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後期高齢老女と「シベリア鉄道の旅」 [どう受け止めたらいいのか]


老後2000万円不足話も少し静かになった今日この頃です。

内容的には意味するところがよくわからないまま大騒ぎになりましたが、周囲を見渡すと「何とかなっている」方が多いのも実情です。
ただし、見えない知らないところで苦労なさっているのかもしれませんが。。。。


私には海外旅行好きな高齢友人は何人かいますが、この方は特別です。

久しぶりにお会いしたら「シベリア鉄道」に乗ってきたとか。
成田からウラジオストックに飛びそこからモスクワまで鉄道の旅を楽しんだとか。

最近聞いたのは、南アフリカに行った、ブラジルに行った、マチュペチュに行った(順不同)と言った話ばかりです。

四国八十八カ所を回った話などはずいぶん昔の話になりました。

だからと言って彼女がものすごい資産家だという評判を聞いたこともありません。
毎日の生活は質素、いたって健康というのが特長です。
長らく健康保険を使ったことがなかったという話もよく聞きました。
※数年前に転んで骨折して入院されましたが。
当然のことながら「タバコ」や「深酒」をしたという話も聞いたことがありません。

都会の自宅を売却して田舎村に移住(今のお住まいは借地に建物を建てたもの)。
車もなく不便な生活をなさっているのかと思えば、身の丈に合わせて生活を楽しんでいらっしゃいます。


ある時は「パソコンを見てあげる」という知り合いにネットバンクのお金を盗まれたり、またある時は国税の査察が入ったり。。。。
国税の件は、「相次ぐ海外旅行」が田舎の人には派手に映ったやっかみかもしれません。

田舎暮らしには派手に映らないように
海外に行く時はこっそりか、都会の親戚のところに行くということに
などとアドバイスをし、今はそういう感じでお出かけになっています。


戦後の混乱の中でお育ちになり、高度成長、バブル崩壊を横に見ながらお過ごしになった皆さんはやはり逞しいようです。

とくに女性は。。。。


こういう方々に共通なのは、「健康」(お元気)であるということです。



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