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「東京アラート」の効果と「第2波」に備えて [新型コロナ]

「あんなの効果がないよ」「無駄だよ」とマスコミのインタビューでは話す人が多い東京アラートでしたが、インタビューを受けた人がどんな人だったのかまではあまり気にされていません。


何度も言っていますが、新型コロナは、
●ワクチンがない
●治療薬がない
●高齢者は致死率が高い
等々を考えれば、「やれることはやる」と言うのが大原則です。

下り坂をノーブレーキで降りるよりも、ブレーキをかけたり、休んだりしながらゆっくりと下山するということが一般的なように、焦ってもいいことはありません
そのブレーキを踏ませる役目が「東京アラート」だったのです。
数値で検証するような代物でもないことは明らかです。


ご商売(特に飲食・観光関連)をなさっていらっしゃれば、「早く今までのような商売がしたい」と思っていらっしゃる方も多いと思います。


ただ、サービス業の悲しい性と言うか「お客様あって」の水商売です。
お客様が今まで通りの行動をなさるかは未知数です。


「緊急事態宣言」が解除されても一足飛びに元に戻らないことでもよくわかるように、その日から急変するような状況ではないことは明らかです。


そこから「ご商売への工夫や知恵」が必要となってきます。


ときどき「老舗が閉店」と言うニュースを見かけますが、「いままででもそれなりだった経営がこれから大きく好転することはない」とお考えになったのでしょう。


もし「今のままで第2波がやってきたら」と考えると心配や不安は消えません。
なにせ「第2波が来てもお金はない」からです。


「第2波」に備えるということはそういうことなのです。
「七面倒な取り組みをするくらいなら」と考えた結論もあるはずです。
「ノウハウを温存しながら、世の中が落ち着いてから再スタートする」という方法もあるはずです。
サービス業の場合は、出遅れたからと言って「それは負け」ということはないからです。


意識高い系のマスコミ」の皆さんの話しぶりを鵜呑みにしてはいけないのです。


小池知事曰く、「自粛から自衛」なのだと。
ここのところの「だれか何とかしてくれ!」から「みんなが何とかしよう!」と言う気持ちの切り替えも必要なのです。

だから、「防空壕から出ても弾は飛んで来るかもよ」と言う自衛が必要なのです。

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