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民営化よりも株式会社化・・・・今度の「事業仕分け」のポイント [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

小泉内閣の時だったでしょうか・・・・世の中は「民営化」一辺倒になりました
「民でできることは民で。。。。」を合言葉に、いわゆる特殊法人の民営化が促進されました

本来なら、「民でできるのに、なぜ政府がやるのだ!いっそのことなくしちゃぇ!」ということで規模縮小がされるべきだったのです

こともあろうか民営化することにより
①効率化の名の下に
②規模拡大
が行われようとしたのです

昨年のことです
いわゆる「事業仕分け」が面白おかしく語られてしまいました
どうやら、天下り法人に余計なお金(税金)が配分されていることがわかりました
が、その後どうなったのかよくわかりません

民営化にしても事業仕分けにしても、出発点を明確にする必要があります

そうです「人」「もの」「金」のチェックです
言葉を換えれば、
①どんな人がいて
②どんなものを取り扱っていて
③どんな風にお金が動き、儲かっているのか
ということです

あるいは、5W3Hというチェックもあります
①When (いつ)
②Where(どこで)
③WHO (だれが)
④What (何を)
⑤Why (なぜ)

⑥How Long(いつまでに)
⑦How Much(いくらで)
⑧How To(どんな方法で)
という切り口も整理してほしい

マスコミの報道は、やや情緒的になりやすいので、少しさめた目で分析して報道してほしいものです
こんな切り口で整理していると
①貸借対照表
②損益計算書
③原価計算書
④販売管理費の明細表
⑤役員の状況
なども、普通の株式会社並みに公表していただきたいものです

民営化とかと決めつける前に、株式会社としての形を充実してもらいたい
補助金とかであっても、売上計上する等工夫はできるものです
採算とか、ビジネスとしての生業を議論してほしいものです

郵政問題がねじれるのも、ある意味「情緒的」な部分が先行しがちなせいかもしれません



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ある「健康ビジネス企業」について (経営発表会に出席して) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

かつて、
M銀行の人はKビールしか飲まず、S銀行の人はAビールしか飲まないとか
T自動車の工場に出入りする時は、T社製のトラックでないと出入りできない
とか言われたものです

小生も、アパレル企業を担当している時には、受付の女性には必ず、「あなたが今着ている洋服のメーカーはどこのですか?」と聞いたものです
受付の女性は、「もちろん当社のものです」と答えてくれるものと思っていましたが、
とある会社で、「よそのメーカーのです」と返事が返ってきたことがありました

毎日、自社製の洋服ばかり着ているわけでもないのでしょうが、社内割引とかもあるのでしょうから、あるいは、ウソでもいいから「もちろんうちのです」と言ってほしかったものです
彼女いわく「だってうちのはダサいですから」との答えでした

自社製品を一番よく知っている人が、「ダメだし」をするのですから、この会社業績や内部体制も察しがつきます
ほどなくして、この企業は倒産してしまいました

さて、この健康ビジネスの会社の経営発表会です
①業績の伸長ぶりの話があったり
②優績社員の表彰があったり
③決意表明があったり
④「健康ビジネス」企業としての社会貢献ぶりの報告・説明があったり
参加者も多数で、にぎやかな発表会でした
参加者もいろいろな業界から多岐にわたっていました

ところがどうでしょう、この企業の方々は、ある事に気が付いていないのです
1.会議中、だれ一人上着を脱がないのです
この時期なのにクーラーが入っていて、寒くてたまりません
古傷が痛むほどです
中には、コートを着込んだ人もいます

最近では、低体温とか冷えは健康によくないと言われることも多いようですが。。。。。

2.会が始まるまでの待ち時間や休憩時間には、会場の前の広いロビーフロアが煙いのです
喫煙コーナーが設けてあって、タバコの煙がモクモクまさしく朦朧としています
最近では珍しいです ロビーに立っていた会場(ホテル)の女性に「珍しいですね」と声をかけたら、「私も愛煙家なので全然平気です」との答えです

会議の中でお話されている「健康ビジネス」とか「社会貢献」などという言葉が空しく聞こえてきます
ウソでもいいですから
①うちの社員は全員禁煙主義です
②健康のためにクーラーは使いません どうぞ皆さん上着を脱ぎましょう
などと言ってほしいものです

会議中、壁に貼りつけてあった当社の「社旗」がはらりと落ちてしまいました

業界最大手なのですが、なんか不吉です
この会社の方はお気づきになってないようです
会場のホテルサイドも気が利かないようです
一般客はいませんでしたから、企業イメージにキズがつくことはないと思いますが、所詮「売れればいい」という企業なのかもしれません

会議の後の懇親会でも気になる光景は多々ありましたがそれは言わないでおきましょう

これから株主総会とかいろいろな会議が行われる時期です
こういう点にも目配りされるのがいいのではないでしょうか

もし会場のせいにするのなら、その会場を選んだ当社の方の見識を疑ってしまいます
後刻、このホテルを選んだ理由が何かあるのか?と担当者に聞いたら、
①関係は特にない
②本社の近くのホテルのほうが料金は安い
③ここを選んだのは、会議室の使い勝手がいい
ということのようです

小生なら
①東京ならばこそ選べるのになぜここなのか
②会場のレイアウト等もよくない
③案内や佇まい等がよくない
④交通の便も悪い
等々気の付く点はかなりあります

時間が余ったので、ホテル内にあるカフェラウンジ(喫茶店)を利用しましたが
もう二度と来たくないという印象です
最近は、「顧客目線」とか「顧客の立場」でという言葉が闊歩していますが、何か変です

この会社そしてこのホテルの先行きを思いやったのは小生だけでしょうか。。。。

PS.そういえば、かつて木材業者さん社長のご自宅を訪ねたら鉄筋コンクリートでした



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トヨタの勘違い・・・・あの騒動はどこへ行ったのか [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

昨日(4月23日)の東京地区の朝刊各紙(小生が読んだのは、日経新聞と読売新聞ですが。。。)に、トヨタの全面広告が載っていました

「ハイブリッドカーのプリウスはたいへんいい車です」的な広告です
そして、
読売新聞では、
2月5日の記者会見で、プリウスについて「新車として販売している車両については既に改善済み」と説明
日本経済新聞では、
2月9日、トヨタがブレーキの制御システムの不具合を理由にプリウスなどハイブリッドカーのリコール(回収・無償修理)を発表した。今をときめくハイブリッドカー代表車種なだけに社会に動揺が走ったが、ユーザーはどう感じたのか。6人の生の声を取材した結果が先の通りである。
・・・・としてユーザーの声を大々的に掲載してあります

どうしたことでしょう
今年の1月~2月、日本の皆さんは
①トヨタがアメリカでいじめられている
②アメリカでおきていることは本当だろうか
③日本では大丈夫だろうか
と心配したはずです(少なくとも小生の記憶では)

この全面広告を見る限りは、
①日本の皆さんに心配をかけた
②アメリカで起こった(あるいは起きている)ことはこうだ
③日本で売っているトヨタの車には問題がない
的な、トヨタの説明はどこにもありません

フロアマットの件とかは不思議です
定期点検を受けた東京のトヨタ店では、「運転席にはマットを敷かないように。。。。」的な指導を受けました
が。。。
……なんとなく胡散臭い話です

ちなみに
小生は、父の代からのトヨタファンです
日本人の多くの方々は、今回のアメリカでのトヨタバッシングを受けて、そんなはずはない!
トヨタ頑張れ!とエールを送ったはずです

小生には、トヨタのディーラーから年賀状や暑中見舞いや夏休みのご案内等々のはがきは送られてきますが、今回の件についてはなに一つ説明がありません
たとえば「あなたの車は問題ありません」的な案内があってもいいものです

外国の方々は、「日本人が信頼を置いている日本製品こそ安心そのものだ」と判断するはずです
日本のトヨタファンに、十分な説明をしないままうやむやにしていると、そのうち日本でもトヨタ離れが進んでしまうかもしれないと思うのは小生だけでしょうか。。。!!

日本の基幹産業であり、日本を代表する国際的な企業であるだけに、余計な心配をしてしまいまいた

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「東はどっちか?」と聞いた時、「右はこっちです」と答える部下 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

聞き上手というのがあります
というか、部下に質問をした時、「こいつは頭が悪いなぁ!」と思わず思ってしまう人がいます
頓珍漢とでもいうのでしょうか。。。。。

たとえば、
部下に「東はどっちですか?」と聞いた時
部下が「右はこっちです」と答えた時のような場合です

なんとなく意味は通じているようですが
①聞いたことに対しての答えではない
②日頃から、物事を深刻に(または論理的に)考えていない
という様子が窺われます

この手の部下は、どんなにいい大学を出ていても、やはり「頭が悪い」というタイプが多いようです
部下を育てる時、こんなやり取りを何度か繰り返してみてください

なんとなく調子が狂う部下(相手)
なぜだか苦情の多い部下
には、共通しています

日常会話には支障はありませんが、スピードを競うビジネスの世界ではこういうやりとりがトラブルを生みます
思わず
・そういうことならはやく言え!
・だからさっきから言ってるじゃないですか?
という問答が聞こえてきそうです

ビジネスの世界での聞き上手というのは、相手が言わんとすることを論理的に受け止めることができる人のことのようです

部下を育てる時、時間はかかりますが、こういう会話を訓練していくと、お客さんや上司・同僚とのコミュニケーションは飛躍的にアップします

最近のように、「コンプライアンス」が重要視されるビジネスには、「言葉遣い」というのは大切にしておくことが必要です

少し酷い言い方をしてしまいましたが、是非、みなさんの周りを見渡してみてください
・部下・同僚との行き違い
・お客様の苦情
の原因は、意外にもこういうところにあることがあります
それを、許容できる・許容してもらえるケースかどうかを判断するのも上司の重要な役目です
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GW(大型連休)の最終日はいつか。。。。? [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

昨日(5月5日)のニュース番組を見ていて少し違和感を感じました
何でも、昨日がGW(ゴールデンウィーク)の最終日とのことでした

小生はてっきり9日(日)までかと思っていました
職場では、30日(金)または6日(木)・7日(金)を休んで、連休にするように奨めています
もちろん交代制ですし、メンバーの了解を取ってのことです
「GWはあなたに譲るから、お盆休みは私が優先ね!」などという会話が聞こえてきます

小生だけかもしれませんが、気分的には、今年のGWは、4月29日(木)~5月9日(日)の10日間だと思っていました
ウィークというのですから、1週間のことかもしれませんが、大型連休というのなら9日(日)まで、数えればいいような気がします

GWと言ってもお休みが取れない人がいるから控えめに言うという説もありますが、サラリーマンが多いという現状からすれば、大胆に語ればいいのではないでしょうか

今、世の中では、GWの休日を地域に分けて変更する というような議論がありますが
もう少し現実的な対策を考えたらいかがなものでしょうか

今年のGWの特徴ですが、マスコミは、高速道路の渋滞ばかり報道していましたが
小生は
①新幹線に乗りました~意外と空いてました
②高速にも乗りました~渋滞には遭遇しませんでした
③高速道路のSAのレストランは並ばずに入れました~お弁当を持ってきている方がのんびり(ほのぼの)と芝生や、休憩コーナーで食べてらっしゃいました
④都心の道路も空いてました~普段の休日よりも、銀座も新宿も人が少なかったです
⑤デパートも「店員さんのほうが多い」という売り場もありました
などという光景を見てきました
あくまでも小生の行動パターンの範囲ですが。。。。。。

好天が続いたこともあり、今年のGWは自分のためにのんびりと過ごすことができました
休日を変更して、商売につなげるなどと考えるよりも、まだまだやらなければいけないことがあるような気がします
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事業仕分けの楽しみ方 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

また事業仕分けが始まるらしいです
前回は、仕分け人の顔の表情までどこかの大学の偉い先生が分析されていました
政治家だから仕方がないものを、事業仕分けとは関係ない評価です
マスコミのスタンスの違和感を感じられずにおられません

では、どんなことを楽しめばいいのでしょう
たとえば、
①憤るのもいいでしょう・・・・・!!「前政権はこんなにいい加減だったのか!」と
②仕分けられたのに、進歩や改善がない!
などと興奮されるのもいいでしょう

でも、今回の仕分けで4回目のはずですから、少し冷静に評価してみましょう
冷静になるには
みなさんご自身が
1.その仕分け対象法人の経営トップになった気分で話を聞いてみることです
①「はい!わかりましたので明日から廃止します」とは言えないはずです
②ご説ごもっともだけど、あいつを説得しないといけないなぁ!
などと考えてください

2.みなさんご自身がその対象法人で働いていると考えてみましょう
①総論はそうだけど、俺にも生活がある
②こんな楽な(おいしい)職場はないのに、つつくなよ!
③そんなこと入社する時には聞いていなかった
④ひょっとして、存続期間の規定があったりしたらどうしよう
⑤今まで何も言われなかったのに、何をいまさらこな話になってしまったんだろう
⑥家族にはなんて説明しよう
⑦今更転職なんかできないし不安だ
などと思われるかもしれません

3.ご自分が働いていらっしゃる企業とかに置き換えて考えてみましょう
①政府からお金が来ない(=売り上げが減少する)ということは、赤字になったり資金繰りがきつくなるということです
②どのように事業改革・組織改革をなさいますか?
③いつまで赤字を垂れ流しますか?
④有効な配転策はありますか?
⑤倒産しないためにはどうしよう?
⑥M&Aできるかなぁ!
などと考えちゃうかもしれませんね

今までの事業仕分けは、なんだかんだと言いながら、感情的な怒りとあきらめと他人事だった方が多いのではありませんか?

まず我が身のことに置き換えて考えてみませんか?

自民党政権のいい加減さ!
今の自民党に残っている人の罪
マスコミの大罪(いまさら他人事のように言うなよ。。。。)
等々思い浮かぶはずです

意外なことに、自分の会社の恥部等々も仕分けしなくちゃいけないことに気づいたりするかもしれません


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企業トップが仕事をしたがる時のリスク (船頭が多いと舟は進まない) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

企業トップが自ら仕事を積極的になさるのは好ましいことです。 いや、そうしてほしいです。
ただ、創設期の小規模企業ならいざ知らず、それなりに組織化された企業などでは、企業トップや管理職が仕事をしすぎる時には注意しなければいけないことがあります。

かつて、私が若い頃の話をしましょう。
優秀だと言われる若手課長の部下として融資の仕事をしたことがあります。
私もすでに一本立ちしており、大概の融資案件は一人で捌けるレベルだったと思います。
ただ、まだ平社員です。

新しい課長が、着任してほどなく、
「今日から、融資案件についてのお取引先との詰めは、課長と課長代理でする。 君らは稟議(りんぎ)だけ書いておればよい!」と会議で言い切ったのです。

私は、聞きながら笑いをこらえるのに必死でしたが、表向きは「さすがです。 わかりました。」とか言ってしまいました。
ほどなく、1か月もしない間だったと思いますが、案の定、課長と課長代理はパンク状態です。
お取引の駆け引きもあり、金利とか担保などはこちらのいい値だけで決まるものでもありません。
また、有力お取引先には訪問も必要です。
二人だけでこなすのは不可能です。

稟議(りんぎ)書きを任された小生たち若手も、情報もなく、稟議の組み立てもできず戸惑ってしまっていました。

いつの間にか、私たち若手スタッフがお取引先と交渉し、その結果を稟議(りんぎ)にし、それを課長のチェックとか意見のやり取りをしながら案件をまとめていくというスタイルに戻ってしまいました。

民主党政権になって、「政治家が行政をやる」的に、大臣や副大臣や政務官が必死ですが、
この光景をニュースとかで見るたびに、いつかの若い頃のことを思い出してしまいます。

日本の良きお役所仕事(あるいは大組織の仕事)は、スタッフが企画書を書き、それを責任あるポストの人が決裁していくというスタイルです。
あるいは、だれか偉い人のつぶやきを部下が組み立てていくということもあります。
だれかれとなく、雑学にも詳しく、会議の時も大所高所から議論し尽くします。
チームで仕事をするという美しい姿でもあります。
OJTということで若手も、
①企画立案とか。
②案件の組み立てとか。
③決裁までのハードルの越え方とか。
を失敗しながら、叱られながら、助けてもらいながら身体で覚えていくのです。

民主党の若手政治家には有能な方が多いのも事実ですが、
①すべてを一人ではできない。
②下積みのスタッフも必要。
③責任が集中してしまい、リスクやその責任が見えなくなる。
④仕事のやり方が伝わっていかない(いわゆる属人的)。

というような光景が見えてきてしまうようです。

ふと思うのは、
①議員数が多すぎる。
②役人が何でもやり過ぎてきた反動。
というのが、霞が関にある結果なのでしょう。

今度の公務員制度改革等には、こういう点もチェックもしていかないと、日本国の行政組織が組織じゃなくなってしまうような不安が残ってしまいます。



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社用車の運転手さんは「派遣」の方がいい [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

できるならスタッフは正社員でそろえるのが原則ですが、役員車等々の社用車の運転手さんは「人材派遣」の方のほうがいい場合が多々あります

理由は
1.自動車の運転は、やはり、肉体の衰えが影響してきますが、年齢を理由に運転手さんを変えることはなかなか容易なことではないようです
①心情的なものもあります
②運転一筋の方は他の部署に配置転換してもなかなか溶け込みにくい
③運転は個人差が大きく、一定の年齢での線引きが難しい

2.相性も影響するほか、もっぱら乗車する役員・支店長などが、人事管理をしづらい(苦情を言いにくい)
①「好き嫌い」が出やすい職種である
②前の人の温情を持ち出されてしまうケースもある

3.情報が漏れやすい
車は、ある意味、走る会議室です 
①正社員の運転手さんのほうが耳がダンぼになっていることが多いようです
②使用者の行動やプライバシー等が漏れやすく・面白おかしく話されがちである

4.運転にはプロ根性(および生活)が必要
プロパー社員の方は、車内行事や付き合いに巻き込まれやすく、寝不足等も予想される
人材派遣の方のほうが、プロ意識が高い

5.待遇差をつけにくい
①東京等の大都市に本社がある場合、地域別報酬制を厳格に定めないと、東京基準の給与になりがちである
結果として、その土地(地域)の実情に比べ割高なものとなってしまう
②正社員(プロパー)の場合は休暇対応が難しいが、派遣の方なら交代要員を得やすい

などが挙げられます
ストレートには説明のしづらい事項ではありますが、「わかる人にはわかる」事柄でもあります

正社員とか派遣とか雇用とか。。。。もう少し丁寧な議論をしていく必要があります
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かくして情報は漏洩していく ② (電車の中の光景) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

情報漏洩の話は、今ではよほどのことがないと騒がれなくなりました
やはり、各企業とも、社内教育・研修・ルールが徹底・浸透していき、情報の管理意識が高まってきたせいでしょうか。。。。。

情報漏洩にもタイプがあります
A:クレジットカードの番号のように、悪用されると大きな経済的被害をもたらすもの
B:住所録などのように迷惑行為に繋がるもの
C:健康管理の記録や成績表のように知られたら不愉快になる個人的な情報
などが典型的でしょうか

ここ数日、電車の中でこんな光景を見てしまいました

1.保育園の先生らしき女性(20代風)……帰宅時
小生が立っている前に座ってらっしゃいました
膝の上で一生懸命「保育日記」的なものを書き込み中です
どうやら、一人一人の園児の一日の記録を園長先生まで報告するもののようでした

なにも電車の中で書かなくてもいいのに。。。。。
というのが感想です

2.あるマーケット関連企業の男性(60代風)…帰宅時
小生のお隣に座ってらっしゃいました
明らかに裁判の書類です
ひょっとしたら公開されているものかもしれませんが
普通は見ないものです
具体的な企業の名前やトラブルの情景が見えてしまいます

その企業と関係のある人が見たら信用力が落ちてしまうようなものです

3.とある東証一部上場企業のOLらしき女性(30代かな)
出勤途中の方です 朝から会議なのでしょうか 難しい書類をお読みです
ある有名企業の方のようです
立っている小生の前にお座りでした

内容は、その会社の保有する特許等についてのもののようです
おそらく技術系のレジュメです
小生が見てもわからないものですが、見る人が見たら何かわかるようなものです

4.おそらく調停委員(女性)の方のようです(60代でしょう)
昼下がりの電車です
小生の横に座ってらっしゃいました

離婚関連の申述書です
会社でのこと、病気になったこと、妻の不出来等が赤裸々に書いてあるようです
これから午後の委員会に臨まれるのでしょうね
当事者の方の実名が大きく見えてしまいます

こんな風に覗き見してしまうのはよくないことなのかもしれませんが
みなさんの無防備さにはあきれてしまったので、ついつい書いてしまいました

①どなたも真面目そうな方です
②一生懸命なのだと思います
③ただ、何も電車の中で、その書類を広げなくてもいいのに!と思ってしまいます
④さっきの保育士の方については、電車の中でやらなくても。。。。と思ってしまいます
…とある駅であわててお降りになりました
⑤みなさん座っていらっしゃいました

いいか悪いかということよりも、「無防備」ということが気になりました

探偵気分で、その方々の仕事ぶり・生活ぶりを想像してしまいました。。。。


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ホテルのコーヒーはおいくらですか? [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

小生はコーヒーが好きで毎日飲んでいます。
朝は、カルディで買ったダークローストを自宅で入れて飲み、
後は(中毒ではないので)、気が向いたら
①モスバーガーでオニポテと一緒に
②ドトールでトーストと一緒に
いずれも200円位のコーヒーです。
いつもブレンドのホットコーヒーです。

ただ、流行りの
①スタバ
②マック
のコーヒーは苦手です。

小生にすれば、味はよくわかりませんが、
モスとドトールは味がよく、ちゃんとしたコーヒーカップに入ってくるのが好きです。

スタバとマックは容器がコーヒーをまずくしてしまいます。
しかもスタバのコーヒーは熱すぎるのです。

ところで、先日、あるホテルの喫茶室に何気に入ってしまいました。
ウエートレスの女性に何気なく、「ブレンドをお願いします」と頼んだのです。

窓からお庭がよく見えます。
おそらく庭の景観を売りにしているのでしょう。

ウエートレスの方は、きちんとした身のこなしながら、なんとなくスローモーです。
イスは100席以上ありますが、お客は、小生を含めて15人ほどです。
おそらく値段の高いイスなのでしょうが、どうも座り心地がよくありません。
イライラしてしまいます。
座面が狭いのです。

落ち着かないので、さっさと飲み終えてレジに向かいました。
「950円いただきます」 とのこと。
「えぇー」 というのが小生の実感です。
いつも200円位のコーヒーで済ませているものですから、その高額さに驚かされます。

小生    「確かメニュー表には400円と書いてあったのでは?」
レジの女性「いえ950円です」
小生    「メニューを見せてください」
確かに、小さな字で950円と書いてありました
しかし、400円という大きな字も書いてあります・・・・・どうやらケーキセットにプラスするかなんかのコーヒー代金のようです。
小生    「コーヒーのお代わりはできたの?」
レジ    「ええ おっしゃっていただきましたらお持ちしました」

ウエートレスの女性は、コーヒーを持ってきて以来小生のそばには来てくれませんでした。
他のお客もお変わりをしている様子もありませんでした。

なんでも結婚式では人気のホテルらしいのです。
平日だったせいか空いていました。

後で、同僚や部下やその他知り合いに、このホテルのコーヒーはいくらか?
と聞いてみました。
400円~800円が彼らの相場です。
950円と聞き、「へー」と冷めた表情です。
まるでそんなところでコーヒーを飲んだ小生をあざわらうかのごとくです。

かつては、ホテルの喫茶でコーヒーをよく飲みました。
いえいえ、ほかのホテルではこんなに高いとは思いません。
しかも、お変わりフリーで、椅子も瀟洒であったり質感が高かったりで落ち着きます。
ホテルのコーヒーはパフォーマンスがよかったのです。

これからは、お客さんの様子を見渡してコーヒーを飲まなければいけないのかもしれません。
どおりで空いていました。
味も、覚えていないくらいです。




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「宝くじ」に事業仕分けの真骨頂が出た・・・天下りとマスコミの報じ方と国民 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

「事業仕分けでいくらの財源が出てくるか」ということを期待されていらっしゃる方も多いとは思うのですが、小生は、この国の動かし方・動かされ方について考え方があぶり出されることに興味があります

マスコミが伝える限りでは、今回の「宝くじ」問題は凄く面白いものでした

詳しくはマスコミの報道に譲るとして
主な登場人物についてコメントしてみましょう

1.宝くじ関連の皆さま
①日本宝くじ協会     ・・・ 自治省主管
②日本宝くじ協会理事長 ・・・ 遠藤安彦(元自治事務次官、(株)日本宝くじシステム代表取締役、財団法人地方財務協会理事長)
 ※遠藤安彦氏・・・昭和34年静岡高校卒 
            東大法学部を卒業し、自治省に入省。
            富山県に配属。秋田県の税務署長。
            大分県総務部長。大臣官房審議官。大臣官房長、財政局長、事務次官の要職を歴任
③財団法人自治総合センター理事長・・・二橋 正弘(前内閣官房副長官(事務担当)、元自治事務次官)
 ※二橋正弘氏・・・1964年 自治省に入省
            富山県出身。東京大学法学部卒業。
            静岡県副知事、自治省財政局長。事務次官。
            小泉内閣内閣、福田康夫内閣官房副長官(事務担当)。

宝くじについて自治省が深く関与してきたということはやむを得ないとしても、遠藤・二橋両氏のご経歴・ご年齢をすれば、ボランティアでお役目をお勤めされてもいいのではないかと思われます

確かに、ご家族ご家庭もおありでしょうから、小生のようなものがこんなことを申し上げるのは甚だ失礼かと思いますが、ご発言の内容・回答ぶりからしたら以前あったかもしれない切れ味はどこに行ってしまったんでしょうね

2.応援団の皆さま
①伊藤祐一郎鹿児島県知事・・・・ラ・サール高等学校、東京大学法学部卒業。
                     1972年自治省入省
                     総理府地方分権推進委員会事務局次長
  総務省大臣官房審議官

   きっと地方自治のベテランで有能なのでしょうが、発言ぶりから想像すると、いかがなものか。。。

3.宝くじファンの皆さん

「宝くじがなくなる!」って本当に考えているのですか?
「事業仕分けのおかげで、あたりが増える」と考えると頼もしくなりますよ
一回くらい発売を休んで、その分、後で、倍額あるいは倍の当たりにすればいいのではないでしょうか

4.マスコミの皆さんへ

その時だけ興奮するのはやめましょうね
①息長く追及しませんか
②常識というか、普通に考えておかしいと思うことを問題にしてください
③ところで八場ダムはどうなったのでしょうか

5.仕分け人の皆さまに

きわめて常識的です
権限もなくもどかしいと思いますが、頑張ってください
10年くらいたったら、みなさんに感謝する日も来るのではないでしょうか









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地方分権についての石原都知事の慧眼(けいがん) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日、5月19日(水)の日本経済新聞「東京・首都圏経済」欄にこんな記事が出ていました
石原都知事を「さすが!」と尊敬したくなる話です

話は、東京23区の区長会が、「用途地域の決定権限について特別区に決定権限がある方が、円滑な指定が可能になる」と原口地域主権推進担当相宛に要望したことに対するものです

区長会は
①広域的な調整が必要となる事案は知事と特別区が協議して解決すべき
②都が区域を越えて策定する都市計画区域マスタープランなどで都市の一体性は確保されている
③用途地域の指定権限を特別区に移譲しても、都市計画の一体性を損なうことにつながらない
と主張しています

一方、石原都知事は4月下旬の記者会見あるいは5月21日の記者会見で
①区や市がそれぞれの判断で権限を行使すると、東京はばらばらな都市になってしまう
②都市計画の整合性の問題もあり一方的に区がやるのはいかがなものか
などとおっしゃっています

なぜ、石原知事がすごいのかというと
①記者会見では、「確かに区にも言い分があるのだろう」的な発言をしたうえでのこの発言である
②小生も23区内に住んでいますが、区(区長、区会議員)のレベルは、大局観にかけ、ただただ選挙に当選したい的な人たちも多い
③小生の住む区では、セットバック(※)ですら不十分
④電車や道路に乗っている限りではよくわかりませんが、隣の区との境界も入り組んでいますから、一体感のある政策が望ましい
などと思うからです

※セットバック:土地に接する道路の幅員が4m満たない時に、道路の中心から2m後退して建物を建築すること

東京都のホームページには石原都知事の記者会見の様子が載っています
どこかの政治家に比べたら、発言も明確で、マスコミにも怯みません
政治家はずばりと明言することも必要です
本当のことは、ずばりと直言するほうが信頼度が増します

本来なら、国政で活躍してほしいのですが too late ということでしょうか。。。。

[本]東京都のホームページより
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/kako22.htm

経済同友会の道州制提言にも一刀両断です




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講演会の講師を選ぶ時の参考事項 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

株主総会とか企業グループ、組合等々の総会の多い時期です
時間つなぎに、メニューの中に、講演会とかが組み込まれているものです
この時期ですから、もう講師の依頼も終わってらっしゃるかとは思いますが、ご参考になればということを書き留めておきましょう

仕事柄
①講演会・セミナーの出席依頼をよく受けます
②自らが講演会の裏方となって主催したこともあります
③恥ずかしながら、講師として呼ばれたこともあります

そういう経験の中から、少しお話してみましょう

1.ご講演のタイプについて
①知識・ルール披露型  (眠くなるのがこのタイプです)
②知恵・アイディア提供型(若干アバウトですがハッとしたりときめいたりします)
③苦労談・体験談披露型(肩が凝らないものです 事業に成功した経営者、芸能人・スポーツ選手等々の場合もあります)
があります

2.講師の経歴・出身について
①その人の存在自体に価値があるもの(苦労・体験談、知恵提供)
②組織的な背景があるもの(知識提供型 経済セミナー、制度説明など)
③なんとなく話がうまいタイプ(時々胡散臭い方がいらっしゃいます)

3.講師の選定について
①以前聞いたことがある方にお願いする
②相応のポストの方にお願いする(役人、有名企業の方)
③信頼のおけるセミナーコンサルタント(講師派遣業者)にお願いする
④マスコミ等の著名人に直接アタックする
方法などがあります

4.講師として不適切な人
①嘘・眉唾な話を言う人
②主催者・出席者の利害に影響する話しをする人(特に否定的な話は避ける)
③素性がよくわからない人(含:大風呂敷な方は避ける)
④講演を通じて、自らのビジネスに引き込むような話をする人(除:著作の宣伝)
・・・・催眠商法のような講演が時々あります
⑤人権に触れたり、差別・ハラスメントな発言が多い方
⑥コンプライアンス(法令遵守)に抵触する人
⑦暴力団等と関係のある人
⑧帰社してから報告できないような話をする人(内容のないあるいは整理の下手な人)
などでしょうか

講演とかセミナーは主催者の評価につながるものです
出席者の方の貴重なお時間をいただいています
有意義なものにしたいものです

先日、ある有名企業の新商品発表会に参加しました
その新商品の発売をサポートするご講演がありました

実は小生もその商品の販売環境について詳しいこともあり楽しみに期待して出かけました
ただ
①講師の方の素性が胡散臭い(経済産業省の委員会のメンバーとかおっしゃっていましたが経歴不詳)
②コンサルタントとのことですが、背景・ご経歴が不明
③差別発言、ハラスメントが話の中にいっぱい
④不明確なこと・および間違いがある
⑤資格・経験が必要な議論を素人判断で説明している
・・・・・たとえば、法律論を素人が条文も説明せず断定的に話すようなケースです
⑥やや催眠商法的な語り口であること
等を感じました
失礼ながら、話に耐えきれず、中座させてもらいました

あわてて、担当者が小生の元に駆け寄ってきましたが、事情を説明したら、彼もそれなりに理解を示してくれました
その講師が選ばれた経緯はわからないとのことでした

この時の新商品は全国ネットのテレビCMを行うような新商品です
①その担当者には申し訳ないのですが
②ひょっとしたらその商品はいい商品なのかもしれませんが
この講演を聞く限りでは、イージーな組織の方たちが取り扱っている商品であると思った次第です
講演の後のパーティーで、この会社の経営幹部にお会いしましたが、あまりにも商品知識に乏しいのに閉口してしまいました
所詮、売れればいいという商品のようです
本日もTVでCMが流れています

講演の終わりに、当社のコンプライアンスへの取り組みぶりのご説明がありましたが、空しいものでした
ただ、会が終わった後、「凄くいいお話を聞いた」と携帯電話で自社にお電話されていた女性の方がいらっしゃったのも事実です

小生がそれなりに面白いと思った講演は、大学病院の先生のお話です
特に
①ICU(集中治療室)の先生のお話
②麻酔科の先生のお話
③東洋医学の先生のお話
などは、万人向けでもありたいへん有意義です

ただ、お医者さんの中でも、
①臨場感のない方
②勉強されていない方
のお話は、ほとんど意味がありません

お医者さんのお話は
①命に密接に関連している
②身近な話である
②主義主張などの色がない
などの特長があります


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『顧客不満足』と『顧客不愉快』・・・・サービス業のCS [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日、ある会社の方からこんな話を聞きました。

「私どもは、苦情等々をいただいた場合は『顧客不満足』ということで、
①お客様が満足されるまで対応する
②お客様に満足していただけるような商品開発や苦情対応を行っていく」
というお話です

この話を聞いた時
①よく耳にする「顧客満足」(Customer satisfaction いわゆるCS)のことか
②結局は、お客様の声や苦情を真摯に受け止め、それらを商品開発や企業の成長に活かしていくことか
と思ったものです

ごもっともなお考えです

ある髪染め(毛染め)液のメーカーが、
①髪によく染まる「髪染め」を作ると、「額についた液が落ちない」 という苦情がある
②「髪染め液」が額に付いたのを落としやすくすると、「髪にうまく染まらない(色落ちもはやい)」 という苦情がある
ということで、
苦情を解消すべく
「髪にはよく染まるけど、液が額に付いた時は簡単に落ちる」
というヒット商品を開発したという話のようなことらしいのです

しかしながら
①苦情をネタにした商品開発が有効なのはメーカーの場合である
②サービス業などの場合は、
・苦情を満足に変えることは、究極、損害賠償につながる
・ややもすると、慇懃無礼な「言葉による説得か詫び」になる
・損害賠償をしないなら、相手を納得させることが必要
ということです

したがって、
ものづくりではない企業(銀行とか役所とか。。。。)の場合
「顧客満足とは「不愉快さ」を解消することに尽きる」
のではないかと思ったのです

サービス業の場合
①「苦情を商品開発につなげる」という言葉は、何か虫のいい響きに聞こえてきます
②失った信頼を取り戻すのはたいへんなことです
(メーカーなら「いい商品を発売」すればいいのです)
③お客を不愉快にさせないことこそ最大のCSなのです

最近の世の中は、理由なく「不愉快な気分にさせるビジネス」が多くなったような気がしてならないのです



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スーパーとか商店がなくなった村や町が増えてきているらしい(ビジネスチャンスがそこに) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

高齢化や過疎化で住んでいる家(住宅)の近所にお店がない地域が増えているらしいです
年が寄ると買い物に行くのにもたいへんな上に、隣町まで買い物に行くのはたいへんなことのようです

いわゆる地方の限界集落のだけではなく、池袋のような大都会の住宅街にまでそういった光景がみられるそうです

[本]テレビ東京5月29日(土)の 「田勢康弘の週刊ニュース新書」(午前11時00分~午前11時55分)で報じていました
【孤独な国・ニッポンの明日 第3弾 増える“買い物難民”】

近所の商店街の衰退や交通手段の不足によって日常の買い物が不自由になる“買い物難民”。その深刻な現状と、解消に向けた取り組みを取材した。

と。。。。。

いわゆる「ゆうちょ問題」の議論の中にもその姿を垣間見ることができます

まさしく便利になる中で、
「時代の変化に新しいビジネスが芽吹くチャンスがある」とでも教えてくれているようです
古典的に例を挙げれば
・公共交通手段
・いわゆる「せいきょう」のような配達ビジネス
・ネットビジネス
等々が形を変えて育っていくのかもしれません

①今、インターネットを普通に使っている人なら、老後はネットが凄く役に立つはずです
②一人暮らしをしていた亡き母が、賞味期限を過ぎた食品で冷蔵庫を満杯にし、不要な雑貨を買いこんでいた姿を思い出しました
③一人暮らしの年寄りをターゲットにした危ないビジネスも生まれてくるのでしょう

・・・・・そういえば、亡き母は
①デパートの外商さんにたくさんの不要なものを買わされ
②富山の薬売りにたくさんの置き薬を頼んでいました
③「せいきょう」でモノを買うのがレジャーのようになっていました

母いわく
「いざという時に買い物に行くことができない」とこぼしていました
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鳩山総理の日本株式会社の経営ぶりは経営の教科書 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

鳩山首相が辞意表明されたとのことですね
マスコミ的には大騒ぎになっていますが
小生の周辺では「巨人の4番バッターが誰かに変わる」程度の印象しかないようです

まぁ、今まで誰が4番バッターだったのか知らない人もいるくらいだから。。。。。
そして、次もまた相応のひとが4番になるのだろうから。。。。みたいな話かもしれません
その程度の出来事かもしれませんが、この鳩山首相のあり様は、企業経営者の反面教師のようです

たとえば、
オーナー筋の坊ちゃまが、いつの間にか社長になっちゃった みたいな風景かもしれません

鳩山首相の8か月を振り返ると
1.あれもこれもやりたい
2.優しい言葉で(社員の)みなさんに嫌われないようにしたい
3.今までの経営陣がやってきたことを否定して自分なりの自己主張をしたい

という思いは伝わってきました

しかし、
1.体制を見れば
①腹を割って話せる腹心の番頭さんがいない
②顧問とか相談役は多い
③株主筋には素直
という感じでした

2.ご本人のスタンスというか行動パターンは
①現場感覚がない
②構想が多く実行が伴わない
③優先順位が不明確
④組織対応ができていない(一人でできるとでもいうような考え方)
⑤謝りすぎ(謝れば、評価されると誤解)

⑥全体像の絵が描けていない
⑦落とし所も想定されていない
⑧決められない

というのが特長です

しかしながら、
①うつろな目が、自信のなさを感じさせてしまうし
②言葉の遊びが多すぎました

しかし、こういう後継者の方って、意外にいらしゃるものなのです
後継ぎの坊ちゃん経営者にはよくあるタイプであり、境遇のようです

少しだけ誉めてあげるとしたら
①今までの経営陣の無策と無謀と堕落を明らかにしてくれたことです
②退任後は、すぱっと身を引くことです

鳩山内閣は政治的な評価よりも
企業経営・組織運営の教科書として歴史を刻むかもしれないですね












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顧問税理士さんは、あなたの会社の応援団ですか? [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

今から10年くらい前のことです
税理士さんの勉強会に呼ばれ、「銀行から見る企業…税理士さんに応援してほしいこと」という趣旨の講師をしました
みなさん一生懸命で、そういう見方があったんだと感謝されました

そのご縁で、税理士さんの団体の地区セミナーで、お話をさせていただきました
「企業の応援団として、顧問先企業を育てていただきたい」とお願いたしました
みなさん使命に燃えていらっしゃいました

今から5年くらい前、税理士さんの会議に出席しました
メインは、ある生命保険会社の説明会です
その生命保険会社の社員の方の独壇場です

「××先生、今月、あと3件紹介していただけたら、ハワイにご招待です よろしくお願いします 他の先生もハワイが手に届くところにありますのでよろしくお願いいたします」
などと、会議を盛り上げていらっしゃいました

先日、税理士さん向けのセミナーに参加しました
有名らしい税理士さんが講師です
こうすればあなたの税務事務所も儲かる」的なお話が中心です

1.かつては、企業経営のアドバイサーとしての税理士さんの姿を頼もしく拝見しました
2.数年前は、保険の斡旋屋の税理士さんを発見し、驚きました
3.最近は、税理士事務所経営ご指南の話を聞きました

かつては、税理士さんの向こうに企業がありました
銀行と一緒になって、顧問企業を応援して行こうという姿が普通にありました

最近、税理士さんご自身が楽して生き延びていくために必死な形相を見てしまいました

銀行員は、ご融資をしたそばから、何年も先の企業の姿に思いやります
企業が躓いたら、お貸ししたお金が返ってこないからです
当然のことながら、「このご融資で大きくなっていただきたい」と願っています
「企業を育てる」などと言った大それた志を持っていたりします

今回の税理士さんのセミナーの話を聞いている限りでは
クライアントのために足下の税務対策をうまくやっていこうという風にしか聞こえません
企業の将来像が浮かんでこないのです
節税策も、
①納税を先送りしたに過ぎません
②企業経営を曇らせるだけです
③この企業の将来像が見えてきません
④もし、この企業に従業員さんがいらっしゃったのなら、なんて気の毒なことなのでしょう
こんな企業が大きくなるはずがありません

こんな節税策を弄するくらいなら、
①儲かった分だけでも、従業員さんに分配してあげてください
②内部留保を厚くするように仕向けてください
③将来につながる投資でもした方がいいのではないでしょうか

税金を節約するために、企業の力を犠牲にするなんてもったいない限りです
こういうことばかりやっていらっしゃる税理士さんがご担当されている企業に法人税減税などがいるのか!
と思った次第です

ただ、小生の知っている税理士さんの多くは、企業の応援団です ご安心ください

雨の日のゴルフを勝ち抜いていくための応援団です


[本]「雨の日のゴルフの理論(日頃の努力の話)」
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-10-15
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今、自転車が安い (買い替えるなら今) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

昨日、自転車を買い換えました
①防犯登録
②今まで乗っていた自転車の処分代金
を含めても12,000円ほどでした
26型で6段変速です

ブリジストンとかと言った有名メーカーのものではありませんが、かつての自転車に比べればはるかに優れモノです
軽快で、精巧です

今まで乗った自転車も動かないわけではありませんが
①ブレーキが緩くなっている
②変速装置が不具合
などと言った事情もあったので、この際、買い換えました
この自転車で、新宿や渋谷を走るのです
急にブレーキが壊れても困りものですから。。。。

特に値切ったとかそういうわけでもありません
従来の値段に比べればはるかに上質です

最近はリフォームした自転車を売っているお店もあるようですが
なにはともあれ、いわゆるデフレの恩恵です

所得が増えない中、こんな風に安い価格で生活必需品が買えるのはありがたいものです

①中国の人件費も上がり始めていること
②為替も、ここから先はそうそうは円高にはならないと思われること
③消費税も上がるかも知れないこと

今度のボーナスでは、安くて良質なものに買い換えるのが得策かもしれません

いつも思うのですが、どうして日本では、このくらいの価格で作れないのでしょうか
本当に人件費だけの問題なのでしょうか。。。。
今回買った自転車は日本のメーカーのものです
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「サラリーマンだから。。。。」・・・・今、顧客目線重視という企業で起こっているかもしれないこと [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日トヨタのディラーに行きました
セールスの担当者に売れ行きを聞いたところ、「自分の分は何とかなっているが、全体では芳しくない」との様子でした

小生も、トヨタの車を買い替えて1年ちょっとになるのですが、相次ぐリコール問題についてのご説明はなにも聞いていません
件の担当者に
「①リコール問題が相次いだが、国内のトヨタユーザーには説明はないのか
②豊田社長は個人のブログで何かお話されているようだが、個人的な発言ではなく正式な発言をなぜしないのか
③豊田社長は、レーサーもなさっているようだが、事故があった時にはトヨタは大丈夫なのか」
と聞いてみました

彼とは、比較的親しいので気安く尋ねたのですが、意外にも
「サラリーマンなのでどうしようもない」
との答えです

ある保険会社の営業マンに「その売り方はコンプライアンス違反なのでは。。。。。?」と聞いたところ、口を濁すだけです

そんなこともあったので、ある有名企業の内部監査担当の知人に、冷やかし半分に
「ひょっとして、担当者がお客さんから苦情とか意見をもらったら、その担当者は困るのか?たとえば「そんな苦情を貰うお前が悪い そんなことより営業成績を上げろ!」という上司の方が多いのか?」
と聞いてみたところ

確かに、数年前まではそう言う上司が主流だった 今でもそういう上司はいる

とのことでした

なんだか「顧客目線」とか「お客様のご意見を頂戴する」という言葉が空々しくなってきました
「言えば言うほど言うやつが悪い!」「ほっとけ!」ということのようです

どこかの大臣や知事に対して、 「ご多忙の中、個人のブログやツイッターを駆使して、個人プレーや個人的な発言・意見の吐露に走る暇があったら、組織として一体感のある公式の取組みを期待したい」 などと思いたくなるせつなさと同じことのようです

銀行の店頭には、お客様のご意見記入用紙があるはずです
どんどん書き込んでみましょう
最近の銀行では、ご意見カードに「意見がない」ことですら問題視されているのですが。。。。
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「葬儀場訴訟」について (皆さんはどうお思いですか?) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

インターネットのニュースとTV朝日の「報道ステーション」で見ただけで、個別具体的な問題を語るのは不謹慎かもしれませんが、住民側が敗訴したこの判決は、ちょっと違和感があります

つまり、
1.被害者(住民)側の言い分
①自宅の道路を挟んだ反対側(東側)に葬儀場がある
②自宅の2階から、葬儀場の中や霊きゅう車がよく見える
③自宅の新築は94年(平成6年)、葬儀場の建設は05年(平成17年)

2.最高裁の判決の要旨
①出棺の様子が見える場所は原告宅の2階に限られる
②葬儀の実施は月20回程度
③棺(ひつぎ)の搬入と出棺は速やかに短時間で行われている
④原告が強いストレスを感じているとしても、平穏に日常生活を送る利益を侵害しているとまでは言えない

3.TVの中で気になったコメント
①長寿化の影響で、参列者も高齢者が増えたので、住宅街に葬儀場ができるのはやむを得ない

4.以上を踏まえた小生の意見
①「お葬式問題」を「不快」という言葉で表現するのは、死者及びご遺族には甚だ失礼かもしれませんが、お葬式の当事者以外の方から見れば、「気になること・・・あまり気分のいいものではないこと」であるのは事実

②最高裁の判決要旨には、次のような違和感があります かつ、大人の解決が期待されます

a.葬儀が月20回というのは「多い」と考えるべき 1週間のうち5日は葬儀があるのです
・・・・人様のご不幸事を、月に20日も傍観することが心地いいわけがありません

b.「葬儀場が見えるのは2階に限られる」ということですが、東側の窓でもあり景観は保護されてもしかるべきものです
 まるで、窓があるのが悪い的なニュアンスになってしまいます

c.「棺の搬入とか出入りは短時間」というも、出入りがあること自体が気になるものです

d.「平穏に日常生活を送る」ということは主観的であるだけに、軽々と断定できない

e.住宅のほうが先に建設されている

f. 葬儀場が建設された当時、住民のみなさんは建設に合意していたとしても、できてみなければわからない問題点もある

g.住民側は、葬儀場の営業停止や撤去を求めているのではなく、「目隠し」を求めていることであり、この程度であるのなら、ビジネスとして経営している葬儀場も応じるべきである

h.そもそも、こういう社会インフラは、もっとゆったりした建設を行うべきである
この当事者の住民の方の損得だけで考えるのではなく、裁判外(訴外)の地域の利便と景観と言う大きなテーマで争いかつ判断するべきテーマでもある

i.現実的な解決策としては、葬儀場側は「目隠し」に自発的に協力するべきでしょう
目隠しを高くし、植栽を植えて、緑に囲まれた葬儀場にするように行政も仕向けたらいかがでしょうか

j.「高齢者も増えたので住宅街にあるのが望ましい」という意見は間違い
お葬儀には、各所から参列者がお見えになります
自宅の近所にあるから便利だとか楽だとかという議論は少し趣が異なっていると思います


小生は、仕事柄、本当にたくさんのお葬式に参列してきました
本来は近親者の間でしめやかに催されればいいものです

高齢化に合わせて、葬儀場ビジネスが急増したのもわかります
用途地域とかの状況もよくわかりませんが、もう少し規制があってもいいのではないかと思うような葬儀場があるのも事実です

小生は、父・母二人の喪主になり見送りを行いました
その時に強く思ったのは、「家族などの近親者だけで地道に見送りたい」という言葉につきます
父が、母が、こよなく愛した自宅にて家族だけのお葬式をしました
ある意味贅沢な見送りです

もし、わがままを言わせてもらうなら、小生のお葬式は
①家族だけで見送ること
②葬儀不要・・・・納骨だけでいい
…街中のごちゃごちゃしたところで葬儀する必要はない
③もし葬儀をするのなら、自宅または緑の森や花壇に囲まれたところでお線香をいっぱい焚いてほしい
と思っています
というのが本音です


狭い日本です
土地を有効活用することは必要です
しかしながら、騒音のおびただしい道路も放置されています

パチンコ屋やラブホテルのような商業施設も規制の範囲とはいえ無秩序に建設されているように見えてしまいます

葬儀場、コンビニなどは、地域住民の住まい方と調和するような街づくりが望まれるのではないでしょうか









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大企業のトップが見た中小企業 (そういう制度はすべてありますよ・・・・) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日(2010年6月29日)の読売新聞朝刊にある「論点」というコーナーに、武田薬品工業の長谷川社長が「中小企業の活力 官民で」と題して投稿なさっていました

長谷川氏は、日本を代表するメーカーの経営トップであるとともに、経済同友会の副代表幹事としてご活躍の御仁であられるようです

氏のご意見をお借りすると

1.中小企業は日本の経済発展になくてはならない
2.でも中小企業は弱い
と、現状分析された上で、対策もご提案なさっています

その対策としては

1.大企業や中小企業、地方公共団体による、「地域別・業種別の官民合同持ち株会社」の設立

2.大企業はOBを中心に人事・人材育成、経理・財務、知的財産・契約交渉、海外展開等の専門人材を派遣または紹介する

3.大企業と政府・地方自治体が協力して、中小企業が直面する課題を除去・緩和する仕組みを作り上げていくことが求められる

とのご提案です
大企業のトップ自らが、このように提案なさるのですから、日本の中小企業も力強い限りです

ただ、よく考えると、もう何年も前から、似たような仕組みはあるのです
①事業仕分けの対象になっているもの
②天下りの温床となっているもの
③大企業の支援が不十分なもの
等々いろいろです

小生も詳しくはないのですが、多分、今ある制度・システム・仕組みを見直し
氏のおっしゃるように、官民挙げて注力していけばいいのかもしれません

たとえば、
1.中小企業投資育成株式会社
http://www.sbic.co.jp/

2.中小企業基盤整備機構
http://www.smrj.go.jp/kikou/index.html

3.日本貿易振興機構(ジェトロ)
http://www.jetro.go.jp/jetro/

4.企業等OB人材マッチング全国協議会
http://www.jcci.or.jp/chusho/OBzinzai/obzinzaiannai0304.htm

等々です
小生も詳しくないので、長谷川氏のご意向にマッチしているのかどうかわかりませんが
こういう組織を活性化し、意ある方が応援していくこともいいのではないでしょうか

これらの組織の中には、先般の「事業仕分け」の俎上に上ったものもあります
大いなる無駄が現存しているのも事実です
天下り天国になっているのも事実です
継続的な事業ウオッチを通じて、意味のある組織になればかなり役立つ組織のはずです


ただ、日本の中小企業の極端な例は
①オーナー企業が多い
②誰でもが社長になれないような企業にはいい人材は集まらない
③オーナーは裕福であるが、従業員は貧しい
というような実態もあります

そういうところも開かれてくるといいですね





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「美味しいけど気の利かないお店」と「気は利くけど美味しくないお店」 (CSの本質は何だろう?) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

みなさんの行きつけの食べ物やさんってどんなお店ですか?

たとえば
1.美味しい
2.安い
3.雰囲気がいい
4.気が利く
5.落ち着く

等々の切り口で見たら、そのお店はどんなお店ですか?

実は、行きつけのうどん屋さんがあります
①しもた屋風の隙間風の吹き込むお店です
②若い人ばかりでお店を切り盛りしています
・・・・・どちらかと言えば、まじめだけど気が利かない感じです

③味は、煮干しのだし汁でまずまず
④麺は讃岐風

⑤値段は安い方
⑥小ぎれいな店とも言い難い

入口に釘状のフックが出ていて、先日、小生のスーツの上着の肩口に引っかかってしまいました
店の人は誰ひとり気にしていません

やかましい人なら、損害賠償ものです
小生は、気にいっていたスーツだったので、クリーニングやさんへ持って行きました
あるお店では、「10,000円くらいかな」とのこと・・・・・・・(新しいのを買った方がいいくらいです)
あるお店では、「6,000円くらいかも」とのこと……お願いしました

安いうどん1杯で、大きな出費です

もう行くの辞めようか
とか思いましたが、また今日も行ってしまいました

それにしても
①このお店の人たちからは、「申し訳ありません」とも言われていません
②「かけはぎ」は本当にきれいに直っています

慇懃無礼なCSという言葉など、この店にはありません






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「ゆうパック」の遅配が教えてくれるもの (あなたの会社の教科書です) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

「ゆうパック」の遅配が相当な数に上っているらしいのです
郵便事業株式会社(日本郵便)の集配センターの数だけでも2,556もあるのですから、どこかで小さなトラブルでも起きたら、それはそれは大きなトラブルになってしまうのでしょうね

お荷物を委託された方、お荷物をお待ちの方が、集配センター等々で汗を流していらっしゃる皆さんには、お見舞い申し上げます

今回の遅配の原因を、マスコミでは
1.「民営化」撤回がうまくいっていない
2.中元商戦・選挙といい、一年の中で、荷動きの一番多い時期に、ペリカン便の統合をしたのは無謀
3.選挙に成果を間に合わせるため、短期間で統合しようとした
等々、「それ見たか」的に報道しているようです

小生は、どうしても「ゆうパック」を使わざるを得ない時以外は、まず「クロネコ」を使っています
みなさんは、どうして「ゆうパック」をお使いなのですか?

①料金が安い
②小回りが利く
③集配の方が人懐っこい
等々それなりに理由や事情がお有りのことでしょう

小生が「クロネコ」を使う理由は、何と言っても
①集配とか配達のご担当の方がピリッとなさっている
・きびきびと素早い
・身なりも小ぎれい
②集配等の仕組みがきちんとしている(丁寧)
ということが挙げられます
見た目だけです

ご担当の方々のスピード感は他社にないものがあります
しかも、お取り扱いぶりは、他のどこの社よりも丁寧です

やむを得ない時に、次善の策で「ゆうパック」を使うようにしています
理由は、トラブルがあった時の損害賠償が受けやすいかもしれないからです

たいへん失礼なのですが、
「ゆうパック」の皆さんは、少しのんびり、まったり、かつややイージーな気がしませんでしたか?

企業体としても、現場で汗をかいた人が経営幹部にいらっしゃらないような気がします

先日、あるビルのエレベーターの中で、「ゆうパック」の係の方と一緒になりました
小生が「民営化されなかったのでよかったのでは?」と問うたところ
その担当者は「ええ!少し楽になりました」と話していました

おそらく民営化していたとしても、こういうトラブルは避けられなかったのではないでしょうか
幸い、死亡事故等が起きたとは聞いていません
ご迷惑のかかった御当事者の方には申し訳ありませんが、こういうことも経営の教科書になるものです

「他山の石」として我が身を振り返ってみるのもいいものです

今、日本全体が、少し緩い方向に向かっています
少しくらいは、緊張感のある堅苦しいように見える仕事の仕方があってもいいのではないでしょうか

もし、郵便局に行かれることがあったら、銀行と比べてみてください
小生の目から見れば、やはり緩い仕組みが散見されます
限度額云々や「優しい笑顔の応対」という前に、「信頼のおける金融機関かどうか」という点もぜひ評価してください


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今、儲かる(将来性のある)ビジネスは何ですか? [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日、ある企業の社長からお電話を頂きました

①日銀が始めた低利の融資があるらしい
②有名企業を退職した団塊の世代の人たちを(人材を)集めてできる仕事をしたい

というのがお話の出発点です
具体的なビジネステーマはよくわかりませんが、
自ら起業し、業績のいい会社を作り上げた彼ならではのお考えのようです

聞かれた小生は戸惑ってしまいました
しいて言えば

1.売れるものを取り扱うこと
・どこで売るか、何を売るか、だれに売るか がはっきりしていること
2.10年後を意識しながら、3年で見極めをつけること
・想像以上に企業の寿命が短くなっている
3.損失予算を設定すること
・本業を危うくしないこと

4.規模を大きくしようとしないこと
・変化の激しい時代なので小回りが利くこと
5.命に繋がるビジネスであること
・たとえば、農業、食品、医療関連等々
・中国等々の新興国とは距離があるもの
6.人材を育てること
・後継者の育たないビジネスは短寿命

7.昭和40~50年代に隆盛を極めたビジネスを見直すこと
・石油ショックをはさんで日本が高度成長を続けた時代です
・あの当時の人やモノがそろそろ寿命が来始めました
・ひょっとしたらビジネスチャンスが眠っているかもしれません

8.借入過多にならないこと
・融資は返さなければいけない
・実質無借金を目指すこと

とアドバイスをしました
小生には、具体的なイメージはわきません

今まで、人様がなさったビジネスのそばについてきただけですから
自ら、何かを作り出すのは凄く苦手です
自分でリスクを取ったこともないのです

①まだ若く
②失うものがなく
③再起のチャンスが残っている
のなら、0からスタートされるのがいいでしょう

0からスタートするリスクを取れないのなら
知恵と工夫が何かを生み出してくれるかもしれません





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オフィスの時計は動いていますか? [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

昨日(7/13)訪問した企業の事務所には時計がかかっていました
よく見ると、時間が違っています
どうやら、止まったままのようです

たかが時計ですが、「なんだかなぁ」と言う気持ちです
最近では、
・携帯を持っている
・いろんな電子機器・電気製品に時計が組み込まれている
ことなどから、時計の重要性は薄れているのかもしれません

一事が万事です
資源もなく、品質こそがストロングポイントの日本のビジネスです
いい企業 というのは こういう細かなところにも目配りがしてあるものです

「うちの時計は昭和の時代から止まったままだ!」とおっしゃる御仁もいらっしゃることでしょう
そういう企業は
・生業的
・職人芸
・芸術家気質
等々、独特の企業が多いものです

普通の企業の場合、こういうことにも配慮していかないと、小さなビジネスチャンスを見逃してしまうことが多いものです

(注)
銀行などでは、時計が止まっていたら「荒れた店舗」である可能性があります
時計が複数個ある場合は、時間が同一でないと叱られてしまいます
抜き打ち検査などでは必ず指摘されてしまいます

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「部下に任せた上司」「上司に任せられた部下」・・・最近、売上が減ったと嘆く前に。。。 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

夏休みです
最近の営業手法についてチェックしてみましょう

銀行員の営業マン(融資担当者)の中には、まるで自分一人で決裁ができるかのように話し、あるいはお取引先からもそんな風に見られている者がいます

銀行では、一人で意思決定ができる融資は皆無です
「稟議(りんぎ)」というものがあり、上司はすべてが審査官であり、大口案件になれば本部の審査セクションの決裁が要ります

なぜ、一人で決裁しているかのごとく見えてしまうかと言うと
①事前にその企業に対して与信枠(融資限度)や与信条件(貸出条件)を決めて内部決裁を取っていること
②簡潔にその企業のストロングポイントやウィークポイント及び先行きをまとめて報告していること
③審査官でもある上司を巻き込んでいること
が挙げられます

上司を巻き込むと言うことは何かと言うと
①上司(または本部)をお取引先に連れて行く
②上司が単独でお取引先を訪問する
等々して、上司自身の目でも理解してもらう
という仕組みがあることです

この上司や本部が直接訪問する時には
①自らの尺度でチェックする
②担当者の目利きが正しいかどうかをチェックする
そして
③お客様が融資担当者をどう見ているか
を確認しています・・・・お客様に対してさりげなくモニタリングをしています

優良企業(取引先)なのに、業績が伸びない時と言うのは
①担当者が、お客様のニーズに応えていない
②担当者が、お取引先の要望を理解していない
③担当者とお取引先の相性が悪い
というようなことが実は主因になっているケースがあります

近年の営業現場では、いわゆる「成果主義」が跋扈し、「ネズミをたくさん取るネコがいいネコ」的に評価をなさっていませんか?

そのため
担当者は、挙積の上がらない事情を
①自社の商品が悪く取引先のニーズに合わない
②取引先の嗜好(指向)が変わった
③取引先の担当部長・担当者がよくない
というような相手の問題にすり替えていることがあります

転職が多い時代です
「担当者一人に」取引のパイプを絞り込むほどお取引先は寛大ではありません

①「部下に仕事を任せている」懐が深い上司のふりをしている
②「上司から任せられている」優秀な営業マンを装っている
というようなことはありませんか?

お客様は正直です そういう状況が続くとお取引は間違いなく細っていきます

たった一人の担当者に企業の事業生命を左右されるようなことをいつまでも放置しているような取引先はないのです

時代はますます不確定度を増してきました
優秀な部下を持っていることで安心すること

自分の目で確かめること
の両方が必要かもしれません

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トヨタの担当者から「夏休みの連絡」を頂きました [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

夏休みです

企業の中には、会社を挙げて休業日とするところ
カレンダー通りの営業で、社員は交代で休みを取るところ
等々いろいろのようです

さて、先日の土曜日(8月7日)に「トヨタのお店」の担当者より 「弊社は8月10日~17日まで休みを取る」との電話をいただきました

気の利いた営業マンです
1年半ほど前に新車を買い換えたこともあって、定期的に連絡をしてきます

①お車の調子はいかがですか
②台風が来るようですが、車の周りには、吹き飛ばされそうなものはおいてありませんか
③定期点検の予約はどうしましょうか
④今、展示会をやっています お越しになりませんか

あの「トヨタのお店」では若い方の営業マンですが小まめです
おそらく彼の器量でやっているのでしょう
小生はサラリーマンですから、すぐには車を買い替えることもありません
それでもパイプを切らさないように連絡をくれます
彼がいる限りは、「次も彼から車を買おう!」と思わせてくれます

ただ、本音を言えば、
1.夏休み連絡は、「トヨタのお店」から葉書(またはメール)で欲しいものです
(理由)
①書き留めるのは面倒です
②彼が担当ではなくなったら、きっとそいう連絡はいただかないと思われるからです

2.リコール続きのトヨタです 「あなたの車は問題がありません」連絡がほしいものです
(事情)
①この件について、国内ユーザーには(少なくても小生には)、無言です
②件の彼からも「サラリーマンなので。。。」と口を濁されたままです

3.サービス工場(修理工場)くらいは、開けておいてほしいものです
(理由)
①こういう時こそバッテリーがあがったり
②タイヤの不具合があったりするものです

かつては暑中見舞いを兼ねてこういう連絡をされていた企業もそれなりにありましたが、こういうことも経費削減または合理化の一環から減ってしまったようです

「自社の既往客は他社の新規客」ということをお忘れなきように。。。。。。。。
既往顧客とのコミュニケーションを忘れたビジネスはやはり置いてきぼりを食ってしまいそうな予感がします





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民主党株式会社を審査する (あなたなら「融資」しますか? 「ひと、もの、かね」をチェックしてみよう) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

古くからある企業のようですが、1年ほど前に、「商品」が見直されて急に人気が出てきた企業です

ところが最近「商品」の人気に陰りが出てきて、「お金を貸してください」と申し込みがなされました

さぁ、みなさん!どうしましょう
融資判断をするのは皆さんです

少しだけポイントを整理しましょう
「ひと」「もの」「かね」+α などをチェックしながら、
①将来性
②ここの商品は安心して買えるのか
③赤字の垂れ流しは止まるのか
などと思い浮かべながら考えてみませんか

ひょっとしたら、あなたの会社と似てるかもしれません

1.「ひと」について

①経営陣について

かつては他の会社の創業者筋の方が社長でした
でも、おぼっちゃまですから、人に頼りっぱなしです
何か発言したかと思えば、頓珍漢で前言撤回のようないい加減な人でした
数ヶ月前に、「私は引退します」的に奥に引っ込んだのに、何やらまたうごめいています
その論理は相変わらず迷走調です

よくある話ですが、過去経営に失敗された大御所経営者は、なぜか豪邸に住んでいらっしゃいます
私財を投げ打ってでも再建なさるお気持ちはおありですか?

後継社長は、どちらかといえば、正義派・社会派筋の方でした
一兵卒で議論なさっていた時は、なかなかの論客でしたが、トップに立ったらなんだかふらふらされています
上げ底の議論が、露呈し始めました
まるで、青年課長がいきなり社長になってしまったようです

②取締役の皆さんはどうかと言えば、若くて学究肌の方が多いようで、腰を据えた「現場感」が乏しいようです
・株主総会を欠席してタレントの結婚式に出席した人
・取締役会を早退してテレビに出演したり、ツイッターで一部のものに情報を漏えいしたり、こそこそ動いている人もいます

③かつては役員だったのに、今は少し距離を置いている営業本部長はどうでしょうか?
・営業をやらせれば彼の右に出る者はいません
・かつては別の会社で営業担当専務をなさっていた人です
・ただ、胡散臭さは天下逸品です
・取り巻きも「こわもて」の方が多くて、なんだか怖いくらいです
・腕力で営業をなさるのを得意とされている皆さんです
・一時的には商品販売も息を吹き返すのでしょうが、そのうちまた販売不振に陥ることが想定されます

④新入社員や若手の方はどうでしょうか?
・理屈よりも営業のたくましさに惹かれてしまうかもしれません
・自分の営業を助けてくれるのは誰なのか!などと考えて「理屈よりも現実」を見比べて戸惑い気味です

2.「もの」について

一年前は、「活きのいい商品」を売っておられました
しかし、最近は、不要な部品やサービスが付いていたりで、基本的な機能はそれほど優れモノでもないようです

こわもての営業部隊は、
・こんなにいい品物なんだから売れないのがおかしい
・理屈ばかり言っているから売れないんだ
的に、経営陣にブーイングの状況です

よく見ると、他社の商品のほうがよく見えてきたりします
この調子では、こわもての営業部隊がどんなに声を荒げても、売れ行きの希望は限定的です
他社製品のほうが、機能強化やサービス向上が進み始めているのではと錯覚してしまいそうです

3.「かね」について

かつては、「経営の合理化に努めます」とバラ色の青写真を描いていらっしゃいましたが
やっぱり、「コストがかかるので、売価を値上げさせてください」と宗旨替えです

「借入金は必ず減らします」と頭を下げていらっしゃったのに、気がついてみたら
①「そんなこと言いましたっけ!?」
②「それは売り上げが回復してからのことです!!」
とでもおっしゃりたいようです

特に営業部隊の方は
①まず売上ありき!
②もっともっと交際費を使わなくちゃ
という具合で
③他社の製品よりも悪い品物を押し売ろうとされています

4.「情報」及び「ディスクローズの状況」はいかがでしょう

いったいこの企業は
①どこから情報を取って
②どんな情報を発信されていらっしゃるのでしょうか?
③誰が責任を持って情報を流していらっしゃるのでしょうか?

マスメディアを見るたびに、無責任な発言が跋扈しています

ディスクローズも不十分です
あの話題はどうなったのですか?
①前回の経営危機に陥ったことなんかもうお忘れなのでしょうか?
②不透明な財務内容(粉飾)
③不良在庫の数々

この点の責任を取って退任された前社長が、
「そんなことはもう忘れた」
「この一大事にそんなことは言ってはおれない」
「自分が社長になった大恩人が意を決したのだから応援しなければいけない!」
とおっしゃっていらっしゃるようです


5.審査にあたって。。。。

融資審査をなさる皆さんは、
①株主ではありません
②この企業の役員でも社員でもありません
しかし、
③重要な消費者です


小生なら、
A:条件を付けてお金を貸す
B:融資を拒絶する
C:このお金は他の企業のためにご融資する

この選択を冷静に行います
おそらく無条件な融資はしません

かつて経営に失敗した旧経営陣の再登場は早すぎます
いかに営業ありきでも、いつか来た道を歩くだけです
「昔はよかった」的な懐古的な議論に騙されたら危険です
「消費者はこんな商品を求めている」というその消費者像が見えてきません

新経営者になってまだ数カ月です
企業は社長一人で動いているわけではありません
「ひと」「もの」「かね」の有機的な連合体です
そこで「先行き」(将来)を占うのです

①最近はトラバーユも簡単になりました
②気がついたら、優秀な幹部や若手社員がいなくなってしまうかもしれません
③商品にも目新しさがありません
④販売手法も旧態依然に戻ろうとしています

基本は大切ですが、

「上げ底の基本」や「さわやかさのない雄弁なだけの基本」は危険です

みなさんのような賢い消費者はどんな洗濯(選択)をなさいますか

このままでは、大きな不良債権を抱え込んでしまいます
おそらく、こわもての営業部隊が表に出た企業は、時計の針を昔に戻すだけで、さらに経営内容を悪化させます
社長が1年に3回も変わる企業に信用など置けません!!








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もっと官僚組織を使いなさい! (「政治主導」とか「政治家主導」というのはごまかしの始まり) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

憲法第15条第二項には「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。」と書いてあります

数多いらっしゃる公務員の皆さんは崇高な使命感の下で一生懸命働いていらっしゃいます

事実、小生の友人にも公務員はそれなりにいます
彼らの多くは、本当に優秀で、よく働きます
頭脳明晰なのには驚かされます
時々脇が甘いところもあったりしますが可愛いものです

もし、彼らが優秀でないとすれば
①民間企業のような優秀なリーダーに恵まれていない
・・・・だから、明日の我が身の処し方の鏡として上司を見てしまい、批判や改善をしないのです

②できの悪い政治家の一言に振り回されている
・・・・つまらない仕事が増え、かつ文字通り我田引水のような筋の通らない仕事が増えてしまう
   そもそも政治家の口利きで公務員になれた人もいそうです

③民間企業では3人でやっている仕事を、公務員の皆さんは4人でやっている
・・・・だから休暇が多いのです
   出張とか外訪とか会議への出席に3人組が多いのです(一人は留守番です)

民間企業がなぜ優秀なのかといえば、チーム力が優れているからです
必ずしも、一人一人が優秀なのではなく、チームとして優秀だからです
①コストや時間に制約がある(「1円でも安く1秒でも早く」が合言葉です)
②目指す目標が明確で、「今日よりも明日は高いレベルになろう!」と意欲的です
③赤字なら給料やボーナスが減り、仕事ぶりが悪ければ首になるからです

今の民主党の崇高な政策がうまくいかないのは、「公務員をうまく使いこなせていない!」
ことにも原因があります

「政治主導」、「政治家主導」というのもいいのですが、リーダー一人では国家は動かせません
有能な組織が必要です

「政治主導」、「政治家主導」という言葉が虚しく聞こえてしまうのは
①できの悪い(仕事のやり方を知らない)上司がたくさんできてしまうからです
②今のように「短命政権」が続くようだと悲惨そのものです・・・思いつきとやりかけの仕事が増えてしまうからです

もし可能なら、
1.「政治」「政治家の発想」を大事にする
2.不正を許さない
3.船頭を減らす(政治家を減らす)
ことが必要です

政治テーマに「地域主権」とか「地域主導」とか「地域主義」などというのがあるようですが
国以上に、地方自治体では、
①公務員の力が踏みにじられています
②いわゆる「公務員」が多いです
③政治家のレベル・モラルにも課題が多いようです

「地域」を論ずる前に「国のかたちを整える」ことのほうが優先事項ではないでしょうか!!



そもそも明日の日本を考える時に

①公務員の皆さんの勘違い・・・われわれは国民を動かしているという奢りが見え隠れします
・勉強しない人
・知恵のない人
・汗をかかない人
も多いのが実情です

②政治家の勘違い・・・・公務員を自分の僕(しもべ)のように思っている人が多いようです
・まるで国民や選挙民の利益を代弁しているかのような発言をしながら、特定の後援者や選挙民のためだけに動く人も多いのです
・足元の利便だけの発想の人も多いです
・「先生」と呼ばれてくすぐったくないですか?

③国民の勘違い・・・・公務員をサービス業としか思ってない人もいます
・自分は義務を果たさず、権利だけや利便だけを求めていませんか
・自分でできることは自分でやってください

共通項は「ずるい!」ということではないですか
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街の中の女性。。。。3態 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

ひょっとしたら、これはたまたま女性の方だったのかもしれません

ある日、こんな光景に出くわしました

まず一つ

とある日の朝の8時半くらいのことです
バスを降りた人たちが横断歩道を渡ろうとしていた時です
その列に、スポーツウエアに身を包んだ女性の自転車が突っ込んできたのです

少し下り坂だったからでしょうか
赤い交通安全標識棒を持った交通誘導員のおじさんの制止も聞かず
人ごみの中を、ハンドルを切ることもなく、ブレーキをかけて止まることもなく
横断歩道を渡っている人たちの間を通り過ぎて行きました
おそらく珍しい光景です

お友達とのテニスにでも向かわれる途中だったのでしょうか


そして二つ目

バス停で、バスを待つ親子連れ
お子様は3歳くらいでしょうか
お母さんと思しき女性は携帯の通話に夢中です
お子様は道路端の植え込みの中に入ろうとぐずっています
それでも、お母さまは携帯を離さず片手でお子様を捕まえようと必死です

携帯を切ればいのに。。。
車が来なければいいが。。。。
道路に飛び出さねばいいが。。。。


さらに三つ目

そのバス停では、たくさんの人が待っていました
日差しが強くて暑く(熱く)てたまりません
20人くらいいたバス待ち客の皆さんは日陰に寄り添った状態です

そこへ20代後半と見受けられる若いカップルがやってきました
そのカップルの女性が、「バスを待つなら並ばなければ!」 と怒りだしてしまいました
バス待ちの客は、どう見てもお年寄りが多そうです
終点まで二つしかバス停のない短い距離です
そして、全員が乗り込んでも座れる程度の客数のはずです

もし立たなくちゃいけなかったとしても
「若いあなたは、座らなくてもいいんじゃないの!」と言ってやりたいほどでした

結局、その女性の怒りがおさまらず、カップルは、この熱い日射しの中、一つ手前のバス停を目指して歩き始めました
バスに乗り込んだら、お二人が並んで座っていらっしゃいました

たまたま女性だったのかもしれません
でも、この三つの光景のような人は、職場にはいてほしくないタイプの人でした

そういえば、東京では、結構バスも便利なのです


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