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「あおり運転」という呼び名でいいのか? [どう受け止めたらいいのか]


にわかに脚光を浴びた「煽り(あおり)運転」。

2017年6月5日夜、神奈川県大井町の東名高速道路下り線で起きた死亡事故以来「あおり運転」に光が当たり、高速道路にも「あおり運転」云々というような横断幕が掲げられるようになりましたが、今回の常磐道のいわゆる「あおり運転」話の映像の一般化で「煽り行為」が広く浸透した感があります


実は私にはこの「煽り(あおり)」という言葉がどうもしっくりきません

今回の常磐道での映像で見るほどの悪質、狂暴な事例には遭遇したことはありませんが、
●前方の車間距離を取らない(詰める)
●後方の車間距離を確認しない
●高速道の追越車線を低速で走り、走行車線を走る車と並走状態になり道を塞ぐ
●急な進路変更
●追越後の即走行車線への戻り
●昼間のトンネル無灯火
●方向指示器を出さない
●携帯電話やスマホをかけながらの運転
●犬を抱いた運転
●無用な長いクラクション
等々、「危ないな」「マナーが悪いな」と思うようなドライバーには数多く遭遇しました。

何が言いたいかと言うと、

「あおり運転」と呼ばれないような運転振りでも「危ないな」「気をつけないと事故に巻き込まれるな」「イライラするな」というものがかなりあるということです。


「おおり運転」=「常磐道の白い外車」

という印象が焼き付けられてしまうと、このような「危ない」「マナーが悪い」運転が見過ごされてしまうような気がします。

自分のはあおり運転ではない
と思い込んでしまうドライバーさんが埋もれてしまうことになります。

世の中で「危ない運転」「狂暴な運転」に光が当たった今こそ、「マナーの悪い運転」「ルールを知らない運転」なども含めた「危ない運転」の呼称を統一するべきではないでしょうか!

たとえば「危険運転」「暴力運転」「悪質運転」とか。

私自身は「事故に巻き込まれたくない」というのが本音です。


私が受けた「あおり運転」
国道2号線の片側一車線部分では、車間を詰められ煽りまくられたこともありました。
一桁国道なのに片側1車線で、かつ十分な退避スペースもない区間でした。
私も制限速度を超え流れに沿った運転をしていましたが、後方から来た大阪ナンバーのハイエースあるいは大型トラックに煽られてしまいました。
この時は正直怖かったです。「早く2車線部分にならないか」、「どこかに退避スペースはないか」と焦ったものです。

なお、こういう乱暴な運転は都会がというよりも地方のほうが多かったりします。



私はこの一年間で約30,000kmほど自分の車で走りました。
通勤や通学には使っていませんので、どちらかと言えばよく走っているほうだと思います。
山口県から青森県まで日本海に沿って一般道を北上したり、四国を一周したり、東北道、関越道、常磐道、新東名、東名、新名神、名神、中国道も走りました。
気がついたら、九州、北海道、沖縄、奈良県以外の各都道府県は走り回ったことになります。



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