「韓国」と「日本」の距離 [どう受け止めたらいいのか]
韓流時代劇を見ていると気づかされるのは、
皇帝(中国)>王様(朝鮮)>天皇(日本)
という位置関係にあるのではないかということ。
とにかく、プライドの高い朝鮮王朝の皆さんは、こと中国には弱い。
そして、両班(やんばん)と平民と賤民という身分関係がはっきりしているそもそも気位の高い人達であるということです。
今回の、慰安婦、徴用工問題のねじれ現象に歩を同じくするような「ホワイト国」除外やGSOMIA破棄等々の外交上の日韓のやり取りを見ていると、理屈ではなく「生い立ちから来るDNA」の一端を見てしまうようなものが伝わってきます。
もし徴用工問題のようなことが日本で起きれば、「高度な政治判断」「統治行為論」と言った形で司法は結論を出さないでしょう。
ところが韓国では司法が判断をしてしまった。
そんな環境の中で、日本の外交姿勢は「横柄」「傲慢」とも見えるような対応ぶり。
「ホワイト国」除外ももう少しステップを踏みながら取り組んでいたら、日本人にも韓国の皆さんにももう少しわかりやすい切り口を与えていたのではないかと思います。
日本人の私から見ても「いいか悪い」を通りこして「唐突過ぎた」感じも否めません。
同じ民族でありながら距離のある北朝鮮にすり寄る韓国のやり方はある意味自然とも見てとれます。
ただ、韓国民がそれを本当に希望しているのかどうかはよくわからないままです。
韓国で起きている反日運動についての実態や実情はよくわかりませんが、「損して得取る」作戦で日本こそ太陽政策をとる必要があるのではないかと思うこの頃です。
もう少しステップを踏んで論理的に説明していかないと、権某術数の国際舞台では日本が孤立化してしまうのではないかと心配になってしまいます。