SSブログ

横浜「潮干狩り」の恐怖 [新型コロナ]

今回の「新型コロナ」騒動で特に驚いたことが4つあります。

1.政府のメッセージが余りにも伝わらない

2.国会議員の活動ぶりが見えない

3.一部有名コメンテーターの中には論理がさっぱりわからない人がいて、都合が悪くなると小池都知事批判に話をすり替えること

4.「横浜市は来月6日の大型連休まで潮干狩りを禁止することを決め、およそ1キロにわたってフェンスが設置されました」と報じられた海岸には人がいっぱいであったこと


最初の3つは、受け止め方や好みの問題もあるでしょうが、この「潮干狩り」問題には驚きました。というか恐怖にも似たものがあります


私はたまたま「立ち入り禁止」の柵やネットを設置しているニュースを見ました。
そして、週末の海岸の賑わいのニュースも見てしまいました。


ワイドショーなどでは「危機感を持っていない人がいるかと思うと怖いというコメンテーターの方もいらっしゃいましたが、ポイントはそこではないでしょう。

つまり、

「危機感」という議論なら商店街やパチンコ屋さんに押し掛けたお客さんと一緒。

フェンスやネットで進入禁止状態にし警備員も配置してありながら、警備員の脇のネットを乗り越えて海岸に侵入した人がたくさんいたこと。

③しかも「悪びれることなく」収穫した「貝」を披露していたこと。


何が言いたいかというと、

これは「収奪」「強奪」と同じこと

騒乱時の暴徒予備軍であること

であるということです。
日本人は「ルール」を守ることには「言わずもがな」「以心伝心」のようなところがあります。

海外のことを報じるニュースなどでは、戦争や災害などの時に商店などのシャッターやショーウインドウを破壊し店に押入る光景を目にすることがありますが、日本でも他人ごとではないと思うからです。
今まで、たまたまそういうことが起きていないだけで根っこにはそういうことがあるということ。

お子さんを連れて潮干狩りを楽しんだご家族もいらっしゃったようです。
お家で「美味しいね」と言って「貝」を楽しんだ方もたくさんいらっしゃるでしょう。

このルールが必要だったかどうかはよくわかりませんが、この強奪にも似た「無法地帯」的光景には怖くなってしまいました。


(参照)
●NHK NEWSWEB 2020年4月11日
横浜 人気の潮干狩りを大型連休明けまで禁止 新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200411/k10012381791000.html

●Livedoor NEWS 2020年4月13日
「規制の柵を乗り越え…横浜の潮干狩り場は人で賑わい「無法地帯」」
https://news.livedoor.com/article/detail/18112473/

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事