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「ごはんいただきました」という日本語 [どう受け止めたらいいのか]

「ごはんいただきました」
という言葉を皆さんはどういう時に使いますか?


先日、ある食べ物屋さんに行った時のことでした。

その店は、
●ご飯のおかわりが自由
●それなりのお店
●東京ではそれなりに人気のチェーン店
です。

おなかが空いていたこともあり、早々と「ごはんのおかわり」を頼みました。

たぶん高校生(ひょっとしたら大学生)の店員さんが、調理場(キッチン)のカウンターの方に向って、

ごはんいただきました
大盛いただきました

と声をかけているのです。


※この手の「おかわり自由」サービスを頼む時に今まで思っていたのは、
「同じお茶碗で戻ってきているのか?人のではないのか?新しいお茶碗かも?」
ということでした。


これでは、「あの人大盛だってよ」とか「またお替りしてるよ」と笑われているかもしれないと小心者の私には思えてしまいます。

まぁ、企業のご商売上の仕組み(の隠語)だと思えばいいのですが「芸」がありません


帰り際、レジのおねーさんに聞いてみると、
おかしいですか?大盛と普通盛を間違えないように言っているのです
と。

「おかしいかどうか」と聞かれてしまうと返す言葉もないのですが、違和感がたっぷりです。
せめて、「Aです」「Bです」とか「ブルーです」(京浜東北線の青い電車は「大井町」や「大森」に停まります)などとお客様にはわからないような呼び方の方が楽しいような気がします。


〇,〇〇〇円からいただきます
とか
××××でよろしかったでしょうか?
などという言葉遣いになんとなく違和感があるのと同じかもしれません。

昨今の日本語の乱れはこういった商業文化からも作られているような気がしてきました。


以前この店に来た時には気になりませんでしたから、最近使われ始めたのかもしれません。
CS(顧客満足)だかなんだかよくわかりませんが、不思議に思ってしまいます。

バイトと思われる女性の何人かは「早口」「小声」「滑舌が悪い」というのも何とかならないでしょうか。。
「年寄り」には聞き取りにくいのです。

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