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賞与考課・・・・結構面倒ですが、簡単にやりましょう [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

この時期は、賞与考課をなさっていらっしゃる方もいらっしゃるのではないですか。。。。。

コンサルタントさんの指導を受けたりして、人事制度がすごく複雑になっていませんか。。。。
大企業並みの複雑な仕組みになっている企業がよくあるものです

社員を評価する基準(尺度)はそう沢山あるものでもありません
企業が健全に事業を行っていくための構成員を評価する制度が考課制度です
なぜだか「考課」っていうと難しい話になってしまいます

要は
①賞与を払える総ファンド(総額)を決めること
②賞与の配り方を決めること
③賞与を配った理由を説明すること(フィードバックと言います)
そして、
④毎月、賞与を配る基準とその達成度を説明しておくことです(軌道修正するチャンスを与えてください)

一律支給なら、難しい評価は不要ですね


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「事業仕分け」時代の企業経営 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

「事業仕分け」の作業現場を見て、みなさんはどう思われましたか
小生には痛快そのものです

一部のマスコミでは
・公開処刑だ
とか
・どういう権限があるのか
とか
・全体像や将来像を見ない細かな見方だ
とかおっしゃっている方も多いようですね

しかし、あるラジオのコメンテーターが、ポロリと漏らしたのは
作業現場で、担当の役人の顔を見ていると
「廃止!」とか「見直し!」と言われても、みなさんけろっとされている
まるで
「廃止とか見直しだと言われるのが当然かもしれない」
と事前に思って臨んだみたいだったそうです

小生は、不愉快に見えた点は一つもありませんでした
①「仕分け人」にの皆さんはよく勉強なさっている
②こんなにいい加減なことが多かったんだ
③天下りの実情がよくわかった
というのが実感です

おそらく、また政権が変わったとしても、この無駄の発見は続くでしょうし
無駄っぽいことにはブレーキがかかるのでしょうね

ところで、企業の生き方は、今度の仕分け政権で大きく変わらざるを得ません
以前なら、「お役所=官公庁と取引していること」が、企業業績の安定度の指標でした
しかしながら、こうも無駄作りに加担していたとなると
「お役所=官公庁と取引していること」が大きな不安指標になってしまいます

今こそ、
①スリム経営な企業
②得意分野のある企業
③世の中に必要なものを取り扱う企業
しか生き残れなくなりますね

今後の日本が楽しみになってきました
頑張れ!>事業仕分け人の皆さま


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ワイシャツのステッチを見たことがありますか? [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

かつて円高デフレ・円高不況と言われた頃がありました
昭和60年頃(※)の話です


その頃はまだ、サラリーマンが愛用するワイシャツは国産でした
デパートでの定価は5,000円くらいが一般的だったでしょうか
その頃、小生のような船場の繊維問屋を担当する銀行員は、2,000円~3,000円位の白色の無地のワイシャツを着ていました

繊維問屋の不良品(いわゆるB品、B級品)を分けてもらっていました(ノルマでかわされていました)
微妙なキズや糸のほつれなどがありデパートの店頭では売れないものだったようです

これらのキズとか不具合と言えば
①本当に微妙なキズ
②糸のちょっとしたほつれ
③胸元のボタンの脇の縫い代部分のステッチ(縫い目)の歪みや不揃い
などのことです
洗濯すれば、すぐに忘れてしまうような部分です
言われなければ誰も気づかないような不良でした

このくらい当時の日本品質基準はうるさかったものです
あるいは、NICs、NIEs諸国産のワイシャツや肌着なら毛嫌いされてしまうような方々(消費者)がいらっしゃいました

さてさて、昨今ではいかがでしょうか
①どこの国で生産された製品かご確認なさったことがありますか?
②ワイシャツの縫い代の5ミリ幅くらいのステッチが歪んでいることを気になさったことがありますか?
③一体いくらのワイシャツを着てらっしゃいますか?

近年、小生が着ているワイシャツと言えば、1,000円~3,000円位のものです
どなたからも「安物を着ている」というご指摘を頂いたことはありません。。。。。。

①日本の物価がなぜ上がらないのか
②日本製品が、なぜ、海外で競争に負けるのか

このワイシャツのお値段の変化は、こういう海外輸入品の隆盛への答えの一部分なるのかもしれません

ちなみに、ワイシャツなどを縫製するJUKI、蛇の目、ブラザーなどの工業用ミシンが世界中に設置されているのです
優秀な日本の機械で作るのですから、中国・インド等々のアジア諸国でできた衣料品の品質も格段に向上しているのです
また、多くの日本人が細部にわたる過剰品質を求めなくなったのです

スーツにおいてもしかりです
かつては、スーツ1着の値段が初任給と言われた時代もあったのです・・・・・・・

そういえば、このワイシャツ問屋さんは数年前に倒産したというNEWSを耳にしました


※1985年(昭和60年)9月のプラザ合意の後の急激な円高によるデフレ・不況の時期をご記憶の方はいらっしゃいますでしょうか
 (実は、この時期は、日米円ドル委員会が設けられ「金融自由化」が議論されるなど、今日の日本経済の曖昧さがスタートした時期かもしれません)
 円高を背景に、アジアNICs諸国(アジアを中心としたNewly Industrializing Countries(新興工業国)その後Newly Industrializing Economies:NIEsと呼ばれた)から、低廉な輸入品が急激に増えた頃です




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「きんま」(木ん馬)道ってご存知ですか?・・・・・(日本の林業を知るために) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

以前、東京:木場の材木問屋を担当していた時がありました。
その当時、木場の長老のみなさんに、「木ん馬(きんま)」の話をしていたら、
今の木場の若い者は、「木ん馬(きんま)のことなど知りはしない」 と嘆いておられました。

「木ん馬(きんま)」とは、山間の山林から切り出した木材を麓まで運び出す道具です。
堅い木で枕木のように道を作り、「そり」のようなものに木材を乗せて、滑りだすのです。
ワイヤーで進路とスピードの調節をするとはいえ、それはそれは危険な作業です。

各種のブログやHPを参考にすると、
中部日本から西日本の山林で活躍していたようです。

日本の林業は過酷です。
①雇用対策
②自然環境の保護
③エコ
等々、お題目は綺麗ですが、
林業の実情は、
①木材の搬出コストが高い (木材相場が低迷し、造林・搬出コストに見合わない)
②山林労働が過酷・危険
等が挙げられます。

山林業の後継者が育たないのも頷けるはずです。

①間伐をしないから山林が傷む
②山林が痛むから、自然災害が発生しやすい
③山が放置されているから、サル、クマ、シカ、イノシシなどが、ふもとの集落に降りてきて農作物などを食い荒
④スギ花粉も放置されており、「花粉症」が蔓延する
らす
などが指摘されています。

エコとかということで、「割り箸」も否定されたりしますが、
間伐(かんばつ)などの山の手入れがビジネス化される行動が必要です。

あなたのお宅に、日本の木で作った板は使われていますか?


(参考)
「愛知県県有林事務所」のHPより
http://www.pref.aichi.jp/kenyurin/nutazawa/4/index.html

「間伐屋木左衛門(かんばつやもくざえもん)の手記」より
http://blog.morinokuni.net/?eid=202571

「現役の木馬道(きんまみち)@鳥取」(アトリエフルカワ一級建築士事務所の古川産のブログから)
http://af-site.sub.jp/blog/2007/02/post_661.html
http://www.ne.jp/asahi/af/home/af/about-af.html


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企業年金の利回りはいくらか? (日本航空問題の裏側) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

日本航空の年金問題が表面化していますね

昨夜のテレビのコメンテーターの一部には、「労働債権の後払いだから。。。。」的なことをおっしゃる方もいらっしゃいました

確かに、企業年金は、退職金を一時金で受け取らずに、分割後払を選んだ人たちのものです

今回、日本航空の企業年金の利回りが、年4.5%だと報道されています
おそらく、この年4.5%は多くの大企業が採用されているのではないかと思います

5年物の預金利率が1%もしない今の時代ですから、かなり高利回りです
テレビのインタビューでは、老後の生活設計が狂うなどと答えていらしゃった方もありました

そんなことよりも
株価が低迷し、5年物の金利が1%程度の時代が長く続いている中にあって、年4.5%もの利回りで回っていることのほうが不思議です

報道はされていませんが、本当に年4.5%でしょうか
とかく、こういうものは水銀柱のように、一度高い値を付けたら、下がらないというのが一般的です
記憶では、数年前までは、年5.5%が適用されている企業が多かったはずです

しかも、利回りの引き下げは、現役の人たちに適用されるのが一般的であり、すでに退職して年金を受給なさっている方々の年金利回りには手を付けていない企業が多いはずです

この年4.5%報道は、ひょっとしたら
①数年前からの退職者に適用されるレートではないのでしょうか
②既受給者の利回りはいくらなのでしょう

なんてことも気になりますね
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霞が関の遠景・・・・省庁再編は有意義であったのか [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

企業によっては、社長が営業本部長を兼ねていらっしゃったりするケースがあります

こういう企業を見た時、
①社長の意気込みがよくわかる
反面
②社長が本部長をやらなければいけないほど、この部門は低迷している可能性がある
③社長が本部長をやらなければいけないほど、人材がいない
④総合的な責任をとる方はどなただろう・・・・?
などと思ってしまいます

ところで、2001年(平成13年)1月6日より中央省庁の再編が行われました
再編は、縦割りによる弊害をなくし、内閣機能の強化、事務及び事業の減量、効率化する事等が挙げられたらしいです

国土交通省や厚生労働省は、なんだか肥大化していませんか?
霞が関界隈の噂によれば、各局長が大臣に会うことも大変になってしまったらしいのです

スリム化を目指した結果、肥大化してしまった
効率化を目指した結果、効率的に情報が伝わらなくなった
というのも笑えます

国土交通省のHPによれば
国土交通行政の使命 人々の生き生きとした暮らしと、これを支える活力ある経済社会、日々の安全、美しく良好な環境、多様性ある地域を実現するためのハード・ソフトの基盤を形成すること。
[本]http://www.mlit.go.jp/about/file000010.html

厚生労働省のHP(こどもQ&A)によれば
人が生まれてからおじいちゃん、おばあちゃんになるまでの毎日の暮らしに深くかかわっている(人の誕生から雇用、老後の保障まで、私たちの生活に安心と活力をもたらす政策を一緒になって取り組む)とのことのようです
[本]http://www.mhlw.go.jp/kids/dl/QA-panf.pdf




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プロ野球選手の年棒とサラリーマンのボーナス [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

スポーツ新聞を見ると、プロ野球選手の年棒交渉の結果が載っています

チームの成績への貢献度と個人成績とそれから集客への貢献度+期待度などを総合して決められるのでしょうか。。。。。

優勝して、しかも集客が多いと総じて年棒アップの選手が多いのでしょうか
優勝しなかったら、個人成績が良くても、年棒は上げにくというのも実情でしょう
ただ、FA宣言でもされて逃げられたり、ライバルチームに移籍されたら困るので、阿吽の部分もあるかもしれません

でも、マスコミに常時監視されていますから、月々の功績もわかりやすいものです

さて、サラリーマンのボーナスです
労働組合が強くて、一律、月給の数か月分などという風に決まれば別ですすが、
多くの企業では
コンサルタントの方のご指導を参考にかなり難しい基準で評価されているのではないでしょうか
3月決算の企業であれば、評価の期間は
 4月~9月までの仕事ぶりの評価を12月の賞与(ボーナス)の基準に
10月~3月までの仕事ぶりの評価を6月の賞与(ボーナス)の基準に
査定されています

たとえばこんな基準でしょうか。。。。?

1.業務推進度
企業ですから、全体の業績が伸長することが必要です
①営業マンなら販売の度合い
②技術屋さんなら技術・商品開発の度合い
③本部スタッフなら企業のコントロールや企画の提案の度合い
④工場などの現場スタッフなら操業の度合い
評価は売上伸長とか収益実現とか経費節減とかという視点

2.能力開発度
能力レベルの水準度合いです やはり働くからにはレベルアップしないといけません
①ミスの度合い
②工夫の度合い
③知識の度合い
評価は主観的かもしれません

3.人材育成度
企業は「人」が財産です 上に立つためには、人材を育てる能力も求められます
①チームとしての協調性
②部下・後輩の育成度合い
評価はこれも主観です

4.コンプライアンス
どんなに業績を上げても、ルール違反は企業を滅ぼします
したがって法令順守などの状況です
苦情・クレーム・トラブルなどの件数や重たさで評価されるのでしょうか

5.その他の貢献度
いわゆる「縁の下の力持ち」の部分です

などという切り口で評価されているのかもしれませんね
みなさんはご存知ですか。。。。。。。

実は、どんなに精緻な査定システムでも、
最後は
①あいつは好きだから、いいやつだから という主観的な部分
②査定直前の主観的な事象
で、評価が歪んでしまうこともままあるかもしれません

ところで、フィードバック(評価内容の伝達)は行われていますか?
この時、「ラッキー」とか「釈然としない!」という方も少なくはないでしょうね

もしあなたが、評価をする立場の方であるのなら
少しだけお願いがあります
それは
1.査定期間のスタートに当たって、基準や目標を明確にすること
2.基準や目標の達成度合いを毎月伝達すること
をお願いしたいのです

「後出しじゃんけん」のようなフィードバックにならないようにしてください

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「景気の話」をしない業界の人たち [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

今はどなたにお会いしても「景気が悪い」とか「景気がよくないねぇ」的な話が必ず出るものですが
小生がお会いする人の中には「景気の話をなさらない業界の人たち」がいらっしゃいます

そんな人はみなさんの周りにも必ずいらっしゃるはずです

そうです!
「保険業界」の方々です

やはり
①保険は「命にかかわるビジネス」である
②保険の法人で加入すると、節税につながることがある
ことからでしょうか。。。。。

「命」とか「健康」に対しては、やはり皆さん関心が高いのです
日本人の多くは、潜在的には豊かですから、保険業界の方々は、「健康」とか「命」をテーマに静かにビジネスをなさっているのです

税金問題への関心は
①儲かっている多くの企業経営者
②資産家
の皆さんには、ある意味大きな関心事なのです

こういう方々とお付き合いがあるみなさんは、「不景気」とか「不況」とか「景気が悪い」という会話は無用のようです

先日、保険会社の若い担当者にその話をしたら
「よくそう言われます」
との回答が。。。。。。

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今、子供たちが危ない。。。(安全、安心はどこに。。。。) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

ほんの数年前のことでした。。。。相当数の企業が「安全・安心」と声高に叫んでいたのは。。。。
最近は、不況なら何でも許されるのか、「食の安全」という言葉も聞かなくなりました

今、自動車のCMは「こども店長」がしきりに減税の話をしていますが、何年か前は衝撃吸収ボディが話題の時もありました
今の車の安全性能はすごく向上していますが、その点はあまり触れられていません エコとか燃費とかそういうことが中心です
(自宅の車庫や駐車場での安全性とかの配慮はしてあるのでしょうか・・・・音が静かな車は自宅車庫での事故も不安です)

ところで、昨日ドキッとすることがありました
小生は、自宅から最寄駅までの行き帰りは小さな商店街を歩くのですが、駅までの道のりで動いている車に出会わないこともあります
道路が細く袋小路のようになっているから、車は入ってこないのです

ところが、昨日の朝は違いました
駅の方向から、TVドラマによく出る「ボディカラーが緑のタクシー」がぶっ飛ばしてきたのです
時速制限は、30キロくらいのとこですが、おそらく40~50キロくらい出ていたでしょう
通学する子供たちの間をぬうように車体が浮いていました

この子供たちが問題です。。。。。。
学校での勉強の状況とかはよくわかりませんが
本当に危なっかしいのです

1.隊列を組んで登校しない
2.左右両方を歩く
3.時には右から左に蛇行
4.急に駆け出す
5.踏切の中に立ち止まる
6.リーダーらしき子供もいない
こんな小学生の登校風景です
こんな中を緑のタクシーはぶっ飛ばしていったのです

昔と違い、ところどころに、おかぁさんたちが見送りのために顔を出していらっしゃいますが、彼女たちは、我が子を見送ったら路地の真中でダべリングです(はっきり言って通行には邪魔です)

今朝のような事態なんて想定してもいらっしゃらないようです
ご両親も先生方もこういうのってわかってらっしゃらないと思います

このタクシーの暴走に気付いたのは、小生とサラリーマン風の方の二人だけでした
二人とも、そのタクシーを目で追ってしまいました
ちなみにそのタクシーは空車でした

帰り道に、この道路をよく見たら、制限速度の表示はありませんでした・・・・・

さてさて、12月も半ば、各企業ではなんとなくそわそわしてしまう時期です
もし、社用車(営業車)をお持ちなら、安全運転には、いつも以上に留意・ご指導を願いたいものです
不幸な結果にならないためにも。。。。。
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外国語学校は今。。。。。。 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日、東京都心にある外国語学校の先生とお話をしました
彼女の日本語がやや覚束ないところもあるので、正確かどうかはよくわかりませんが。。。。

彼女いわく、
①ビジネスマンの受講生が多い
②職種は、弁護士、公認会計士、商社マン等々
③週末は特に忙しい
④英語を忘れないように。。。という帰国子女の方もいらっしゃるとのこと

有名なビジネス街にある外国語学校の老舗なので、客層は違うのかもしれませんが
小生のように、うだうだ行っているだけの人種ではなく
ちゃんと国際ビジネスのために「自分を磨いている人が多いらしい」
ということに驚いたのと、恥じ入ってしまった次第です

さて、みなさんは何かなさっていますか?

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フレンドリーなスチュワーデス(キャビンアテンダント)さん・・・・せっかくだから、少し肩との力を抜きませんか [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

まず、下の写真を見てくださいませんか

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この人たちは、今から20数年前、NYに向かう飛行機の中で撮影したものです
たしか、アメリカン航空のスチュワーデスのお二人だったような記憶があります

とにかく、
①キュート
②フレンドリー
③テキパキしている
という印象があり、カメラを向けたら微笑んでくれました

こういう方が乗務員なら、パニックが起こっても何とかなるだろうと思ったものです

さて、日本の飛行機会社のCAのみなさんは、少し気位が高いような感じがして、小生のような雑駁な人間にははっきり言って疲れます
①何かしら気持ちの入らない挨拶
②目と目で、仲間内で合図するよそよそしさ
③「お客さんを怒らせたらいけない」精神が強すぎる接客
などなど、どうも乗り心地が悪いものです

ある意味慇懃無礼にさえ思えてきます

かつて、日本への帰途のJALの中でした
小さな赤ん坊を連れたお母さんが小生の数列前方に座っていた(ようです)
真夜中だというのに
赤ん坊もいぶかっていないのに
いわゆるスッチーの皆さんが入れ替わり立ち替わり様子を見に来ていました

おかげで小生も何度か目が覚めてしまいました
いっそのこと「ベビールームでも作ればいいものを!」と思った次第です

今、JALは会社更生法を申請し、再建途上にあります
すこし、キャビンアテンダント(CA)の皆さんの立ち位置を修正されたらいかがでしょうか
地上勤務の方も含めて肩に力が入りすぎです

小生はお酒を飲まないせいか、余計にそう感じるのでしょうが
芸者さんにお酌をされながらお酒を飲むのは嫌いです(記憶にありませんが)
今の日本のスチュワーデスさんたちは、まるでそういう「芸者さんにお酌。。。」スタイルのような気もします

あまりにもかしこまって旅をするのも疲れます
偉くなったような気分で、妙齢の美女をはべらしてもそんなに楽しいものでもありません
CAの皆さんも、過剰サービスをやめて、きびきびと接客なさればいいのではないでしょうか

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法政高校の体罰事件を企業経営者・管理職はどう見ているのか [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日、法政高校の修学旅行で体罰事件があった旨新聞は伝えています

[本]高校教諭、生徒を殴るける 修学旅行で「常軌逸した」暴行
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012601000950.html

男性教諭2人が北海道への修学旅行中、高校2年の男子生徒9人に殴るけるなどの暴行をしたり、正座させて頭から水をかける、はさみで自分の頭髪を刈らせる、生徒同士を向かい合わせて互いになじらせるなどの「常軌を逸した行為」

という内容です
学校側もそのホームページには謝罪文を掲載しています
[本]1/26 高2修学旅行中の生徒指導における不祥事とお詫び
http://www.hosei.ed.jp/news/index.php?id=346

詳細がよくわかりませが、みなさんはどうお読みになられたでしょうか?
①親として家族としての立場
②「先生だけが悪くない」という立場
③「だから先生は。。。。」という立場
④「近ごろの若い者は」という立場
など、お読みになった人の位置関係や日頃のスタンスや考え方で受け止め方も異なるのではないかと思います

この記事を見ていて、小生は
①先生もちょっと大人げなかったな(やり方は別にあったのに)
②結局先生の処分で終わるのか
③この(程度の)ことが、生徒に精神的な苦痛を与えてしまったのか
などと思ってしまいました

高校の実質無償化が政策テーマに上っている時期でもあり、「今学校で」的な分析がほしいものです
たとえば、
1.先生について
①普段の教育・指導ぶりはどうであったのか
②記事を読む限りでは、生徒の行儀が悪いと思われますが、学校としてどんな指導をしていたのか
③体罰について常習性・日常性があったのか

2.生徒について
①重みは別としてルールを守っていない
②迷惑をかけている
③集団行動としては、あまりにも幼稚
④「生徒が宿泊先の浴場で大声を出したり、携帯電話やゲーム機を隠し持っていた(おそらく遊び興じていた)」ということをどのように受け止めているのか知りたい
⑤旅行なので「羽目を外した」だけなのか
⑥彼らの日常生活はどうなのか

3.親について
①どうお思いなのでしょうか?
②「うちの子がまさか。。。。」「うちの子だけは。。。。」ということでしょうか

などの情報がほしいものです
さてさて、こういう若者は、日常的な生活風景の中でもよく見かけます
こういう若者があなたの企業にも新入社員としていつかは入ってくるのです

ただ「若気の至り」なのか、それとも「幼稚化なのか」という点は気になります
教育問題は、単なる知育だけではなく、全人教育がテーマなのです

岡目八目の小生には
①ひ弱な若者像
②知恵のない先生
③工夫のない学校
と思えてならないのです



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もし企業経営者がツイッター(twitter)を楽しんでいたら。。。。 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

別に否定はしませんが。。。。。。。

今、ツイッター(twitter)が大人気らしいですね

みなさんの中にはご存知の方も多いと思いますが
140字の字数制限のあるミニブログのようなもので、その「つぶやき」が、次々と不特定多数の方に読まれていくということらしいです

オバマ大統領や鳩山首相
ホリエモンに三木谷社長に孫社長
若手の有名議員や芸能人の間でも人気のようですね

会社法でおなじみの葉山先生や
女性に人気の勝間先生もご活用のようですね

週刊ダイヤモンド1月23日号はその特集です
堀江孝文氏と津田大介氏の対談では、「朝日新聞が「JALの上場廃止」をツイッターでスクープ配信したことが話題になった」等々いろいろ書いてあります

大手企業や有名タレントもずいぶん使っているようですね

「開かれた内緒話」と言っては失礼なのでしょうか
もしあなたの企業の社長が、ツイッター優先で仕事をなさるようになったらどうなりますか?
最近は、新聞ですら、紙面の充実や正確な紙面作りに手を抜いてITにばかり傾斜していく傾向があるようです

ある有名大臣が、ツイッターを自慢するようにTVで話しておられましたが、あまりにも軽いお立場なのですね
民意や社員の意見や消費者の声がこんなことで聞けるのなら。。。。。。。

いつかはいろんなことが滅んでいくのでしょうね


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トヨタが忘れかけていること(トヨタは企業経営の教科書) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

最初に断っておきます
小生は、トヨタ車のファンです
親の代からのトヨタファンで、子供の頃からトヨタの車の助手席に乗り、そして、今は運転席に乗っています

さて、アメリカでは、「アクセルペダルの不具合による大規模リコール(無償の回収・修理)問題」が起きており、
トヨタへの
①安全性への信頼性の不安
②業績への不安
が懸念されています

1.2月1日付でトヨタ自動車のホームページに「トヨタ、アクセルペダルに関するリコール対象車両の改善措置内容を発表 」というニュースが載っています
[リボン]http://www2.toyota.co.jp/jp/news/10/02/nt10_0202.html
(・・・・・・何か主語に違和感があります)

2.2月2日、佐々木真一代表取締役副社長(品質保証担当)が2日午後、名古屋市内でこの件について記者会見を行われたようです
(……詳細は新聞などに掲載されているのではないかと思います)

ところでこの二つのトヨタの行動には不満があります
小生は、トヨタのユーザーですが、
①日本で販売された自動車には問題がないのか
②ないとすればなぜか
という説明がないことです

※2月2日のテレビ朝日系「報道ステーション」によれば
「系列取引批判回避のため、アメリカ製の自動車には、現地調達のためアメリカ製の部品を使ったことの寄るものであり、日本では使っていない」とのことである
※1月23日の日経新聞によれば「日本で販売する車種は米国とはアクセルペダルの部品が異なり、同様の問題は起こらないという」

たぶん地域限定のリコール問題なのでしょうが、家電製品などと違い、自動車は「命」を左右する商品です
その点が不十分であれば、やはり企業への信頼感は損なわれてしまいます

おそらく、昨年買った小生の車のアクセルペダルには不具合はないと思います
しかし「一事が万事」という諺もあります
今回のアナウンスは、「トヨタらしくない」という気もします

今、トヨタのCM「こども店長」は大ブレークしています
しかし、このCMには車の特徴を示す部分が少ないですね

今、プリウスに代表されるハイブリット車は大人気です
しかし、車の完成度が伝わってきません

小生は今のトヨタディラー(販売店)を使い始めて、10数年になります
車検や点検もすべてこのお店ですが、長い間嫌な思いをする連続でした
それでもこの店を使っていたのは
①トヨタのファンであること
②前の車もこの店で買っていたこと
③自宅から相応に近いこと
などの事情によるものです

最近、漸く、みなさんからご挨拶を頂いたりするようになりました
車を買い替えたこともありますが、明らかなのは若い担当者のフットワークがいいことがあります

(昨年、彼が無意識に小生に教えてくれたのですが、売り方にも不信視される部分もありました ひょっとしたら法令に違反の疑いがあるかもしれないことのようでした)

もしみなさんが、企業経営の教科書を探していらっしゃるのなら
休日とかの暇な時間に、こういったトヨタのディーラーを覗かれるのもいいのかもしれません
日本のトップ企業の窓口なのですから、何か得られるものがあるはずです
この企業危機をどう凌ぐかということも伝わってくるはずです

[本]ネコとアヒルと子供と犬と。。。。(今はやりのTVのCM)
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2009-12-17
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「おかえりなさい JTB」 という横断幕のおかしさ (だから日本はダメになっていくのかも)  [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日、小旅行をしました
ある地方都市で新幹線を降りたのですが、ホームに待っていたのは、
①カメラのフラッシュ

②「おかえりなさい JTB」という横断幕(大きな白い旗)
でした

駅に到着する5分前位になると、乗客は誰からとなく、出口方向に列を作ります
隣の車両出口の列には普通の女子高校生らしき御一行です
先頭にはスポーツウェア姿の先生らしき男性です
「イスを戻せ!」と振り向きもしないで叫んでいらっしゃいます
(たぶん先生なのでしょうね)

あにはからんや、小生にもフラッシュが浴びせられます(女子高生は隣の出口ですよ!と言ってあげたいくらいです)

そして、何やら変な光景が。。。。。
ホームの真中、電車よりに「おかえりなさい JTB」と横断幕を広げた人たちがいます
ややあって、スーツを着た若者3人がかけて行きました
さっきのJTBの横断幕(大きな白い旗)をもっと若者です
階段を跳ぶように小生の前を駆け下りていきます

改札口に先についた彼らは、甲斐甲斐しく団体専用の出口の鍵を開けて、女子高生の通り抜ける場所の準備です (あれ。。。それって、駅の人がする仕事では・・・・?)

改札の開口が終わると、今度は、またしても、例の「おかえりなさい JTB」の横断幕(大きな白い旗)を広げています

高校生みなさんの手荷物は少なかったですが、これだけ丁寧なお迎えですから、おそらく修学旅行だったのでしょう
①高校のある地元の駅なのに、こんな出迎えがいるのでしょうか
②高校生も班分けとかして、小さな小旗とか持っていないのでしょうか
③旅行業者丸抱えの旅行のようです

この時期の旅行ですから、受験生ではないようです
昔なら、「旅行委員」とか決めて盛り上がったものです

ところで、修学旅行っていったい何なのでしょうか
「修学」であり、家族旅行とは違った自立の旅行ではなかったでしょうか。。。。

あまり難しく考える世の中でもなさそうですが。。。。。
「・・・・JTB」という横断幕(大きな旗)は少し顰蹙ものです
こういう軽いノリの旅行の販売ではなく、学習プログラムを企画・提案し、さも学校教育らしい旅行をお世話されたらいいのにと思ってしまいました

そういえば、高校生の皆さんもお気づきになってなかったようです
どうせやるなら、学校の名前まで刷り込んだような旗を振って上げてください。。。。





タグ:修学旅行 JTB
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横綱:朝青龍とスノボー:国母選手があなたの部下ならどう思いますか? [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日、ラジオを聴いていたらこんなアンケートがありました。
A:仕事はできるけど、言うことを聞かない部下
B:言うことをよく聞くけど、仕事ができない部下
持つならどちらがいいのか?

ラジオの聴取者のみなさんの回答は、
・やっぱりビジネスは仕事ができる方がいい
・仕事のできるやつは、何れ上司の自分を追い越してしまうので危険
・仕事はチームワークなので、言うことを聞かない奴は要らない

と言ったものが多かったです。

ここ最近起こった、朝青龍問題とかスノボーの国母問題はこのアンケートに少し似ているところがあります。

朝青龍について言えば
①短期間で横綱までに上り詰めた能力は凄い
②強い
③多数の技を繰り出す点は評価できる
④相撲を面白くした
⑤勢いがある
などの好評価がある半面、

横綱審議会前委員の内館牧子氏の
「アスリートとしては150%愛しているが、横綱、力士としては認めていない」
という言葉に賛同される方も多いのではないかと思います。

マスコミ的には「品格」という言葉ですべてを語られてしまいますが、
①プロのスポーツマンとして
②組織で仕事をする者として
『危なっかしい』というのが小生の評価です。
・マナーが悪く
・不用意に藪を突き過ぎる
・おそらく、朝青龍亡き後は人が育っていないだろう。。。。。
と思ってしまいます。

スノボー:国母選手について言えば
①オリンピックに選ばれるくらいだから能力は凄い
②格好よりも勝てばいい
③スノボーの世界では、いわゆるヒップホップ系のスタイルやファッシャンは当たり前で彼が変なわけではない
④あの手のファッシャンは、高校生の多くがやっていて目くじらを立てるようなものでもない
と温厚なご意見も多いのではないかと思います。

その一方で、
①国の代表なのだからもう少し上品・礼儀正しくあってほしい
②不格好
③若者が真似をするのが嫌だ
と言ったご意見があるかも知れません。

小生が思うには、テレビで見る限りの感想ですが、
①暗い
②さわやかさがない
ということです。
小生が好きなタイプのビジネスマンにはほど遠い感じです。

この二人、若くして、片や横綱まで上り詰め、もう片方は、オリンピックの日本代表です。  ある意味、成功者なのでしょう。
おそらく
①天性のセンスがあった
②人一倍努力もされた
のでしょう。

でも、長い人生を通してみたら、彼らは成功者と呼ばれるのでしょうか?
・もう少し自分に厳しく(ストイックに)
・もう少し上手に息を抜いていけば
もっともっと大成したのではないかと思うのは小生だけでしょうか。。。。

そして、こんな二人を部下に持ちもっとすごいやつに育ててみたいと妄想してしまいます
・腕力や能力やセンスだけでは寿命が短いものです
・ノウハウを明確にし仕組みを作ってみたいものです


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月次決算を社内で公表していますか? [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

このブログは、原則、企業が倒産しないためにということをテーマに書いています

ところで、みなさんの企業では、社内の月次決算は公表されていますか?
少なくとも経営幹部の皆さんに

銀行の現場では、「試算表(TB)はありますか?」
などと会話されています

かつては手作りだったために
①なかなかできない(何ヶ月も前のものしかない)
②メモのようなものしかない
という企業も多かったのが事実です

小規模企業なら、金銭出納簿や資金繰表だけでも経営は回っていきます
もっとも、その資金繰表や資金繰予定表すらつくれない企業もありました

今は、
パソコンが発達・お手軽化したこと
税理士さんの作表レベルが上がったこと
などから、実態的には、即座に作れるものかもしれません

ただ、
これらの経営実態を示す資料が経営幹部に、公表・共有化・理解されているかは別問題です

上場企業のように、四半期決算の公表が義務付けられていれば別でしょうが、
経営実態が一握りの経営幹部にだけしかわからないようでは、企業は大きくならないし、持続する企業として生き残ることは難しいでしょう

みなさんの企業では、(失礼ながら)取締役会や経営会議で業績が毎月議論されていますか?

もう少しで3月末を迎えます
3月期決算なら、営業の現場に売上や事務手続きの期限などは指示・明確化されていますか?
最近のことですが、大手の企業数社の営業マンに確認しましたが、みなさん即答できる人はいませんでした
どうやら、馬車馬のようにただ前を向いて走っているかの如くです。。。。。。

そうそう、税金の負担軽減を意識しているかのように、例年赤字と黒字を繰り返しているような企業も中にはありますが、着実に黒字を重ね、自己資本の充実に努めた方が得策です

会社の経営実態が末端まで徹底されている企業とそうでない企業では、従業員の方の働く意欲や働きぶりも変わってきます
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現場に出てみませんか?>取締役 殿 (電車編) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

「ホウレンソウ」とか「お客様の声」とかありますが、やはり「百聞は一見に如かず」です
たまには現場に出てみませんか?

電鉄会社の役員のみなさん
奥様と平日の旅をなさいませんか?

お薦めのコースは
1.自社の電車、始発から終電まで何度も何度も往復です

①特に通勤時間帯がお薦めです
②一度は目を閉じて乗ってみましょう
・シャカシャカ・シャキシャキって音が聞こえますか?
・車掌さんは何てアナウンスされていますか?
・止まった駅はどこですか?
③今度はキョロキョロ見渡してください
・電光掲示板は、なんて書いてありますか
・吊革の持ち手のところには何が書いてありますか?(奥様から見えますか)
・お客様はどんな風に乗車されていますか?
 乗るや否や携帯を広げてご覧になったまま、動きを止めていらっしゃいませんか
 バッグを床において、ゲームに興じていらっしゃいませんか
④優先席(シルバーシート・思いやりゾーン)のあたりに立ってみましょう
・意図した座席になっていますか?
・アナウンスはいかがですか?
⑤ホームに降り立ってみませんか
・危険だと思ったことはどんなことですか?
・社員の方はどんな風に動かれていますか?(特に目線は生きていますか?)


2.東海道新幹線に乗ってください

・グリーン車はダメですよ 普通席(指定・自由)がいいですね
・品川で乗って岡山まで行ってください
・帰りは東京駅まで戻ってください
①アナウンスはいかがですか?
②電光掲示板はいかがでしょう
③何分前になったら、到着のアナウンスをしますか?
④とまる駅とかわかりやすいですか?
⑤乗り換えのご案内はいかがでしょう
⑥新大阪でJR西日本の担当になります すべてを比べてみましょう

3.他社の電車に乗ってみてください
①自社と比べていかがですか?
②新幹線と比べていかがですか?
③できたら山手線にも乗ってみましょう

4.もう一度自社の電車に乗ってください

以上 1~4はお忍びが原則です

先日、トヨタのディラーに立ち寄った時の話です
豊田社長が都内のディラー(ショップ)を訪ねたというニュースの件を聞いたら
「抜き打ち」だったそうです

でも、今のタイミングで店回りしてもなんか、白々しいというか・・・・・
普段から、社長じゃなくても、役員が現場を別の目で見ないと教科書的な課題は見つからないものです
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「よりお客様目線に立てる会社」と言ったトヨタの豊田社長が今やらなければいけないこと [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

小生はトヨタ車のファンであり、父の代から我が家はトヨタ車ばかりです。

実は、昨年(平成21年)の3月、トヨタのある車を買いました
その時は
1.今話題の「プリウス」も試乗しましたが、ある理由で、止めました
2.今まで10年ほど乗っていた車の買い替えです
3.4月になれば、減税が実施されるのも承知で3月に買ってしまいました

理由は
①さすがに10年も乗れば、そろそろ車に飽きてきたこと
②GWは新しい車でドライブしたかったこと
③やはり、10年も乗ると安全性に不安があったこと
④ETCをつけたかったこと
⑤車が好きなこと
などからです。

選んだ基準は
①小生は年間5,000キロくらいしか乗らないことから、燃費よりも「安全性」を重視
②毎日、コンスタントに乗るのではなく、都内の短い距離のチョイ乗りや高速を使ったり田んぼのあぜ道や山道も乗ること
などから、やはりプリウスは不向きかと判断したのです。
③それよりもなによりも、プリウスは静かに発進することで、周囲の人が動いていることに気づかない恐れがあること(事故のもと)
④田舎乗りの時の故障対応に不安が残ること
も重大なポイントでした。

小生が買い求めた車にも、実は不安がありました
インターネットの車評(口コミ)には、「ブレーキが甘い」という指摘があったのです
確かに、甘いのは事実のようです。
ディスクブレーキが出始めのころの、あのキュッと止まる感じと比べれば抜けたような踏み込み感です。
ただ、そういうブレーキなんだろうなぁと理解すれば、特に、苦にはなりません。
ブレーキの踏み方を変えればいいのです。

昨日(3月2日)のあるテレビ番組の中で、豊田社長は
「ABSができた関係で、従来のようなポンピングブレーキとは踏み方が異なる」的な言い方をおっしゃっていました
おそらく、プリウスだけではなく多くのトヨタ車は、ブレーキの踏み方が、従来とは微妙に変わっていたはずなのです。 しかし購入時にその点をアドバイスしたトヨタの方はいらっしゃいません
・・・・おそらく「こども店長もお気づきではなかった」と思います。

豊田社長が、アメリカの議会の公聴会で、
「ご存じの通り、私は創業者の孫であり、全てのトヨタの車には私の名前が入っております。私にとってクルマが傷つくということは、私自身の体が傷つくということに等しいのです」とおっしゃったらしいのですが、この点は、豊田社長の勘違いなのではないでしょうか?

小生は乗ったことがないので細部を知りませんが、LEXUS(レクサス)ブランドはトヨタ(TOYOTA)という名前を使っていないのではないでしょうか?(ひょっとしたら、こども店長もご担当外かもしれません)

アメリカでの販売チャネルの話は別として、日本にLEXUS店ができた(2005年8月日本開業)頃から微妙にトヨタの基本が横におかれ出したのではないのでしょうか

では、今、トヨタがやらなければいけないのは何かというと
1.すべてのトヨタユーザーに説明文書を送ること
ABSがポイントであるのなら、「貴殿のお乗りになっている車は影響ございません」と説明しなければ顧客は不安です。
問題なのはプリウスだけなのでしょうか・・・・・

2.「こども店長」の減税CMを停止すること
今、車のテーマは安全・安心に変わりました。
今のままのこども店長ではその職責は重たすぎます。
「赤のブレザー」を「緑のブレザー」に変え、安全性能の説明に代えるべきでしょう。
・・・・日本では大きな事故もないのですから、「安全」をCMで訴え、日本のファンに安全性能を語ってもらう方がいいのではないかと思います。

3.日本でのレクサス店を廃止すること
なんだか「レクサス」がすべての点で合格車(完成車)で、その他のトヨタ店では、手を抜いてお安くしていますと言っているようです。

4.代表取締役の役割を明確にし、技術的な部分は、その担当代表取締役から説明をすること
「社長」という気負なせいか、発言の脇が甘くなっています。
車は、かつて「走る凶器」と言われた時代があるのです。
自動車産業は「命のビジネス」でもあります わかりやすく正確な説明が求められます。
テレビを拝見する限りでは、少し情緒的な説明が多いようです。

5.TVへの出演を自粛されること・・・・もし、必要ならNHKに限定したほうがよい
昨夜、民放の番組に出演されていましたが、キャスターやコメンテーターの的を得ない話のペースにはまっておられました。
ああいう会話は、トヨタの信頼をますます悪化させてしまいます。
少なくともトヨタは日本を代表する企業です。
謙虚・真摯な応対は必要ですが、付け刃な話に迎合したりおもねる必要はありません。

週末のTVによく出る、どこかのタレント知事を彷彿させ、危機感が軽くなってしまいます。

6.もし社長がやらなければいけないとしたら
今回の不祥事と経営危機に対し
①「誰が」「何を」「どう」やっているかの説明
②「カイゼン」の進捗状況の説明
を定期的に行うことです。

「顧客目線」も大切ですが、
トヨタのほうが、安全については、はるかに詳しいはずです
顧客の安心感とミックスすればいいのではないでしょうか

トヨタさんにお願いしたいのは
変化に対応することではなく、基本に忠実に対応することです

みなさん、トヨタを応援しましょう!







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文京区長の育児休暇取得について [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

この手の議論にコメントするのは、なんとなくはばかれる気もしますが、嫌いじゃないので、小生の考えを少し述べてみましょう

ことの起こりは
3月11日(木)に、文京区の区長が
長男誕生に伴い、4月に約2週間、公務を休むことを発表したことにあります
新聞報道によれば、
1.2月に長男が誕生した
2.4月に約2週間、公務を休む
3.公務を休む期間は4月3~15日
4.結婚9年目にやっと子供ができた
5.妻の負担を軽減する
6.職員に対し(育児休暇を取っても)キャリア面でのロスはないと伝えたい
7.休暇中に予定されている区議会特別委員会には「求められれば出席する」
8.子育ての楽しみやつらさを感じることが第一の目的
9.おまけとして男性職員が育休を取得するための後押し
というようなことらしい

男性も「育児休暇をとれる時代になったのだ!」とある種の感慨を感じざるを得ませんが
なんとなく素直に喜べないのも事実です

この発表をするのなら、併せて
1.区長について
①仕事の現状(タイムテーブルはどうなっているのか)
②休暇取得の実情(休みはないのか)
③2週間で足りるのか

2.区の公務員について
①休暇取得の現状について
・・・・・育児休暇の取得は0ということがクローズアップされていますが、年次有給休暇の取得状況の実態はいかがなのか?
特に、
A:年齢別
B:職位別(幹部と非幹部)
C:職種別
D:男女別
の休暇取得の実態を公表してほしいものです
②「キャリア面でのロスはない」とはどういうことなのか

という説明も欲しいものです

育児休暇がとれることは歓迎しますが
公務員の皆さんは、民間企業の方に比べれば、休暇取得は有利な雰囲気が伝わってきます
特に時間休暇というような制度もあります
給料が少ないので休暇で補っている(バーターしている)という考え方かもしれません

ただ、
1.休みありきではなく、生産性の向上を伴いながら「休暇増」を考える方が建設的です
2.納税者を刺激しないような運用の仕方も必要です
3.「公務員が模範を示す」ということであれば、すべての局面でそういうものが求められてしまう
ということ併せ考え、かつ、発表、報道してほしいものです

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今、トヨタは・・・・・人材育成か組織力の強化か [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日、トヨタのディラーに行きました
定期点検のためです

終わった後で、運転席のフロアマットがないのです
正規のフロアマットが汚れるともったいないので、ホームセンターで買った安物のフロアマットを重ねていたのですが、助手席の方においてあります

どうしたのかと担当者に聞けば、「フロアマットが引っ掛かるといけないので、助手席においています」とのことです
請求書をよく見ると、「運転席の二重マットは危険です 助手席に移動しました」とも書いてあります
アメリカで大騒ぎになった後なので、「なるほど!」とも思いましたが、結局、運転席に戻しました

雨模様のときなど、あの高価なフロアマットが汚れるのも嫌なものです
本来なら、
①この高価なフロアマットがボロボロになってから買い直すか
②もとから安物のフロアマットで我慢するか
の選択が必要だったのでしょうが、一番最初に車を買った時以来、このフロアマットを使っています
……「下取りのときに綺麗な方がいいかな?」という下心もあったりします

でも、
①小生の車のアクセルペダルは、上側からつり下がったものであり、フロアマットはペダルに挟まるような構造ではありません
②アメリカの事故の実態はどうだったのでしょうか?・・・・アメリカ人も二重マットにしているのでしょうか?
そういうこともよくわからずに「二重マットは危ない」的な対応もいかがなものかと思います

もっとも、「二重マットにしている」小生も不思議と言えば不思議です
ある意味セコイのかもしれません
みなさんはいかがなものなのでしょうか

いったいトヨタの車はアメリカでは何が起きたのでしょうか
朝青龍がモンゴルで「暴行はしていない」と語ったように、別の国での話はよくわかりません

①海外(アメリカ)で何が起きているのか
②日本ではどうなのか
③アメリカと日本での違いはどうなのか
という説明をしないと、日本では戸惑うばかりです

豊田社長は、会見の中で、「ここ数年の(業容の)急拡大が人材育成のスピードを上回ってしまった」とリコール問題の一因として「人材育成」のことを指摘なさっています

トヨタほどの会社です、いわゆる「人材」はいくらでもいるはずです
少なくとも入社された時のポテンシャル(可能性)は他社の方よりも優れていたはずです

豊田社長の記者会見に対する小生の不満は
①アメリカでなにが起こり、日本ではどうなのか という説明がないこと
②「人材」のせいにしていること
です

人材は育つものです
人材という点が組織という線でながっていないといけません
そのためには
①組織としての仕組みができているかどうか
②もし、仕組みがあるとすれば、それがワークしているか常時チェックしているかどうか
③組織の中に「口やかましい」人がいるかどうか
が必要です

ディーラーの店内を見渡せば、
①最近のトヨタバッシングのせいなのか
②車が売れていないせいなのか
元気がありません(心なしか空気が淀み暗い感じです)

店内にはかなりお客様がいらっしゃいましたが、社員の皆さんの「目」がお客を見ていません

営業の担当者に
「最近、店長か、副店長か、あるいは口やかましい人が転勤したのではないか」
と尋ねたところ、担当者は、
「店長が変わりました」「それにしてもよくわかりましたね」
との回答でした
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かくして情報は漏洩していく(「秘書」のお仕事) [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

情報漏洩というのは、最近の企業の大きな経営テーマの一つです
情報の流出は、
①第三者による犯罪の場合
②内部者の故意による場合
②意図しない場合
などのパターンはあるにせよ、流出してしまった場合の被害や損害は同等のものです

少し品のない話をしましょう

先日のことでした
電車で隣り合わせて座った女性が、急に書類を出してきて、膝の上で読み始めたのです
ペンを持って、字句修正や追記をしながら。。。。。

何種類かの書類です
内容的には、
①ある役員のこまごまとした対応虎の巻
・・・・氏名、生年月日、出身学校、自宅住所、お迎えの場合の段取り、パソコンのパスワード、個人印鑑の所在、経費の使用具合、接待の受け方、メンバーゴルフ場の手続き、万年筆のインクの買い方等々まさしく秘書の方の覚えなのです(なんだか、引き継ぎ書類のようです)
②取締役会規程
③法務セクションからの指示された経営会議のルール
④役員のリスト(権限の範囲を含む)
等々です

多くの方には、それほど役に立つ情報でもないようです

ただ、
1.この企業は、日本を代表する国際的にも知られた上場企業です(含む:NY証取)
2.ある役員の方の、オフィスでの生活ぶりが見えてしまいます
・・・・・秘書の方はこんなことまでしているのかということです
3.書類の重要性は別として、不特定多数が混在している場所で広げるようなものではないようです

その女性の方は、おそらく優秀な方なのでしょう
ご多忙で、ご自宅でお仕事の続きをせざるを得なかったのでしょう
まぁ、大事には至らない程度のレベルでしょう
でも、それなりに混雑した電車の座席で広げて読んだりするようなものではありません

こんなようなところからも情報は流出していくのです
こんな有名な企業でも。。。。。と、脇の甘さを感じてしまいました

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決算対策は終わりましたか? [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

3月末を決算期とする企業は多いようです

今日のような、週明けの日は役員会とか経営会議が行われているのではないでしょうか
3月末まであとわずか、1週間足らずとなりました

不景気と言いながら、意外にも利益が出ていたりしている企業も多いのではないでしょうか
予定外に出過ぎた利益を早くから調整(先送り)すべきだったと後悔なさっていたりするかもしれません
高い法人税を払うのも癪な気がします

本来なら
①償却資産の購入
②設備投資の実施
③決算賞与の支給
④生命保険の法人契約による資金の先送り
等々を行うのが常道なのでしょうが、
先行きが不透明の中では、ダイナミックな対策はできません
たとえば、生命保険で損金を計上しても、来期以降も保険料を払う体力が持続するか不透明さはぬぐえません

さぁ、今期もあとわずかです
経営インフラの整備に残された時間を使ってみませんか!
たとえば、
・オフィスの整備
・オフィス備品のリニューアル
・看板の塗り直し
・ITシステムのとチェックと明日のためへの武装
・営業車の買い替え
等々、最高の戦力である人材が快適に仕事ができるように職場環境を整えることも必要です

細かな部分が多いのですが、儲かった時くらい物品に投資するのも実はグッドな利益対策でもあります
指をくわえていると、数日で新年度です
来期の戦略・戦術に余念がない時間かもしれませんが、
今日の利益を、モノで貯蓄していくことも必要です




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いわゆる「相談役」「顧問」というポストのある企業 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

ある東証第一部上場企業の取締役相談役がこの6月21日付けで「取締役」を退任し、「相談役」になるとの人事案が発表されました

国際的にも有名な東証第一部上場企業の人事の話です
かつて、同社の社長、会長を務めた方が、
①今なお取締役として、企業内に残っていること
②22年間も取締役を務めておられたこと
②取締役退任後も、「相談役」として、同社内に残られること
がその要旨です

オーナー企業ならいざ知らず、東証第一部上場企業の在り様としては違和感があります
理由は
1.後進の社長にその経営の実権を託しながら、社長経験者が社内にとどまると、社長のリーダーシップが思う存分発揮されにくい(いわゆる「院政」と呼ばれてしまいがち」)

2.成果主義と社員には言いながら、経営陣は過去の論功を引きずっている

3.仮に、経営にはタッチしないと言明されるなら、社内にとどまる必要はない(まして報酬も不要)

4.経営にタッチしないと言いながら、一番わかりやすい「人事案件」には、口を出す(影響力を行使する)傾向がある

こんな企業があるから、株が上がりにくい一因となるのです
日本企業の国際競争力が落ちていくのです

いわゆる「相談役」とか「顧問」というのは、盲腸よりもたちが悪いのです
タグ:相談役 顧問
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日本企業はなぜ中国に行ったのか・・・・・・ [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

多くの企業で中国進出が現実的なテーマになったのは、今から10~5年前位からでしょうか

当時、中国進出を検討なさっていた企業経営者の多くは、「人件費が安いから」と、どなたもおっしゃったものです
あるセミナーで、「現在の人件費も把握しないで、安易に中国に進出するのはおかしい」と指摘なさっていた先生もいらっしゃいましたが。。。。。。

当時、
①不透明な政治・政策運営
②債権回収の困難さ
③人材難
④品質の悪さ
⑤信頼感の欠如
等々のリスクを指摘するセミナーも数多くありました

さて、現在はいかがなものなのでしょうか
中国の
①経済急成長
②巨大な消費マーケット
③人材・技術力の向上
等々から
あらゆる点で、欧米や日本を凌駕する勢いです
日本企業も生産拠点を中国シフトに代えてしまい、いわゆる日本産業の空洞化すら起きてしまっています

こんな現状を見て、
①日本は、法人税が高く、企業の社会保険負担も高い
②規制が厳しい
というようなことを指摘なさる著名なエコノミストの方も増えてきました

1.法人税・社会保険料負担問題について
①消費税とのトレードオフ関係にあり、欧米諸国と比べると消費税が安い
②国税庁の資料では、赤字企業の割合が70%強であり、税金を払う以前に儲かっていないのではないのか

2.規制が厳しいからこそ、品質が維持され かつ 極端な格差生まれないよう保たれている
・・・・規制そのものが、国際競争力を減じるものではない

3.海に囲まれかつ山がちで狭い国土 及び 資源が少ない日本が生き延びていく方策は何か
①有力エコノミストの話を聞くたびに思うのは、いわゆる「いいとこどり」ではないのか
②日本にあった経済政策はいかにあるべきかが語られず、短絡的すぎる
③為替や資源価格などの変動要因をいかに考えるのか疑問
・・・今は円高なので課題が埋没している可能性がある
④明らかに消費マーケットは変化している 販売マーケットは日本だけではないし、また、日本以外の方が大きいが競争も激しい

等々を合わせ考えると、著名なエコノミストのみなさんの発言の中には、昨今の国際競争力の低迷ぶりを語るには、あまりにも短絡的な検討が多いような気がします
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「男気」がホウレンソウ(報連相)を危うくする [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日、ある企業の経営トップから相談を頂きました

ある部門のトラブルが一向に報告されない!
ということです

話しを聞き、事情を検証していくうちにわかったのですが、
トラブルを起こしたり、苦情を受けた部門の方々は
①「起きたトラブルはそんなに重大な問題ではない」「騒ぐ方がおかしい」 とその時判断していること
②問題を解決してから報告するのが基本 と考えていること
③このくらいのことを解決できなくてどうする と思っていること
等々の状況があります

こういう人たちには、どんなに「報連相(ホウレンソウ)」の理屈を説いてもなかなか理解してもらえません
こんな時は
①トラブルとか苦情は起きるもの
②トラブルとか苦情は解決することも重大だが、解決・対応のプロセスを共有することが重要
③「三人寄れば文殊の知恵」と故事にあるように、何人かの知恵や経験に照らしながら解決するのが得策
④役職に応じた出番もある
ということから説いて行くことが有効です

ただ、小生は、今の日本企業の「報連相(ホウレンソウ)」教育には必ずしも納得していません
理由は、
①報告したところで、「合理的に解決を図ってくれそうだ!」と信頼される上司が少ないこと
②報告することが目的になってしまっていること
③報告すれば叱られがちなこと(減点されること)
④上司からのホウレンソウ(報連相)やフィードバックがあまりにも少ないこと
などが挙げられます

過去記事
「ほうれんそう(報連相)はうそ」の理論 をご笑読ください
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-11-11

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「たちあがれ日本」という新党は、大企業の関連子会社を見ているよう [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

政治の話は品がなくなるので避けたいのですが
伝えられる報道ぶりを見ていると、なんだか大企業の天下り子会社の姿を見ているようです

※昨夜のニュース番組を見てないので、よくわからないとこもありますが。。。。

まるで、職位定年を迎えた往年の偉い人たちが、自分たちが住みやすい子会社を作ったようなものです

たとえば
1.今回取りざたされている方々は、もはや自民党の中ではポストがない
議員の立候補定年にも抵触する年齢であり、「今までのご経歴を活かして別会社で活躍してください」とでも言われてしまうような光景です

2.「打倒!民主党」と誰かがおっしゃっていましたが、それは自民党がやることです
基本的な立党方針は自民党が掲げればいいものばかりです
新党を作ってまで叫ぶほどのテーマではないようです

自民党政権が嫌で、民主党政権が誕生したのです
もし、「打倒!民主党」なら、民主党でもなく自民党でもない鮮度が必要です
昔の栄華への郷愁のようです
若い人ばかりか国民全体に受け入れられることはないでしょう

企業では、昔の顔も立てて、彼らにも少し仕事を回すかのごとく子会社が存在するケースがあります

3.自民党の中ですら評価されなかった政策を、いまさら新しい党に切り出しても何ができるのか?という素朴な疑問があります

ビジネスのようにモノづくりやサービスなら、切り出すことで工夫や改善が生まれ、新たなビジネスとして立ち上がっていきますが

アウトソーシングでもなく業務の見直しでもない、理念だけの新党では伝わってくるものがあまりにも少ないようです

大企業等々の子会社の中には、こんな生業(なりわい)の企業も存在するのが事実です

セブンイレブンとかアスクルのように切り出されたことで本家を凌駕してしまうようなことが起きればいいのですが。。。。。
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「休日分散化」よりも「休暇取得の促進」・・・たとえば休暇の買取制度 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

観光業界のために休日分散をはかり、かたがた国の力で親子が一斉に休みをとる時期を作りたい というお考えが観光庁で支配的のようです

なんだかバカバカしい政策です
親子が一斉に休みをとるのは、それぞれのご家庭の事情があります

そんなことよりも、「有給休暇取得の促進」を企業に義務付ける方が先決です
みなさんの働いていらっしゃる企業では、休暇の取得状況はどんな様子ですか

100%消化してる企業は少ないのではないでしょうか
理由はと言えば
1.休暇を取り過ぎると、人事評価に影響する
2.同僚とかの目もあり気になる
3.仕事が忙しい
4.のんびり休暇難か取っていたら、会社が潰れるかもしれない
5.病気になった時とかに残しておきたい
6.休んでも特にやることがない
7.会社に来るのが好き
等々が挙げられるのではないでしょうか

もし、残った休暇の買取制が義務付けられたら皆さんはどうなさいますか?

小生なら
①休暇の買い取りは極力避ける
②休める体制づくりをする
③仕事のやり方の仕組みづくりをする
④人が足らない部分は、パートさんとか派遣さんを活用する
ことなどを考えます

人件費は最大のコストの一つです 休暇を買い取ったら採算にあいません
休めるための仕組みづくりを考えます

①休暇は、健康管理のためにも必要です
②自分の意思や予定で休暇がとれるように工夫していきます

観光業者のために休暇を取るなんて狭量な発想ではなく
日本国憲法でいう健康で文化的な生活をするために休暇制度を活かしていくのがいいのではないでしょうか
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「餃子の王将」の新人研修には感動しました [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

4月11日(日)のテレビで、餃子の王将の新人研修を映していました

最近の勝ち組「餃子の王将」の強さの秘密はこういうところにあるだな とあらためて思ってしまいました

中には、バカバカしいとか、そこまでしなくてもとか、自分にはできないという感想もあるのかもしれません
しかし、テレビで見る限りでは

1.「負けず嫌い(何くそ)」という気概に目覚めさせる
2.ルールを守る
3.逃げない
4.一生懸命にさせる
5.当たり前のことを当たり前にする
6.汗をかく
7.やっていることの理屈やシーンを身体で覚えさせる
8.次の一手を描かせる
9.感動を与える
10.やっぱり人間なんだということを気付かせる

というような光景が随所にありました

テレビには映りませんでしたが、おそらく、脱落したり、逃げ出した若者もいると思います
ただ、この研修はそんなに理不尽なものでもありませんから、この段階で落語した者は「向かなかった」ということで納得がいきます
①企業にとっても、ご本人にとっても「向かないこと」にはやく気付くことは賢明なことです
②参加者の多くは、数十社の就職試験や選考に落ちた人たちです 「拾ってもらった」と口々に言ってましたが、この企業で続かないのなら、おそらく自分の実力に気付くことができます
③企業としても「向かない」人を抱えておくことは、人事的にも無駄の一言です

研修が終わった若者たちはみなさん清々しいさわやかな笑顔でした
もし、彼らが、今後、この企業でうまくいかないとしたら
残念ながら
1.要領とかコツをつかむのが人よりも遅いということに気づくのが遅かった
2.知恵を出し、工夫を行うことがなかった
3.人間関係とか自分一人の考えではなかなかうまくいかないこともある
4.ただの空回り
ということなんでしょうね

「あの企業は強い!」と改めて思った次第です
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ゆうちょ銀行の監視カメラ撤去問題について [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

先日の新聞にさりげなく載っていました

ゆうちょ銀行(郵便局)の監視カメラが取り外されるらしいのです
約18,000の店舗での撤去費用は約32億円にのぼるそうです
一店舗当たり18万円程度ですから、安いのか高いのかはよくわかりませんが
やや不思議な感じがします

詳細はよくわかりませんので、不必要な部分に取り付けてあるものを取り外すのか、それとも全撤去なのかよくわかりませんが、金融機関に勤めるものから見れば不思議な対応です

お金を扱う以上、監視カメラには
1.防犯及びその抑止
2.事故や事務ミスが起こった時のその検証
という大きな役目があります

新聞によれば
①労働の過剰監視
②職員の士気低下
が理由だということのようですが、
金融機関では、人権という以前の問題です
その程度のことで、クレーム付けていたら仕事になりません

もし、お金や伝票が行方不明になったり、トラブルが起きた時には
手順や行方を確認するのにも役立ちます

そういう発想で監視カメラを使うことがいいのかどうかはよくわかりませんが、
管理者なら考えるのが自然の成り行きで、監視カメラを仕事に活用したいと考えるのが普通です

過剰にカメラがあるのなら、電源をオフにしておけばいいだけのことです
①仕事に夢中になりそんなことを気にかける暇はない
②すべてはお客様のため
と思う方が先のような気がします




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