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「省庁再編」をすべき [新型コロナ]

今回の新型コロナへの対応を見ていてつくづく思ったのは、「内閣も霞ヶ関の官僚もうまくワークしていない」ということです。

いったいどんなお役所があってどんな大臣がいらっしゃるのか?
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/meibo/index.html
そして
どこのだれがどんなことをやっているのか?
と考えてしまいます。


例えば、評判の悪い
アベノマスクの担当部署はどこなのでしょう?
あの大臣様はどんなことをなさったのでしょう?


ここ何年かの「国の行政ぶり」は、政治主導とか官邸主導とか言われながら、結局は「安倍首相(及び昭恵夫人)の後始末」の目立つ仕事ぶりに見えてしまいます。

これでは、優秀な大臣は必要ないし、優秀な官僚も腐ってしまいます



新型コロナで気がついたのは、
行政の仕事ぶりが時代に追いついていない
ということです。


振り返って考えてみると、「行政改革」の名のもと、省庁再編が行われたのが2001年(平成13年)1月でした。
https://www.mlit.go.jp/hakusyo/transport/heisei12/1-2/zu1-2-1.htm

その時、「1府22省庁」あったお役所が「1府12省庁」になりました。
今、大臣の数は20人です。
お役所の数は減ったけど大臣の数はあまり減っていない
と言うのも実態です。

わけのわからない船頭はいるが、船の数が足りず、漕ぎ手もどちらの方向に漕ぎ出せばいいのかよくわからない」ということになってしまいます。



省庁再編からほぼ20年が経ちました。
AIの進展により課題の解決策が変わった
「IT推進」「災害対応」「9月入学」等々在来の価値観では対応できない課題が増えた
「少子長寿化(高齢化)」「東京への過度な集中」と言う暮らしの変化
公務員の雇用延長により「古い公務員」が残ってしまう
IT(情報通信)・AI(人工知能)の進化により事務的な部門での仕事のやり方が変わった
等々の社会的課題に向き合う体制を作り現に実行していくことが喫緊の課題です。


どうでしょう。
急ぐ社会的な課題を解決をするためにも「省庁再編」を行ったらいかがでしょう。

「国土交通」「厚生労働」「文部科学」など組織が肥大化するばかりで細かな動きができなくなってしまったようです。
まるで「恐竜にネズミのような仕事をしてほしい」とお願いするようなものです。


公務員の数を増やす必要はありません。
少数精鋭
雇用延長されたITの使えない人たちは在来型の仕事を
省庁間の人材交流の活発化
民間企業からの天上がり
等々を行えばうまく回るはずです。

国家公務員と言うのは2年程度の異動が一般的ですから、実はフレキシブル(弾力的)な人材配置も可能です。


お役所のやるべき仕事が明確になれば、順送りの大臣ではとても務まりません


「地方分権」などと言う前に霞ヶ関の仕事のやり方を見直す方が先なのです。


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「クロネコ」「佐川」そして「ゆうパック」 [新型コロナ]

新型コロナは「宅配業者」の方との向き合い方にも「気づき」をもたらしました。
とにもかくにも、わが家の前に「宅配便」の自動車が来ない日はない状況が続いています
※ご近所さんがよく利用されるようです。

今では社会インフラとして欠かせない「宅配便」ですが、

「宅配」のありがたみを実感なさった方
「宅配」への不満を増幅させた方

新型コロナに伴う「在宅」の増加、「荷物の配り方」に関心が行ったのではないでしょうか?

あまり取り上げられませんが、それなりに課題も見え隠れし、また数年前の「再配達」問題、「人手不足」問題、「ヤマトの業績悪化」問題等々はその後どうなったのかなぁ!?などと思ってしまいます。


そんな中、私の好き嫌いを踏まえた各社の評価は、

「ヤマト」  ~ 丁寧

「佐川」   ~ 粗い

「ゆうパック」~ 空気を読まない

一言でいえばこんな感じです。



「荷物の渡し方」

・「新型コロナ」と言う急変した空気感を一番意識しているのが「クロネコ」さんです
・「ゆうパック」には、かつての親切心そのままのような方がまだまだ多いようです。
今にも玄関先にまで入ってこようとする配達の方が目立ちます。
今は「非接触」と言うキーワードもあります。

「高齢者」のお宅などのように「ドアの中まで運んでくれる」のを喜ばれる方は以前よりは減ったはずです。


「箱のつぶれ方」

・「薄い段ボール箱」に「重い荷物」ということも増えましたので一概に評価することはできませんが、気になる業者さんもあります。


「応対ぶり」

「個人差」で片づけられそうな切り口ですが、「経営サイドが荷物の配り方まで気にしているな」と言う空気が伝わってくるのが「クロネコ」さんです。
・身近な存在感のある「ゆうパック」は経営サイドが「配達の仕組み」まではチェックしていないなと言う感じが伝わってきます。


配達の人の「さわやか」ぶり

これは「制服」の効果がすごく大きな部分です。
・やはり「クロネコ」が一番です。
・「飛脚の佐川」さんは速そうなイメージがあります。
・「ゆうパック」さんの制服の色は思い浮かびますか?
「この人は休憩中タバコを吸っていらっしゃるかも」と言う印象が残ってしまいます。

玄関先でのトラブルを避けるためにはこういう先入観を持たれないような配慮が経営サイドに必要です。


「誤配送」の状況

この3か月ほどで何度か誤配送がありました。
・「待てど暮らせど荷物が来ない」という事案です。
・ネットで「荷物番号の追跡」をしてみると「不在」の表示です。
・送り先からは「発想した」メールが来ていましたので終日在宅していたのですが来ません。
・お隣の家の郵便受けに入れたまま数日が経ってしまったようです。
・お隣もわが家も表札を出しています。にもかかわらず。。。
お隣の奥様からは「お詫び」されましたがお隣に非はありません。
・先に「ネットの追跡」で気づいたので事なきを得ました。

先日も庭先で作業をしていたらわが家の前に車を止めて2軒先に荷物を配達する姿を見かけましたので追いかけていくとやはりうちの荷物でした。
すべて「ゆうパック」さんです。


「ハンコ」「サイン」の方法

最近は「シャチハタ」印を用意してドアの外で受け取るようにしています。
「クロネコ」さんと「佐川」さんは「宛名がわかるように」見せてからサイン(押印)をもらわれるようです。

前回の「ゆうパック」さんは「ここにサイン」方式であて名が見えません。
「あて名が見えないのですが」と配達の人に言うと「住所は確認して配達しているので間違いはありません」の一点張りです。
こういうやり取りの発想が「経営サイドが荷物の配り方まで気にしているかどうか」を教えてくれるのポイントです。
「誤配送」回避のためのいろはのはずです。

この方に「最近、誤配が続いたものですから」と申し上げたら「バイトが不始末でもしましたか?」と言うお返事でした。
「バイトか正社員か」など私たちにはわかりません。争うだけ不毛です。


「ネット連絡」の活用

ある日突然、「郵便局 お届け通知」なるものがLINE(ライン)で入ってきました。
「登録した覚えがないのになんで?」ということで一応日本郵政のサイトを確認しました。
e受取アシスト」と言う受け取りサービスでした。
https://www.post.japanpost.jp/service/e_assist/index.html

「クロネコ」さんは「アドレスをお客さんが登録」するやり方です。
クロネコメンバーズ」の登録だったと思います。
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/members/

こういう時代ですからネット活用はどちら様でもやっていらっしゃるのでしょうが、「ニセ」が多いのもこの時代ならではです。入口の丁寧さは必要です。


高速道路を走る「トラックの順法度」

この2年ほど、深夜の高騒動ををよく走ります。
「運転ぶり」「走行ぶり」は「クロネコ」さんがピカイチです。
・運転手さんの安全
・荷物の安全
・社会的要請
などを合わせ考えたら経営姿勢も伝わってきます。


車の「駐車ぶり」、「傷みぶり」

なぜここに止めるの?
なぜこんなに傷が多いの?
と関心を持ってみてください。


このように書くと「細かいなぁ!」「過剰品質だよ」とおっしゃる方も多いのではないかと思います。

しかし経営サイドはここまで見ていかないといけません
緻密」と言うのが経営には必要です。
その結果で取捨選択するのが合理化です。
※これをやらないから「過剰品質」になってしまいます。

「手抜き」とか「粗い」と言う言葉は将来の致命傷を生んでいくはずです。
ことが起きてから頭を下げるのは経営ではありません
経営リスクを具体的に嗅ぎ取っていただきたいのです。

特に「個人のマーケット」を相手にする以上は「サービスの取捨選択」を日常的に行わなければいけません。

「日本郵政」系の事業にチョンボが多いのは、個人マーケットに参入する超大企業なのに現場の作業をチェックする力が弱いことに起因する部分も大きいようです。



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新型コロナで力がわかる「コメンテーター」力 [新型コロナ]

「新型コロナ」による外出自粛はどうしても「テレビ」「ラジオ」を見聞きする時間が増えました。
しかもワイドショーなどのコメント番組を選びがちになってしまいます。


今回の「新型コロナ」についてのコメントでは「不用意な言葉」はやはり自重気味です。
なぜかと言うと、
人命にかかわる
経済的な破綻につながる
と言う自らの人生や生活に直結するからにほかなりません。

そんな中で、いつもよく出演なさるコメンテーターの方のレベル感が微妙に伝わってきてしまうことがあります。

例えば、

芸能人のように出演料が頼りの方
~「外出自粛」「3密」は芸能活動には大きく影響しています。
「出演料」「講演料」などで大きく稼いでいらっしゃる方も多いはずです。
そのため「人命第一」から外れやすくなってしまう方も散見します。


株式などのマーケット収入への依存が多い方
~「新型コロナ」で株式は大きく下がりました。自己資金でなさっていない(例えば「信用取引」など)方の中には大変なことになっていることもあります。


賃貸住宅に住んでいる方
~多くの方は「所属事務所」がお支払いになっているのでしょうが、収入が落ち込むと家賃は気になるはずです。
また、「住宅ローン」「オーバーローン」のこともよくご存じない方もおありのようです。


自分の行きつけのお店を「中小企業」「零細企業」の典型と考えている方
~「銀座の高級店」「新宿2丁目界隈のお店」「行きつけの居酒屋」「流行りの美容院」等々の事情に詳しいのかもしれませんが、それが一般論ではありません。
特に「中小企業は計数管理ができない」などとおっしゃっている大学教授などには閉口してしまいます。
「銀行取引」あるいは「確定申告」などを通じて多くの企業経営者は最低限の「経営数字」をご存じのはずです。


「マイナンバー」に否定的であった方
~「ドイツの補助金の支払いが速い」と言う仕組みの中には「税金ナンバー」の存在があります。
日本にも「マイナンバー」制度があるのですが、「個人情報云々」と言ってそれなりの方が反対されたはずです。
その結果「マイナンバー」は中途半端なものになってしまいました。
本来的には「所得の把握が容易になり徴税の公平化につながる」と言った利点もあるはずです。
また「〇〇ペイ」や「〇〇ポイント」などのカードやアプリには無頓着な方も多いようです。こういうカードやアプリにも「個人情報管理の危うさ」が存在するはずです。

あるタレントの「マイナンバーの通知書もどこにあるのかわからない」発言にはびっくりしました。
そういう方も多いという実情はあると思いますが、多くの芸能人は「確定申告」をなさっていらっしゃるはずです。「確定申告」にはマイナンバーの記入欄があります。また貯蓄型の生命保険や損害保険にはマイナンバーの提出が必要だったはずです。
番組でコメントなさる場合はもう少し深堀してお話ししてほしいものです。


「数値」優先の方
「新型コロナ」のニュース解説の中には「感染者数」とか「陽性率」とか「実効再生産数」などの分子、分母の定義あるいはサンプル数をご存じないままに使われている方も見受けられます。

※「新型コロナウイルス国内感染の状況」(東洋経済)
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

「移動平均」と言う言葉の意味をご存じない方もいらっしゃるようです。

※「消費」を語る時に使われる総務省が行っている「家計調査は,全国から約9,000世帯を抽出した標本調査」であるということすらご存じなく消費を語るエコノミストと称する人がいらっしゃるのと同じです。
http://www.stat.go.jp/data/kakei/1.html#kakei_6
(出典:総務省統計局)

「地方バイアス」がかかりすぎた方
東京で暮らす人でも「高校までは地方で育った」と言う方は多いようです。
また「東京しか知らない」と言う極端な方もいらっしゃいます。
こういう人が陥りやすいのは「地方バイアス」つまり「地方は貧しい」「地方のあれは素晴らしい」と言う極端に振れる傾向です。
「本当に地方のことをご存じなのですか?」と言いたくなり人もいらっしゃいます。



各コメンテーターの立ち位置を見ると、それぞれのポジショントークが目立つようです。

数値はあくまでも後追い」なのです。
「ワクチン」も「治療薬」も一般化していません
だから、
「感染経路(感染源)」に近寄らない
「予防を徹底する」
しか今はないのです。

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「国会議員」の「数」と「立ち位置」を問え! [新型コロナ]

新型コロナでクローズアップされたのが「知事」の仕事ぶり。
反対に呆れられたのが「国会議員」の立ち位置。

ネットなどでは、

●国会議員は地方の仕事をするのではなく国政を考えるのが仕事
●みんな選挙に行こう
選挙に行かないからああいう人たちが選ばれてしまう

等々とも書き込まれていました。


しかし、いざ選挙となると、

小選挙区制のため必ずしも自分の選びたい候補者がいない
●小選挙区制のため第2順位の得票した候補者は当選しない
●ポスターや公報を見ると「中央とのパイプが太い」「地方創生」等々が前面に出ています
●「あの道路は〇〇さんが作った」的な評価を受けるのも国会議員の方です

つまり「国政」と言いつつも「地元への資金誘導」みたいなことで評価をされてしまうのです。

これでは「国政」「国のあり方」を論じる人たちが「いかに地元を潤したのか」が基準で選ばれてしまうということになってしまいます。
しかも「選びたい人はいない」という現実を伴いながら。

結果、「天下国家」を議論する人は地方からは生まれない(立候補できない)ということにもなってしまいます。
あの先生は地元のために何もしない」と言われてしまうだけです。

つまり、国会議員はこんな具合で選ばれているのです。


もし、
国会議員の数がもう少し少なかったら(例えば半分だったら)
もっと選挙区が広かったら(例えば都道府県域を越えた「〇〇地方」と言うブロックだったら)

などと考えてしまいます。


国会議員に理想を求めるのは可能ですが、今の選挙制度で皆さんの思う人が当選する余地があるでしょうか?


今の自民党には「ポスト安倍」の人材すら見つかりません
今の野党には「反対」や「批判」や「あらさがし」をすることはできても「国をどうするのか」と言うビジョンが見えてきません


こんな記事も見ました。
ある地方の保守系の国会議員候補として「おじいさんが国会議員だったタレントを推す」動きがあると。
小選挙区ですからもし彼が立候補したならおそらく彼は当選するでしょう。

人材を語る前に「議員定数」や「選挙制度」を吟味、議論しなければいけないようです。


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「テレワーク」よりも「分散オフィス」 [新型コロナ]

新型コロナは働き方にも変化をもたらしました。

たとえば「テレワーク」。
何人かに聞いてみると、

丸の内に本社のある大企業の方
慣れの問題が多い。
慣れれば「出勤」しなくてもできることが多いというのがわかった。

ある企業の経営者
うちは半分出勤、半分在宅でやっている。
慣れればできる。
おもしろいのはみんなが太ってしまったようだ。

こういう感想が支配的なのかどうかはよくわかりませんが、「新型コロナ」以前の働き方の課題を考えてみましょう。

「満員電車」に揺られた長時間通勤はたいへん
「東京一極集中」の弊害も大きい
●いわゆる「働き方改革」が必要
というようなものがありました。

もう少し前に時間を戻すと、
「災害」の時の対応が必要
というのもありました。


ところで「テレワーク」は効果的でしたか?
勤務評定はどうするのですか?
モラールは続きましたか?
組織(チーム)で仕事をする」というやり方に立ち返った時の評価はいかがですか?
「新人」さんの育成はどうなさいましたか?

私は「テレワーク」ばかり礼賛していいものかと考えてしまいます。
たとえば、
副業の自由化
特定の仕事の受託作業
なども併せて考えると、「テレワーク」でできる仕事をそれぞれの方に委託するというやり方でいいはずです。
そうなると、
今まで「社員」だった人は「個人事業主」「フリーランス」ということになり、能力差も著しく出る反面、「社会保険」「福利厚生」などもすべて自分の責任で取り組まなければいけなくなってしまいます。

そこで受け皿として「企業」化してしまえば、今までと同じような仕組みが待っています
少し違うとしたら、いろいろな企業の仕事を受注し「テレワーク」メンバーに振っていくというコーディネート業務が本社(本部)機能になります。


それも一つの方法ですが、安定した「働き方」を求めるのなら、各企業がオフィスを分散して取り組むというやり方もありそうです。


たとえば、今までは「丸の内」のビルのフロアにすべての部門があったのを、部門ごとに郊外に分散配置することにするのです。
たとえば、丸の内とは反対方向の場所(所沢、八王子、松戸等々)にオフィスを作ります。
・23区からだと通勤電車は反対方向です
・東京近郊の方なら通勤時間が明らかに短くなります
・各部門との調整は「テレビ会議」を活用します

「テレワーク」と言っても情報管理も難しくまた人肌が伝わる距離感のほうが成果が上がることも多そうです。


たとえば、学校の授業がオンライン授業やテレワーク主体になるのだとしたら「先生だけ学校オフィスに出勤」ということでもいいはずです。



私は銀行員でしたから、「本部」や「本店」が東京駅のそばにあり、「支店」や「拠点」が地方や海外にありました。
そして、「研修施設」や「電算センター」は郊外にありました。
この本部、拠点を結ぶものは「テレビ会議」でした。

今となっては面白いなと思うのは「本部」「本店」が東京駅のそばにあることを競うようなところがあったことです。


まぁ「東京 銀座 〇〇堂」というブランドステータスだったのかもしれません。
ただ、これほどまでに「AI]や「IT」が発達した現在にあっては「東京駅のそばに本部がなければ困る」ということもなさそうです。

かつて「銀行の合併」というのは近隣に本店のある銀行が規模拡大と効率化を狙ったものが多かったと思いますが、今は「北海道」と「九州」の銀行が合併してもおかしくはありません。「コンピューターの発達がなせる技」です。


そう考えると、一気にテレワークに進まなくても、「オフィスの地域分散」あるいは「分散オフィス化」も検討に値すると思います。


「実はうちは昔からやっているよ」という方の中には、オフィスが手狭になったために近くのビルのフロアを借りて分室を作っていらっしゃるところが多いようです。
これでは「通勤経路」「通勤時間」は変わりません。


「東京一極集中排除」ということで、いきなり東北や九州にオフィスを分散してしまったら働く方の「生活」への変化が大きくなりすぎます


そういえば、今年の「年末の挨拶回り」や来年の「年始の挨拶回り」はどうのようになさるのでしょうか?
「テレワークでいいや」という時代になっているかもしれません。


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東京都のロードマップが「感染経路」を教えてくれる [新型コロナ]

全国の「緊急事態宣言」が解除されました。
なんとなく「ホッとした」と言うのが本音ですが、今なおスッキリしないことがあります。
つまり、「緊急事態宣言が解除されたから明日から元の日常生活に戻しましょう」ということではなく、「徐々に様子を見ながら元に戻しましょう」ということです。

たしかに、「日本社会全体が病気だった」のですから「徐々に身体を慣らしていきましょう」という気持ちはわかりますが、多くの方々が「新型コロナにはかかっていなく、閉じこもっていただけ」だったはずです。


具体的な感染経路(感染源)は何が多いのか?

ここを語る人がいません。
PCR検査や抗体検査の必要性を語られるのはよくわかるのですが、あそこに行くと危ないよと言う「リスク管理」「予防策」が具体的に語られないのです。
つまり「かかった人をどう見つけるか」ではなく「どうしたらかからないのか」の方が私には重要です。

「濃厚接触」を避ける
「三密」(「密閉」「密集」「密接」)を避ける
マスクをする、うがいをする、手洗いをする

と何度言われても、「なぜ?」がついて回ります。
印象とかイメージではよくわかります。
でも、
・「家族」間では守れていますか?
・仕事の関係では「三密」が避けられない職種もあるのではないでしょうか?
・「学校」がたいへんと言ったところで、親御さんのご事情(罹患状況)はどうなのでしょうか?


「感染源」はこんなところです

とストレートに言わない(言えない)のがとても不思議です。

ただ、うすうす想定(想像)できることがあります。
それは東京都のロードマップです。

つまり「休業要請の段階的緩和」こそ「感染源(感染経路)の可能性を示す」ものではないかと思います。

東京都のロードマップをよく見てみましょう。

1.博物館、美術館、運動施設、学校 等
2.学習塾、劇場、集会場、生活必需品販売以外の店舗 等
3.マンガ喫茶、パチンコ屋、ゲームセンター、遊園地 等
4.飲食店(居酒屋を含む)等
5.接待を伴う飲食店、ライブハウス、カラオケ店、ジム 等

なお、イベントは参加人数を徐々に増やす扱いになっています。

https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007942/1007957.html

おそらくこういうルールは「感覚的に決められた」ものではなく「罹患された患者さんの感染経路」を意識し決められているのではないかと思います。


君子危うきに近寄らず

ということしかないようです。


しかし、
「都道府県境をまたぐ移動の制限」要請はまだまだ続くようです
ここはよくわかりません。
「濃厚接触」や「三密」を避ければいいじゃないですか!
おそらく「患者」さんの感染経路を追ううえでネックとなるからなのでしょう。


「外国人旅行者」の受入れについては意外と早く再開されそうです。
都道府県境をまたぎ移動の制限には慎重で外国人の受入れはやや時期尚早と思うのは私だけでしょうか?

外国人のよく宿泊する観光地の「ホテル」「旅館」はしばらく利用したくないという本音もあります。


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近頃気になる「政治のこと」~ポストコロナ [新型コロナ]

安倍首相のスピーチを聞いていると気になることがあります。

一言でいえば、「軽い」。
良く言えば「楽天的」「大胆」、悪く言えば「慎重さを欠く」「調子がいい」「深く考えていない」と言うようなことでしょうか?

例えば、「オリンピック誘致のスピーチ」を覚えていらっしゃいますか?
例の “The situation is under control .” と言う言葉です。
多くの日本人は「本当なのだろうか?」と思われたはずです。
 
まぁ、東京に住む私たちが日常的に深く考えない程度にはコントロールされていると考える程度でしょう。


「森友」も「加計」も「桜」も「黒川」もおおむねこんな調子で時間は過ぎていきました。
多くの政治家も「重箱の隅をつつくような批判や非難」はなさっても、「こんなことやっていては日本がダメになる」とおっしゃった方は少ないような気がします。


今回の新型コロナウィルスについても、まずまずの形で緊急事態宣言が解除されるところまで来ました。


ただ、多くのことが対処療法的でした。
はじめての経験とはいえ「パンデミック」と言う言葉は日本語になっていたはずです。


1.「医療システム」については場当たり的な部分も多くみられました。

第2波、第3波に立ち向かうことができるでしょうか?

・ウィルス感染者であふれた医療崩壊寸前の状況はどのように受け止めたらいいのでしょう。
・医療体制を自慢する知事はいても応援を出したという知事の話は聞こえてきませんでした。
~ベッドはあったけど医療従事者に余裕はなかったということでしょうか?ノウハウ習得のチャンスだったはずです。
・通常の医療が受けられない人も増えてしまいました。
~その程度の病状の方も多かったのかもしれませんが、重症者や早期治療の必要な方も多かったはずです。
・病院の経営問題も起きてしまいました。
・医療従事者の疲弊と風評被害もありました。


2.「営業自粛企業」は第2波、第3波が来たらどうするのでしょう。

・今回は「補助金」や「無利子融資」で凌ぎました。
・次も同じ対応でいいのでしょうか?同じことができますか?
・今回は多くの企業が「たいへんだぁ!」とおっしゃったので本質がよくわかりませんでしたが、平時なら「自転車操業」と非難されてもおかしくないような経営ぶりです。
特に「家賃が払えない」というのは本当だったのでしょうか?
だとしたらいつでも息詰まるリスクがある経営ぶりだったということが言えるのではないでしょうか?


3.あの現金給付「10万円」は必要だったのでしょうか?

まだ手元に渡っていない人は多数います。
しかし「悲鳴」が聞こえてきません。
生活の資金繰り不安が出るのはこれからでしょうからグッドタイミングで役に立つと言ってもいいのでしょうか?
第2波、第3波が来た時も同じように配るお金はあるのでしょうか?
国債増発ですか?
増税ですか?
既往予算の見直しですか?


4.教育分野の仕組みは今のままで時間との駆け足でいいのでしょうか?

・2020年から「小学校のプログラミング教育」が必修化されるはずでした。
しかし、「オンライン授業」さえできない学校制度の中での優先順位はどうだったのでしょう?

・ただでさえ「先生が忙しい」と言われていた中で、今年はどうするのでしょう?
「オンライン授業化」や「短い時間で1年を終える」など可能でしょうか?


5.「非正規」の皆さんはどうなさるのでしょう?

「雇止め」や「解雇」の行き先が「Uber」と言うのも不思議です。
これではいつまでも非正規から卒業できません
都会にいる必要がありますか?
「正社員化」は希望されないのですか?


6.「インバウンド」政策はどうするのでしょうか?

「緊急事態宣言」が解除されるとほどなくして外国人旅行者を受け入れるような気配がしています。
・今回の「新型コロナウィルス」は外国からやってきたのです。第2波、第3波を心配するのなら外国人の受入れのスピードややり方は考えなくていいものでしょうか?
・市民生活が混乱するほど外国人観光客が押し寄せてきた観光地もあったはずです。また後戻りするのでしょうか?


7.外国人労働者や留学生の扱いをどうしますか?

「マスクをしていない人」「路上で喫煙している人」「電車の中で電話をしている人」などを見ていると「日本語をお話にならない人たち」に遭遇します。

・日本で生まれ育っていない
・日本で社会教育を受けていない
人が増えていく不安はありませんか?
「国際交流」にも日本なりのルールとピッチがあるはずです。


8.災害とパンデミックのダブルパンチ対策も必要です。

今回の「外出自粛」(STAY HOME)状態の時に、
・大災害に遭遇してしまったら
~例えば「大地震」
・社会インフラに障害が出たら
~例えば「停電」
どうするのだろう?とご心配された方も多いはずです。
さてだれがどのように対応なさるのでしょう。


9.「経済のあり方を変える」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、「経済」にだけ着目していていいのでしょうか?

・「産業構造」は見直さないのですか?
~農業はどうするのですか?「産業」として自立していく必要があります。
非正規を多用する産業構造でいいのでしょうか?
・「行政の在り方」は見直さないのですか?
~「盆と正月が一度に来る」とワークしなくなりがちです。
なぜ平時の備え(準備)をなさっていなかったのでしょう?
「公務員の働き方改革」の本質が砂の上にあるようなものです。


危機に直面するたびにテレビ・ラジオできれいごとをおっしゃる方々の仕事は減ることはありませんが、現場は振り回されてしまいます

現場がワークしない社会や組織は危うさと背中合わせなのです。

  IMG_3522-01.JPG

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「巣ごもりストレッチ」と「医療迷子」 [新型コロナ]

GWのとある日、突然「腰痛」になってしまいました。
「腰が痛いのか」「座骨が痛いのか」
とにかく「歩行」特に「階段の上り下り」に激痛が走ります。
「咳」をしても痛みがあります。

ネットで症状を照らすと、
・座骨神経痛
・脊椎管狭窄症
のような症状に酷似しています。

原因もよくわかりません。
ここ数年、毎日ウォーキングをしていて、今年になってからは、毎日@10,000歩以上をキープしていました。
10,000歩と言えば、約7kmです。
今までは「車」や「自転車」あるいは「電車」で行っていた所もすべて「歩き」往復です。

ふと思ったのは「歩きすぎ」の弊害かも。

もう一つ思い当たるのは「椅子に座る姿勢の悪さ」です。
何気なく座る椅子ですが、背中が丸くなっていたようです。


医者に行った方がいいけど、「コロナ騒動」の渦中では行きたくありません。
やむなくドラッグストアで「飲み薬」と「湿布薬」を買い求めて我流処置です。

まさしく「巣ごもり」「外出自粛」です。


「日にち薬」と言うのか、ある日から急に症状が改善しました。
東京ローカルの「MXテレビ」の番組内でやっていた簡単なストレッチをやり始めてからです。

椅子に座ったまま「身体の筋を伸ばす」ものです。
この時思ったのは「なんて体が丸くなっていたんだろう」ということ。

NHKのテレビ体操ほど難しくなく動作も簡単です。
たったの1動作です。
普段使っていなかった「身体の筋」を伸ばすだけです。
気が向いた時、一日何回かやることにしました。

難しいことは続かない
と言うのも私のモットーの一つです。

※ちなみに、MXテレビは自ら「二流、三流」と言うほどのくだけたテレビ局です。
とても「東京都」が出資しているなどと思えないような柔らかい番組もあります。
ただ、大手民放局にはない気楽さがあります。


「緊急事態」宣言も解除されそろそろ病院に行こうかと近所の皆さんに「評判のいい整形外科はありますか?」と聞いてみたら
「うちの子は〇〇に言っている」
「近くの〇〇は評判が悪いみたい」
「あそこの先生はおじいちゃんだから」
「あそこは内科も兼ねてるから本業ではないかも」
等々。

これでは行く医者も決まりません。
「医療迷子」状態です。

新型コロナで「医療崩壊」と言う言葉が多用されましたが、
「コロナ患者優先」
「病院がパンク状態」
「コロナがうつるといけないから行かない方がいい」
等々と病院にアクセスできないことだとばかり思っていましたが、「お医者さんを探すのもたいへん」と言う状況もあるのだと思ってしまいました。

お医者さんの多い東京ならではの贅沢な悩みかもしれないですが。。。
散歩の途中で見かけるのは「歯医者」さんの看板ばかりでした。




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「求人」と「求職」には新しい取り組みが必要 [新型コロナ]

「仕事を求めている人1人に対して企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率」が昨日(2020.05.29)になりました。

NHKのニュースによれば、
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200529/k10012449471000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_106


●先月(4月)は1.32倍で、4か月連続で前の月を下回りました。先月は新型コロナウイルスの感染拡大で全国に緊急事態宣言が出され経済活動が大きく制限されたことなどから、新規の求人が大幅に減少

都道府県別にみると、
・最も高かったのは福井で1.88倍、次いで岡山が1.76倍、東京が1.73倍、広島が1.64倍、香川が1.59倍など
・最も低かったのは沖縄の0.91倍で、次いで青森が1倍、神奈川が1.03倍、長崎が1.04倍、高知が1.07倍など

産業別にみると、
・減少率がもっとも大きかったのは宿泊・飲食サービス業で47.9%、次いで生活サービス関連・娯楽業で44%、製造業で40.3%それぞれ減少

加藤厚生労働大臣は、29日公表された総務省の先月の労働力調査を踏まえ、
非正規で働いている方が大きく減少
休業している方も400万人を超え
雇用情勢が厳しい状況になってきている。
・雇用調整助成金の申請も決して多いとは言えないので、制度の活用を強く働きかけるなど必要な対策をとっていきたい
と。


あまり異論がないようですが、私が思うのは、

●新型コロナが蔓延した4月の数字にしては堅調

昨年の人手不足はどこのだれが言っていたのか?
~その時採用された人たちの今はどうだろう?

「産業別」でアプローチするのではなく、問題は「職種」ではないのか?
AI,ITの発達した今は職種あるいは資格の時代です。こういうアプローチのままではミスマッチが起きているのではないかということ。

●「失業」「休業」にお金をつけるだけではなく「職業訓練」に力を入れ就職機会を拡大すべきではないか。

新型コロナによる「医療」面を担当している大臣が「労働」問題まで合わせて担当するのは無理がある。
「一億総活躍」とか「女性活躍」とか「働き方改革」とか「少子化対策」という大臣を少し整理して「厚生」と「労働」を分けるべきではないか。

等々です。


新型コロナで「働き方」「企業の経営ぶり」は大きく変わったはずです。
人手求める企業側の思惑仕事を求める労働者側の課題を整理し、時代の要請に合った新しい取り組みにかじを切ることも必要ではないでしょうか!


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「そのお店」必要ですか? [新型コロナ]

新型コロナで「外出自粛」「営業自粛」が続き、「経済」とか「経営」とか「商売」について多くの人たちがうすうすお気づきになったことがあるのではないでしょうか?

例えば「近所の商店街の中で本当に必要なお店はどのくらいか?」ということです。

ただでさえ「商店街が寂れていく」と言われ続けて久しいですが、実は地域の住民の皆さんに必要とされていないお店が多かったということです。


「営業自粛」を要請されるや「補償とセット」「家賃が払えない」と言うような声がたくさんありました。
事実そうなのでしょう。

売上が「0」になれば家賃などの「固定費」を払うのも大変なはずです。
ところで、「1か月くらいの休業で家賃が払えない」ということはどういうことを意味しているのでしょう?

新型コロナでなくても、ご商売と言うのは「食中毒や不祥事やクオリティの見劣りやライバルの出現」などで売り上げが激減することは間々あります。
そういう時はどうなさっていたのでしょう?


マスコミではコメンテーターの皆さんが、
経済の破綻で自殺者が出る
「重症で失われる命」も「経済の悪化によって失われる命」も同じ命
「経済をもとの状態に戻さなければいけない」
等々とわかりやすいお話をなさっていますが、

マスコミには「視聴率」「聴取率」あるいは「コメンテーターの人気」と言う指標があり、政治家には「選挙」と言う指標があります。

つまりそういう「指標を意識したバイアスがかかってしまう」ということを考えなければいけません。


「医療崩壊」「医療体制の整備」ともっともらしいことをおっしゃっても、
新型コロナはワクチンもなければ安心して使える治療薬もない
新型コロナ以外の傷病人が医者に行けない
と言う課題は、他の病気の比ではありません。


「経済の悪化による命の危うさ」と「新型コロナの重症化による命の危うさ」を天秤にかけたり比べることには無理があります
どんなに検査数が増えても「治療方法」が確立しない限りは不安が続きます。
感染症なら「予防」と言う言葉が前面に出るはずなのに、新型コロナには「予防」と言う言葉が使われません


生活者には「新しい生活様式」が求められているにも関わらず、「経済を元に戻す」と言う発想もよくわかりません

新しい経営のやり方でGNPをもとに戻す
と言うのなら意味がよくわかります。


今までの経済の仕組みに戻るだけなら
非正規労働がまた増える
利益率の低い「観光」「サービス業」に「人」「もの」「かね」などの経営資源が向かう
東京一極集中が回避されな
「職場うつ」に悩まされる
という課題が元に戻るだけです。


先ごろ大手居酒屋チェーンが「不採算店舗の大漁閉店を決めた」と言うニュースが流れました。
国民が「新しい生活様式」を指向する以上、旧態依然の「儲からないご商売」はますます経営内容が悪化していくはずです。


「新しい経営方式」「新しい商売」が生まれてこない方が不思議です。


国民の皆さんは今回の「ステイ・ホーム」で
お金を使わなくても生活ができる
捨てたいほどモノにあふれた生活
ということを実感しました。


そのお店必要ですか?
を併せ考えながら新型コロナから卒業していかなければいけません。


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新型コロナの予防策 [新型コロナ]

新型コロナへの取組について何か違和感があることがあります。

つまり、

「予防」と言う言葉が使われないこと。

そして、
対応策がやみくもで一般的でない事例もある」こと。


厚生労働省のサイト
国民の皆さまへ (新型コロナウイルス感染症)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html
では、

新型コロナウイルス感染症の予防

風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケット手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず外出される場合にはマスクを着用していただくようお願いします。

と。

このサイトには、

感染予防策のピクトグラム

コロナセット000624912.jpg

と言うのまで載っていますが、マスコミは「予防」と言う言葉を一般的には使っていない感じがします。

●ワクチンがない
●治療薬がない
●悪化すると死に至る
と言う状況を考えるのなら、「検査がどうのこうの」と言う前に予防に力を入れるべきでしょう。

厚生労働省

新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

では、

■「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避
1.密閉空間(換気の悪い密閉空間である)
2.密集場所(多くの人が密集している)
3.密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や共同行為が行われる)

●マスクの着用
●石けんによる手洗い
●手指消毒用アルコールによる消毒
●咳エチケットの励行

などと紹介されています。

●「ソーシアルディスタンス」(社会的距離)を取る

と言うのも一般的になりました。



近所の皆さんを見ると、

庭先での掃除や家族で縄跳びをしたりするときはマスクまではしない
近所のスーパーでの「買い物」など家から離れる時はマスクをする
と言うのが一般的のようです。


おそらく、
そこら中にウィルスが蔓延しているわけではないとの理解
「内輪」と「外」の使い分け
があるのでしょう。


玄関先に出てお掃除される方の中にはマスクをなさっている方もいます。
そういう方は必ず玄関ドアの取っ手を拭いていらっしゃいます。
※妻に聞くと「うちもそうしているよ」と当たり前のような返事が返ってきましたが。。。。


テレビなどを見ると、「フェイスシールド」姿なども見かけます。
また、お店などにある「手指消毒用のアルコール」の使い方も「入る時」に使うのか?「出る時」に使うのか?「出入りする時」に使うのか?今一つよくわかりません。

お店に入ってくるあんたは汚いんだよ!」ということなのかもしれません。

どこまでが「予防策」で、そこから先は「過剰品質」なのかよくわかりません。


私は医療関係者ではありませんが、

「体液」が危ない

と思っています。
となると、夏のお出かけに「半袖シャツ」は適切なのか?と思ってしまいます。

咳などの口から飛び出す飛沫ばかりが注目が集まっていますが、他人様の「汗」にも触れたくはありません


少し面白いなぁ!と思っているのは、小池都知事の記者会見です。

夜の街」「若い人」と具体的な言葉がときどき見え隠れします。
新型コロナの蔓延に伴い使われるようになった「接待を伴う飲食」と言う言葉の意味がいま一つよくわかりませんが、おそらく、この「夜の街」と言う言葉で連想する方が速そうです。

きっと「性風俗」も危ないのでしょう。


東京都のロードマップをよく見ると、

「ステップ3」になって初めて休業要請が緩和されるもの

●カラオケ
●バー(接待を伴わないもの)
●ネットカフェ
●マンガ喫茶
●射的場
●勝馬投票券販売所
●場外車券売場
●ヌードスタジオ
●のぞき劇場
●ストリップ劇場
●個室ビデオ店
●マージャン店
●パチンコ店
●ゲームセンター
●遊園地


「ステップ4」になって初めて休業要請が緩和されるもの

●接待を伴う飲食店
●個室付浴場


などが例示されています。
こういうところには行かないということを肝に銘じておきましょう。
それが「予防」です。


※東京都
「新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ」
~「新しい日常」が定着した社会の構築に向けて~
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007942/1007957.html


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小池さんの「カタカナ語」~よく伝わる [新型コロナ]

昨晩(2020.06.02)のニュース番組で一番よく使われたかもしれないカタカナ語は「東京アラート」かもしれません。

「コロナ注意報」「コロナ警報」でもなく「東京アラート」でした。

レインボーブリッジや東京都庁が「赤色」で染まらなくても確実に「たいへんだぁ!」が都民の皆さんには伝わったと思います。

「アラート」と言う言葉が世に出たのは「北朝鮮がミサイルを発射した時」の「J-アラート」でしょう。
「それがどうした」と言う方もおありでしょうが、今回の「東京アラート」で「アラート」と言う言葉の意味が身体で伝わったような気がします。


とかく「小池都知事はカタカナ語をよく使う」とご批判される方もあるようですが、私はこういうカタカナ語に特に抵抗はありません。
逆に「定着が速い」と言う感じもします。

Stay Home」(ステイホーム:家にいて、いのちを守る)、「Social Distance」(ソーシャルディスタンス:社会的距離)などの方が身体に入ってきます。

おそらく団塊の世代以降の世代ならこの程度の英語(もどき)ならスーと入ってくるはずです。

※団塊の世代:第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれ


ブロ野球で一般的な「ナイター」のように和製英語であってもいいじゃないですか。
私は「緊急事態宣言」が再発令されたり、「外出自粛」の再要請の方が嫌です。


拒絶反応を表明される人に一番よく伝わるという効果もあるのですから。

意味不明な「アベノミクス」と言う言葉も、国民の多くは「こういうことかも」と思っていらっしゃるはずです。
他方、「地方創生」という日本語も意味がさっぱり伝わってこないのは私だけでしょうか?
「地方」と言う言葉に塗されているだけのような気がします。


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「融資申込の謝絶」と「持続化給付金」 [新型コロナ]

「新型コロナ」での経済面(「持続化給付金」などの企業支援)を語るマスコミの中には「速く」とか「スピード感をもって」と言う言葉が必ず添えられます。

そもそも「スピードを持って」と言う言葉の「」という意味がよくわからないのは愛嬌としても、まぁ普通なら「迅速に」とか「速く」でいいような気がします。

※これは「関係」と言えばいいところを「関係性」と呼ぶようなものかもしれません。


ところで、銀行が企業からの「融資申し込みを断る」時のことはご存知でしょうか?

大きくは二つの考え方があります。

一つは、申し込みの内容を審査(調査)することなく断るケース

一つは、申込内容を審査(調査)したうえで断るケース

の二つがあります。


1.審査(調査)することなく断るケース(入口アウト)

①反社会的勢力からの申し込みである
②反社会的勢力のフロント企業からの申し込みである
③公序良俗に反する事業内容への融資申し込みである
④融資を制限されている(融資になじまない)業種からの融資申し込みである
⑤「銀行取引停止処分中」である者からの融資申し込みである
⑥他の貸出が延滞中である者からの融資申し込みである
⑦「刑事罰」を受けている者からの融資申し込みである
⑧銀行と係争中のものからの融資申し込みである
⑨上記に準じる者からの融資申し込みである

ような場合は審査(調査)することなく融資の申し込みをお断りします。

※事実上の代表者と登記上の代表者が異なるような時はこういうようなハードルを潜り抜けるような事例も散見します。



2.申込内容を審査(調査)したうえで断るケース

①融資の対象となる事業の妥当性
②資金調達の妥当性
③経営ぶり
④返済能力

などを勘案しての申し込みをお断りします。
ある意味主観的に見えるところもありますが、「他行でお申し込みください」というニュアンスを伝えることもあるかもしれません。


さて、今回の「持続化給付金」ですが、融資と違い返さなくていいのですから少しはハードルが低いのでしょう。

例えば、
①「銀行取引停止処分」中の者
②銀行借入が延滞中の者
でもおそらく給付対象になるのでしょう。

一般社団法人 サービスデザイン推進協議会」のサイトを見る限りでは、
https://www.jizokuka-kyufu.jp/subject/

不給付要件

として、
(1)国、法人税法別表第一に規定する公共法人
(2)風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する「性風俗関連特殊営業」、当該営業に係る「接客業務受託営業」を行う事業者
(3)政治団体
(4)宗教上の組織若しくは団体
(1)から(4)までに掲げる者のほか、給付金の趣旨・目的に照らして適当でないと中小企業庁長官が判断する者

と言うような定めがあるようです。

反社会的勢力」「反社会的勢力のフロント企業」のような場合はどうなのでしょう?
「給付金の趣旨・目的に照らして適当でないと中小企業庁長官が判断する者」という部分は実務ではどのように取り扱われているのでしょう。


この「一般社団法人 サービスデザイン推進協議会」への業務委託は国会でも話題になっていますが、なぜ日本全国の銀行に業務委託がなされなかったのでしょうか?
「融資で多忙」と言う部分があったかもしれませんが、銀行はこういうことには手慣れていますし「融資でもらった書類が活用できる」とか「入金口座」もあります。


そういえば、最近、「卒業証書」がどうのこうのと言うような週刊誌記事があるようですが、銀行融資を受けるには「学歴」など不要です。
また「卒業証書を見せろ!」などと言う無粋なことも言いません

かく言う私も「小学校、中学校、高校の卒業証書」などどこに行ったか分かりません。



(参考)
経済産業省「持続化給付金」サイト
https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html

「持続化給付金給付規程(中小法人等向け)」
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukitei_chusho.pdf

マスコミの皆さんへ!

●こういうサイトはご覧になりましたか?
●「たいへんだ」「スピード感をもって」「書類作成が難しい」とおっしゃる前に一度ご覧になってから報道して下さい。


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「お金持ちはケチ」? [新型コロナ]

「お金持ちはケチ」

は正しいかどうかは皆さんの判定に任せるとして、長年お金に関わる仕事をしてきた経験から言えば「当たらずとも遠からず」
ということかもしれません。

つまり「生きる金」と「死ぬお金」の区別をご存知であるということです。
具体的には皆さんのご経験の中で見極めてください。

お叱りを承知で言うと、
「どぶに捨てる」ようなお金の使い方には渋く、「お金のなる木」の肥やしになる使い方には積極的という意味合いです。

この中にあるキーワードは「自分のお金」


今回の新型コロナの対応策を伝えるテレビのトーク番組などでは、
営業自粛と補償はセット」「こういう時は思いっきりお金を使うべき
と言う意見が支配的であったというのは記憶に新しいところです。
ひょっとしたら「税金」と言う「人のお金」だから躊躇ない大番振る舞いの議論になったのでしょう。


ところが、ここにきてチェックの声が出、少しブレーキがかかり始めました。

「持続給付金」の件

Go-Toキャンペーンの件

東京オリンピックの経費負担の件

等々。。。。
この短時日の間でもこれだけあります。


「国債発行」も「増税」も国民皆さんのお金が集められたものです。
「俺にくれ」「わたしにください」というわけにはいきませんが、国民「みんなのお金」の使い道にお気づきになる方が増えました

「国家のお金」「地方自治体のお金」は「自分のお金」なのです。
「お金持ちはケチ」という意味が少しはわかって頂いたら幸いです。

「東京アラート」というのは直接的に「営業自粛」は求めないけど、「お客さんが行かなければ効果がある」と言う苦肉の策なのです。

「夜の街」と言うのは風営法対象業種であったり、反社会的勢力のフロント企業の懸念もあります。そういうところには「補償は出せない」のです。

※「なら所得税や法人税や地方税を取るなよ」などと言う無粋な話はやめましょう。
・「日本」という国の中で商売をやっている限りは反射的利益もあります
・こういうご商売を非課税にしたら無法地帯化してしまいます


一昨日(2020.06.04)の読売新聞の投書欄に気になる投稿がありました。

長年、古里ではないない自治体に返礼品を楽しみに寄付してきました。ふるさと納税による都内全体の減収額は500億円を超えるそうです。このお金があれば、支援策がもっと充実していたかもしれないと思うと複雑です。
 地方の自治体を支援するのも有意義ですが、今一度、ふるさと納税の是非を自問自答したいと思います。

というものです。

この方が、「ふるさと納税」とか「地方創生」では税金がどういう風に活かされているのか?
までご確認されたら「ぞっとされるケース」にも遭遇されるかもしれません。


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「学校に行きたいな」と「テレワーク」 [新型コロナ]

「家にいると勉強とかも はかどらないので 初めて学校に行きたいなと思いました」

これは、昨夜(2020.06.06)の「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS 22時00分〜)の番組の中で小学校6年生の男子児童が語った言葉です。

緊急事態宣言が解除となり「全国的に学校が再開した」と言う話しの中での一コマです。
いままでのテレビ番組で伝わってくる子どもたちの声は「友達に会いたい」というものが多く「そういうものなのかなぁ?」と感じていました。


初めて学校に行きたいと思った」と言う声を先生や教育関係者の皆さんはどう受け止めなさったでしょうか?

マスコミは「絵になるところを切り取る」ことも多いので彼にとっての「重み」がどうなのかまではよくわかりませんが、「学校に行く」「学校で勉強する」と言うことがこんなに待ち遠しく伝わってきたことになんだかうれしくなってしまいました。


世の中には「オンライン授業」へのシフトというかっこいい話が多かったような気がしますが、こういうアナログ的なものもやはり大切なんじゃないかと思った次第です。


テレワーク」然り。

デジタル化、AI化の根底にあるものをちゃんと理解して進めなければ「軽い」ものになってしまわないかと少し不安です。


「テレワーク」歓迎型の方に申し上げたいのは、

「余人をもって代えがたい」存在であるか?
テレワークで済ますことができる仕事が増えてくると「企業に属する」ことの意味があるのか?
そもそもその仕事はあなたがやらなくても済む仕事ではなかったのか?
と言うことを併せ考えておく必要があるということ。

いままで「働き方改革」の多くが「」の部分に光が当たりがちでしたが、これからは「働き方の」に光が当たってきそうです。


私のように「昭和」の時代から働いていた凡夫にとってみれば、「会社に行かない」ことは「そのうち見捨てられてしまうのではないか」と言う不安と隣り合わせかもしれません。


副業」を推進するということは。。。。。
かもしれません。








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「冠婚葬祭」の簡素化 [新型コロナ]

新型コロナが収束すると、社会生活が「元に戻る」のではなく、「気がついたら世の中が変わっていた」ということが起きそうです。


例えば、冠婚葬祭

「企業経営者」とか「政治家」のように存在とか後継体制を広く明らかにしなければいけない人以外は「そんなに派手がましくしなくても」「そんなことにお金を使わなくても」と言うことが支配的になるはずです。


今回の新型コロナの「緊急事態宣言」に伴い「国民全員に10万円の現金給付」という話しがさほどの反対もなく決まってしまいました。しかも「速く」と言う言葉を伴って。

●「10万円を欲しがった」国民の皆さんが「冠婚葬祭」にお金をつぎ込むようなことをなさるのでしょうか?

●「冠婚葬祭」はつきあいの部分があります。どこかで簡素化しておかないと、数珠のように負担がつながってしまいます

私なら、「結婚式」も「葬式」も身内だけで質素に、「費用は自分たちのために使う」と今なら考えます。

みなさんはいかがでしょうか?



今回の新型コロナは、おそらく先の大戦直後のような将来への期待や希望をもたらすことはないはずです。
第2次世界大戦(と呼ぶのか太平洋戦争)の敗戦は「もう2度と戦争はしない」と言う考え方を日本国民に植え付けてくれました。

新型コロナ」はどうでしょう?
自分だけではコントロールできない「有事に備えろ」と言う考え方を強くされた方も多いはずです。


先日(2020.06.06)の読売新聞の投書欄(2020.06.06)に「冠婚葬祭の簡素化 心配」という投書です。

少し拾い書きをしてみると、

以前勤めていた職場の先輩が叙勲の栄誉を受けられた。功績とその労苦を思い、お祝いの席を設けたかったが、昨今の状況下ではそれもかなわない。

冠婚葬祭を重んじてきた日本の社会において儀礼が軽んじられることにつながらないか心配だ。

と。


こういう方もいらっしゃるので何とも言いようがありませんが、そもそも「叙勲と言う制度が必要なのか?」とかねてから考えている私には「へー」としか言いようがありません。

サラリーマンの先輩で叙勲の対象になる方と言うのはある集団の方たちを除きとても少ないはずです。

褒章」ならまだわかりますが「叙勲」ですから。。。。。


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「東京アラート」と「赤い都庁」 [新型コロナ]

新型コロナに伴う「自粛」にいら立っている人が増えてきたようです。

中にはお門違いな発言をするマスコミや著名人のSNSもあるようです。
例えば「都庁」や「レインボーブリッジ」を赤色にライトアップする東京アラートについて。。。


しかし、新型コロナについては、

●ワクチンもない
●治療薬も定まっていない
●感染経路(感染源)も不明確で完璧な防護策がない

なか、「できることはなんでもする」という発想を否定しても状況は変わりません。

「赤い都庁」「赤いレインボーブリッジ」に代表される「東京アラート」は、交通死亡事故が多発し「交通死亡事故多発非常事態宣言」などと各地域でキャンペーンが行われるのにも似ています

 IMG_3621.JPG


直接の効果がどれほどあるのかはよくわかりませんが、相応に心に響くものです。いわゆる抑止効果はそれなりにあります。

「東京アラート」を批判する人たちの中には「やり場のない怒りやストレス」を発散させているだけのような気がしてしまいます。


「新型コロナ」に向き合う国民のベクトルは同じはずです。

●早く収束してほしい
●薬が開発されてほしい
●生活を元に戻してほしい
●仕事を元に戻してほしい

等々。


難しい話は専門家に任せ、国民は気づかいをしながら新型コロナに向き合っていくしかありません


批判することが正義だとお考えの方に申し上げたいのは、「全国津々浦々にはおかしなことがいっぱいあります。そういうことも併せて批判し、改善策を提唱していただきたい」ということです。


東京都が定めるロードマップの「ステップ3」「ステップ4」に列挙される業種のご商売はそれなりにリスクがあり、そういうリスクを承知で開業された人が多いと思います。
また「利用される方」も「リスクはあるよな」と相応の心配をなさっているはずです。
そこを忘れて「補償がどうの?」とか「自粛が厳しい」とか「公平に」と言えないご商売ではないでしょうか?



「東京アラート」を批判なさるマスコミや芸能人の方に申し上げたいのは、日本全国の胡散臭い行政ぶりすべてに批判コメントをなさるの習慣化なされば、評価も変わってくるのではないでしょうか!

「あなたならどうする」と言う提案もなく「気に食わない」的な批判では名前が泣きます


(参考)
新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ
~「新しい日常」が定着した社会の構築に向けて~
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007942/1007957.html


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「東京アラート」の効果と「第2波」に備えて [新型コロナ]

「あんなの効果がないよ」「無駄だよ」とマスコミのインタビューでは話す人が多い東京アラートでしたが、インタビューを受けた人がどんな人だったのかまではあまり気にされていません。


何度も言っていますが、新型コロナは、
●ワクチンがない
●治療薬がない
●高齢者は致死率が高い
等々を考えれば、「やれることはやる」と言うのが大原則です。

下り坂をノーブレーキで降りるよりも、ブレーキをかけたり、休んだりしながらゆっくりと下山するということが一般的なように、焦ってもいいことはありません
そのブレーキを踏ませる役目が「東京アラート」だったのです。
数値で検証するような代物でもないことは明らかです。


ご商売(特に飲食・観光関連)をなさっていらっしゃれば、「早く今までのような商売がしたい」と思っていらっしゃる方も多いと思います。


ただ、サービス業の悲しい性と言うか「お客様あって」の水商売です。
お客様が今まで通りの行動をなさるかは未知数です。


「緊急事態宣言」が解除されても一足飛びに元に戻らないことでもよくわかるように、その日から急変するような状況ではないことは明らかです。


そこから「ご商売への工夫や知恵」が必要となってきます。


ときどき「老舗が閉店」と言うニュースを見かけますが、「いままででもそれなりだった経営がこれから大きく好転することはない」とお考えになったのでしょう。


もし「今のままで第2波がやってきたら」と考えると心配や不安は消えません。
なにせ「第2波が来てもお金はない」からです。


「第2波」に備えるということはそういうことなのです。
「七面倒な取り組みをするくらいなら」と考えた結論もあるはずです。
「ノウハウを温存しながら、世の中が落ち着いてから再スタートする」という方法もあるはずです。
サービス業の場合は、出遅れたからと言って「それは負け」ということはないからです。


意識高い系のマスコミ」の皆さんの話しぶりを鵜呑みにしてはいけないのです。


小池知事曰く、「自粛から自衛」なのだと。
ここのところの「だれか何とかしてくれ!」から「みんなが何とかしよう!」と言う気持ちの切り替えも必要なのです。

だから、「防空壕から出ても弾は飛んで来るかもよ」と言う自衛が必要なのです。

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「新型コロナ」と「マスコミ」の語り方 [新型コロナ]

「新型コロナ」については、時間の経過とともに、「不安はあるがなんとなく深刻度が薄れてきた」ような気がする今日この頃です。

現に日本各地では新規感染者の数が大幅に減り、また多くのことが「6月19日」を意識して進められているような雰囲気も伝わってきます。


さて、今回の「新型コロナ」は、「戦争」を直接体験していない私たちにはおそらく人生始まって以来最大の危険だったのではないでしょうか?


●連日、テレビ・ラジオなどのマスコミでは「新型コロナ」のことを取り上げない日がない
●そういうマスコミの論点も「正解かどうかの判定」はできない

と言うのも今年の大きな特徴です。


ですから、マスコミがどのように「新型コロナ」を伝えているのか?伝えてきたのか?も時々は整理そしてチェックをしておく必要があります。


その前に、私の偏見的マスコミ論で申し上げると、

①「不偏不党」を標榜するあまり結論なき批判が多い
②議論に「主語がない」(それは誰の責任なの?誰のおかげなの?が曖昧)
③「地方」「中小企業」の取り上げ方にはバイアス(偏り)が多い
④「専門家」と言う人の非科学的な話には甘く、「タレント」の「感情的・情緒的」は垂れ流し状態
⑤過去を振り返らず言いっぱなし
⑥出演される「タレント」は「催しが大好き」(収入源の一つ)
⑦死者には鞭打たず、落伍者には厳しい

と言った傾向があるということを踏まえながら見てくるとなんとなくわかってくるようなこともあります。
つまり「そういうことを踏まえて読み解く」必要があるということです。


1.「PCR検査の数を増やせ」の着地がわからない

どの番組も「PCR検査」数を増やせと言っていました。
安倍首相も20,000件/日とか言っていらっしゃたような記憶があります。

増えてきたとは言え、今なお「検査数は少ない」はずですが「そのことで大きく支障が出ている」という話しも伝わってきません。

・PCR検査を「定期的に国民全員が受ける」ということと「どういう人に検査が必要で、それが充足していたかどうか」の整理が十分に行われないまま「検査を増やせ」論が進められてきてしまったような感じがします。


2.「非常事態宣言は必要でなかった」と言うには早計

どこかの学者さんが言ったとかで「非常事態宣言は必要なかったのではないのか」とおっしゃる著名人もいらっしゃるようです。
しかし、
●国民全員への注意喚起と言う側面での効果は絶大なものがあった
●「都道府県またぎ」の移動を制限することができた
~地域によっては「東京から来た」というだけで偏見が起きてしまうところもかなりあったようです

多くの専門家がおっしゃっているように「結果論での議論」の息を出ないようです。

東京アラート」を否定あるいは批判される方も多いようですが「注意喚起」と言う効果はとても大きいような気がします。
「批判」があることそのものが「注意喚起」への最大級の効果になりました。


3.「休業は補償とセット」と言う見栄えのいい話

気持ちはわかります。
「コロナ倒産」の懸念を語る方もいますが、
・過去の不況と比べると少ない
・コロナが原因ではなく経営ぶりの悪い企業にはコロナが引き金になっている
・「水商売」とはそういう「リスク」が高いもの
という側面を無視した議論が多すぎます。

1年前までは「人手不足」が叫ばれ、「非正規問題」もあったはずです。
その「人手不足問題」は
・どこに行ってしまったのでしょう?
・その程度の人手不足感だったのでしょうか?
・人手不足と言いつつ結局は「非正規」に頼る人手不足経営だったのではないのか?
・今なお「人手不足」企業は存在するが、「解雇」話などとのマッチングはないのか?
と思ってしまいます。


そもそもの「経営リスク」「経営課題」を語らずに「補償」話が先行するのもいかがかという思いがあります。
「風営法対象企業」「反社会的勢力及びそのフロント企業」への補償が必要なのかどうかも要注意です。あまり議論されていません。
特に「サービス業」という産業の「脆弱性」「必要性」を踏まえた議論をすべきだと思います。

多くの識者がうすうす気がつきだしたのは「お金がない」ということ。


4.「速く」「スピード感をもって」というがそもそもの仕組みが議論されていない

「特別定額現金給付」「持続化給付金」などと言うバラマキが今まで行われたことがあったでしょうか?
しかもこういう給付金を迅速にばら撒く仕組みが世の中にあったでしょうか?
飛行機で空からビラをばら撒くのとは意味が違います。

「速く」「スピード感」と言う言葉の虚しさだけが残ってしまいます。

●「持続化給付金」の素人ご都合集団の話の違和感は論外です。

中抜き差額20億円のうちの15億円は銀行へ支払う「振込手数料」と言うおかしさ
・なぜ「振込手数料」の支払いだけは中抜き組織に残っているのか?
・残りの5億円そのものが過大ではないか(親会社からの出向者の人件費=親会社の利益と言う側面がある)
・「テレワーク」になじまない作業が「テレワークでされている」と言う事情も不明
~今はやりの言葉が隠れ蓑になっているようです

●「定額給付」10万円などと言うバラマキをやった経験がない

・「マイナンバー」制度が中途半端なまま放置されてきている事実を誰も考えていない
~多くの人が「マイナンバーカード」を持っていなくても困らなかった

・「確定申告」をなさる方ならご存知だと思いますが、税務署からは「整理番号」で把握され「マイナンバー」「本人確認書類」の添付も必要です。
~こういう情報を一元管理することを嫌う方が多い中で「速く」を求めるには課題も多いはずです。

・「健康保険者番号」がなぜ活用されないのかも不思議
~国民を網羅的にとらえるには「保険者番号」と言うのはかなり正確なはずです。給付も「健康保険組合」等を通じて流すというやり方もあったはずです。


5.志村けんさんの死亡は美談になり、渡部建さんの不倫話は叩かれる

志村けんさんの生活ぶりは新型コロナ蔓延の解明には大きな役割があったような気がします。
渡部建さんの話はプライベートな部分が多いはずです。番組を降板しているのですからそれ以上は当事者間で解決すべき部分の方が多いはずです。

「多目的トイレ」の間違った使い方については今までかなり広く伝えられてきたところです。
「新幹線のトイレ」などもああいう使い方をする小説などもあります。
「飛行機のトイレ」については映画「エマニエル夫人」でも描かれていたはずです。


6.「知事の人気ランキング」をしていたマスコミもあった

たしかに言動のおかしな知事もいらっしゃいました。
ただ「知事」の能力だけで感染度合いに差があったとは思いません。

たまたま「新型コロナ」の感染が少なかったあるいはクラスター退治だけで済んだ地域の知事をマスコミへの登場ぶりで評価するのはいかがなものでしょう。
県政全般で見ると「この人はいかがなものか?」と言う方も中にはあります。
「コロナバイアス」「マスコミバイアス」で知事を評価するのは地方自治が内在するリスクを包み隠してしまいそうです。


7.「東京オリンピック」と「コロナ」を対応リンクさせてはいけない

「小池都知事は東京オリンピックの延期が決まるまで何もしなかった」と言うウソが蔓延しています。
●「オリンピック」と言う国際的な国家行事を前にしたらさすがに「都知事」主導で動くことはできません。IOC、日本政府とのさや当て合戦もあったことから表立って動けなかったのが実情
●「習近平」の本日問題がはっきりしなかったことも影響は大きい
●マスコミはそういう実情を正しく報じていない
●「オリンピック」「習近平訪日」が延期と決まるや動きが速かったのは、水面下でかなり準備がしてあったということに違いありません


8.「災害非難」と「新型コロナ」などの感染症をごっちゃにするな

「災害非難」を論じるテレビ番組を見ていて思うのは、

●「あなたたちは避難所に避難しないでしょ」と言いたくなるような人たちばかりがお話しされている
●「新型コロナ」に限らず、「インフルエンザ」などの感染症や「食中毒」あるいは「避難所の火災」などについて語る人が今まで少なすぎました
●「自宅」や「職場」よりも不都合なところに「非難しろ」という発想の見直しが必要
●日本で多い「水害」非難に耐えられる仕様になっているのか疑問
~段ボールなどの「紙」と「水」の相性の検証も必要
●災害の不安は「電気、ガス、水道、道路などの公共インフラ」の利用の可否とセットであり総合的なチェックが必要


9.なぜか「国会議員」のマスコミ出演が少ない

「国会議員」に代表される政治家を批判されるマスコミは多かったようですが、「県またぎ」の移動ができず東京に国会議員が集中していたということを考えれば、国会議員ばかりを呼んだ特番があってもよかったはずです。

そこが不思議です。
国会が閉会になると「政治パーティ」「政経パーティ」の話題も出てきました。
「政治と金」を批判するのなら「こういうパーティの開催」を批判することもマスコミの役目です。
「長いものに巻かれた」ご都合主義と言っても過言でもないでしょう。


10.「新型コロナ」は「エイズ」「梅毒」とどう違うのか?

かつて「エイズ」や「梅毒」と言う感染症が流行り問題になった時期があります。
今はどうなっているのかよくわかりませんが、当時は床屋の顔そり(剃刀の使いまわし)なども問題になりました。

つまり、なんとなく感染経路が彷彿できるような取り上げ方がされていました。
今回の「新型コロナ」はどうでしょう?
感染経路に決め手を欠き、まるで「空気に触れただけでも感染する」とでも言うかのような説明ぶりです。

「かかりたくない!」「かからない残したことはない!」と言うのが多くの皆さんの思いです。
「かかったかどうかの検査」も必要ですが、「かかった人はどうしてかかったの?」「予防策は日常化するのか?」と言う議論が少なすぎます。



等々、「新型コロナ」を論じるにはいろいろな切り口があります。整理は不十分ですが、今回の「新型コロナ」は社会構造の変化を起こしそうです。

そういえば「第2波」がやってきたときはどうするのでしょう?
もう「お金もない」はずですし、「医療崩壊」の危惧は払しょくできるのでしょうか?
学校制度」「働き方改革」もこの社会の構造変化を踏まえて議論されなければいけないはずです。




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「マスク」の国家備蓄を! [新型コロナ]


「新型コロナ」の蔓延でバタバタしたのがずいぶん昔のような今日この頃です。


例えば「マスク」不足。
覚えていらっしゃいますか?


今はずいぶん価格も下がり、比較的容易に手に入るようになったらしいのですが、「第2波」などとマスコミが騒ぎ出すと「マスク不足」が再来するかもしれません。

また、あのマスク不足の時に急遽「マスク製造」に乗り出した企業もあったようです。
中には国からの要請を受けた企業もあるのかもしれません。


日本では「花粉症」対策ということでマスクが一般化していますが、「新型コロナ」の蔓延で「マスク需要」が世界各国で高まってきているようです。


今年は、インフルエンザ患者が少なかったとも言われています。

・マスクの着用
・うがいの励行
・手洗いの励行
等々の効果もあったようです。


「補正予算がどうのこうの」と騒いでいた国会の予算論議の中に「マスク」の話は入っていたのでしょうか?
次も「アベノマスク」というわけにはいかないでしょう。


「新型コロナ」を契機に日本のモノづくりのあり方も見直すべきです。
日本産の「マスク」をもっと作ってもいいでしょう。

そして国が戦略的備蓄として毎月一定量を買い上げるということをやってもいいはずです。
「ものづくり」は裾野や周辺産業を高度化してくれます
「素材」や「仕様」が更なるレベルアップをしていくはずです。
国際支援の一環として不足国への支援物資にもなるはずです。

たかが「マスク」と笑うことなかれ!
あの時はあんなに大騒ぎをしたのですから。


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「ホストクラブ」や「キャバクラ」や「銀座のクラブ」がなくなっても困らない [新型コロナ]

「ホストクラブ」「キャバクラ」「銀座のクラブ」と聞いて何を思い浮かべますか?


普通に暮らしているものから見れば「ホストクラブ」も「キャバクラ」も「銀座のクラブ」もなくてもちっとも困らないというのが本音です。

こう考えるのは私だけではないようです。


今回の新型コロナに伴い、こういう「風営法」対象業種の「営業自粛」についてマスコミはどのように報じるスタンスだったのでしょう。
新型コロナが蔓延する直前には「ホスト」や「キャバ嬢」をチヤホヤするような民放番組もありました。


そもそもこういう業種は「風営法」(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)で規制されている業種でもあり、積極的に支援することになじまない業種でもあります。

そういう評価はどう考えていらっしゃるのでしょうか?


「ホスト」「キャバ嬢」と言うのも立派な職業と考える人もいらっしゃるかもしれませんが、積極的に「いいお仕事ですね」などと言えないのもこのお仕事です。

人生80年と言うスパンで考えた時、働く人たちの人生の中ではどういう位置づけなのでしょう?


「新型コロナ」に向き合う社会になった時、どうもマスコミは平常心を欠いているようです。
自らのスタンスをさておきながらいつも犯人探しばかりです。

こういう極端なことが起きた世の中には「おかしいじゃないか」と思えてしまうことを、平時でもチェックしたり批判したりするのがマスコミの役目ではないでしょうか!

速く」とか「スピード感をもって」くらいの話ならオウムでも話します。


そういえばグルメに詳しいとか言われるタレントが不倫したとかで大騒ぎですが、「グルメ王」とか呼んだのもマスコミです。
少なくとも私には彼が「グルメに詳しい」とか「グルメ番組に出ようが出まい」がどうでもいいことなのです。

「どうでもいいことを大変なことのように報じる」のがマスコミなのかと思ってしまいます。


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「散髪」に行かない4か月 [新型コロナ]


「新型コロナ」の蔓延に伴いいろいろな言葉を覚え、そして思い出しました。

すでに多くのマスコミが使わなくなってしまった「不要不急」。
でも、庶民の間ではずいぶん定着しています。
少なくとも私には。


デパートにも行かなくなりましたし、外食もしていません。
そして「散髪」にも行っていません。

2月の上旬に散髪に行って以来はや4か月を過ぎました。
鬱陶しくてたまりませんが、もう少し「世の中が落ち着くまで行くのはよそう」と思っているうちにずいぶん経ってしまいました。

その間に行きつけの散髪屋さんは閉店してしまわれました。
新しいお店に行くのも億劫です。


先日は「歯医者さん」に行きました。
先月の予約を延ばしていたものですが、どうしても行かなければいけないこともあり行ってきました。

私と同じように「不要不急」の患者さんは減っているようです。
受付で聞くと予約を延ばす人も多いようです。


不要不急

「自粛」から「自衛」の時代になった今、今まで「学習」したことは当分の間は身体に覚え込んでしまったようです。


小池都知事が「自衛」と言ったそばから「反発された芸能人」もいらっしゃったようですが、ずいぶん学習したんだから大人の対応をしなよ!」と言ってあげたくなりました。


「不要不急」のタレントさんたちは本当にたいへんなのでしょう。


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標語は簡潔がいい~4か月ぶりの「散髪」 [新型コロナ]

梅雨になりあまりにも鬱陶しいので「散髪」に行ってきました。
2月初旬以来ですから4か月ぶりです。


散髪をしていると、
理容師さんが「ずいぶん伸びてましたね」と声をかけてきます。
「エイズの時もそうだったけど、新型コロナの危険は床屋さんには多いんじゃないですか」
と言うと。
そうなんですよ
と理容師さん。


私の散髪屋さん評は、
濃厚接触
お客さんは不特定多数
「体液」が触れやすい
密室空間になりやすい
等々、好きなところではありません。


私の行く散髪屋さんは、
カットだけ
洗髪、ヒゲソリなし
安い
早い
と言うお店です。


こういうお店ですが、店の外に行列です。
明らかに待っている時間の方が散髪の時間よりも長いというお店です。


店の入り口のドアには、
入店は二人だけで、それ以上のお客様は店の外で距離を開けて並んで待ってください
店内では私語は自粛
待合椅子は一つ置き
玄関ドアはお開けておく
等々いろいろなことが書いて貼ってあります。

しかし、
理容師さんがよくしゃべる
~「あんたがしゃべったらアウトでしょ」と言いたくなります。
●私が終わった時に見たら、店内には4人のお客様が待っていました。
~なぜか、ご高齢の方が二人も立っています。「空気を読めよ」とも言いたくなってしまいます。


私の後ろ2人までは比較的若い人たちばかりでした。
おそらく張り紙を見なくても空気感は伝わっているはずです。

ただ、ご高齢のおじいさんたちは「自分がルール」です。
おそらく「張り紙を読む」などと言うお考えはないでしょう。


帰宅したら、シャワーを浴び、来ていたものをすべて洗濯しました。


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読売新聞の「感染症に強い社会」提言をどう読む [新型コロナ]

「拙速でもいいから早くやれ」
かつての私の上司がよく言っていた言葉です。
こうなると「出来がよくないが仕事が早いやつ」が評価されることになってしまいます。

私はこの考え方は嫌いでした。
したがって部下には、スケルトンチェックを何度もし、骨組みを共有化したうえで肉付けをする手法を取りました。
「とりかかる前」に簡単な打ち合わせを行い、ボリュームを見ながら中間地点でも打ち合わせをするというやり方です。
結果的には、「速い仕上がり」「クオリティが高い」「決裁の抑え所がよくわかる」ということで部下にも支持されたようです。


昨日(2020.6.22)の読売新聞朝刊トップをみて少し驚きました。
「まぁ!お早いこと」と。

「感染症に強い社会築け」
と題する「提言」です。

トップページに書いてある「提言」は7項目からなり、

1.感染症対策不在から脱せよ
~PCR検査能力を1日10万件に

2.「コロナ不況」脱却に全力を
~資本注入ためらわず大胆に

3.首相直属の本部を設けよ
~感染防止と経済再生を両立

4.国は地方任せにするな
~国による手厚い財政支援

5.休校でも学習機会の確保を
~オンライン環境の普及を急げ

6.国際協調の機運を取り戻せ
~WHO改革 日本が主導を

7.コロナ差別を許さない風潮を
~啓発活動や救済制度の充実を

というものです。

社説」を補足的に読むと
新型コロナウィルスの感染拡大は、日本の政治、経済、社会の脆弱性を直撃した。国の総力を挙げて、生活に安心を取り戻さなければならない。
医療体制から行政執行のあり方まで、半年に迫るコロナ禍で浮き彫りになった課題を総点検し、それを教訓に体制を構築する必要がある。
と言うようなことが書いてあります。


本紙中に整理してある「提言」を再確認すると、

1.危機に強い医療体制築け
・病床確保計画 早急に
・検査拡充 不安を解消
・受入れ病院 報酬手厚く
・保健所の立て直し急げ
・医療物資 輸入依存は危険
・治療薬「国産」後押し

2.「コロナ不況」脱却へ大胆な財政・金融政策
・働き方 デジタル化で変革
・中小企業の資本強化
・予備費 機動的に支出
・マイナンバー 口座連結

3.内閣主導で感染症対策の司令塔を
・担当相を常設、体制充実
・経済・教育からも人材起用
・「未知の疾病」柔軟に定義

4.国主導で地方との連携を深めよ
・緊急事態に備え 協議枠組み
・都、情報吸い上げに課題

5.休校でも学習機会の確保を
・出題範囲 履修に応じて
・学びの格差 「遠隔」で解消
・教員のICT能力向上

6.国際協調の機運取り戻せ
・WHO改革 日本主導で

7.コロナ差別なくす意識共有を
・医療従事者を支援


かなりの紙面を割いての提言ですから「読売新聞」の力の入れようが伝わってきます。
ただ、
知っていることを全部書こうとした
現状分析が正しいのかの吟味がない
優先順位(時間軸に対して急ぐあるいは実現可能なテーマ)の区別がない
主語(誰がそれをやるのか)がよくわからない
何よりもトップページと本紙中の提言の言葉が違う
ということに目が行ってしまいます。


もう少し、現状分析を丁寧に公表・分析して、その結果として「提言」に集約化していかないと「拙速」あるいは「結局読まれない」と言う結果になりそうな気がしてしまいます。

本日からの紙面づくりが楽しみになってきました。

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「サービス業」よりも「ものづくり」 [新型コロナ]

新型コロナ関連の報道がない日がない今日この頃です。
今では、「医療崩壊」と言う言葉は聞かれないものの「第2波」あるいは「商売」と言う言葉が支配的になりつつあるようです。


「withコロナ」を合言葉に、「テレワーク」に成功したらしい企業、「テイクアウト」など新しい商法に活路を見出した企業等々が紹介されています。


マスコミは取り上げるご商売の特徴は、

サービス業が多い

若い人の職場

ネットを介在する

ということです。


そもそもサービス業は「便利」とか「代わりにやってあげる」的な「手数料商売」です。
国民や企業の所得に余裕がなくなると切り捨てられかねないビジネスかもしれません。


ポイントは「ものづくり」。
「必要は発明の母」と言う言葉が活きてくるビジネスです。


「withコロナ」の時代にはこういうものづくりビジネスはどうなっているのでしょう?
・農業
・漁業
・工業(製造業)
などが典型的です。


国内マーケットが飽和状態なら輸出することにより外貨獲得もできます。

同業相哀れむわけでもないでしょうが。「マスコミ」「芸能界」などはメディアを通じてサービス業の情報を取り上げがちになっているようです。


日本の得意分野「ものづくり」ビジネスに光を当ててくれませんでしょうか!

人生80年時代が当たり前になった今、若い人たちの職場からうかがえるものは「あんたたち年取ったらどうするの?」ということです。


そういえば、「新型コロナ」で光が当たったサービス業には、

医療従事者

介護従事者

公務員

と言うのがあります。


こういうご職業はこれからどうなっていくのでしょう?

例えば、

医療従事者」の皆さんの中でも、「コロナに直接関係する部門」と「コロナに関係のない部門」もあるようです。

介護」の職場も「コロナが直撃」したはずです。
しかも代替の仕組みがない。

公務員」さんも大変だったかもしれません。
しかし、
多人数の高給従事者
~「10万円」の配布作業もたいへんだと思いますが、あの申込書の作り込みには照合していく仕組みすらありません。(あれではものすごく手間がかかります)
パソコンが機能していない仕事のやり方
~今なおFAXでやり取りをする仕組みって何なのでしょう?
が伝わってきます。

この「公務員」さんたちのお仕事には「たいへんだったね」と声をかける前に、「平和なときに何やっていたの?」と聞いてみたくなります。


国会議員」「地方議会議員」と言うサービス業の皆さんのことも触れなければいけないかもしれませんが、また今度にしましょう。

サービス業はテレワークになじみやすい」のだとすれば「議員様もテレワークで」という考え方が生まれてくるかもしれません。




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そういえば「外食」をしていない [新型コロナ]

「緊急事態宣言」が解除された東京の街ですが、私事で言えば「ずいぶん外食をしていない」ということに気がつきました。
振り返ってみれば3月から外食していません

「緊急事態宣言」が解除された今でも、
わざわざコロナにかかりやすいようなところには行かない
「ソーシャルディスタンス」とか「マスク」と言っている状況下、そう言う七面倒くさいところには行きたくない
「お店支援」などと言う奇特な気持ちもない
と言うのが本音です。


おそらく私のようなお考えの方は多いのではないでしょうか?
テレビ・ラジオでは「人手が多い」「夜の街がどうのこうの」と伝わってきますが、一般的には行かない人の方が多いのではないでしょうか?
※「どんな人が出ているのか?」と聞いてみたくなります。



「今日は人出が多い」などと「街角」でインタビューに答えている方もいらしゃるようですが、「そういうあんたが出てきてるからでしょ」と笑いたくなってしまいます。


インバウンドの喧騒が絶えなかった「明治神宮」もまだこんなに静かです(20.06.25)。

IMG_3667.JPG

森閑とした参道は大都会の真ん中のセラピーロードです。
IMG_3660.JPG

売店はオープンしていますが、立ち寄る人は本当に少ない様子です。
IMG_3670.JPG


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「夜の街に行くな!」とみんなで叫ぼう! [新型コロナ]

東京では新型コロナの感染者が一向に減りません。
「政府や都知事は何をしているのだ!」と批判する声も聞こえてくる今日この頃です。

ところでよく考えてみましょう。


1.マスコミは今まで何をしたのか?

とにかく毎日批判ばかりでした。
中には「緊急事態宣言は必要なかったのでは」などとおっしゃる方も出てきました。

「東京アラート」をはじめ「小池都知事の警鐘トーク」をあざ笑うような言い方が多かったのも事実です。

中には「知事の通信簿」のようなものまで語る番組もありました。
マスコミが報じる知事の姿だけで評定するのならタレントの人気投票みたいなものです。

この「言いっぱなし」の人たちにはかける言葉もありません。

特にタレントコメンテーターさんたちのように「講演料」がダダべりの人たちは何らかのバイアスがかかっているはず。


2.「人出が多いですね」とインタビューで語る人たちこそ出てくるな

そういうあなたが出てこなければ街の人出は少しは減るのです。

東京の住宅地で語る多くの人たちは本当に慎重です。
彼らが語る合言葉は「私の周りにはかかった人はいない」です。
真偽のほどはよくわかりませんが、「家族持ち」の皆さんは本当に慎重です。

「一人暮らしの人」についてはよく知りませんが。。。。
ただ、「一人暮らし」の方と話すと「身近なニュース」すら見聞きしていないというお方もあります。

「熱があるのに新幹線や飛行機に乗ったり」と言う人はどういう属性の方だったのでしょう。


3.都知事選候補者の発言にもおかしなことが

ある新聞の表現を借りると、

※朝日新聞デジタル(2020.6.28)
https://www.msn.com/ja-jp/news/politics/コロナ、五輪…都知事選ラストサンデー、候補者の訴えは/ar-BB164eCJ?ocid=st2


●「都債発行で15兆円の財源を捻出して都民一律10万円を給付し、事業者にも補償する」

・都債発行で「財源を捻出」と言うのも変な話です。
・私の知る限りでは「捻出」と言うのは「やりくりして、金銭・時間などをつくること」だったはず。「都債発行のどこにやりくりの姿があるの」でしょう。
・まだ「10万円」をもらっていない人が多い中、次の10万円が必要なのでしょうか?「必要な人とそうじゃない人」の区別も必要です。


●「保健所や都立・公社病院を充実強化し、PCR検査体制の抜本的な強化が必要。(営業)自粛に伴う補償を徹底する」「条例を改正すれば9千億円近くある(既存の)基金を使える。道路の予算も回す」「約3兆円規模のコロナ対策の基金ができる」

「うむ?」です。
具体的にはどうなさるつもりでしょうか?「補償」と言うバラマキではないでしょうか?
・反社会的勢力のフロント企業
・風営法で規制されている企業
・そもそも赤字経営の企業
にまで「補償」をなさるのでしょうか?


「保健所」や「病院」にしても、
・新型コロナ最前線の部署とそうでない部門の切り分け
・いまだにFAXで情報交換しているような仕事のやり方の改善
・「盆と正月が一度に来た」ような病院の受付体制の整理
など具体的に「誰が」「何を」「いつまでに」「どうする」と言う提案が必要です。


●「経済活動の回復が他の道府県よりもかなり遅れている。油断してはいけないが、データを基に客観的に対策していくことも大事」

・その「データーを基に客観的」なという内容が聞きたいのです。
・「地震」のように過去の経験値で収束感が伝わってくるものと「新型コロナ」のように「着地のよくわからないもの」を混同してはいけません。
・地震や災害の時は「医療チーム」や「ボランティア」が日本全国から被災地に出向きましたが、「新型コロナ」では「医療チームが応援派遣された」と言うニュースも見聞きしていません。


●「4年後のパリも準備が遅れている。東京大会も含め、すべての五輪を2年後に移すのが一番合理的だ」「出た損害には規模に見合った補償をする。第2波が来ても、自粛していただく方と、そうじゃない方を明確に線引きして、経済を止めない」

・オリンピックの語るには情報が少なすぎます、そもそも東京都に決定権や拒否権があるのかどうかもわかりません。
・「補償」は口で言うほど簡単ではありません。


ワクチンがない
治療薬がない
高齢者の致死率が高い
状況でいろいろ対策を言ったところでそれは具体性を欠く絵空事になってしまいます。


今、素人の私たちにできるのは、

●「夜の街」や「歓楽街」に行かないこと
●「夜の街」や「歓楽街」に行かないように叫ぶこと

くらいしかないのかもしれません。

それを政府や行政がやらないのは「補償問題が生まれる」からです。
「水商売」に水を流さないのは一般庶民の仕事なのです。


ただ、行政にお願いしたいのは、第二波が来るまでに、急ぎ、
●各病院や保健所の役割を明確にしていただきたい
●「重篤患者」「無症状患者」「一般患者」の交通整理を行っていただきたい

ことです。
このままでは、「新型コロナ」以外の「重篤な病気の治療すらできない」状況なのですから。


そして、マスコミの皆さんにお願いしたいのは、「批判で終わるのではなく、国民行動の呼びかけ」なのです。


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地方出身者の「帰省」問題 [新型コロナ]


東京で会話に行き詰ったときに格好の話題になるのが、
「あなたはどちらのご出身ですか?」
と言うこと。

職場でも商談でも居酒屋でも話題が途切れると必ず出てくるのがこの「出身地」話です。
時には高校野球の話になったり、一度観光や出張で訪れた印象であったり、転勤で数年住んだことがあったり、「行ったことがない」ことそのものも話題になります。
時には出身芸能人の話になったりと。

かなり便利な話題の切り口です。


東京人と言う人たちばかりの職場や集まりであっても、(かつてなら)自宅のNTTの電話の市外局番
を語るだけでも「東京の人かどうか」が伝わってきていました。
例えば、23区内なら「03」ですが、多摩地域や近県にお住まいだと「04」地域になってしまうからです。
※かつてこの話を上司にしたら「差別だ」と叱られてしまいましたが。


それほどまでに東京には各県の人が入り混じっています
大阪や名古屋で「いろいろな出身の人がいる」レベルとはずいぶん違うような気がします。


さて、毎日公表される新型コロナの感染者数に驚きを隠せない方も多いと思います。
特に東京発のマスコミのワイドショーをご覧になっている地方の皆さんには「東京はとんでもないところ」と映っているのではないでしょうか?

ところが、このように東京にはいろいろな地域からの出身者が入り混じっているのです。
つまり、地方にお住いの方のご子息・ご令嬢、あるいはご兄弟姉妹も「東京(周辺)住み」なのです。


7月になりました。
大手の企業では、7月~9月には交代で夏季の長期休暇を取るような制度になっています
銀行では、部下に1週間の長期休暇を取らせないと上司や管理者が叱られてしまいます。


こんな時、地方出身の東京人の頭に帰来するのは「帰省」です。
この「コロナの時代」すんなりと受け入れてもらえるのでしょうか?


最近も九州のある県出身の若者が「新型コロナ要請の検査結果を待つことなく帰省してしまった」と言う事例がありました。

親御さんは玄関の中に入れなかったという美談らしき話もあるようですが、そもそも「あんた帰ってくんなよ」と言えなかったものでしょうか。。。。


毎日流されている批判と煽りワイドショーをご覧になっている地方の皆様はどう取り組まれるのでしょうか?
もはや他人事ではありません。

まるで、「東京には新型コロナのウィルスが漂っている」「東京の空気を吸っただけで新型コロナに感染する」「東京人のそばに近づくと新型コロナに感染する」「出張はいいけど旅行者や帰省者は困る」と考えていらっしゃる方が多いのかもしれません。



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マスコミが混ぜ返す「新型コロナ」対策 [新型コロナ]

昨日(2020.07.03)のこと、あるラジオ番組でちょっとした事件が起きました。

番組が始まるや「コメンテーター」氏が小池都知事批判を始めたのです。
まるで子犬が吠えるような勢いでした。

そこに「MC(番組の進行役)」も小池都知事批判をかぶせてきます。
さらには、「都庁担当記者」までもが小池都知事批判をにおわすような伝えぶりになりました。


そうこうするうちに、東京都内の医療現場の責任者が電話で医療現場の実情を話すことに。
彼は番組の流れに反するかのように「冷静」かつ「大人のお話」をなさったことからこの3人は言葉を失ってしまわれました。
MCによれば、「サードとショートとレフトの真ん中にボールがポトンと落ちた」的な反省をなさっていました。

さらに付け加えれば、2日後の7月5日に行われる東京都知事選挙には「小池都知事以外に投票するように」とでも言うような誘導発言が目立ちます。

極めつけは、コメンテーター氏が「投票所の密が怖いので選挙に行きたくない」とまでも。。。


さっきまで「夜の街のお店でも三密対策をとっている店があるのに『夜の街』と言う言葉で一括りにするのはおかしい」とおっしゃっていた人の口から出る言葉とも思えません。


お昼のテレビ番組でも「小池都知事批判」のオンパレードです。
「言葉の遊び」と「言葉の上げ足を取る」中身の乏しい批判ばかりです。


かくいう私は、4月29日からの腰痛で朝から晩までテレビを見てラジオを聴く毎日です。
しかしながら日増しに「番組が退屈」になってきてしまいました。



いろいろ考えていると、

①「外出自粛」「三密防止」の影響を強く受けているのはこういうワイドショーなどのコメンテーター各氏であること

●テレビ、ラジオによく出ている人なら、講演料も1回2時間@50万円~@100万円くらいでしょうか(交通費は別払い)。月一回講演をするとしたら年間で1000万円くらいの収入源です。
彼らには「三密」論者こそ敵になってしまいます。


②取材をしないで頭の中でだけ考えている人が多い

●「外出自粛」「三密防止」で現場の話が入ってこなくなっているコメンテーター氏も多い様子です。
小池都知事批判が一番やりやすい話になってしまうようです。
こういうコメンテーター氏の話の特徴は「現場感がない」「サンプルが少ない」「ストレス発散で誰かを標的」と言うことも窺われてしまいます。


③MC(番組の進行役)の好みが出やすい

●「新型コロナ」については今のところ「正解がない」状態です。
したがって「好き勝手に話しても誰も反論できない」のです。


④住んでいる場所である(テレビ・ラジオ局のある)「東京都知事」だけが標的になりやすい

●人口規模などでいえばそれなりに課題のある地方自治体もあるようですが、なぜか東京都知事だけが批判のターゲットです。
都民としてはこういう番組は不思議と言うか心苦しいばかりです。


⑤実務を語る人が少ない

●地方自治体(特に都の出先や区役所)のオフィスを訪ねると痛感するのが
・どなたの机の上にもパソコンがある
・「メールのやり取りでいいですよ」と申し上げても「FAX志向」が強い(メールはまず不可)
・安定した知識保有者はとても少ない
※民間企業のサラリーマン出身なら「年金」「健保」「権利関係」「仕事のスピード感」に詳しい人は多いのです。
・机の上のパソコンも「スケジュール管理」「規定集収録」「内部メール」等のグループウェアとワードなどによる「文書作り」が多いようです。
※「明朝体」の文字が多いのも特徴的です。

こういう「公務員」の仕事の仕方を評価する人がほぼいらっしゃいません。「知事経験者」の方でも武勇伝は多くても「仕事の回し方」をご指摘される方は少ないようです。

※東京都の職員数(2019年4月1日現在)
・普通会計部門    153,434人
  (参考:人口10万人当たり職員数 1,105.03人)
  内一般行政部門   19,892人
  (参考:人口10万人当たり職員数  143.26人)
   教育部門     66,619人
   警察部門     48,056人
   消防部門     18,867人
・公営企業等会計部門  20,775人  
      計    174,209人 
     (参考:人口10万人当たり職員数 1,254.65人)


⑥「特別定額給付金10万円をもらったかどうか」を話す人が少ない
●当然のことながら「10万円の使い道」の話もこういう人たちからは伝わってきません。



ひょっとしたら
●4月~5月ごろお話されていたことをお忘れになったのでしょうか?
●自らのポジショントークをやらざるを得ないのかもしれません。

そういえば、かつて小池都知事は「社長かと思っていたら中間管理職だった」などとおっしゃっていました。
この言葉も今は昔になってしまったようです。

かくしてテレビラジオのコメントがあらぬ方向に行ってしまうのかもしれません。


昨夜の最終のニュース番組WBS(テレビ東京)では、「10万円給付金の使い道は?(複数回答)」を取り上げていました。

1位 生活費   38%
2位 預貯金   25%
3位 旅行や娯楽 19%
4位 投資資金  13%
(出所:マネーフォワード調査)

だとか。


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「子どものマスク姿」と「学校再開」 [新型コロナ]


いつの間にか、公園や道路で遊ぶ子供たちがずいぶん減りました。
そうなのです「学校再開」です。

「すごいな」と思うのは、

子どもたちがマスクをしている

と言うことです。
休校中はマスク姿のお子さんはとんと見かけませんでしたが、今は、近所の園児から大学生までみんなが「マスク姿」です。
公園で遊ぶ子供たちまでがマスクをしています。

学校おそるべし!

オンライン授業がどうのこうのと言ったところで、こういう社会のマナー(ルール)を定着させるという強力な力があるようです。


気の毒だなと思うのは「通学日数が少なく、学習機会の個人差が出てしまいそうだ」ということ。

今年度は来年6月末までとし、学校の新年度は9月始まり(9月入学)でいいのではないかと思います。

・何よりも冬の入試を避けることができます。

企業は4月採用にはこだわらないはずです。

保育園、幼稚園卒業から小学校入学までの間2か月の余裕があります。


そういうことも国会議員だけに任せずに「社会の親」の立場で皆さんが考えるべきだと思います。
マスコミよ!がんばれ!


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