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「婚活」に思う [どう受け止めたらいいのか]

世の中には、「ズバリ!」と答えを出したり「こうじゃないの」とアドバイスしたりがうまくできないこともあるものです。
そういうことには「お金で解決する」という言葉にもなじまないものがあります。

たとえば「婚活」。


先日20代の女性の方とお話しする機会がありました。
彼女曰く、
早く結婚したい
子どもも欲しい
でも、「婚活」はうまくいかない
と。。。


このボヤキにも似た話にはさすがに答えもアドバイスも思い浮かびません。

●ひょっとして、「みんなに人気のある人」「誰からも好かれるような人」を求めていないか?
●相手が仕事する姿を思い浮かべた(見た)ことはないでしょう。
と聞いてみました。

少し納得のようです。

かつては「職場結婚」という魅惑的なあり様も存在しました。
しかしながら、
・職場では年恰好のバランスのいい若い男女が減りました
・「チームで仕事をする」ということも少なくなりました
・進学率の高まりは「いい友達」を増やしてしまったのかもしれません
・「母性本能をくすぐる」という言葉もありました

今の世の中は「優しい」「思いやりがある」等のある意味当たり障りのない耳にやさしい言葉が選ばれがちです。

それがいいとか悪いとかと言う評価にはなじまないとは思いますが、そういう情緒的な言葉にあまりにも囚われすぎているのかもしれません。

元来どうであったかということを教えることは難しいですが、古典的な評価に囚われながらも「昔とは違う」とか「自由だ」という考え方で線を引きたがっている自分がいるのかもしれません。


私が思うのは、
男と女が一つ屋根の下で一緒に暮らすのは楽しく面白い
大きいか小さいかという振幅の差はあるが、凸凹(でこぼこ)の組み合わせ探しも面白い
「男性が女性を養う」という一方的な価値観に寄るのではなく、それぞれの特性を活かしながら共生する
と世の中全体が思うようになれば少しは状況も変わって来るのではないかということです。

「婚活」とは「結婚活動」ということのようです。
ある時ある部分だけを切り出して考えてしまう愚に陥っているのかもしれません。


もう少し「動物的」「本能的」にチャレンジすることも求められているのかもしれません。
「男」と「女」、「女」と「男」、失敗を恐れずに「熱くなる」ことがあってもいいのかもしれません。


ただし、きっと答えはないのでしょう。

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成功した企業トップの15か条 (再掲) [成功した企業トップの15か条]

~成功した企業トップの15か条~

成功した方には必ず共通することがあります
① 『情熱家』であること (一生懸命・一所懸命)
② 『こだわり』を持っていること (目標は明確なれど方法論は柔軟)
③ 『せっかち』であること(クイックレスポンス・素早い対応)
④ 『マーケットの向こう側から見る』こと (現場主義)
⑤ 『負けず嫌い』であること(なにくそ)
⑥ 『教育』の大切さを知っていること(人材の育成)
⑦ 『自らがやる』こと (率先垂範・まめ)
⑧ 『細かい』こと (緻密)
⑨ 『くどい』こと (凡事徹底)
⑩ 『声が大きくおしゃべり』なこと(やかましい)
⑪ 『ケチ』であること (数字に明るい・節約)
⑫ 『工夫屋』であること(創意)
⑬ 『貪欲』であること (根気強い・粘り強い・チャレンジ精神)
⑭ 『好奇心』旺盛であること(高い関心)
⑮ 『ストイック』であること(精進・禁欲的・自らに厳しい)

  成功することはたいへんです 
  成功を持続することはもっとたいへんかもしれません
  成功にはゴールはないのですから

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「4月1日宣言」のご準備を! [小さな親切、余計なお世話]

気がつけば「4月1日」まであとわずか。

今年の「4月1日宣言」のご準備はなさいましたか?

「バレンタインデー」とか「ホワイトデー」は商業ベースに応援されるのでなんとなく高揚感がありますが、「4月1日」はどうも認知度が低いようです。


私の先輩に「どうしてもタバコがやめられない」方がいます。

先日のこと、「今度の4月1日に休煙か禁煙宣言をしたらどうか?」と提案してみました。
彼の健康も気になりますし、私の受動喫煙も不快です。


「家族にはやめていることにしている」と先輩。

「お風呂のお湯まで臭くなるのだからわからないはずがない」と私。


今度の4月1日が楽しみです。

責任のない大胆な宣言をなさったらいかがですか?


私はと言えば、「〇〇宣言」でもしようかな。
信じてもらえないのが「4月1日宣言」のいいところです。






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「再発防止策」から逆にたどることも必要 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

佐川氏の証人喚問が行われましたが、「想定通り」にとどまった感があります。

もし、今回、佐川さんが不起訴になれば、森友については「悪いことは何もなかった」ということになってしまいます


今の日本のそれなりの組織では、仕事を行っていく上での隘路や課題が発見されるとそこを改善しようと動きます
不都合や不具合があった場合は、ほぼ必ず「再発防止策」を立てます



つまり、隘路とか問題点には必ず「誰かがあるいは何かが不都合なことをした」ということになります。


今回の「森友事案」の「不都合なこと」や「隘路とか問題点」はいったい何だったのでしょうか?

「真相解明」と言っても「隘路や問題点」あるいは「不都合なこと」がなければ「再発防止策」を立てる必要はありません。

佐川氏が国税庁長官を辞職した際の理由は
①理財局長時代の国会対応に丁寧さを欠き、混乱を招いたこと
行政文書の管理状況について様々な指摘を受けたこと
決裁文書書き換え疑惑に関して担当局長だったこと
だそうです。


この「森友」事案のポイントは国有財産の違和感ある売却だったはずです。
今のままでは「文書の改ざん」だけが悪かったということになってしまいまそうです。

野党もマスコミもこの違和感を「なぜ?」「何のために?」という切り口で追及していくことこそ必要だと思います。

私なら「佐川さん、今回の森友事案をみて、理財局長のあなたはどんな再発防止策を立てますか?」と聞いてみたくなりました。



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「地方活性化」と「地方の雇用」という地方創生の無駄 [どう受け止めたらいいのか]

「地方」と「雇用」と言うと多くの方が寛大になってしまわれるとのことです。

私が見る限りでは「地方創生」と呼ばれるあの手の施策は「砂の上に水を撒くかの如く無駄な補助金がたくさん使われている」ようです。

補助金がなければやらない」というようなものばかりです。
「成功した」という話も聞きません

地方での「雇用」を謳ったところで、そもそも「地方も人手不足」なのですから「雇用推進」の意義が薄まっています。


「ボランティア」のような働き方では、将来を見据える若者には「雇用の質に課題」を持ったような状況も多いようです。
しかしながら地元のマスコミや行政は「すごいことをやっている」かのような伝えぶりです。


そもそも行政は「ある瞬間から予算消化になる」ことも多く「儲ける」とか「コストがどうのこうの」とか「必要かどうか」などどうでもいいかのごとくです

マスコミもそう。
批判すれば住みにくくなってしまいますから、賛美の記事ばかりです。


いつの間にか「日本の社会構造が大きく変わっていた」という状況では、いろいろな行政施策そのものも見直さなければいけません

そうでなければ、税金は上がるばかりです。


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守れない「ルール」と守らなければいけない「ルール」 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

世の中には「守れないルール」というのもあります。

私自身は「ルールを守らない」というのはどうも気持ちが悪く嫌いですが、そう言いつつ「うっかり」とか「まぁいいか」とルールを守っていないことも間々あります。


ただ、明らかに「ルールを変えたほうがいいんじゃないですか?」というようなことでも言い出す方は少ないのかもしれません。


たとえば私がよく通りかかる公園。
犬の散歩をなさっている姿をよく見かけます。
中にはリードを外していらっしゃる方もいらっしゃいました。

でも、看板には、
「犬をつれてこない」
と書いてあります。


この公園には別の看板もありました。

犬をつれて写真撮影に夢中なカップルに声をかけてみました。
「私はどうでもいいんだけど、この公園は犬をつれてはいるなと書いてあるよね。どう思う?」と。。。

男性の方が、
「ごめんなさいと言うしかないです。ウンチの始末のことですよね。」と

皆さんでルールを変えるように提案なさったらいかがですか?」と申し上げたら、にやにやしていらっしゃいました。


公園にいらっしゃった二人のおばさんにも聞いてみました。お二人とも地元だと。
「犬をつれて入る人が多いけど、ルールを変えて犬も入っていいとことにされたらいかがですか?」と私が言えば、お一人が「うちもかつて犬を飼っていたけどウンチの始末がねぇ」と。

それならなおさら『犬可の公園』になさったらさすがに犬親の皆さんもちゃんと始末なさるんじゃないでしょうか住宅地で家の近所にされるほうが私は嫌ですが」と申し上げたら、「それもそうかも」と。


私の住んでいる「区」ではなかったので私が動くわけにはいきませんが、もう少しルールに関心を持たれてもいいかもしれません。


今、政治の世界では「憲法改正」の議論がなされているようです。
無関心のままでは「若者を戦場に送る」ことになってしまうかもしれません。

先日、南北戦争時に実在した北軍の黒人部隊:第54連隊の運命を描いた「グローリー」という映画を見ました。


思いは複雑です。

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見なくなった「大相撲」 [どう受け止めたらいいのか]


今日は「大相撲」の千秋楽だとか。

見なくなりました。
「日馬富士」の事件があって以来すっかり関心が失せました。
スポーツニュースすら見ず、チャンネルを変えてしまいます。
もちろんネットで見る事もなくなりました。

どうでもいい」というのが本音です。

スポーツなのか興行なのかよくわからないものを追いかけてもも疲れてしまうからです。

「神技」とか「国技」といえばいうほど「それって何?」状態です。


でも、ご高齢の方の中には「水戸黄門」「大岡越前」などと同じように楽しみになさっている方も多いかと思います。
「私は見なくなった」ということです。


税金を投入した運営なのですから、「組織運営の透明度」を高め、「日本を代表するスポーツ」としての位置づけを明確にしてほしいものです。


不思議なのは、「税金」という言葉がつくといろいろなことの運営の透明度がぼやけてしまうことです。


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「築地」に行ってみた [みんなうすうす気づいている]

地方からお客さんがあったので「築地」に行ってきました。
彼らの強い希望によるものです。


驚いたのは、「お客さんの8割がたは外国人」ということです。
「場外市場の混雑」も「場内の飲食店の行列」も外国人観光客の皆さんでいっぱいです。

それどころか「案内」や「表示」や「陳列品」までもが外国人向けです。


場外市場でお店をやっているおにいさんに
「景気はどうですか?」
と聞いてみると、

彼からは、
「見てのとおりですよ。誰も買い物袋を提げていないでしょ」

「えっ、じゃぁ赤字じゃないですか?」

「うちはほかのところでも商売をやっているので、ここで儲けなくても。。。。」


場外市場の通りには市場に出入りする車両が行き来しますが、信号もなくこの人出は明らかに邪魔かもしれません。


「豊洲移転」という話も水産物の物流業者さんの立場から見れば当然かもしれません。
しかし、「観光客」目当ての飲食屋さんや小売屋さんにはこの雑踏のような姿の方がいいかもしれません。

小池知事が「豊洲」も「築地」もとおっしゃった意味がよく伝わってきます

一つ言えるのは、「築地」の飲食店さんは「高い」「美味しいわけではない」ということです。
賢明な日本人の方なら自分の行きつけの近所のお寿司屋さんの方がはるかに美味しいということをご存じなのでしょう。

「豊洲」「築地」の話がマスコミのニュースから減ったのも好機かもしれません。
先々の絵姿を思い浮かべてみたらどうでしょう。


築地で働く皆さんに「豊洲移転」のことを尋ねてみても皆さんは「貝」のようでした。




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「ゴール」はなんですか? [みんなうすうす気づいている]

私が素朴に疑問に思うことの一つに「働き方改革」や「地方創生」や「憲法改正」などの政策のゴールはどこにあるのか?
ということがあります。

こういう政策がうまく行った時はどんな絵がかけるのか?
目指すところはどんなことなのか?


たとえば「地方創生」もそう。

上手くいくってどんなことでしょう
上手くいったらどんなことが起きるのでしょう

その時の「絵模様」はどんなふうになっているのでしょう。

※政治家の中には「地方創生」に力を入れていらっしゃっ方もいらっしゃるようですがいかがでしょうか?
こういう一つ一つの政策の「絵」も見えない方に日本のかじ取りを任すことができるのかどうかも不安材料です。



先日のこと「地域おこし協力隊」のことについてお話をしました。http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html

彼らを受け入れる目的彼らがうまくいくことの「」をもう少し丁寧に考えてあげたらいかがでしょうか

と。


多くの人たちは、短期的、中期的、長期的なゴール(目標)を作って頑張っていらっしゃるはずです

道標もゴールもよくわからないまま模索することがいいのかどうなのかと思います。

特に「税金」を使うことには!

今の政治のやり方にはゴールのよくわからないことが多いような気がします。


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もし「固定資産税」率が上がったら [どう受け止めたらいいのか]

「消費税」を引き上げるとか、「物価目標2%」とか、経済・財政対策としてはいろいろあるようですが、

国の税収を見ると、

・所得税 17.9兆円
・法人税 12.3兆円
消費税 17.1兆円
・相続税  2.1兆円
(平成29年度当初予算)

※出典:国税庁「税の学習コーナー」
https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/gakushu/hatten/page03.htm

のようです。


ところで、地方の税収はどうなっているんでしょうか?

・個人住民税 12.4兆円
固定資産税  8.8兆円
・地方消費税  4.7兆円
・法人関係二税 7.0兆円 ※法人住民税+法人事業税
(平成28年度収入額)

※出典:「平成30年版 『地方財政の状況』の概要(平成28年度決算)」(総務省)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000538487.pdf


「国の借金」「国の財政」をご心配なさる向きも多いかと思いますが、「わけのわからない」「本来なら自主財源」「いわゆる税金の無駄遣い」を抑えずに「消費税」の引上げを口になさる方もおありです。

もし固定資産税」の引上げがテーマになったらどうしましょう?

・「私には不動産がないから」という理屈は通りません。
・「賃貸家賃」「地代」なども明らかに上がります。
おそらく飲食や商品価格に転嫁されることは間違いなしです。
・「消費税」なら消費を抑えれば少しくらいは抵抗もできますが、「固定資産税」はそういうわけにもいきません。
また、「固定資産税」は地方税ですから「区市町村」の財政状況によって「住んでいる場所」「不動産の所在地」によって税率も異なってきます

国の財政(税金の使い方)、地方財政(税金の使い方)にもっともっと目を向けないと、経済的な「豊かな暮らし」が脅かされることになってしまうでしょう。

ただ、日銀悲願の「物価上昇」には貢献するのではないかと思われます。


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007は二度行く [一人合点の「いい加減な話」]


SNSをなさる方の多くに特徴的な現象は「食レポ」「旅レポ」というのがあります。

「あそこがよかった」「あのお店が美味しかった」というようなものです。

またそういう情報をもとに「あそこに行ってみよう」と動機づけになることも確かにあるのでしょうね。


かく言う私もやらないわけではありませんが、どちらかと言えば苦手です。
「あそこはつまらないですよ」「あのお店は美味しくないですよ」と書きたくなることもあります。

私が「食レポ」や「旅レポ」をする時は、「二度以上行った」とか「近々また行く」というケースが多いようです。


こんなどうでもいいことを書いてみたくなることもあります。


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郵便配達の「赤バイク」 [どう受け止めたらいいのか]

いつも見かけても「頭の下がる」仕事をなさっている人たちがいます。

郵便配達の「赤バイク」の皆さんです。
雨の日も雪の日も町中を駆け抜けて行かれます。


ただ、彼らには、素朴に疑問もあります。

なぜそんなにバタバタしているのか?
~あのバイク音がそうさせている部分もあります。

交通事故に遭わないのか?

エンジンをかけたままバイクを離れる光景を目にすることもあるが、郵便物やバイクが盗まれたりすることはないのか?

バイクの荷台のフルネームは必要なのだろうか?
~「個人情報を守る」人たちが自らの名前をさらしているのですから。
最近は若い女性の方も見受けます。個人名をさらすことで「ストーカー被害にあわなければいいが」と思うケースもあります。

排気ガスを感じるバイクから「電動アシスト自転車」にしないのか?
~高齢者や主婦などが気軽に配達アルバイトができるようになります。

「土曜日」等配達回数を減らしたらどうか?
~「人手不足」の時代に働き方を見直すことも必要です。


先日のこと、散歩の途中で郵便配達の方とお話しする機会がありました。

ある方は、「盗まれることもあると思う」と「本当はやっちゃいけないかも」的な話しぶりです。

彼は、エンジンをかけたままで、しかも郵便物がむき出しになっていました。


ある方は、詳しく話してくれました。

交通事故も多い
バイクを離れる時は「キーを外す」ルールになっている
地方局を中心に「バイクが盗まれる」ケースが増えて来たと聞いている
後部の「ネーム」はなぜか「つける」のがルールになっている
企業が「金曜日に郵便を投函するケースが多く」「土曜日の配達は特別多い」
なぜか人手不足。確かに「高齢職員」の退社も多く、他方若者は入ってこない

等々、二人の所属は別々の郵便局だったので受け止め方も違うようでした。
いろいろしえてくれた彼は、もちろんエンジンを切ってキーを抜いて配達をしていました。


人手不足」とか「働き方改革」と声高に言うのはいいのですが、現場や現業の実情を把握・分析しながらお話しされている方々はどのくらいいらっしゃるのでしょう。

「人口減社会」に合わせた「仕事の仕方」があるはずです。

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満員電車の中の「スマホ」になぜイライラするのか? [通勤電車の光景]

東京の通勤電車の混み具合はやはり尋常ではありません。

私は、満員電車を「思索」の場と考えていましたのでそれなりに対応はできました。
乗客の皆さんの様子の面白さ」、「中づり広告への興味」、「仕事のことをあれこれ考える」等々で降りる駅を乗り過ごしてしまうほどでした。


そうは言っても、あの小刻みに指先を動かす「スマホ」はどうも不快です。イライラしてしまいます。

・朝からどうしてそんなに忙しいの?
・朝からゲームに夢中になっているけどお仕事モードに変われるの?
と他人事ながら気になってしまいます。
そして、
・この狭い所でやらなくてもいいでしょ!
・ほかの乗客にも気をつかえよ!
と怒りモードにもなってしまいます。


「小刻みに指先を動かす」と言えば、キッチン(台所)で小刻みにトントントンとねぎを刻む音をうるさいと思う人は少ないし、イライラなさる方もないでしょう

つまりTPO(時、場所、場合)の問題もあるのでしょう。

先日行った「健康診断」の会場の待合室でゲームに興じるおばさんがいらっしゃいました。
いろいろ注意事項がかいてある施設だったのに、待合室でのスマホには無頓着です。

これから「検診」なのに物静かに待てないものでしょうか
満員電車の中でゲームをなさっている方に「おばさん」が多いというのは私の偏見でしょうか?







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「いいね!」文化が時間を止める [みんなうすうす気づいている]

SNSというものが一般化して以来、「いいね!」という言葉が頻繁に使われるようになりました。
具体的には「どういうことがどんなふうにいいの?」と聞いてみたくなってしまうことがよくありますが、ネット社会のトレンド(?)にはなかなか抗えません。

「(失礼ながら)その程度のことで満足する」社会を見ていると、なんだか時間が止まったような息苦しさを覚えてしまいます。


そういう私も「素敵ですね」と申し上げていた時期がありました。

銀行員という仕事柄、融資先ではない方とお話しする時には「ほぼほぼ」の空気感を満たす当たり障りのない使い勝手のいい言葉でした。

ただ、融資したくなるようなこと(もの)には「素晴らしい!」といい、融資を断りたくなること(もの)には「それダメですよ!」とはっきり申し上げていました。

融資先の経営陣の中には、こういう私の言い切り型のスタンスを評価していただく方も多かったようです。


私自身は「昭和の時代に苦労なさって成功を遂げられた多くの皆さん」の薫陶を強く受けていましたから、「その程度で良しとするな」という強い思いがあります。

彼らは、「打ちのめされ」「立ち上がり」「なにくそ!と挑戦し」「工夫やイノベーションでいろいろと克服なさった」人たちでした。

そして「ローマは一日にしてならず」「必要は発明の母」ということも教えていただきました。

そんな昭和な価値観の私から見ると、どうも、あの「いいね!」という深みのない誉め言葉がしっくりきません。


最近、20代前半の若者とそんな話をする機会が相次ぎました。

彼らは「大学を卒業し、有名企業に入ったもののどうも違和感がある」というような様子でした。
具体的には、「かっこいい話をしながら、実態はコンプライアンスに反するようなことに無頓着な」組織や仕事ぶりへの戸惑いでした。
そこで私が育った「昭和」の話をしたところ、えらく共感されたのです。


2019年4月30日で平成も幕を閉じ新しい時代がやってきます。
彼らとは「元号が変わった時の主役は君たちだよ!」と言って別れました。


日本の産業社会が足踏みしたり、地方の活性化に勢いがないことについては「その話必要ですか?」と問うてみる習慣をつけたいものです。






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「佐川さん」が気の毒になってきた [どう受け止めたらいいのか]


国会の開会中は霞ヶ関の官庁街のビルは遅くまで灯りがついています。

夕刻(どちらかと言うと夜)までに、翌日の「国会質問」が通知され、担当課(主管部門)に振り分けられた後、「答弁」(案)づくり及び「擦り合わせ」が行われているからです。

※これを「国会待機」と呼び、該当がなかった時には「待機解除」ということで帰宅できます。


昔々の知識ですが、私が知る限りでは、

①担当課(主管の各省庁の担当部門)にて「答弁」(案)が作られます。

②各省庁の官房セクションで了解されます。

③他省庁の権限に及ぶ箇所については、各省庁との擦り合わせが行われます。

④総理大臣が答弁する等に関わる場合は「内閣官房」まで了解が必要です。

⑤この過程の中で、だれが答弁するのか?(答弁者)が決められます。
答弁者には、総理大臣、大臣、政府委員(官僚)が当たります。


今回の森友案件の質問の多くは、「総理大臣」に関わる部分も多く、また「国土交通省」の担当部分もあったと思います。


もし今でもそうだということであるのなら、今話題の財務省:佐川理財局長(当時)の答弁がどういう方々(部門)と「擦り合わせ」が行われたかも想像がつくと思います。


霞ヶ関の官僚の皆さんはそんなに「愚か」ではありません。
「担当かどうか?」「権限があるかどうか?」「データに信用性があるかどうか?」「他の意味・趣旨に読まれたりしないかどうか?」「今まで公表された考え方やデータに齟齬はないか?」「将来の施策に影響しないか?」等々につき厳しいチェックが各過程で入ります。
これ一晩でやってしまいます。

※「情報・通信」と「情報通信」は意味が微妙に違います。

そして、担当であれば「大臣」や「政府委員」が答弁する場合には官僚が国会に同行します。


こういう話を少し踏まえたうえで今回の「森友」事案を眺めると少し面白いかもしれません。

今回のやり取りや対応ぶりを見ていると、「憲法改正」や「働き方改革」の議論にも仕切り直しが必要なはずです。

「国の将来を決めるような大事な案件がたくさんある中で『森友』や『加計』ばかりに時間を取られている」と批判なさる方もいらっしゃるかもしれませんが、こういう状況の中で国の重要課題を短兵急に決するなんて「くわばら、くわばら」なのです。


佐川さんほどの高級官僚に同情するかどうかは異論もおありでしょうが、すべて「佐川さんがやったこと」状態になってしまいそうな雲行きには疑問もわいてしまいます。


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東京の街は「重石」が取れたよう~行政ぶりに変化が [みんなうすうす気づいている]

「重しが取れたよう」と聞いてどんなことを思い浮かべますか?

辞書的に言えば、「タガが外れる」というややだらしない意味と「解き放たれる」というのびのびとした様があるようです。


私はこのところ東京の街にいい意味で「重しが取れたよう」と感ずることが増えました。
・アベノミクスバブルで景気のいい人たち生まれたからでしょうか?
・2020年の東京オリンピックを控え急ピッチで準備が行われているせいなのか?
・小池さんが知事に就任し、今までの重鎮政治から解き放たれ役人の皆さんを中心にのびのびとした部分が出てきたせいでしょうか?
おそらく、こういうことが補いながら前に進んでいることも大きいようです。


どんなところにみられるのか?と言うと、
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どうして携帯が使えないんだろう?故障かな?と思って見渡したらこのマークが貼ってありました。
しかも「電波」も止めてありました。
IMG_2135-01.JPG
その代わりに少し離れたスペースには「周りの方に迷惑が掛からないように」と注意書きがありました。
まさしくTPOの区別がなされています。
これは「駐輪禁止」。
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鉢植えのグリーンの隣にまで自転車を停めてしまう人がいるようです。
ご存知「禁煙」。
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そして「エスカレーターの追い越し禁止」です。
IMG_2139-01.JPG
IMG_2137-01.JPG
こんなマークが「目線(視線)」の先に貼ってあります
これらはとある公共施設の様子です。

IMG_2155-01.JPG
これはあるデパートのエスカレーターです。
これでもか!と注意書きが貼ってありますが、この場所ではおそらく誰も見ないでしょう。

気が利くかどうか
最近は「民間」よりも「お役所仕事」もかなりがんばっています。


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「ウォーキング」の時代 [どう受け止めたらいいのか]

とあるビルの窓にこんなポスターが貼ってありました。

IMG_2151-01.JPG

どうやら「仕掛け人はスポーツ庁」のようです。

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書いてあることはかっこいいのですが、「もっと直接的でもいいんじゃない」と思ってしまいました。

スポーツ庁のサイトには、

もっと歩きやすい靴で、もっと歩きやすい服装で、通勤しませんか?
集中力が高まったり、健康にいいのはもちろん、
気分が前向きになって、仕事の効率アップにもつながるかも。

というようなストーリーが書いてありました。
http://funpluswalk.go.jp/style.html


これでは「プレミアムフライデー」のように「二兎を追う」ような感じがしてしまいます。

あなたの健康を簡単にアップさせるために歩こう!」的なわかりやすいものがいいような気がします。

東京の街には「歩く」人が増えています。
ひと駅くらいなら簡単に歩けてしまいます。


私も毎日6,000歩を目標に昨年の秋から歩くことにしました。
先日受けた健康診断ではずいぶん「コレステロール」の値が改善していました。




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「スカイウォーク」して「うなぎ」 [旅紀行・県民性の謎]

そこにはこんな橋が架かっていました。
IMG_2240-01.JPG
全長400mあるそうです。
IMG_2265-01.JPG
橋からは、こんな景色が。。。。
IMG_2225-01.JPG
IMG_2229-01.JPG
少し揺れますが、これがスカイウォーク

展望台に上る山道の木材チップが膝にやさしかったりします。


その名は「三島スカイウォーク
http://mishima-skywalk.jp/

三島という街には「うなぎ」屋さんが多いという案内看板がありました。
慌てて山を下りてとある「うなぎ屋さん」へ

安政三年創業の「桜家」さんというお店でした。
たぶん、今まで食べた「うなぎ」の中では一番おいしい気がしました。
http://www.sakura-ya.net/
「また来たい」と思う一日でした。

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あなたの「職場の標語」を考えてみませんか [仕事についてのエトセトラ]

昨日はあるお役所に行きました。
お話したご担当の方に「この職場の標語を作ってみてください」と提案してみたのです。

「うーん」と悩みながらも彼女は「コミュニケーションをとろう」かなと。。。


それを言ったらこの職場の皆さんは「コミュニケーションが取れていない」「風通しが悪い」ということになり、「誰かが原因を作っている」ということになってしまいがちですよ。


多くの工場や現場などで採用される「標語」はなんだと思いますか?と聞くと、
彼女は「うーん、わからないけど『安全』とか?」と答えてくれました。

仕事柄私がお訪ねした「事務所」や「工場」や「現場」のうち業績のいい職場には、「安全第一」と「整理整頓」という標語が必ずありました。


働く人の「生命に危険がある」ような職場がいいわけがありません。
製品や商品やサービスの安全が軽視されるようなものは「お客様」に受け入れられるはずがありません。
働く場所の「整理整頓」が行き届いていないような職場は能率があがるはずがありません。
「整理整頓」の悪い職場は「安全面」や「情報面」の管理も悪いのではないかと思われてしまいます。


「和」というような言葉が掲げてある職場もありますが、成績が良かったり仕事の流れが良かったら自然と「和」も取れてくるはずです。


先日は、業界トップのある企業の社員さん数名にこの話をしてみました。
皆さんそういうことは考えたこともなかったようで即答が出ません。

私が蘊蓄を語ったら、入社2年目だという20台の若者がそっと耳打ちしてくれました。
実は、友人が勤めている会社の話を聞くと「はるかにコンプライアンス意識が高いようだ」と。。。

私が質問をしたこの企業は、このところちょっとしたトラブルでマスコミを賑わしたことがあります。推して知るべしです。

彼には「この企業は昭和だからね」と言うと彼は納得した様子で笑顔になりました。


みなさんの職場の「標語」を思い浮かべてみたら楽しいかもしれません。


昭和の企業」~高度成長期だったので、少々のビハインドも「イケイケドンドン」のような精神的なもので乗り切ることができたかもしれません。ただし、基本とか基礎的なことはとても重視された時代でした。
平成の企業」~「ゆとり」とか「人それぞれ」という言葉に代表されるように、「配慮の塊」のような集合体でした。ですから「YES」とか「NO」と明確な意思表示をする人がとても少ないお友達・お仲間運営が多いようです。

さてさて「次の時代」を楽しみにしましょう。

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近頃の「タクシー」事情 ~ UDタクシー [みんなうすうす気づいている]

最近、東京のタクシーがずいぶん変わった感じがします。
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この手のタクシーがずいぶん走るようになりました。

長年タクシーに乗ったことがないので運転・接客ぶりとか臭いとか内装はよくわかりませんが、外見が明らかに変わりました。

まずこのマークなんだかご存知でしょうか?
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UDタクシー」のマークだそうです。

大きな荷物を持った方も
たくさんの荷物を持った方も
セダンに乗りにくい服装の方も
入退院の際の移動に困った方も
車いすの方も
小さな子ども連れの方も
妊娠中の方
"みんな"にやさしいものである”ユニバーサルデザインタクシー(UDタクシー)”ということだそうです。

※「UDタクシー」
http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/jidou_koutu/tabi2/ud-taxi/ud-teach.html

写真のタクシーの運転手さんはずいぶん「やさしい運転」をなさる方でした。
私が横断歩道を渡ろうとしたら停止線で止まっていただき「どうぞ」という目線合図です。

信号で止まったところで写真を撮ろと許可を求めたらまた目線で合図です。

サイズが少し小ぶりになったことも狭い道路には「やさしさ感」が伝わってきました。
今度タクシーを利用することがあったらこのタクシーに乗りたいと思います。


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「72時間帰らない!」ということ [どう受け止めたらいいのか]

今日は「東日本大震災」から7年目の3月11日です。

あの日東京(のビルの6階)にいた私にもいろいろなことが去来してきます。
窓から見ると道路の向こう側のビルとビルがくっつきそうなほど揺れていました。
道路からは急ブレーキの音も聞こえてきました。慌てて道路に飛び出した人がいたためです。

私は早くから会社に泊まることに決めていましたから少しのんびりしていましたが、窓の外の歩道は大行列です。
携帯電話を見ながらハイヒールで歩く女性の姿も見えます。
「歩いて家まで帰るのだろうか?」「会社には食べ物も水も毛布もあるのに。。。」「明日はどうやってくるのだろうか?」「明日は想定外の仕事が予想されるのに」等々。。。。

先日、ある「電車の中づり広告」に目が留まりました。
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「大地震、災害時は72時間帰らない!」
というものです。
「みんなが一斉に帰ると・・・・」


そういえば、「東日本大震災の時」にはマスコミを中心に「ツイッターが役に立った」というような評価を話した人もいらっしゃったようですが、平成27年9月に起きた「常総水害」(鬼怒川流域で起きた大洪水)の時には不確かなツイッター情報がたくさん流れていました。

想定外のことが起きた時、「混乱を回避する」というのも大事な防災対応策かもしれません。

電車の中での「スマホ弄り」の手を休めてじっくりとこの「中づり広告」の意義を考えてみませんか!


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「パスワード」を忘れがちな人へのアナログ管理法 [一人合点の「いい加減な話」]

ネット社会は日常生活にたくさんの「ID」と「パスワード」を持ち込むことになりました。

誕生日や電話番号はだめ」「同じのパスワードは使いまわさない」等と言われ、「大文字+小文字+記号+数字」などの複雑な組み合わせを求められるようになりました。


そこで困ってしまうのが「忘れてしまう」ということです。

・何度か入力ミスを繰り返すとロックがかかってしまい使えなくなることもあります。
・「パスワード」の再設定をしようにも「ID」もわからなかったりで前に進めなくなることもあります。
・「ID」と「パスワード」それぞれの組合せがある中、時々は定期的に変更を求められたりもします。
・再設定のサイトが送られてくる「メールアドレス」がわからなかったり、登録した当時のアドレスを変更していたりということもあります。


・「寄る年波」の頭では覚えきることもできず、「メモ」することもありましたが、「そのメモをどこにやったか」がわからなかったりということもあります。

使いたいときに使えないのですからイライラが溜まります



そこで、数年前から「使わない手帳」に定規で線を引き自ら設欄して、登録した「メールアドレス」「ID」「パスワード」を設定する都度書き込むことにしていました。

ところが、数がドンドン増えてくるにつれ、今度は「探すのが面倒」になってしまいました。


そんな中、ふと思ったのが手帳などについている「アドレス帳」を使えば見出しがついていること。

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例えば、「ソネット」なら「サ」のページに書くことにします。
・NAMEという欄には「サイト」名を
・TELという欄には「ID」を
・ADDRESS欄には「パスワード」を
という風に割り当てて書くことに。


昨日、新宿の大きな文房具屋さんに立ち寄った際、「手帳売り場」の店員さんと話したら、
最近「アドレス帳」が売れなくて。。。。と
携帯電話やスマホが発達したせいなのかアナログのアドレス帳を使う人が減ったらしいのです。

そこで、「パスワードの管理をアドレス帳でしているよ」と言うと、
うちにはパスワードを管理するノートもありますよ」と教えてくれました。

そこで私が即答を、「アドレス帳がいいんだよ」「さも、これが管理ノートですよというものを使ったら他人にわかってしまうでしょ」「だからわかりやすい商品でなくてもいいんだよ」「売れない商品の処分にもなるでしょ」と。。。

「確かに!」と彼女も納得顔です。


続けて私が、
「売れない(使わない)アドレス帳」の有効活用ですよ。
・パソコンやスマホばかり頼っていたら壊れた時になくなっちゃうこともあるでしょ。
・アナログの「アドレス帳」に書き込んで机の中に入れとけばいいですよ。
決して、スマホやパソコンと一緒に置いたり一緒に持ち歩いたりしないようにすることも重要ですよ。
・変更の都度、線を引いて新しいものを行間に書き込むために行間を取ることも必要です。
・IDやパスワードはそのものずばりを書かなくても自分にだけわかる書き方でもいいかも。
などと説明しておきました。

アナログもまだまだ役に立つのです(ボケ防止にはアナログの方が向いている場合もあります)。
さてさて皆さんはいかがでしょう。


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あなたの職場に「若手」はいますか? [仕事についてのエトセトラ]


あなたの「職場」に「若い人」はいますか?

「人手不足」「賃上げ」「働き方改革」などが報じられる昨今ですが、皆さんの職場ではどのように取り組まれていますか?

●人は足りていますか?

●給料やボーナスは増えていますか?

●残業は減っていますか?

●休暇は取れていますか?


皆さんの職場は

●大企業ですか?中小企業ですか?

●業種は何ですか?

●現場仕事ですか?デスクワークですか?営業職ですか?


こういう細かな切り口での違いがよくわかりません。


ここのところわが家の斜向かいに2軒の同じような新築住宅が建っています(工事中です)。

1軒は大手のA社、もう1軒は大手のB社です。
現場の施工管理者はA社、B社の方のようですが常駐ではありません。

工事をしているのはグループ会社及び協力会にでも入っているらしいその下請けの皆さんのようです。

工事の様子を眺めていたり、職人さんたちとお話ししている限りでは、

「ビケ(足場)工事」や「持ち上げ方」(木材等を階上に持ち上げる仕事)のような「力仕事」には若い人の姿が見受けられますが、「基礎」「大工」「左官」「電気」等々の少し「技のいる仕事」にはどうみても若い人がいません。


職人さんに聞くと開口一番「だって給料安いもの」と。

そして、「納期が厳しく残業も多い」「少し叱るといなくなる」等々とも。

昨日はテレビでもラジオでも「叱られ方研修」が今の時代はあるんだというような話題を報じていました。

※この職人さんは、「収入もよく、年取ってからも働けるし、働き方に自由度がありそうだ」ということでこの仕事を選ばれたそうですが「少し違った」と。




A社の方は毎晩21時前後まで明かりがついています
「納期」については「背広族が自分らの都合で決めている。そのツケが現場に来ている」と。

B社の方は、現場の休みの日も多く、少ない数の職人さんが17時くらいまでで切り上げていきます

同じ時期に着工した現場なのに竣工時期が違います
B社の方が遅い(工事期間が長い)ようです。

A社の職人さんお話では、「B社は受注が多くて人手が足りないみたいだ」と。


まぁ、「時代の要請が解決してしまう」と言えばそうかもしれませんが、

「働き方」についてのエトセトラを論じる時にはもっともっと「現場」の姿をピックアップして「原因とか優先順位を見極める」必要がありそうです。

そして「子育て」とか「教育」の現場もこういうことでよかったのか?と振り返ってみる必要がありそうです。




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「働き方改革」と「裁量労働制」と「高度プロフェッショナル制度」に思う [みんなうすうす気づいている]

最近の「働き方改革」の議論は正直よくわかりません。

私は「裁量労働制」とか「高度プロフェッショナル制度」については「そういうこともありかな」という賛成のスタンスです。

ただ、「裁量労働制」とか「高度プロフェッショナル制度」の意味するところがよくわからないまま使われているところに素朴に疑問があり、また「賃上げ」と「成果主義」や「過労死」をまぜこぜにした与野党の政治の道具にされてしまったところに混乱を招いている原因があるのだと思います。


私は銀行員でしたから、当時は「サービス残業」「風呂敷残業」が当たり前の職場でした。
「早帰り日」という「飲み会の日」も何度もありました。
「明日でいいよ」と言われ翌朝「まだできていないのか?」と叱られたことも。。。

「朝まで徹夜で仕事をしその日の飛行機でバンクーバーまで出張した」「ブラックマンデーの株価急落後の大蔵省検査のために朝まで仕事」というのも今ではいい思い出です。
この時、「残業代を払ってくれ」という気持ちなどみじんもありませんでした。
やればキリがない仕事でしたので、「どこまでやるか」「どこで納得するか」は自分の判断に任されていたからです。


日常の「サービス残業」然りで、自分の満足のためにやっていたことと、「もっと要領が良ければ」「もっと能力があれば」と自分を恨むばかりでした。
あるいは「こんな仕事に残業代をもらっていいのだろうか?」と思うこともよくありました。

※今、銀行の「大量人減らし」が話題になることがありますが、社会構造の変化、AIの発達、工夫等が生み出した結果です。
この流れは、「銀行」だけではなく「保険」「公務員」などにも必ず及んでくると思います。



今回の「働き方法案」について「残業代ゼロ法案」という指摘もありますが、私が思うのは「そもそも『残業』という言葉になじまない仕事もある」という点が議論されず、「年収縛り」のような基準が導入されようとしていることです。
「所得基準」でこれをやると「裁量労働制」を選んだ方が所得が少なくなるという問題が起きてしまいます。
「職種」縛りを明確にしておかないと「能力のある人に不満」が溜まってしまいます。


今回の「働き方改革実現会議」の議論では、
①同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善
②賃金引き上げと労働生産性の向上
③時間外労働の上限規制の在り方など長時間労働の是正
④雇用吸収力の高い産業への転職・再就職支援、人材育成、格差を固定化させない教育の問題
⑤テレワーク、副業・兼業などの柔軟な働き方
⑥働き方に中立的な社会保障制度・税制など女性・若者が活躍しやすい環境整備
⑦高齢者の就業促進
⑧病気の治療や子育て・介護と仕事の両立
⑨外国人材の受入れの問題
が検討の切り口になっているようですが、性急に「法制化」をしようとしたことが混乱を招いているようです。


こういう議論が生まれた背景には、
労働力人口の減少
長時間労働
少子高齢化
労働生産性の低迷
があると言われていますが、
労働現場には、
1.過酷・過剰な「納期」要求
~「納期」を伸ばしたり「納期」に価格をつけることが必要です
2.休暇が満足に取得できない
~「とことん仕事をしてゆっくり休む」ということも必要です
という現実があります。

ここを解決せずに「裁量労働制」や「高度プロフェッショナル制度」を論じてしまったために本来早期に解決解消されなければいけない問題や課題が放置されてしまいそうだという問題も生まれてしまっています。

対応策としては、「課題は抱き合わせにしないでひとつづつクリアにすること」が求められると思います。


具体的職種に当てはめて考えてみると、「肥大化する公務員にばかりに有利な制度」になること間違いなしです。
おそらく「税金が上がる」ということを伴ってしまいます。


日本の労働現場が「『ニンベンにムリ』と書く仕事のやらせ方」と「お調子者に楽しい働き方」が混在しているところに課題はあるのだということを忘れてはいけません。


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「デミング賞」とか「TQC」と「川崎重工の経営品質の軽さ」 [裏づけのない経営学]

デミング賞」ってご存知でしょうか?
https://www.juse.or.jp/deming/award/

QC」(Quality Control 品質管理)とか「TQC」(Total Quality Control 総合的品質管理)とセットで語られる賞のことです。


私が若い頃には「QCサークル活動」がかなり盛んでした。
ただ、現場では「くるしいサークル」などと呼ぶ人もいてそれなりにめんどくさいものでした。

おそらくこのQC活動には「方法論」に課題が内在していて、今ではあまり目立たくなってしまったのかもしれません。
例えば、「残業を減らして効率化する」というテーマのもとに「残業」(あるいは「サービス残業」)をしてQC活動をするようなこともよくありました。


しかし、このQC活動全盛の時代に仕事をした人たちの「品質管理」「仕事の仕組みづくり」「仕事の合理化」マインドにはこのQCの考え方が色濃くいい影響をもたらしかつ今も「仕事頭」の中に残っているはずです。



今回の「川崎重工業の不正事案」にはびっくりしました。
こういう歴史のある著名企業には「品質管理」の精神が流れているからです。


経営幹部の記者会見の言葉の中に、「すべて班長の指示で実施されていた」という言葉がありました。
まるで「班長だけが悪い」とでも言いたそうです


企業活動の中には不正や不祥事が起きることが間々あります。
だから免罪されるということではなく「人命」に影響するかどうかという尺度が「この企業の経営尺度の中にない」という大きな問題点があります。


歴史伝統的かつ国際競争力の高いこの企業での今回の「不正事案」は致命傷になるかもしれません。
「働き方改革」というところに光が当たっている昨今ですが、「この企業の品質管理スタイル」では「働き方改革」などできるはずがありません


「経営幹部」がお偉いさんと呼ばれ、報酬が高いのもこういう「責任」や「リスク」を背負っているからなのです。






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「ハミガキ」ダイエット [一人合点の「いい加減な話」]

「歯磨き」にはどのくらいの時間をかけていらっしゃいますか?

私は一回の「歯磨き」に5分以上の時間(最低5分、平均15分)をかけています。
もはや「歯磨き」というよりも「歯茎磨き」の様相を呈しています。

では、「歯磨き」はどこでなさっていますか?
いわゆる「洗面所」ですか?あるいは「台所」ですか?

私は「庭」とか「ベランダ」とか「テレビ」を見ながらやっています。
結果的に「長めの歯磨きタイム」になっています。

では、どんな時に「歯磨き」していますか?
「毎食後」とか「就寝前」ですか?
私の場合は、「起床後」と「夕食後(20時頃)」です。
毎食後にするのはやはり面倒です。


私の歯磨きのポイントは、
「歯磨き」よりも「歯茎磨き」
~寄る年波対策の一つで「歯周病」対策です。
口の中をきれいにする
~テレビ番組によると「寝起きの口の中は雑菌がいっぱい。口の中がきれいだとインフルエンザにかかりにくい。」
ということです。


夕食後に歯を磨くと、「ここから先は食べちゃダメ!」と自分に身体で言い聞かせることにしています。


ダイエットを気になさっている方は多いと思います。
そしてあらゆるダイエット方法を試された方も多いのではないかと思います。
その方法で痩せましたか?その方法は続きましたか?


なぜ太るかと言うと、

食べ過ぎ、飲みすぎ
~分量を減らしましょう。
就寝前の飲食
~「口の中をきれいにしておかなくちゃ」と思うと歯磨き後は何も食べちゃいけないと自分に厳しくなります。
体質
~「体質」の議論をし始めたら向かうところ最大の敵になってしまいます。普通の人より「少し」配慮した努力が必要です。
運動不足
~一番簡単な方法は「歩くこと」です。今の時代はスマホに万歩計がついていることもあります。
1歩≒70cmだとしたら、6,000歩≒4.2kmを歩いたことになります。
侮れません。


と考えると私の「ハミガキ」方法もダイエットに貢献するかもしれません
毎日、6,000歩歩くこともやっていますから、合わせ技かもしれませんが、この半年で安定的に2kgくらい体重が減ったようです。何よりも「体脂肪」「内臓脂肪」が増えなくなり、「体年齢」が改善しました。
「歯周病効果」、「インフル対策」などを考えるとある程度の評価はできると思います。


なお、もっと痩せたいという方は「ライザップ」のようなところで厳しさに挑戦なさってください。


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「断捨離」よりも「使いまわし」 [みんなうすうす気づいている]


最近聞かなくなった言葉に「断捨離」というのがありませんか?

ブームが去ったのか?それとも定着したのか?どちらでしょう。。。


いざ捨てようと思うと「もったいない」「まだ使える」と思ってしまったり、「捨てた傍から新しいものを買ったり」ということもあるかもしれません。


今年の冬は30年くらい前に買ったままになっていたセーターを着ることにしました。
ずいぶん高額のものだったので「しまい込んで」いました。
カシミヤのセーターも自宅の洗濯機で洗うことに。。。。(全然問題ありません)
よく見ると虫食いのような穴もあいていました。


これを捨てるのには勇気がいります。

「そうだ!普段着にしよう」

ということで、あるものはダウンのインナーに、あるものは部屋着に。
ゴルフウエアは作業着に。


もう少し暖かくなったらサラリーマン時代のワイシャツを普段着にすることにしました。
今年は「白いシャツ」が流行ったりするかも。。。


そういえば、「つきあい」はすでにずいぶん切り捨てました。
その結果、時間とお金にゆとりが生まれました。

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93歳のおばあちゃんが「電子レンジ」を買う [一人合点の「いい加減な話」]

妻に言わすと私の趣味には「ホームセンターや家電量販店巡り」というのがあるそうな。

昨日は近所の家電量販店に行きました。
かっこよく言うと、「価格の動向」「売れ行き」「新製品の登場ぶり」を見聞きするためです。
買いもしないのに本当に迷惑な客の一人です。

お店を見渡すと全体的に「店員さんの方がお客さんよりも多い」という時間帯でした。


何気なく「電子レンジ売り場」に。。。。
そこにはA社、B社のネームのウェアを着た女性の方がお二人いらっしゃいました。

彼女たちは多機能の高額製品を私に勧めようとします。
「本当にそんな機能がいるの?」と返しながら、「売れ筋はどのような製品ですか?」と聞き返してみました。
本当に迷惑な客です。

お二人には、
●あなたならどれを買うの?
●これから高齢に向かう者にはどれがいいの?
等質問返しです。

こういう質問をすると、担当者の方の良しあしもわかってきます。
●きっとその程度の知識ならこの店のお客様には売れないのでは?
●電子レンジって1万円くらいのものから10万円を超えるものまであるけど、違いが説明できなくてはいけないんじゃないの?
●いろいろな機能をご説明していただくのもいいのですが、日常的にはそんなに使いませんよ。
●各社、各価格帯のストロングポイントを説明されたほうがいいんじゃない。
●高齢者の方にはテンキー式よりもダイヤル式の方が使いやすいですよ
●「予算はいくらですか?」とか「今まではどんなものをお使いですか?」と聞いた方がいいんじゃないの?
等々アドバイスどころか高慢ちきなお説教のようになってしまいました。


そんなところに、お客様が。。。。
おばあちゃんとその息子さんらしき男性二人がお付添です。
最初は低価格のものをご覧になっていましたが、徐々に高価格帯の商品のある方にやってこられたのです。

すかさずB社の販売員さんが、「これダイヤル式なので使いやすいですよ」と自社製品をご説明を。。。
ここでご一行は足が止まり、件のおばあちゃんも「これ使いやすいわね」と気に入っていただいたようです。

ここで問題が起こりました。
息子さんが「シフォンケーキの型」を手に持って「入るかどうか?」を確かめていらっしゃるのです。なんでもこのおばあちゃんは「シフォンケーキをよく作る」のだそうで、それが使える電子レンジを選びたいとのことです。

売り場は少し混乱してきました。
「電子レンジでシフォンケーキが作れるのか?」
「もっと詳しい人を呼んでくるので待っていてほしい」
と。。。。
少しして男性の方がお見えになりスマホで調べたりが始まりました。
※「オーブン機能」もあるので作れるに違いありません。


おばあちゃんは息子さんたちに任せるご様子で私と話すことに。。。
・ご年齢を聞いたら「大正生まれで今年93歳」だと。
・専業主婦で、4人の子どもを育てた。
・今までは「ビルトインのガスオーブン」を使っていた。
・今日の「予算は上限7万円」。
・大きさ的にはどんなものでも「置き場はある」。
・レンジで一番よく使うのは「ご飯や冷凍食品をチンすること」だとも。
・食材は「生協さんが配達してくれる」。
等々。

そうこうするうちに購入商品が決まりました。
さっきから見ていた商品の隣にあったB社のものに決まりました。
決め手は「最初のものよりも少し広い」「文字が大きめ」ということでお買い上げになりました。
最初に見たものよりは型式が古いのか「安い」ものだったようです。


後でまたこの売り場に行ってみたら「さっきのおばあちゃんは喜んで帰っていかれた」「あなたはどういうお仕事の方ですか?」と不思議そうに質問されてしまいました。

出入り禁止になる日も近いかも。。。。。

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「なりたい職業」「やりたい仕事」よりも「打ち込める仕事」 [シュウカツ]


3月になりました。
3月1日のテレビ・ラジオは「経団連に加盟する企業の会社説明会などの採用活動が1日に解禁となり、2019年卒業予定の大学生の就職活動」始まったというようなニュースを流していました。

私の頃は、大学4年の秋が解禁でしたからずいぶん早くなったものです。

「人手不足」だから「広き門」だと思いきや「人気企業」は相変わらず狭き門だとか。。。。


誰が言ったかよくわかりませんが、少し気になったのは、「なりたい職業」「やりたい仕事」を選ぶ的なコメントです。

「就職活動が解禁」と言ったところで「民間企業のサラリーマンになる道」を選ぶに過ぎないのですから、「なりたい」とか「やりたい」と言ったところで思い通りにはならないことがよくあると思います。


●「人事」「財務」「経理」「管財」のような職種はどの企業にもありますから、こういう部門に回されたなら「そんなはずではなかった」ということになります。

●プロ野球のドラフト会議よろしく「指名されて契約する」までは「エース」「4番」あるいは「将来の中心選手」という謳い文句が乱れ飛びますが、実際に入社すると「そんなはずではなかった」ということもありがちです。

●「新卒の3割が3年以内に辞める」と言われているご時世ですから、「そんなはずではなかった」という言葉も現実味があります。


採用の面接官をしていた時につくづく思ったのは、「自分も成長したい」という言葉をお話しされる学生さんが多いことです。

「成長する」ことを目的にしなくても「知らぬ間に大きく逞しくなっている」というのが順調に仕事にはまった姿のはずです。
そんなことは考えていいですよ」「そんなこと考える前にやることがありますよ」と言いたくなるほどでした。


もし私が学生さんにアドバイスするなら「どんな部門に配属されてもその仕事に打ち込む」という気持ちを持っていただきたいことです。

※「好きな人のことはなんでも大好き」的な状況に似た仕事への向き合い方かもしれません。


大きな企業なら必ず周期的に「人事異動」があります。
思ってもみなかった仕事の担当になることは間々あります。

タフであること
打たれ強いこと
負けず嫌いであること

若い皆さんにはそういうことを期待したくなってしまいます。

いろいろと「仕事があなたを鍛えてくれます」から、気軽に企業選びをすればいいのではないかと思います。


人手不足」が続くのなら、あなたの頑張りを活かせる職場は数多いはずです


ただし、「甘い言葉」にご用心かもです。

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「なぜ?」を聞かない社会は危うい [みんなうすうす気づいている]


今の世の中、「なぜ?」と思うことがあまりにも多いようです。


国会の議論を見聞きしても、「なぜ?」と思ってしまいます。

「憲法改正」「働き方改革」などはそれ自体がすっかり目的化してしまい、そもそも「なぜだったっけ?」を今一度確かめてみたくなってしまいます。


「過労死⇒働き方改革」という図式だったとしたら、「なぜ過労死が起きたのか?」「今まではどうだったのか?」をつぶし込むことの方が先ではないでしょうか?


「自衛隊」の位置づけの問題で「憲法改正」をするのだとしたら、今までの「自衛隊」のどこが不都合なのでしょうか?「法律では対応できない」のでしょうか?


「消費が伸びない」ということの「なぜ?」を議論したことはあるのでしょうか?
「賃上げが行われていないから」と言うだけなら増えていく「年金生活者」の立ち位置をどう説明すればいいのでしょう?


「人手不足」はなぜなのでしょうか?
「景気が良くなったらしい」ので「人手不足」になったのでしょうか?
「少子化」が人手不足を生んだのでしょうか?


「景気の良しあし」は循環しながら巡ってきます。「少子化」や「人口減社会」だって予測できたことです。

昨日近所のスーパーに行ったら、出店のような形で和菓子(大福)を売っていましたが、そこには4人もの売り子さんがいらっしゃいました?
このご商売に4人も人がいるのでしょうか?
「パート」や「バイト」だからとしても、4人もいらないでしょう。


最近のラジオのコメント番組を聞いていてすごく驚くことは、「虫眼鏡で見るような議論」「話題が飛びすぎる議論」「あまりにも勉強していない議論」「他人ごとの議論」「貴族趣味の議論」「安物のコメンテーターの議論」「決めつけの議論」「議論のゴールが見えない」ということがあります。

「昔はこうだった」と言えば笑われてしまうかもしれませんが、昨今はあまりにも「言葉の遊び」の議論、「ショートノーティス」(短時間)での議論、「短歴史」の議論が多いような気がします。


「なぜ?」をもう少し問うことで「全体像」とか「そもそも論」に立ち返り「ああだこうだ」から「こう思う」に話を進めてほしくなりました





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