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「絵のない野党」「柔らかくなった自民」 [少し政治的な話を。。。。]


参院選挙が終わりました。
結果はというと、自民の圧勝、オールド野党の敗北ということだったのでしょう。

例えば、立憲民主党と共産党

一言で言えば「新鮮味」がないということ。
明日の日本の「絵」が見えてきません。
痛み止めの薬の話はしても健康増進の話がないということだったのでしょう。

・安倍・菅の9年の失政を覆すだけの政策がありません
・産業政策(働く場)の話がありません
・「地方にお金を持ってくる」というリアリティがありません

逆に自民党

安倍元首相の不在は「自民党の政策決定を柔らかくする」という効果がありました。
・マスコミ的には批判されている岸田首相は「わかりやすい」「危ないことはしない」という安心感が伝わってきます。
・「安倍・菅、石破」とは違う柔らかさが伝わってきます。
・地方での強さは「地方議員を固めた」こともあるでしょう。


かくしてオールド野党は敗北していったのではないでしょうか。

しかし、今回の選挙では、
「安倍・菅の9年」の無策の紐解きをしてこなかった
②少子高齢化、モノづくりをどうするのかという時代の「産業政策」をどうするのか
という課題は残ったままです。

ここが議論されないままだとスポンジのような政治が続いてしまうでしょう。


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