その「クラウドファンディング」が地方に迷惑施設を作っていることもある [どう受け止めたらいいのか]
「クラウドファンディング」という言葉が耳に残るようになりました。
「群衆」と「資金調達」を組み合わせた造語のようですが、投資型や寄付型など複数のタイプがあるようです。
●ネットに詳しい人
●気がるに起業したい人
●儲からないようなビジネスに社会的を意義を見出している人
等々の集まりなどの場所では特によく聞きます。
ただ、日本中の田舎町を周っていると、
●地元の人が知らないうちに資金が集まり
●その地域には必要もない施設が作られたり作られようとしている
●行政や地方マスコミがちやほやして既成事実化している
ようなケースもあるようです。
仕掛け人には「都会からの移住者」が多く、中には「ある種の宗教」にも似たにおいのするものさえあるようです。
当初は「賑わい」の可能性を歓迎していた地元の人も、「うさん臭さ」とともに懐疑的になっていることも。。。。
政治や行政が絡んでしまうと後に引けません。
みなさんにお願いしたいのは、「お気軽なクラウドファンディング」については、「そんなものが必要なのか?」と今一度よく考えていただきたいものです。
「地方創生」とか「地域活性化」などと言う修飾語に塗されていることも多くなかなか見分けがつきませんが、「寄付」の効果が5年後10年後にどういう結果をもたらされるのか思い浮かべていただきたいものです。
「地方の不動産が海外投資家に買われている」という言葉を聞くにつけ、「日本人による胡散臭い投資も行われているのかもしれない」という目や耳をもって眺めていただきたいものです。
恒例の夏休みです。
「帰省されたふるさと」「旅された田舎町」の中にそういうものがないのか?
と考えてみるのも有意義なものかもしれません。
「地方創生」「消滅都市」等々には、みなさんの関心が高い「税金」も投入されています。
あれはあれ、それはそれの議論をしていたら税金の負担はますます重いものとなってしまいます。
「森友」話もどうなってしまったのでしょう。
そういう類の話に似たような話があるかもしれません。
そして、あなたも協力者になっているのかもしれません。