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プロ野球の「高齢コミッショナー」 [どう受け止めたらいいのか]


多くの組織では「定年」というものがあります。
いかに「余人をもって代えがたい」という方であっても「ラインからは外れる」のが一般的です。


「定年」により
組織の新陳代謝が進む
人材の登用が可能になる
等々、組織の活性化には欠かせない仕組みです。


ところで、
プロ野球の12球団オーナー会議が21日、オンラインで開かれ、斉藤惇コミッショナー(82)の後任に、元経団連会長の榊原定征氏(79)の就任が内定した。
(時事 2022.7.21)

82歳の方の後任が79歳」という違和感は今の世の中では相当のものがあります。
・競技人口の減少
・ファン層の減少
といった構造的な課題のほか、時代時代に応じた課題も生まれやすい今日この頃です。
このお二人とも経済界では著名な方であり経歴については申し分ないでしょう。
しかし「いつまでこういう役職をなさるのですか?」と聞いてみたくなります。


選ぶほうも選ぶほうなら、受けるほうも受けるほうです。

「事務局がしっかりしているから大丈夫」ということかもしれませんが、時代の流れは速くまた「お飾りでいい」というポストでもありません。


後進に道を譲る
ことによって評価されることもあるのです。

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