代後半を迎える世代のこととされている。
と書いてあります

私なりにまとめてみると
新卒に対する有効求人倍率の低水準時期
●主にバブル崩壊後の1993年から2005年に学校卒業・就職活動していた年代を就職氷河期世代
●就職氷河期に該当する世代は「1970年(昭和45年)4月2日から1982年(昭和57年)4月1日まで」に生まれた世代(現在42歳~54歳)
と言うことのようです

年齢的には「働き盛り」の皆さんです


その頃の私と言えば何年か「採用担当」をしていました
例年よりは採用人数を減らしていたとはいえ「採用側」も大変でした

例えば
「これはと思った人材」は複数社の内定をもらっている
総じて「大学で勉強していない」と言う方が多かった
バイト自慢(コンビニでこういう点を改善した、副リーダーだった等)を優先させる方が多い
いろいろな業種を希望していて「なぜこの企業なのか」を持っていない
企業研究がツケ刃
などの特徴がありました
裏話的に言えば「受付にも採用担当者」がいて採点をしていました
〜受付では気を許す方も多かったようです

なかなか「採用予定人数」が集まらないというのも実情でした


もし狭き門を潜り抜けて採用されたとしても、彼らの中には
①仕事が合わなくて退職をする
②転職マーケットが活況を呈し始めると「転職していった」
と言うこともあります


残念なのは「中途採用が活況を呈した」時期に就職できなかったのかと言うこと


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