ポスト「コロナとウクライナ」後の産業と経営 [どう受け止めたらいいのか]
自動車ディーラーの担当者氏との話
新発売の車は人気が高いが「とにかく納期に時間がかかる」と。
「売りたい車はあっても車(の実物)がない」
というのが実情のようです。
多くの企業、ご商売では、
「コロナがなかったら」
「ロシアのウクライナ侵攻がなかったら」
といった恨みがますます募る毎日でしょう。
しかし「タラレバ」と嘆いていても「明日は来てしまう」のです。
「今までは運がよかったのだ」
と考えることにして「これからのことを考えましょう」。
①日本だけでは解決しない
②「コロナ」「ウクライナ」が解決しても消費者は慎重
ということになってしまったようです。
もはやなんでも売れる時代ではないでしょう。
「働き方改革」といったところで大きくは変わっていません。
例えばデパート。
かつては、
・月曜日は三越の定休日
・水曜日は大丸の定休日
という状態がありました。
今は、毎日開いていますし、遅くまで開いています。
テレビだってそうです。
終日放映しています。
これらが「当たり前ではなく、特別だったんだ」と考えることも必要です。
おそらく消費者は今までと違い「お金を使うことに慎重」になるでしょう。
今のタイミングは「自社の商売を見つめ、次のステップを考える時期」なのです。
「そんな余裕はないよ」
とおっしゃる方も多いと思います。
そういう方は退場していただきましょう。
きっと新しいビジネスのやり方が台頭してくるはずです。
年金生活者の方は今まで以上に大変でしょう。
しかし、「消費税減税」でもなく「給付金」でもない「新しい生活支援策」が生まれてくるでしょう。
それができない政治家には退場していただきましょう。