「ちやほやするな」「ちやほやされるな」 [仕事についてのエトセトラ]
ほんの先日までマスコミの話題の中心だったのが、
●吉本芸人
●原巨人
※私の好き嫌いで言うとですが。。。。
この二つの話題には、共通点があります。
マスコミからちやほやされていたわりには、「中身が薄っぺらそう」ということです。
話題になった吉本芸人さんよりの発言が減り、あれほどまでに話題をすり替えながら報道していたマスコミも静かになりました。
勝った時は「原采配」、負けた時は「選手の不出来」とでも言いたげだったマスコミも、今回の連敗シーンにはやや控えめな伝えぶりです。
私が尊敬する「創業経営者」の皆さんに「講演」などをお願いすると、彼らは一様に「そんな派手がましいことは」ととても謙虚でした。
「政治」でも「商売」でも「芸事」でも「スポーツ」でも、マスコミがちやほやし始めた時がピークの様相さえあります。
100メートル走のように「速さ記録が明確なスポーツ」で最高記録を持っている人であっても、同時代に比べることはできないことも多く、時間とともに追い越され、他の応用動作に1番であるわけではありません。
プロ野球や芸人さんの世界のように、五十歩百歩の世界では、ちょっとしたことで勝ち負けを決することもあります。
「日産」などもそうかもしれません。
マスコミにちやほやされていた時期も長かったですが、今、その時の財産が余りにも役に立っていないような気がします。
「禍福は糾える縄の如し」
いいことも長くは続かないし、悪いことも長くは続かないということは歴史が教えてくれています。
マスコミの皆さんが、そういうスタンスで記事をお書きになったら世の中の見方はもう少し面白くなるはずです。
マスコミは、とかく、「ピークを讃え、ボトムを憂う」ものです。
いいことも悪いことも「移動平均」を取りながら、趨勢的に上昇していきたいものです。